【ジョジョの奇妙な冒険】こういち(広瀬康一)は頼れるキャラ!スタンドも紹介
本記事では『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するこういちこと広瀬康一のプロフィールやスタンド能力についてまとめていきます。また、『ジョジョの奇妙な冒険』にて描かれたこういちの成長過程や進化ごとに変化するスタンド能力、声優情報などについてもまとめていきます。
目次
【ジョジョの奇妙な冒険】こういち(康一)は頼れるキャラ
ジョジョの奇妙な冒険4部から登場したこういちは東方仗助の友人として活躍したスタンド使いで、物語の進行と共に成長・進化を遂げていき、いつしか頼りがいのある相棒へと変わっていきました。まずは広瀬康一のプロフィールをまとめ、ジョジョの奇妙な冒険の作品概要とあらすじについておさらいしていきます。
広瀬康一(ひろせこういち)のプロフィール
- 本名:広瀬康一
- 生年月日:1984年3月28日
- 身長:157cm
- 所属:ぶどうヶ丘高校1年
- 声優:梶裕貴(テレビアニメ)、夏樹リオ(黄金の旋風)
広瀬康一はぶどうヶ丘高校に通う1年生で東方仗助の同級生です。男子高校生にしてはとても低い身長とオールバックの髪型が特徴的です。仗助と友人として絡むようになると聖なる矢に刺されてスタンド能力に目覚め、以降仗助と共に杜王町に潜む悪のスタンド使いと戦うようになります。
広瀬康一の性格
初登場時は非常に気弱で怖がりであり、その反面お人好しで裏表のない純粋な性格をしています。スタンド使いになってからは堂々としている仗助たちに影響を受けていき、精神的に成長していき凛々しい顔を作るようになります。その主人公体質とも言える成長力は岸辺露伴から彼をモデルに漫画を描きたいと言わしめました。
ジョジョの奇妙な冒険4部の概要
ジョジョの奇妙な冒険Part4ダイヤモンドは砕けないは荒木飛呂彦によって週刊少年ジャンプにて連載されていた漫画作品です。『人間賛歌』をテーマに仲間たちとの絆や強敵との迫力あるバトル描写が人気を博し、ハードボイルドな作風から大人向けとも評されています。2022年12月時点で累計発行部数は1億2000万部を突破しており、アニメ化や実写映画化といったメディアミックスも展開されています。
ジョジョの奇妙な冒険4部のあらすじ
空条承太郎は祖父の隠し子である東方仗助と出会い町で邪悪なスタンド使いが潜んでいることを話します。仗助は自ら戦う決意を示すと、杜王町でスタンド能力を覚醒させる『弓と矢』が存在していることを知ります。弓と矢によってスタンド使いが蔓延し町に奇妙な事件が起こり続けていくと、仗助は杜王町を守るために仲間と共に邪悪なスタンド使いと戦っていきます。
【ジョジョの奇妙な冒険】こういち(康一)のスタンドは成長・進化する?
こういちはジョジョの奇妙な冒険本編中にてスタンド能力に目覚めることになり、他のスタンド使いとの戦いを通じて卵からACT3と呼ばれる段階まで進化を遂げました。ここではジョジョの奇妙な冒険における広瀬康一のスタンド能力と成長・進化による変化についてまとめていきます。
広瀬康一のスタンドは「エコーズ」
こういちは虹村のスタンドの矢によって貫かれた際にスタンド・エコーズが発現しました。本来こういちはスタンドの才能がない人物であり、矢が刺さって死にかけたところを仗助のクレイジー・ダイヤモンドによって治療されたことで、矢に刺されて生き残った人間としてスタンド能力を手に入れました。
広瀬康一のスタンド「エコーズ」の能力
こういちが初めてスタンドを発現させた時、エコーズは卵の状態で何も能力を使えないものでした。しかし、玉美戦を皮切りに卵が孵化してACT1が誕生し、その後様々な戦いを通じて成長を続け最終的にACT3まで進化しました。エコーズには際立った成長性と音を操れるという特性があります。また、エコーズはACTごとに能力が異なり、こういちの意思によって自在に切り替えることが可能です。
能力①ACT1
ACT1は相手の身体に『音』を染み込ませる能力を持っており、擬音を貼り付けた場所から音を発生させたり直接音を貼り付けることでこだまするように反響させ、精神的ダメージを与えることなどができます。スタンド自体は非力で戦闘向けではありませんが、射程距離が長く偵察で真価を発揮します。
能力②ACT2
ACT2は尻尾を擬音やオノマトペに変化させ、分離して貼り付けたところに物理的な効果を発生、例として『ドジュウウ』という擬音に触れれば火傷のような熱を感じさせることができます。スタンドを通じて些細な音を聴き分けることも可能ですが、擬音攻撃が使えるのは1度に1回までの制限があります。
能力③ACT3
ACT3は相手を重くする特殊能力『エコーズ3FREEZE』を持っています。スタンドも人型に変化し格闘戦ができるようになりましたが、射程距離が短くなり偵察が不得意になりました。特殊能力による重力は距離が近ければ近いほど強力になり、30cm以内であればパワー型のスタンドでも身動きが取れなくなります。
広瀬康一のスタンドの名前の由来
エコーズという名前はイングランド出身のロックバンド『ピンク・フロイド』の楽曲『ECHOS』が由来となっています。プログレッシブ・ロックの先駆者として有名で、同ジャンルにおける五大バンドの1つに数えられています。ブルースやフォーク、サイケデリックなど様々な音を融合したロックな楽曲に定評があり、音を操っているような作風がこういちのスタンドに置き換えられたと考えられます。
【ジョジョの奇妙な冒険】こういち(康一)と他キャラの関係
こういちはジョジョの奇妙な冒険4部における主要キャラクターだったことから、作中で数多くのキャラクターと交友関係を持っています。また、ジョジョの奇妙な冒険5部でもこういちが登場しており、主人公との関係性が描かれました。ここではジョジョの奇妙な冒険における広瀬康一と他キャラの関係についてまとめていきます。
広瀬康一と康一の母の関係
こういちの母は作中で玉美のスタンド・ザ・ロックの能力にかかってしまいます。ザ・ロックは罪悪感を持った相手の心につけ込む能力を持っており、こういちの母はこういちが玉美を刺したという錯覚に駆られてしまいました。しかし、こういちはエコーズACT1の能力で「信じて」と声を響かせると、こういちがそんなことをするはずないと思い至りスタンド能力を自力で解除しました。
広瀬康一と広瀬綾那の関係
広瀬綾那はこういちの姉に当たる人物です。母と同様玉美のスタンド能力によって、玉美を火傷させてしまったと錯覚し錠前をかけられてしまいました。最終的に錠前はこういちの脅しによって解除されます。
広瀬康一と空条承太郎の関係
空条承太郎はジョセフ・ジョースターの孫であり、仗助にとって甥に当たる人物です。こういちが学校に登校している時に承太郎と初めて出会い、仗助の家がどこにあるか尋ねられました。以降承太郎と共にスタンド使いと戦うようになり、シアハートアタック戦でこういちが見違えるような成長を見せると承太郎からも評価されていました。
広瀬康一と小林玉美の関係
小林玉美はぶどうヶ丘高校を卒業した人物でこういちの先輩に当たります。玉美は他人の罪悪感を重くするスタンド・ザ・ロックの使い手であり、杜王町にてゆすりをしている内にこういちの母と姉を標的にしました。玉美との戦いでこういちはエコーズをACT1へ進化させ玉美を撃破しました。
広瀬康一と東方仗助の関係
東方仗助とは登校初日に初めて出会ってから友人関係にあります。虹村によってこういちが矢に貫かれてしまった時、仗助のスタンド・クレイジー・ダイヤモンドによって治療され一命を取り留めました。最終戦では重傷を負いながらも吉良を追い詰め、仗助が撃破するためのきっかけを生み出しました。
広瀬康一と虹村億泰の関係
虹村億泰とは初めは敵対していたものの、兄の攻撃から庇われたことで「1回だけ借りを返す」と言ってこういちの怪我を治すことに貢献し、音石との戦いによって兄を失ってからは本格的にこういちの友人になりました。作中では仗助を含めた3人で行動することが基本であり、ジョセフの来日や吉良邸の捜索などを手伝いました。
広瀬康一と岸辺露伴の関係
岸辺露伴とは初め敵対関係にあり、家に招かれた際にスタンド能力を発動されこういちの記憶を破り取りました。露伴はこういちの成長力や進化といった主人公気質なところを気に入り、彼を自作している漫画のキャラクターとして生かそうとしていました。こういちは露伴のプロ根性に呆れつつも感心しており、度々取材や調査に同行することを許しています。
広瀬康一と辻彩の関係
辻彩は『シンデレラ』というエステの店を経営している女性で、こういちのことを愛して止まない由花子がその店で顔を醜くさせられたことでこういちもその店を尋ねました。その際辻彩はこういちに由花子の正しい顔を選ばせようとしますが、こういちが「違う顔を選んだら自分の目を見えなくしてほしい」と言ったのを聞きその覚悟に免じて由花子の顔を元に戻しました。
広瀬康一と吉良吉影の関係
吉良吉影はジョジョの奇妙な冒険4部におけるラスボスであり、仗助やこういちが追いかけることになった黒幕です。吉良が承太郎とこういちに正体がバレてしまった時、スタンド能力・シアハートアタックで2人を始末しようとし、こういちは承太郎と共に戦いますが重傷を負ってしまいます。その後、仗助との最終決戦の時に吉良の右手を重くさせ能力による起爆を封じることに成功しました。
広瀬康一と山岸由花子の関係
山岸由花子はこういちの同級生であり彼に恋心を抱いています。こういちを別荘に監禁して勉強をさせるという歪んだ愛の持ち主で、様々な所業に耐えかねたこういちが反発し戦闘になった時は由花子を傷つけない戦い方によって敗北してしまいますが、その事実を知って由花子は更にこういちのことを好きになり「好きになってくれなくてもいい」と言うようになりました。
広瀬康一と間田敏和の関係
間田敏和はこういちと同じ学校に通う女性で先輩に当たります。スタンド能力・サーフィスはデッサン人形が他人そっくりに変身する能力を持っており、仗助に変身したサーフィスがこういちを殴り飛ばす事態を引き起こしました。仗助によって報復された後は、友人のように接するようになり一緒に露伴の家を訪ねることもありました。
広瀬康一と杉本鈴美の関係
杉本鈴美は現世とあの世の狭間に生きる幽霊少女で、杜王町に出没した殺人鬼を止めてほしいとこういちに頼み込みました。杉本は殺人鬼の正体である吉良に殺害されており、こういちや仗助たちの活躍によって吉良の魂を「安心なんかないところ」へ送り込むことに成功すると、目的を果たしたことで満足しこういちたちに挨拶をして成仏しました。
広瀬康一とジョルノ・ジョバァーナの関係
ジョジョの奇妙な冒険5部のプロローグにて、こういちが承太郎の頼みでジョルノ・ジョバァーナの調査を依頼されイタリアを訪れたことで出会いました。ジョルノがギャング組織パッショーネに入るための試験中にブラック・サバスに襲われると、図らずもこういちと共闘することになりました。
【ジョジョの奇妙な冒険】こういち(康一)の名言や活躍
こういちは仗助に次ぐ活躍を披露しており、成長力に関しては作中ダントツの1位と言えるほどのポテンシャルを秘めていました。そんな彼が巨悪と戦う際に口にしたセリフがとてもかっこいいと評判です。ここではジョジョの奇妙な冒険における広瀬康一の名言や活躍についてまとめていきます。
広瀬康一の名言
こういちの魅力はお人好しと言われるほど優しい性格と、怖がり屋な性格を払拭していく成長力にあります。そんな彼が口にする名言はどれも人間味があり、下記に紹介する2つの名言は読者の間で特に人気があります。
広瀬康一の名言①「え…えと…あなたのスタンドで…」
え・・・えと あなたのスタンドで『エコーズ』の目を傷つけて・・・
ぼくの目を見えないようにしてください出典: jojomeigen.net
由花子がエステ『シンデレラ』にて全身を『愛を捉える体』に変えますが、顔と体が崩壊し醜い姿になってしまいます。辻彩は顔のイメージから由花子の顔をこういちに選ばせようとすると、こういちは選ぶ際に自らの視覚を賭けるほどの覚悟を見せつけました。臆病者とは思えない男前な人柄が表れた名言です。
広瀬康一の名言②「おまえはバカ丸出しだッ…」
おまえはバカ丸出しだッ!あの世でおまえが来るのを楽しみに待っててやるぞッ!
出典: animemiru.jp
杜王町に潜む殺人鬼・吉良の居場所を突き止めたこういちは、吉良の攻撃を受けながらも免許証を奪い取って彼の素性に迫りました。吉良はこういちを痛めつけて優位に立っていましたが、その状況にこういちは免許証を奪われる程度と吉良を侮辱し、上記のように続けて彼を激昂させました。臆病者だったこういちが精神的に大きく進化したことが窺えるかっこいい名言です。
広瀬康一のジョジョ5部での登場シーン
5部・黄金の風では物語の序盤から登場しており、承太郎の依頼を受けて5部の主人公であるジョルノ・ジョバァーナの調査に向かいました。そこでパスポートを盗まれてしまったこういちは、返してもらうためにジョルノを追い入団試験をしているところで出くわしブラック・サバスを相手に共闘することになりました。戦いの中でジョルノの中に正義心があることを感じ取ると、撃破後にジョルノは心配するような人物ではないことを承太郎に伝えました。
【ジョジョの奇妙な冒険】こういち(康一)の声優と実写キャスト
こういちの活躍はアニメ版と実写映画版でも再現されており、それぞれの作品でこういちを演じたキャストが注目されています。ここではジョジョの奇妙な冒険4部のアニメ声優と実写キャストについてまとめていきます。
広瀬康一のアニメの声優
アニメ版にて広瀬康一を演じた声優は梶裕貴(かじゆうき)さんです。『進撃の巨人』のエレン・イェーガーや『七つの大罪』のメリオダスなど、数々のメジャー作品で主演を演じている人気声優です。声優アワードで新人男優賞、アニメージュアニメグランプリ個人部門声優賞など受賞歴も豊富で、2019年には同じ声優である竹達彩奈と結婚したことを発表しました。
梶裕貴のプロフィール
- 性別:男性
- 出身地:埼玉県坂戸市
- 生年月日:1985年9月3日
- 血液型:O型
- 身長:170cm
- 事務所:ヴィムス
- デビュー時期:2004年
梶裕貴の主な出演作品
- 桜満集(ギルティクラウン)
- 錆兎(鬼滅の刃)
- 逞生(甲鉄城のカバネリ)
- 霧嶋絢都(東京喰種)
- 孤爪研磨(ハイキュー!!)
広瀬康一の実写版キャスト
実写版にて広瀬康一を演じたキャストは神木隆之介(かみきりゅうのすけ)さんです。『探偵学園Q』や実写映画版『るろうに剣心』など数多くの作品で主演を担当している人気キャストであり、『君の名は』など声優としても活躍しています。2020年からはYouTube活動を始めており、幅広い分野で活動しています。
神木隆之介のプロフィール
- 性別:男性
- 出生地:埼玉県富士見市
- 生年月日:1993年5月19日
- 身長:168cm
- 血液型:B型
- 事務所:Co-LaVo
- デビュー時期:1999年
神木隆之介の主な出演作品
- キュウ/連城究(探偵学園Q)
- ふくまる(おじさまと猫)
- 楠木亮介(遠くの空に消えた)
- 前田涼也(桐島、部活やめるってよ)
- 松平小四郎(大名倒産)
【ジョジョの奇妙な冒険】こういち(康一)に対する世間での評判や人気
これまでこういちのスタンド能力や進化、かっこいい名言などについてまとめてきましたが、こういちが成長していく様子や活躍シーンなどに対してファンはどのように思っているのでしょうか。ここでは広瀬康一に対する世間での評判や人気について、SNS上に寄せられているコメントを参照してまとめていきます。
作中にてこういちの成長・進化の様子が描かれていくと、最終的に吉良に対して勇敢に戦えるほどにまで成長を遂げ、その姿がかっこいいと評されていました。気弱だった人物が勇気を奮い立たせて恐怖に立ち向かう姿はかっこいいと感じてしまうものでしょう。
こういちのスタンドにも人気が集まっており、進化していく性質や音を利用した狡猾な戦い方が強くてかっこいいと評価されていました。エコーズが戦いの中で進化したシーンに興奮や感動を感じた人も多かったことでしょう。
こういちは低身長の設定ですが、作中の描写では157cmよりも明らかに低く描かれていると話題になっていました。実際に描かれているものを見てみると、承太郎の膝部分に頭があるといった描写があり、こういちによって他のキャラの身長が縮んでしまう現象にもツッコミが入れられていました。
【ジョジョの奇妙な冒険】こういち(康一)は頼れる強いキャラだった
広瀬康一は物語の進行と共に成長していき、エコーズをACT3まで進化させてからは強いキャラクターとして活躍しました。こういちの成長や活躍に感動し、彼のことを好きになったファンは多くいたことでしょう。こういちの活躍や名言を実際に見てみたいという人は、ぜひジョジョの奇妙な冒険4部をチェックしてみてください。
この記事のライター
zeile
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。