【ジョジョの奇妙な冒険】サーレーのスタンド能力は?最期や声優も徹底調査
『ジョジョの奇妙な冒険』のサーレーはクラフト・ワークというスタンド能力を持っており、作品全体で見た能力の中でもかなり応用性があるスタンドと言われています。本記事では『ジョジョの奇妙な冒険』のサーレーのスタンド能力や最期、アニメでの声優などをまとめました。
目次
【ジョジョの奇妙な冒険】サーレーとは?
『ジョジョの奇妙な冒険』のサーレーは第5部の序盤で登場し、強力な能力でミスタを追い詰めていきました。そんな『ジョジョの奇妙な冒険』のサーレーのプロフィールを紹介します。
サーレーのプロフィール
『ジョジョの奇妙な冒険』のサーレーは、ギャング組織「パッショーネ」の構成員の1人です。普段は帽子を被って姿を見せていませんでしたが、顔を明かした際には胸元が大きく開いた服を着用しています。荒っぽいながらも前向きな性格で、危機的状況でも希望を見出して戦っていました。一方で、自分の能力をやや過信しているような描写もあります。
ジョジョの奇妙な冒険5部の概要
『ジョジョの奇妙な冒険』は1987年から『週刊少年ジャンプ』及び『ウルトラジャンプ』で連載されている荒木飛呂彦の長期作品で、第5部となる『Parte5 黄金の風』は1995年から1999年にかけて連載していました。ジョースターとDIOの両方の血を引く少年を主人公にイタリアのギャング間でのスタンドバトルが繰り広げられていきます。
ジョジョの奇妙な冒険5部のあらすじ
イタリア・エアポリスに住むジョルノ・ジョバーナは少年時代に迫害されながら生きてきましたが、ギャングの男性と知り合い、勇気を貰ったことでギャングスターに憧れるようになりました。そして、15歳の時にギャング組織・パッショーネと接触したところから成り上がっていくために入団テストを受けることになります。そこで幹部であるブローノ・ブチャラティを始めとした仲間達とボスの依頼をこなしていきます。
【ジョジョの奇妙な冒険】サーレーのスタンド能力
『ジョジョの奇妙な冒険』のサーレーのスタンドは非常に応用が利く能力であり、作中でも様々な使い方を披露していました。そんな『ジョジョの奇妙な冒険』のサーレーのスタンド能力について紹介します。
サーレーのスタンド能力「クラフト・ワーク」の強さ
『ジョジョの奇妙な冒険』のサーレーのスタンド能力「クラフト・ワーク」は人型のスタンドであり、むき出しの歯以外はロボットのような外観をしています。能力はサーレーやスタンドが触れた物をその場に固定するというもので、作中では宙に散らした石を固定することで足場のようにしたり、相手の武器による攻撃に触れて衝撃を抑えたりしていました。
また、固定した物体は触れられた際の衝撃の向きとエネルギーを蓄積しており、能力を解除すると蓄積したエネルギーが乗った状態で相手に飛ばせます。作中では固定した弾丸を後ろから指で叩くことでエネルギーを貯めて、ピストルで撃ったかのように飛ばしていました。ただし、クラフト・ワークによる固定はサーレーの意志が必要であるため、気を失うと全ての固定が解除されてしまいます。
サーレーのスタンドはどの慣性系で固定している?
『ジョジョの奇妙な冒険』のクラフト・ワークの固定化について、慣性の法則が成り立つために必要な「慣性系」から能力の理屈を推測している人がいます。クラフト・ワークの固定化は回転によって物が持つ運動エネルギーを巻き取り、エネルギーをその場に留まらせているのでないかと推測しています。
サーレーのスタンド能力の名前の元ネタ
『ジョジョの奇妙な冒険』のクラフト・ワークの元ネタは、ドイツの電子音楽バンド「Kraftwerk」です。ドイツ語では発電所を意味するクラフトヴェルクという読みであり、テクノポップの祖と呼ばれる存在として後世にも語り継がれています。
【ジョジョの奇妙な冒険】サーレーの登場シーンや最期
『ジョジョの奇妙な冒険』のサーレーは序盤のみの登場となるため、死亡したと思う人もいますが、その後の活躍が外伝作品に描かれています。そんな『ジョジョの奇妙な冒険』のサーレーの活躍や最期について紹介します。
サーレーとミスタの戦闘シーン
『ジョジョの奇妙な冒険』のサーレーは、ポルポの遺産を狙ってズッケェロと共にブチャラティ達を追う中、先にズッケェロがやられてしまい、待機していたカリブ島でミスタに負われることになります。トラックでの戦いでは相性の悪いミスタのセックス・ピストルズに苦戦しつつもクラフト・ワークの固定化で反撃しますが、額の中で止まっていた弾丸をピストルズに押し込まれて、敗北してしまいます。
サーレーは死亡していなかった?その後は?
『ジョジョの奇妙な冒険』のサーレーは、ズッケェロと共に船の上に放置されてしまい、その後が描かれなかったため原作上ではそのまま最期を迎えた可能性もあります。しかし、『ジョジョの奇妙な冒険』の外伝小説である『恥知らずのパープルヘイズ』では原作漫画の終了後も組織に属しており、新たにボスとなったジョルノの命令でズッケェロと共に麻薬チームを追う任務を命じられていました。
麻薬チームに属する2人のスタンド使いに対して本編では使用しなかった心臓を固定化して、そのまま抉り出す戦術を仕掛けますが、相手の能力によって攻撃の7割が跳ね返ってしまい、そのまま敗北することになります。小説上の描写では最期を迎えたように書かれていますが、あくまで外伝作品であるため、正規のストーリーであるとは限りません。
サーレーの名言
『ジョジョの奇妙な冒険』のサーレーはズッケェロとの会話やミスタとの戦闘でしか台詞がありませんが、その中でも心象的な言葉を発しています。そんなサーレーの名言について見ていきましょう。
サーレーの名言①「希望とやる気が…」
希望とやる気がムンムンわいてくるじゃあねーかッ!おいッ!
出典: comic-kingdom.jp
サーレーの名言その1は「希望とやる気が…」から始まる台詞です。ミスタのスタンドに追い詰められていたサーレーですが、そこまで必死になる様子を見て噂であったポルポの遺産が本当であると確信して奮起した言葉となっています。状況的にはやや不利でしたが、サーレーの前向きな性格がわかるシーンです。
サーレーの名言②「ちょっとずつなんだ…」
ちょっとずつなんだ ほんの少しの力でな・・・・・・何回もたたくんだ・・・・・・ SOS(エスオーエス)のモールス信号打つみてーにな・・・・・・
出典: comic-kingdom.jp
サーレーの名言その2は「ちょっとずつなんだ…」から始まる台詞です。ミスタに対してクラフト・ワークの固定化によるエネルギー蓄積について解説した言葉となっています。その直後にミスタの弾丸を返す形で攻撃を仕掛けており、ダメージを与えることに成功します。
【ジョジョの奇妙な冒険】サーレーのアニメの声優
アニメ『ジョジョの奇妙な冒険』の5部でもサーレーが序盤に登場しており、声優による迫力ある演技が楽しめます。そんなアニメにおけるサーレーの声優について紹介します。
サーレーの声優は「石川界人」
アニメ『ジョジョの奇妙な冒険』でサーレーを演じた声優は石川界人さんです。前向きかつ荒っぽい性格のサーレーを少し低めの声で演じています。
石川界人のプロフィール
石川界人さんは東京都出身で、1993年10月13日生まれの声優です。小学校の時の学芸会をきっかけに役者に興味を持ち始め、高校生の時に見た深夜アニメから声優を知ったことで、好きな演技とアニメに関われる声優を目指し始めます。その後、親の反対がありながらも説得して声優養成所に入り、2012年に声優デビューを果たします。
石川界人の主な出演作品
石川界人さんの主な出演作品としては、『境界のRINNE』の六道りんね、『ワンパンマン』のジェノス、『初恋モンスター』の多賀敦史、『僕のヒーローアカデミア』の飯田天哉、『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』の梓川咲太、『盾の勇者の成り上がり』の岩谷尚文、『ダンベル何キロ持てる?』の街雄鳴造、『波よ聞いてくれ』の甲本龍丞、『プラチナエンド』の生流奏、『カッコウの許嫁』の海野凪などがあります。
【ジョジョの奇妙な冒険】サーレーに対する世間での評判や人気
ここでは『ジョジョの奇妙な冒険』のサーレーについて世間での評判や人気を紹介します。序盤にしか登場しないキャラですが、クラフト・ワークの能力の衝撃や追い詰められながらもミスタに立ち向かう姿から多くの人の印象に残っているようです。
『ジョジョの奇妙な冒険』のサーレーについて、ルックスがイケメンであるという意見が多数出ていました。作中では容姿に言及されることはなく、額には弾丸を喰らっていますが、元々の顔立ちはかなり整っており、そこから好きになった人もいます。ズッケェロの登場時には顔が見えない状態だったところから、サーレーが登場した際の見た目に驚いた人もいるようです。
『ジョジョの奇妙な冒険』のサーレーのスタンド能力「クラフト・ワーク」について、能力の強さを考える人も多数見られました。作中では物体しか固定していませんでしたが、小説版で心臓を固定するなど人体にかけられる可能性もあるため、使い方によっては即死する強さを持っているのではないかと思う人もいるようです。また、クラフト・ワークのスタンドとしての見た目が好きだという人もいました。
『ジョジョの奇妙な冒険』のサーレーについて、『恥知らずパープルヘイズ』での再登場に驚く声がありました。登場するまでは原作漫画で最期を迎えたと思っていた人も多く、ファンにとっては続きが見られて嬉しいという人もいました。しかし、結局小説版で本当に最期を迎えてしまった可能性もあるため、複雑な気持ちの人もいるようです。
【ジョジョの奇妙な冒険】サーレーのスタンドは「クラフト・ワーク」だった
『ジョジョの奇妙な冒険』のサーレーはパッショーネの構成員であり、ブチャラティ達が持っているであろうポルポの遺産を目当てに登場しました。スタンド能力は触れた物を固定化させるクラフト・ワークで、固定化した物は受けたエネルギーを蓄積して能力解除と共に解放させることもできます。小説版において最期を迎えてしまうキャラですが、様々な媒体で活躍が見られるので、チェックしてみてください。
この記事のライター
十文字猛
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