【ジョジョの奇妙な冒険】ポルナレフの名言まとめ!人物像も合わせて紹介
本記事では『ジョジョの奇妙な冒険』3部に登場する、ジャン=ピエール・ポルナレフの数々の名言とそのシーンを詳しく解説します。また、多くの名言を生み出したポルナレフの人物像や、テレビアニメでポルナレフを演じた声優についてもまとめているので参考にしてください。
ポルナレフとは?
『ジョジョの奇妙な冒険』3部には、ジャン=ピエール・ポルナレフというフランス人がいます。ジョースター一行が香港に到着しレストランで食事をしようとした時に登場しましたが、DIOに操られていました。そして、アヴドゥルと対決することになります。初めはポルナレフが優勢でしたが、アヴドゥルのスタンドに負けました。空条承太郎が「肉の芽」を抜くとDIOの洗脳が解け、ジョースター一行と行動を共にすることになりました。
ポルナレフのプロフィール
- 星座:いて座
- 身長:185cm
- 体重:78kg
- 趣味:スポーツ
- 好きな映画:『がんばれ!ベアーズ』
- 好きな色:ゴールド
ジョジョの奇妙な冒険3部の概要
『ジョジョの奇妙な冒険』3部は、漫画家荒木飛呂彦(あらきひろひこ)が1989年から1992年にかけて連載した作品です。連載時は「第三部 空条承太郎 ー未来への遺産ー」という副題が付いていましたが、後日「スターダストクルセイダース」に改められました。『ジョジョの奇妙な冒険』と言えば「スタンド」ですが、この設定はこの作品から取り入れられています。
ジョジョの奇妙な冒険3部のあらすじ
空条承太郎はある日「悪霊」に取りつかれます。そこへ、祖父のジョセフ・ジョースターが友人のアヴドゥルと訪れ、「悪霊」の正体が「スタンド」であることを説明します。ほどなくして承太郎の母ホリィにもスタンドが発現しますが、ホリィはスタンドを上手く制御できないため、50日以内にDIOを倒さないと死ぬおそれがありました。そこで、ジョースターや承太郎は、DIOが潜むエジプトのカイロを目指すことになったのです。
ポルナレフの名言や名セリフ・名シーン
『ジョジョの奇妙な冒険』3部に登場するポルナレフは主要キャラの1人で、香港からジョースター一行と行動を共にします。そのため、登場場面も多く能弁なことから、かっこいい名言を数多く残しました。ここでは、ポルナレフの選りすぐりの名言を紹介します。
ポルナレフの名言①「迷惑なんだよ…」
迷惑なんだよ
自分の周りで死なれるのは
スゲー迷惑だぜッ!このオレはッ!
ポルナレフの名言①は原作15巻、アニメ第10話でのセリフです。ポルナレフは妹を殺した「両腕が右手の男」が近くにいることを知ると、アヴドゥルの制止も聞かず単独行動を取りますが、それは罠でした。危うく殺されそうになるところを救ったのは、アヴドゥルでした。しかし、アヴドゥルはポルナレフの代わりに犠牲になります。表面上は冷たく聞こえるセリフですが、ポルナレフは顔を涙で濡らしていました。ポルナレフの友に対する気持ちがよく伝わる名シーンです。
ポルナレフの名言②「富や名声より…」
富や名声より愛だぜッ!
ポルナレフの名言②は原作19巻、アニメ第21話でのセリフです。ジョースター一行はエジプト上陸直前に紅海の孤島に立ち寄りました。ポルナレフは、そこで待ち構えていたスタンド使いのカメオから3つの願いを叶えてやると言われます。願いをなかなか決めることができませんでしたが、「ガールフレンドがいい」と伝えました。その時のかっこいいセリフがこの名言②です。ポルナレフの女性好きな性格がよく分かる名シーンになりました。
ポルナレフの名言③「自分がいやなものを…」
自分がいやなものをひとにやらせるなッ!
どおーゆー性格してんだ てめ────ッ
ポルナレフの名言③は原作20巻、アニメ第25話でのセリフです。ジョセフ一行はエジプトに到着し、スピードワゴン財団のヘリコプターが犬のイギーを連れてきました。しかし、ヘリコプターは敵のスタンド能力で墜落し、墜落現場でジョセフ一行はパイロットの首が水筒に吸い込まれる様子を目撃します。花京院は水筒をスタンドで攻撃するようポルナレフに言いますが、ポルナレフは嫌がり、どちらが攻めるかで押し問答をしました。2人の関係がよく分かる名シーンです。
ポルナレフの名言④「シャッターボタンのように…」
シャッターボタンのように君のハートも 押して押しまくりたいな~~ってか?
ポルナレフの名言④は原作14巻、アニメ第5話でのセリフです。ポルナレフは波止場でジョースターにDIOの束縛を解いてもらったお礼をし、この先同行したいことを伝えます。それは、無惨に殺された妹の復讐をするためでした。内容の重い話を語り終えた時、若い女の子2人組が承太郎に写真を撮ってほしいと頼んできました。承太郎は断りますが、代わりにポルナレフが声をかけます。その時のポルナレフのセリフですが、ポルナレフの性格がよく分かるかっこいい名言です。
ポルナレフの名言⑤「そこで問題だ…」
そこで問題だ!このえぐられた足でどうやってあの攻撃をかわすか?
3択──ひとつだけ選びなさい
答え①ハンサムのポルナレフは突如反撃のアイデアがひらめく
答え②仲間がきて助けてくれる
答え③かわせない 現実は非情である
おれが○マルをつけたいのは答え②だが期待はできない・・・
ポルナレフの名言⑤は原作26巻、アニメ第43話でのセリフです。ポルナレフはDIOの館でヴァニラ・アイスと対決しました。戦いの最中に足をえぐられて動けなくなり、絶体絶命のピンチに陥ります。死を覚悟した時、ポルナレフを助けたのは瀕死のイギーのスタンドでした。ポルナレフは危機を脱し、ヴァニラ・アイスを倒すことができましたが、アヴドゥルとイギーは犠牲になってしまいました。ポルナレフの悲痛な思いが表れている名シーンです。
ポルナレフの名言⑥「ありのまま今起こった…」
ありのまま今起こった事を話すぜ!
『おれは奴の前で階段を登っていたと思ったら いつのまにか降りていた』
な・・・なにを言っているのかわからねーと思うが
おれも何をされたのかわからなかった・・・頭がどうにかなりそうだった・・・
催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・・・・・
ポルナレフの名言⑥は原作27巻、アニメ45話でのセリフです。ポルナレフはヴァニラ・アイスを破った後、DIOと向かい合います。DIOは、階段を下りれば再び仲間に加えてやると言いますが、ポルナレフは拒否しDIOを倒すため階段を上ります。しかし、気付くと階段を下りていました。ポルナレフはその理由が分からず恐怖が襲います。すぐにジョースターと承太郎がその場にやってきますが、2人を呼び止めてDIOのスタンド能力の恐ろしさを伝えました。数多くのポルナレフの名言の中でも最も知られている名言です。
ポルナレフの名言⑦「ブラボー…」
ブラボー!おお・・・ブラボー!!
ポルナレフの名言⑦は原作14巻、アニメ第5話でのセリフです。DIOに洗脳されていたポルナレフは香港でアヴドゥルと戦闘になりました。アヴドゥルのスタンド「マジシャンズレッド」がポルナレフを負かします。しかし、それは見せかけでした。ポルナレフのスタンド「シルバーチャリオッツ」がポルナレフを守っていました。突然ポルナレフが宙に浮き、アヴドゥルを挑発します。最後に戦いを制したのはアヴドゥルでしたが、ポルナレフの騎士道精神が伝わる名シーンとなりました。
ポルナレフの人物像やスタンド
ここまでポルナレフのかっこいい名言を紹介しました。ポルナレフは『ジョジョの奇妙な冒険』3部の主要キャラなので、多くの場面に登場し、人物像も掴みやすいキャラです。そこで、ポルナレフの人物像やスタンドを考察します。
ポルナレフの性格
ポルナレフの性格は陽気でノリのいい性格をしています。また、女性好きでムードメーカーです。しかし、過去に妹を「両手が右手の男」に惨殺され、青春のすべてを妹の復讐に捧げていたことから、妹のこととなるとすぐに直情的になります。また、自信過剰なところがあり、単独行動を好みます。しかしその反面、誇り高い騎士道精神を持ち、DIOに操られている時もその精神を失うことはありませんでした。
ポルナレフの名前の由来
ポルナレフの名前には由来があり、元ネタはフランス人シンガーソングライターのミッシェル・ポルナレフです。ミッシェルは1944年7月3日に生まれ、クラシック音楽を勉強していましたが、ジャズやロックの影響を受けてポップスに転向しました。1966年に「ノンノン人形」でデビューし、1969年に発表した「シェリーに口づけ」が世界的なヒット作品になっています。
ポルナレフのスタンド能力
ポルナレフのスタンドは「シルバーチャリオッツ」です。スタンド名は、タロットカードの大アルカナ7番「戦車」に由来しています。中世騎士の鎧のような甲冑(かっちゅう)を身にまとい、レイピアを武器にする人型のスタンドです。戦闘スタイルは、素早い動きで剣さばきを行うというシンプルなものですが、超スピードで精密な動きができるため、敵スタンドからも高く評価されています。
ポルナレフのアニメの声優
『ジョジョの奇妙な冒険』3部に登場するポルナレフは、女性好きで陽気な男ですが、妹の復讐心に燃える熱い男でした。そのようなポルナレフ像をテレビアニメでは誰が演じているのでしょうか。ここでは、その声優を紹介します。
ポルナレフの声優は「小松史法」
テレビアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』でポルナレフを演じたのはベテラン声優の小松史法(こまつふみのり)です。小松史法は、アニメやゲームでも活躍していますが、海外ドラマや映画の吹き替えで多くの実績を残している声優です。その中で、アニメの代表作がこのポルナレフ役です。ポルナレフのかっこいい性格をよく演じているとして評価されています。
小松史法のプロフィール
- 生年月日:1978年7月23日
- 出身地:東京都
- 身長:172cm
- 血液型:O型
- 所属:フリー
小松史法の主な出演作品
- 『SYNDUALITY』ムートン役
- 『ヴィンランド・サガ』蛇役
- 『アイドルマスター シンデレラガールズ』今西部長役
- 『ダンボール戦機』山野淳一郎/マスクド役
- 『機動戦士ガンダムUC』トムラ役
ポルナレフに対する世間での評判や人気
『ジョジョの奇妙な冒険』3部に登場するポルナレフには、名シーンやかっこいい名言がたくさんあります。それでは、ポルナレフの名言をファンはどのように受け止めているのでしょうか。ポルナレフは初登場からすでに30年以上経過しているキャラですが、今なお活発にSNSに登場しています。そこで、SNSから評判や人気を探ります。
『ジョジョの奇妙な冒険』は名言が多いことでも評価されている漫画です。その中でポルナレフは登場場面が多く、明るく陽気な性格のため、膨大なセリフの量があります。それに比例して名言も多くなり、特にDIOとの戦いが近づくとさらに増えています。そのことを伝える投稿です。
ポルナレフの名言は様々な場面で引用されることもよくあります。特に、名言⑥で取り上げた「ありのまま」のセリフは有名なため、誰の名言か知らずにいることもあり得ます。よく知っていた名言がポルナレフのセリフだったことを知り、感動している投稿です。
ポルナレフの名言はDIOとの対決に関するセリフが有名ですが、それ以外にもポルナレフの性格が分かるかっこいい名言もあります。特に女性に対する名言はよく知られていて、ポルナレフの好感度を上げています。そのことがうかがえる投稿です。
ポルナレフの名言はかっこいい
『ジョジョの奇妙な冒険』3部に登場するポルナレフは、陽気でノリのいい性格をしていますが、暗い過去がありました。主要キャラで全編にわたって登場するため、至る所にポルナレフの名シーンやかっこいい名言があります。『ジョジョの奇妙な冒険』3部を読む時は、ポルナレフのかっこいい名言に注目してみてください。
この記事のライター
makkun402
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