【呪術廻戦】呪胎九相図は人体実験で生まれた?経緯や元ネタを解説
大人気漫画作品となっている『呪術廻戦』の物語には"呪胎九相図"が登場します。呪胎九相図は虎杖悠仁と敵対している"加茂憲倫"に関係しており、物語にとって重要な存在となっています。今回は『呪術廻戦』に登場する呪胎九相図について紹介をしていきます。
目次
【呪術廻戦】呪胎九相図とは?
呪胎九相図とは?
『呪術廻戦』に登場する"呪胎九相図"は、呪物の中でも特に強大な力を持っている"特級呪物"として扱われています。呪胎九相図は『呪術廻戦』の物語にとって重要な存在である"両面宿儺の指"と同じ様に厳重に保管されていましたが特級呪霊達の活躍によって奪われてしまい、呪胎九相図の受肉に成功した"脹相"を始めとする三人の兄弟が呪術師の敵として登場しました。
呪術廻戦の概要
呪胎九相図が登場する『呪術廻戦』は、"芥見下々"が作者となっている大人気漫画作品です。『呪術廻戦』は"週刊少年ジャンプ"にて連載が行われており、登場キャラクターが死亡するシリアスな展開だけでなくギャグ要素も含まれているという独特な作風によって高い人気を獲得しています。『呪術廻戦』は難しい内容の物語となっていますが、術式を扱うキャラクター達の魅力的な激しい戦闘シーンによって海外でも高く評価されています。
呪術廻戦のあらすじ
『呪術廻戦』の主人公として登場する"虎杖悠仁"は、宮城県の"杉沢第三高校"に所属する学生として生活をしていました。"両面宿儺の指"が原因で発生した呪いと出会った虎杖悠仁は、呪いに対抗する呪力を手に入れる為に両面宿儺の指を取り込んで呪いに勝利しました。呪術界は虎杖悠仁を恐れて秘匿死刑にしようとしましたが"五条悟"の活躍によって死刑が保留となり、虎杖悠仁は呪術高専で呪術師としての新たな生活を開始しました。
【呪術廻戦】呪胎九相図は人体実験で生まれた?元ネタは?
『呪術廻戦』に登場する呪胎九相図の誕生には"加茂憲倫"という登場人物が深く関係しています。ここからは呪胎九相図が人体実験によって生まれる事となった経緯や呪胎九相図の親について、また呪胎九相図の元ネタとなっている"九相図"についての紹介をしていきます。
呪胎九相図は人体実験で生まれた?経緯を解説
『呪術廻戦』に登場する呪胎九相図は"加茂憲倫"が行った人体実験によって生み出されました。呪胎九相図には1番から9番が存在しており、それぞれ違った名前が付けられています。呪胎九相図の中でも1番から3番は特に高い強さを持っている為、厳重に保管されていた事に加えて脹相等兄弟は虎杖悠仁達を苦しめる強敵として登場しています。
呪胎九相図の親
呪胎九相図は加茂憲倫が呪霊の子を産むことが出来るという特徴を持った女性に行った人体実験によって作られている為、呪胎九相図には父親と母親がそれぞれ存在しています。ここからは呪胎九相図の誕生に大きく関わっている呪胎九相図の親について紹介をしていきます。
呪胎九相図の母親
呪胎九相図の母親は上記で紹介した通り呪霊の子供を産むという特異体質を持った女性です。呪胎九相図の母親は前述の体質が原因となり周囲の人々から避けられる存在となり、最終的には加茂憲倫の実験に利用されてしまいました。一般人達からは迫害を受けていた呪胎九相図の母親ですが、呪胎九相図の1番である脹相からは母親として尊敬される存在となっています。
呪胎九相図の父親は加茂憲倫?
呪胎九相図の父親は人体実験を行っていた加茂憲倫本人ではなく、明治時代初期に存在していた呪霊となっています。しかし呪胎九相図の中でも特に秀でた強さを持っている脹相には加茂憲倫の血が与えられている為、使用する術式が他の兄弟達の術式とは異なり加茂家相伝の"赤血操術"を使用するという特徴を持っています。
呪胎九相図の元ネタは「九相図」
『呪術廻戦』に登場する呪胎九相図には"九相図"という元ネタが存在しています。九相図とは仏教絵画の一つであり、死体となった人間が腐敗していく様子を九つに分けて描かれています。九相図に描かれている死体の状況にはそれぞれ名前が付けられており、"脹相"や"壊相"等の様に『呪術廻戦』に登場する呪胎九相図の名前にもそれぞれ使用されています。
【呪術廻戦】呪胎九相図のキャラと術式
『呪術廻戦』には呪胎九相図に深く関係するキャラクターが登場します。呪胎九相図を受肉する事で生まれたキャラクター達は、それぞれ強力な術式によって高い戦闘能力を持っている他に兄弟としての強い絆が存在しています。ここからは『呪術廻戦』に登場する呪胎九相図の1番から3番が持つ術式等の特徴について、また4番から9番の状況について紹介をしていきます。
呪胎九相図のキャラ①脹相
『呪術廻戦』に登場する呪胎九相図の1番は"脹相"です。脹相は呪胎九相図の長男である事から兄弟達の中でも特に兄弟を大切にしているキャラクターです。脹相は人間に近い外見をしており使用する術式が弟達と異なる"赤血操術"という特徴を持っています。脹相は術式に加えて虎杖悠仁を圧倒する程に高い身体能力を持っている為、戦闘での活躍の多いキャラクターとなっています。
呪胎九相図のキャラ②壊相
『呪術廻戦』に登場する呪胎九相図の2番は"壊相"です。壊相は正面から見ると人間の様な外見をしていますが、背中から見ると呪霊らしさを感じさせる不気味な外見となっています。普段の壊相は無駄な戦闘は避ける等と非常に紳士的で落ち着いた性格をしていますが、自身の背中を見られた時や兄弟が傷つけられると性格が一変し、冷静さを失ってしまうという特徴を持っています。
呪胎九相図のキャラ③血塗
『呪術廻戦』に登場する呪胎九相図の3番は"血塗"です。血塗は上記で紹介をした二人の兄弟と比較すると、兄弟とは思えない程に呪霊に寄った外見となっています。血塗の使用する術式は壊相と同じく"蝕爛腐術"であり、自身の血液を利用して相手にダメージを与える術式となっています。
呪胎九相図の4番~9番は?
『呪術廻戦』に登場する呪胎九相図の4番から9番は、1番から3番と異なり受肉せずに保管された状態となっています。呪胎九相図の4番から9番は誕生した時点で死に近い状態となっている為、仮に受肉しても脹相達の様に活躍する事は無いと考えられています。比較的に呪物としての能力が低い呪胎九相図の4番から9番ですが脹相にとっては大切な兄弟である為、保管されている4番から9番を回収したいという想いが存在しています。
【呪術廻戦】呪胎九相図と虎杖悠仁は兄弟?関係を考察
呪霊達の活動に協力をしている呪胎九相図の兄弟達ですが、敵対する関係以外にも虎杖悠仁との関係性について様々な考察が存在しています。虎杖悠仁は壊相と血塗の二人を倒した事によって脹相から恨まれていましたが、虎杖悠仁と脹相の戦闘が行われた後に加茂憲倫の登場によって状況が変化していきます。ここからは物語の進行によって変化をしていく呪胎九相図と虎杖悠二の関係について紹介をしていきます。
虎杖悠仁のプロフィール
- 名前:虎杖悠仁(いたどり ゆうじ)
- 性別:男性
- 身長:173cm
- 体重:80kg以上
- 誕生日:3月20日
- 年齢:15歳
- 出身地:宮城県
- 好きな食べ物:丼もの、麺類
- 嫌いな食べ物:無し
- ストレス:理系科目
- 所属:東京都立呪術高等専門学校(1年)
- CV:榎木淳弥
『呪術廻戦』の主人公となっている"虎杖悠仁"は、"伏黒恵"や"釘崎野薔薇"と共に呪術高専東京校の1年生として活躍をするキャラクターです。虎杖悠仁は術式を使用出来ないものの、元々持っている常人離れをした身体能力に加えて呪力で強化された格闘術によって高い戦闘能力を発揮しています。虎杖悠仁は呪術に関する知識が少ないという弱点を持っていますが、相手の特徴を観察したり地形を活かした立ち回りによって対応しています。
虎杖の正体は呪胎九相図?
脹相とのやり取りや加茂憲倫との関係が理由となり、虎杖悠仁の正体が呪胎九相図なのではないかという考察が存在していました。様々な理由から正体が呪胎九相図なのではないかと考えられていた虎杖悠仁でしたが、物語が進み虎杖悠仁の両親に関係する情報が登場した事によって虎杖悠仁の正体が呪胎九相図ではないと判明します。
虎杖の正体は加茂憲倫の本当の息子?
虎杖悠仁の母親は現在"夏油傑"の身体を利用して活動をしている"羂索"という人物であり、羂索は呪胎九相図の制作に関わっている加茂憲倫として活動をしていた人物です。前述の事実から虎杖悠仁と呪胎九相図は腹違いの子供という関係となる為、脹相が壊相達を倒した本人である虎杖悠仁の事を兄弟と認識して混乱する原因となっていました。
偽夏油のセリフは伏線だった?
虎杖悠仁の正体が呪胎九相図なのではないかとの考察が登場した理由の一つに偽夏油のセリフが存在しています。偽夏油は虎杖悠仁を自身が作ったかの様な発言をしており、虎杖悠仁に対する脹相の反応も相まって虎杖悠仁が呪胎九相図である可能性が考えられていました。しかし実際は偽夏油が母親となり虎杖悠仁を産んでいた為、虎杖悠仁が呪胎九相図であるという考察は外れたものの偽夏油のセリフの伏線が回収される形となりました。
虎杖の存在しない記憶を見た東堂は関係ない?
虎杖悠仁と脹相の関係について注目されている要素の一つに"存在しない記憶"というものが存在しています。脹相は虎杖悠仁と兄弟の様に過ごした記憶によって混乱しており、"東堂葵"との関係でもあった存在しない記憶が虎杖悠仁の謎の一つとなっていました。脹相は加茂憲倫との関係によって存在しない記憶の正体が判明していますが東堂葵とは脹相の様な関係は無い為、東堂葵と脹相の存在しない記憶は関係の無いものと考えられています。
【呪術廻戦】呪胎九相図に対する世間での評判や人気
呪胎九相図との関係が注目されている虎杖悠仁ですが、虎杖悠仁が宿儺の器として両面宿儺の指を食べても問題が無いという事から、虎杖悠仁が呪胎九相図を取り込んで強くなるという展開を考察している読者が大勢存在しています。虎杖悠仁が取り込んだ宿儺については謎が多く、いずれは敵として戦う事になるという可能性から脹相等兄弟の共闘を期待する声が上がっています。
呪胎九相図の1番から3番は兄弟と言ってもそれぞれ外見が特徴的なキャラクターとなっています。脹相、壊相、血塗は一見兄弟とは分からない程に違った外見をしていますがそれぞれが違った魅力を持った外見となっており、皆が兄弟想いという性格の魅力も相まって多くの読者から愛されています。
『呪術廻戦』に登場する呪胎九相図の中でも脹相は特にかっこいい活躍の多いキャラクターとなっています。脹相は元々敵として虎杖悠仁と戦う関係にあるキャラクターですが、物語の途中から虎杖悠仁の兄として共に偽夏油に立ち向かう関係へと変化していきます。脹相は多くの活躍の中でも虎杖悠仁を守ろうとして戦う姿が人気となっており、弟の為にかっこいい活躍をする脹相は多くの読者を魅了するキャラクターとなっています。
【呪術廻戦】呪胎九相図が生まれた経緯は複雑だった
今回は『呪術廻戦』に登場する"呪胎九相図"に関係するキャラクターや元ネタについて紹介をしました。呪胎九相図は『呪術廻戦』の物語の中で過去に活躍をしていた人物である加茂憲倫が行った実験によって作られており、現代では呪術師達を苦しめる強敵として活躍をしている事が分かりました。呪胎九相図は主人公の虎杖悠仁との関係も存在している為、読者からの注目が集まる物語にとって重要な要素となっています。
この記事のライター
サカモト
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