【ジョジョ】5部に登場するキャラの名言まとめ!名シーンも合わせて紹介
『ジョジョの奇妙な冒険』5部に登場する名言について解説します。5部の主人公であるジョルノやプチャラティ、グイード・ミスタなど登場キャラクターの名言や名セリフ、名シーンを徹底調査しました。また、ジョジョ5部の名言に対する世間での評判や人気も紹介します。
目次
【ジョジョ】5部とは?
『ジョジョ』5部とは、『ジョジョの奇妙な冒険』の『黄金の風』と呼ばれるエピソードです。5部では『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズにおけるジョースター家の宿敵、ディオの息子「ジョルノ・ジョバァーナ」を主人公とする物語となっています。ここでは『ジョジョの奇妙な冒険』の第5部について紹介していきましょう。
ジョジョの奇妙な冒険シリーズの概要
『ジョジョの奇妙な冒険シリーズ』とは、「荒木飛呂彦」が『週刊少年ジャンプ』で1987年から連載をスタートしたダークファンタジー作品です。ホラータッチな描写や、キャラクター達が「波紋」や「スタンド」といった特殊能力を使用し、戦うのが特徴です。19世紀のイギリスを舞台に主人公ジョナサン・ジョースターとディオ・ブランドーが出会ったことから始まった因縁は、ジョナサンの子孫を巻き込みながら100年以上続くことになります。
ジョジョの奇妙な冒険5部の概要
『ジョジョの奇妙な冒険5部』は、『週刊少年ジャンプ』で1995年52号から連載をスタートし、1999年17号まで連載されていました。4部まではジョースター家の子孫が主人公でしたが、5部ではディオの息子であるジョルノ・ジョバァーナが主人公です。ディオはジョナサンの首から下の肉体を奪い復活したため、ジョルノはディオの息子でありジョースターの血統でもあります。
ジョジョの奇妙な冒険5部のあらすじ
親に虐待され、周りからも苛められていた主人公のジョルノ・ジョバーナは、ある日、道端で倒れていた男を偶然助けました。その男はギャングで、ジョルノに借りを返すために、ジョルノをいじめていた人々の意識を変えます。その事実を知ったジョルノは、いつしかギャングに憧れるようになりました。そして15歳になったジョルノは、麻薬が蔓延し腐敗した街を救うため、自身がギャングになることを決意するのでした。
【ジョジョ】5部の主人公ジョルノの名言や名セリフ・名シーン
『ジョジョの奇妙な冒険』の第5部に登場するジョルノ・ジョバァーナは、ディオの息子でありながら肉体的にはジョナサンの息子でもあるという複雑な立ち位置の主人公です。物語もイタリアでのギャング達の攻防であるため、ジョルノの名言も彼の「覚悟」が感じられるハードなものが多いです。ここではジョジョ5部の名言や名セリフ、名シーンを紹介していきましょう。
ジョルノの名言①「あなた…『覚悟して来ている人』…」
「あなた…『覚悟して来ている人』…………ですよね 人を「始末」しようとするって事は逆に始末されるかもしれないという危険性を常に『覚悟して来ている人』ってわけですよね…」
出典: renote.net
この言葉は、涙目のルカを殺害したジョルノを始末するためにやってきたブチャラティに対して向けられたセリフです。「相手を殺すつもりで来たということは自分が殺されることも覚悟しているはずだ」という、物静かに見えるジョルノの秘めたる闘志や、「相手を始末する」というある種の覚悟が感じられる名言となっています。
ジョルノの名言②「子供に麻薬を流す…」
「子供に麻薬を流すようなギャングを消し去るには、自らがギャングにならなくっちゃあいけないって事さ」
出典: renote.net
この言葉は、ブチャラティが麻薬を嫌っていることを知り、腐敗した街を浄化する同志として和解を申し出た際のジョルノのセリフです。街の腐敗の原因となっているギャングを倒すためには自らギャングになり、組織の中でのし上がる必要があります。そのため、ジョルノはブチャラティに協力を申し出たのでした。
ジョルノの名言③「『覚悟』とは…」
「「覚悟」とは!!暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開くことだっ!」
出典: renote.net
この言葉は、ギアッチョとの戦闘の際にジョルノが発した名言です。ギアッチョに追い詰められたジョルノとミスタは覚悟を決め、ジョルノは自身の腕を犠牲にして血しぶきを上げ、ミスタの援護を行います。己の肉体を犠牲にしてホワイト・アルバムを攻略するという、5部の名シーンです。
ジョルノの名言④「無駄無駄無駄…」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!!」
出典: renote.net
この言葉は、ジョジョ5部の主人公であるジョルノ・ジョバーナを代表する名言です。ジョジョシリーズでは主人公がスタンドを使ってラッシュを掛ける際の掛け声がありますが、ジョルノはディオの息子であるため、ディオと同じ「無駄無駄」の連呼になっています。また、60巻で登場する無駄無駄ラッシュはシリーズでも最長となっており、5部の名シーンの一つとなっています。
ジョルノの名言⑤「『ギャング・スター』にあこがれる…」
「『ギャング・スターに』あこがれるようになったのだった!」
この言葉は、母親からは育児放棄、養父からは虐待され、周りからも苛められていた幼少期のジョルノが、ギャングに救われたという過去のエピソードで登場した名言です。間違った道へ進みかけていた幼いジョルノを救ったのは、悪人であるはずの一人のギャングでした。
【ジョジョ】5部のブチャラティの名言や名セリフ・名シーン
『ジョジョの奇妙な冒険』の第5部に登場するブローノ・ブチャラティは、ギャング組織パッショーネの構成員で、初登場時には涙目のルカ殺害疑惑でジョルノを尋問するために現れました。後にポルポの隠し財産を組織に納めたことで幹部に昇格しています。ここではジョジョ5部でのブチャラティの名言や名セリフ、名シーンを紹介していきましょう。
ブチャラティの名言①「この味は!…」
「この味は!……ウソをついている味だぜ……」
出典: renote.net
このセリフは、涙目のルカを殺害した疑惑を持つジョルノを尋問するために、ジョルノの前に現れたブチャラティの言葉です。ブチャラティは相手が嘘を吐いているかどうか汗の味を確かめればわかると言い、実際にジョルノの頬を舐めます。読者にある意味衝撃を与える名シーンとなっています。
ブチャラティの名言②「アリアリアリ…」
「アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ アリーヴェデルチ(さよならだ)!」
出典: renote.net
この言葉は、トリッシュ護衛任務の際に襲ってきた暗殺チームの一人、ペッシとの戦いで、スタンドによるラッシュを叩きつけるという名シーンでのブチャラティのセリフです。ジョジョの主人公にはスタンドラッシュの掛け声がありますが、ブチャラティにもこのような独特の掛け声があります。
ブチャラティの名言③「吐き気をもよおす…」
「吐き気をもよおす『邪悪』とはッなにも知らぬ無知なるものを利用することだ……!! 自分の利益のために利用することだ…」
出典: renote.net
このセリフは、トリッシュ護衛任務を命じたボスの真意を知った際に、ブチャラティが発した言葉です。ブチャラティはボスのいる場所へ向かうエレベーターにトリッシュと共に乗り込みますが、トリッシュは手首だけを残して消えてしまいます。娘の手首を切り落とし、連れ去るというボスの所業から、ブチャラティはボスが自分の手で確実に娘を始末するためにこれまで護衛させてきたのだと確信したのでした。
ブチャラティの名言④「後悔はない…」
「後悔はない…こんな世界とはいえオレは自分の『信じられる道』を歩いていたい!」
出典: renote.net
このセリフは、トリッシュを救うことを決意した際のブチャラティの言葉です。トリッシュをこのままボスに引き渡せば、ブチャラティは褒美として組織内での確実なポジションを約束されます。しかしブチャラティは自分が正しいと思うことを選択し、過酷な道を進むことを決意したのでした。
ブチャラティの名言⑤「質問はすでに…」
「質問はすでに…『拷問』に変わっているんだぜ」
出典: renote.net
この言葉は、汗の味からジョルノが涙目のルカを殺害したことを確信し、ジョルノを追い詰めていく際のブチャラティのセリフです。仲間になってからのブチャラティは責任感が強く温厚なチームのリーダーですが、初登場時には冷酷なギャングとしてジョルノを拷問しようとしました。
【ジョジョ】5部のグイード・ミスタの名言や名セリフ・名シーン
『ジョジョの奇妙な冒険』の第5部に登場するグイード・ミスタは、ブチャラティチームに所属する仲間の一人です。拳銃の扱いが上手く明るいキャラクターで、チームのラッキーボーイです。ここではジョジョ5部でのグイード・ミスタの名言や名セリフ、名シーンを紹介していきましょう。
グイード・ミスタの名言①「突っ切るしかねぇ…」
『突っ切るしかねぇッ!真の『覚悟』はここからだッ!『ピストルズ』!てめーらも腹をくくれッ!』
出典: iff-dukat.com
この言葉は、ギアッチョを追い詰めた際のミスタのセリフです。空気を凍らせるギアッチョの必殺技によって弾丸を弾き返されてしまいますが、ミスタは自身の負傷を顧みずに弾丸を撃ち込み、意識を失う寸前までギアッチョへの攻撃をやめませんでした。
グイード・ミスタの名言②「や…やはり最悪だった…」
「や…やはり最悪だった……縁起悪ィ―ぜ……「4」て数はいつも最悪なんだ…‥ガキの頃からそうなんだ…見えない因果関係つーのはあるんだよな……」
出典: renote.net
この言葉は、ポルポの遺産を回収するために訪れた島で敵に襲われ、残りの弾丸が4発しかないことに気付いた際のミスタのセリフです。普段のミスタは楽天的な性格ですが、数字の「4」だけは恐れており、「4」が絡むと途端に弱気になってしまいます。
グイード・ミスタの名言③「昼メシ時は…」
『昼メシ時は……昼メシなんだ!この国じゃあブティックだって本屋だって休む』
出典: iff-dukat.com
この言葉は、ジョルノと共にカプリ島へ上陸した際のミスタのセリフです。すぐに敵を追おうとするジョルノに対して、ミスタはなぜかのんびりと昼食を取り始めます。その理由は、自身のスタンド「セックス・ピストルズ」が、きちんと昼食を取らせないと働いてくれないためでした。
グイード・ミスタの名言④「とりあえずジョルノの…」
『とりあえずジョルノのかわりにオレが叫ばせてもらうぜ…『ゴールド・E(エクスペリエンス)』!』
出典: iff-dukat.com
この言葉は、道路でギアッチョに襲撃された際のミスタのセリフです。車の中まで凍りついてしまい、ジョルノのゴールド・エクスペリエンスでも生命を生み出すことが不可能になります。しかしミスタが打った弾丸を利用して生命を生み出すという機転を利かせて、ミスタがジョルノの代わりに決め台詞を叫ぶのでした。
【ジョジョ】5部のその他の名言や名セリフ・名シーン
『ジョジョの奇妙な冒険』の第5部には、ここまで紹介したキャラクターの他にも魅力的なさまざまなキャラクターが登場します。ここではジョジョ5部のその他の名言や名セリフ、名シーンを紹介していきましょう。
名言①「ド低能が…」
「ド低能がァーッ」
このセリフは、ナランチャに掛け算を教えていたフーゴが、簡単な掛け算を間違えたナランチャに激怒した際の名セリフです。それまで紳士的で温厚かのように見えたフーゴが突如豹変し、ナランチャの頬をフォークで差すという衝撃的なシーンとなっています。
名言②「立ってるのも何だから…」
「ジョルノ君だっけ?立ってるのも何だからここ座んなよ お茶でも飲んで…話でもしようや………」
出典: taokasu.com
このセリフは、ジョルノがブチャラティのチームに入った際に、アバッキオが新人歓迎として自分の尿を急須に入れ、お茶としてジョルノに差し出した際の名言です。しかし察したジョルノは自分の前歯をクラゲに変え、クラゲに吸収させることで飲んだふりをします。
名言③「トリッシュはオレなんだッ…」
「オレに来るなと命令しないでくれーッ! トリッシュはオレなんだッ! オレだ! トリッシュの腕のキズはオレのキズだ!!」
出典: renote.net
このセリフは、ブチャラティチームに所属しているナランチャの名言です。ブチャラティが組織を裏切ることを決めた際に、ナランチャだけがブチャラティにつくか組織につくか迷っていました。ブチャラティからも突き放されたナランチャですが、自身の境遇とトリッシュを重ね、このセリフを叫びながらブチャラティ達を追いかけることになります。
名言④「オレももともと…」
「オレももともとよォ~行くところや居場所なんてどこにもなかった男だ… この国の社会からはじき出されてよォー オレの落ちつける所は………………ブチャラティあんたといっしょの時だけだ…………」
出典: renote.net
この言葉は、組織を裏切ることを告げたブチャラティに対して、アバッキオが発した名言です。誰もブチャラティには付いていかないと思われた際に、沈黙を破るように彼のボートに乗り込みながら、アバッキオはこのように告げます。
名言⑤「人間とは言ってる事と…」
「人間とは言っていることとやっていることは別なんだ」
出典: renote.net
この言葉は、ジョルノと面会した際にポルポが言ったセリフです。ポルポは刑務所に収監されていますが、その独房には冷蔵庫や武器が持ち込まれていました。さらにジョルノに対して何か飲むかと尋ね、「何も受け取らないようにと言われている」と断ったジョルノに対して、ポルポはこのような言葉を発するのでした。
名言⑥「それは『信頼』だよ…」
「それは『信頼』だよ ジョルノ・ジョバーナ君、人が人を選ぶにあたって最も大事なのは『信頼』なんだ それに比べたら頭がいいとか才能があるなんてことはこのクラッカーの歯クソほどの事もないんだ…」
出典: renote.net
このセリフも、ジョルノと面会した際のポルポのセリフです。ポルポは人を選ぶ上で大事なことは「信頼」であると説きますが、このセリフの後、ポルポはジョルノに対して人の命を軽視するような入団試験を行います。
名言⑦「こいつにスパゲティを…」
「こいつにスパゲティを食わしてやりたいんですが、かまいませんね!!」
出典: taokasu.com
この言葉は、家に帰ることもできず街を放浪し、残飯を漁っているナランチャを見つけたフーゴが、ブチャラティたちの元へ連れ帰り、給仕長に向かって叫んだセリフです。ホルマジオ戦での回想シーンとなっており、その後のフーゴとナランチャの関係性の元となっているシーンです。
名言⑧「大切なのは『真実に…」
「大切なのは『真実に向かおうとする意志』だと思っている 向かおうとする意志さえあればたとえ今回は犯人が逃げたとしてもいつかはたどり着くだろう?向かっているわけだからな」
出典: renote.net
この言葉は、警官時代のアバッキオの同僚のセリフです。ボスの正体を探ろうとしたアバッキオは、ボスに不意を突かれて殺されてしまいます。死の淵の夢の中でアバッキオは警察時代に自分を庇い殉職した同僚に再会し、この言葉を告げられるのでした。
名言⑨「とうおるるるる…」
「とうおるるるるるるるるるるるるるるる るるるん」
出典: renote.net
これは、ディアボロのもう一つの人格であるドッピオがディアボロと相談するさいに発する電話の呼び出し音のようなセリフです。ドッピオは自分が二重人格であることを知らず、電話がかかってきていると思い、その場で見つけたカエルやアイスクリームなどを耳に当てて会話します。
名言⑩「オレのそばに近寄る…」
「オレのそばに近寄るなああーーーーッ!」
出典: renote.net
このセリフは、ジョルノに敗北し、永遠に死を繰り返すことになったディアボロのセリフです。さまざまな死を経験し、どのような行動を取っても死ぬことから、ディアボロは自分の方へ近づいてくる少女に対してこのようなセリフを叫ぶという名シーンです。
【ジョジョ】5部の名言に対する世間での評判や人気
ジョジョ5部は主人公サイドだけでなく敵キャラクターサイドにも魅力的な名言が多く登場するため、ジョジョシリーズでも5部が特に好きという人は多いです。ここではジョジョ5部の名言に対する世間での評判や人気を紹介していきましょう。
ブチャラティとプロシュートの列車の中での戦いでは、さまざまな名言が登場します。そのため、5部の中でも特にプロシュート回が好きという人も多いです。敵の中ではプロシュートの名言が一番かっこいいと言う人もいます。
ジョジョ5部が好きな人の中には、名言の宝庫である点を挙げている人もいました。しかし5部には敵味方共に魅力的なキャラクターが多い分、「推しが推しに殺される点が辛い」とも述べていました。
ジョジョシリーズの中でも5部が頭一つ抜きん出ているという人もいました。ジョジョ5部は味方キャラクターも敵キャラクターも多くの名言を持っているため、名言の多さが5部を象徴しているとも言われています。
【ジョジョ】5部の登場キャラの名言はかっこいい言葉ばかりだった
『ジョジョの奇妙な冒険5部』にはさまざまなかっこいい名言が登場します。敵味方に関係なく、信念を持ったキャラクターによる名言が豊富に登場することも、5部の魅力の一つです。ジョジョ5部に登場する名言が気になった人は、ぜひ『ジョジョの奇妙な冒険5部』をチェックしてみてください。
この記事のライター
azu
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