【呪術廻戦】極ノ番の種類や使用できるキャラまとめ！強力な効果を持っている？

『週刊少年ジャンプ』で連載中のマンガ作品『呪術廻戦』には圧倒的な効果を持った技が数多く登場します。そこで以下の項目では、極ノ番の強さや効果といった基本情報だけでなく、『呪術廻戦』本編に関する大まかなあらすじについてもまとめていきます。

極ノ番とは呪術師・呪霊が呪力を最大限使用して繰り出す技であり、空間を支配して自分にとって有利な状況を作り出す奥儀「領域展開」と並ぶ強さを持っています。しかし極ノ番は呪力を限界まで使用するため万一攻撃が外れてしまうと、エネルギー切れとなって敵から一方的に攻撃されてしまいます。また極ノ番を扱えるキャラが限られており、現段階で3人の使用が確認されています。

『呪術廻戦』は『週刊少年ジャンプ』の人気連載作品で有名です。原作者は芥見下々（あくたみ・げげ）先生であり、2018年から連載がスタートしました。本作では呪霊と呼ばれる悪の存在を祓う呪術師の戦いを描いたバトルマンガ作品であり、幅広い読者層を虜にしています。またテレビアニメ化も果たしていて、第2期の放送が2023年7月に予定されているなど今後の躍進が期待されています。

『呪術廻戦』の主人公・虎杖悠仁（いたどりゆうじ）は、運動神経の優れた普通の高校生として暮らしていました。しかし、ある日在籍している高校にて呪物の封印が解けてしまい、虎杖の部活の先輩が襲われてしまいます。この時先輩を助けるために特級呪物である宿儺の指を食べて呪術師としての力を得ました。この行為がキッカケで虎杖は呪術師としての道を歩むこととなったのです。

『呪術廻戦』にて限られたキャラが使用する技である極ノ番ですが、いくつかの種類が存在します。そこで以下の項目では、『呪術廻戦』にて確認された3種類の極ノ番の強さ、効果についてそれぞれまとめていきます。どの極ノ番も驚異的な力を有しています。

極ノ番の種類①は、極ノ番「うずまき」です。これは夏油傑が使用する技であり、夏油傑が所持している呪霊4,000体以上の攻撃力を結集して一気に放出することを目的としています。こういった芸当ができる理由ですが、夏油傑が呪霊操術と呼ばれる呪霊を操る術式を操れるからです。極ノ番「うずまき」は、『呪術廻戦』0巻にて存在が明らかとなりました。

極ノ番の種類②は、極ノ番「隕」です。これは漏瑚が使用する技であり、敵の頭上に炎に包まれた巨大な隕石を出現させ、落下させてダメージを与えることを目的としています。隕石の落下速度は遅いですが、広範囲に衝撃波が伝わるためほぼ逃げ場はありません。極ノ番「隕」は『呪術廻戦』13巻の両面宿儺との戦いで存在が確認されました。

極ノ番の種類③は、極ノ番「翅王」です。これは壊相が使用する技であり、背中から血液の羽根を繰り出して高速で敵にぶつけることを目的としています。また敵の体内に自身の血液を流し込んで術式・蝕爛腐術「朽」を発動させて腐食させたり羽根を使って空中を移動したりとかなり使い勝手がいいです。極ノ番「翅王」は『呪術廻戦』7巻の虎杖悠仁との戦闘で確認できます。

極ノ番は『呪術廻戦』登場キャラの中でもたったの3人しか使用することはできません。以下の項目では、極ノ番を会得している3人の『呪術廻戦』登場キャラに関する情報についてそれぞれまとめていきます。全員呪術高専側にとっての敵であり、それぞれが圧倒的な戦闘能力を駆使して戦います。

極ノ番使用キャラ①は夏油傑です。元々夏油傑は呪術高専に所属しており、五条悟とは同級生にして友人だったのです。しかしとある任務をキッカケに「呪霊よりも人間の方が醜い」と考えるようになり、呪詛師として活動するようになりました。また夏油傑は日本に4人しかいない特級呪術師として認知されており、「百鬼夜行」や「渋谷事変」といった呪霊を用いた大規模テロを引き起こしました。

極ノ番使用キャラ②は漏瑚です。漏瑚は長年人間が大地を畏怖する中で誕生した特級呪霊です。火山のように盛り上がった頭部と歯黒のような黒い歯をした容姿が特徴的です。火山・マグマといった火を操る術式を有しており、並大抵の人間であれば一瞬にして灰になってしまいます。また漏瑚は知能が高く人語を理解することができ、かつ趣味で呪物をコレクションしています。

極ノ番使用キャラ③は壊相です。壊相は史上最悪の呪術師・加茂憲倫が特異体質の妊婦を利用した人体実験によって生み出した特級呪物・呪胎九相図の二番が受肉し誕生した九相図の次男です。夏油傑が計画している呪霊の世界の創造に一応協力しています。兄弟として長男・脹相、三男・血塗が存在します。また壊相は兄弟の絆を誰よりも大切にしており、血塗が傷つけられた際には怒りに身を任せて敵の殲滅に全力を尽くしました。

『呪術廻戦』に登場する極ノ番の使い手の1人である夏油傑ですが、作中では自らの思想を広めて仲間達を集め、呪霊による大規模テロ行為を起こしてきました。そこで以下の項目では夏油傑が掲げている思想だけでなく、夏油傑の思想に賛同した仲間たちに関する情報や『呪術廻戦』0巻で夏油傑が決行した百鬼夜行についてもまとめていきます。

作中にて夏油傑は、「非術師をこの世から殲滅して呪術師だけの世界を作ること」という思想を掲げて行動していました。このような思想を持つようになった経緯ですが、呪術高専時代にこなしてきた任務の中で「非術師こそこの世で一番醜い存在である」と考えるようになったからです。また夏油傑は非術師のことを「猿」と呼んで忌み嫌っており、たとえ協力関係にある人間でも気に食わなければ容赦なく呪殺してしまいます。

夏油傑は持ち前のカリスマ性によって仲間の呪詛師から慕われています。また夏油傑の仲間たちは「夏油一派」と呼ばれておりメンバーは「双子の呪詛師である枷場姉妹」、「ケニア人呪術師のミゲル」、「夏油傑を心酔するラルゥ」、「スリムドレスを着用した女性呪詛師の菅田真奈美」、「夏油傑の思想に賛同した顔の右半分に大きな傷がある青年呪詛師の祢木利久」の計6人です。

呪術師だけの世界を創造するために決行した行為の中に百鬼夜行があります。百鬼夜行は『呪術廻戦』0巻にて夏油傑がリーダーとして起こしたテロ行為であり、2017年12月24日の日没直後に新宿・京都の2か所で展開されました。しかし夏油傑の真の目的は他にあり、乙骨憂太に憑りついている特級過呪怨霊「祈本里香」を従えてさらなるパワーアップを図ることだったのです。最終的に夏油傑は五条悟に殺されて百鬼夜行も呪術高専の呪術師によって食い止められたのでした。

極ノ番は『呪術廻戦』に登場する技の中でも高い効果を有しており、とっておきの秘密兵器として認知されていました。そこで以下の項目では、極ノ番の存在に対する世間一般での評判やどういった人気の理由があるのかについてツイッター上の『呪術廻戦』ファンの言葉を参考にしながら紹介していきます。

極ノ番に対する世間での評判は「圧倒的強さを持った技である」ことです。極ノ番は領域展開と同程度の力を有しており、巨大な隕石を降らせたり呪霊エネルギーの塊を敵にぶつけるといったダイナミックな攻撃を繰り出すことが可能です。それ故に極ノ番は奥の手として使用すれば戦闘においてかなりのアドバンテージになると考えるファンが多いです。

極ノ番に人気が集まる理由は「強キャラ限定が扱える技である」からです。現在極ノ番を使用できると判明しているキャラは夏油傑、漏瑚、壊相の3人であり、各々が圧倒的な呪力量と戦闘能力を有しているため、並大抵の呪術師では極ノ番や領域展開を使われる前に倒されてしまいます。それ故に極ノ番を扱えるのは特別な器を持った存在なのだと考えるファンが多いです。

今回の記事では『呪術廻戦』に登場する技・極ノ番に関する情報について紹介してきました。極ノ番とは領域展開と同程度の効果を持った奥義であり、敵にヒットすれば確実に呪殺することが可能です。しかし誰もが極ノ番を扱えるわけでなく夏油傑、漏瑚、壊相の3人のみが使用できません。それぞれが巨大隕石による攻撃や血を操作して攻撃するといった強力な効果を持った極ノ番を使用し、多くの呪術師が苦戦していました。

また極ノ番使用キャラの代表格である夏油傑は、呪術師だけの世界を創造しようと目論むカリスマ性のある呪詛師であり、人間のみならず特級呪霊までもが彼の思想に賛同しました。そして自らの思想の実現のために百鬼夜行や渋谷事変といった呪霊を用いた大規模テロ行為を引き起こし、呪術高専に対し存在感を示すことになりました。今後極ノ番を使用できるキャラが増えるのか、夏油傑はどのような計画を実行するのか、続報を待ちましょう。