【ジョジョの奇妙な冒険】ジョルノ・ジョバァーナの名言まとめ!名シーンも紹介
「ジョジョの奇妙な冒険」の第5部に登場するジョルノはギャングスタ―を目指す青年で、劇中でも数々の名言を残しています。ギャングに所属するキャラクターでありながら、心動かされる名言や名シーンが数多く登場します。作中でジョルノが放った名言について詳しく見ていきます。
ジョルノとは?
ジョルノ・ジョバァーナは、「ジョジョの奇妙な冒険」の第5部に登場する主人公です。舞台となるイタリアを支配するギャング「パッショーネ」に入団し、幼い頃に抱いた夢である「ギャングスタ―」を目指し、組織を乗っ取るために活躍します。
ジョルノ・ジョバァーナのプロフィール
- 年齢:15歳
- 生年月日:1985年4月16日
- 星座:牡羊座
- 血液型:AB
- 身長:172cm(漫画版プロフィール)/ 175cm(TVアニメ版対比表)
- 好きな音楽:ジェフ・ベック
- 好きな物語:レ・ミゼラブル
- 好きな食べ物:チョコレート、プリン、タコのサラダ
- 嫌いな食べ物:鶏肉 とくにカモの肉
ジョルノは「ジョジョの奇妙な冒険」の物語全編を通して敵として君臨するキャラクター・DIOの息子で、日本人女性の母を持つハーフです。日本名は「汐華初流乃(しおばな はるの)」なのですが、イタリアで生活する中で読み方が近い「ジョルノ・ジョバァーナ」を使っています。
ジョジョの奇妙な冒険5部の概要
「ジョジョの奇妙な冒険」は1986年より「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載が開始された漫画で、物語の展開に合わせて舞台となる国や年代、主人公が変わり、戦いの歴史が後世へと受け継がれていく点が、大きな特徴となっています。「第5部」は2001年のイタリアが舞台となっており、ギャングを目指す主人公・ジョルノと、彼を取り巻く組織の人間達の壮絶な戦いが描かれています。
ジョジョの奇妙な冒険5部のあらすじ
物語の宿敵・DIOの血を継ぐ ジョルノ・ジョバァーナは、イタリアのネアポリスで親からも見放され、周囲からも虐げられる悲惨な毎日を送っていました。しかし、偶然ある「ギャング」の男を助けたことで、彼はようやく一人の人間として認められます。この経験からジョルノは「ギャング」に憧れるようになり、やがてイタリアを支配するギャング「パッショーネ」に加入し、組織のボスになるため動き出していきます。
ジョルノの名言や名セリフ・名シーン
ジョルノ・ジョバァーナは主人公ということもあり、作中ではバトルシーンや見せ場も多く、数々の名言や名シーンが登場します。ここからは作中でジョルノが放った名言について、それぞれ詳しく見ていきます。
ジョルノの名言①「1度でいい事を…」
「1度でいい事を2度言わなけりゃあいけないってのは……そいつが頭が悪いって事だからです」
出典: jojotheworld.com
物語冒頭、ジョルノは「涙目のルカ」に脅しを受けますが、暴力を振りかざすルカに怯むことなく、このセリフを突きつけます。理不尽な上下関係や嫌がらせに屈しない、ジョルノのしたたかさが表れた名言です。
ジョルノの名言②「無駄なんだ…」
「無駄なんだ……無駄だから嫌いなんだ 無駄無駄……」
出典: jojotheworld.com
スタンド能力によって「涙目のルカ」を撃破し、涼しい顔をして放ったセリフです。「無駄」はジョルノの父・DIOも使っていた口癖であり、無意識に父の意思が受け継がれていることが分かります。
ジョルノの名言③「おまえはあの無関係の…」
「おまえはあの無関係のじいさんの『命を侮辱した』」
出典: jojotheworld.com
ギャング「パッショーネ」の幹部である男・ポルポを殺害する際に放ったセリフです。組織への入団試験の際、ポルポのスタンド「ブラック・サバス」と戦うジョルノですが、ポルポのスタンドは無関係の老人の命を奪い、ごみのように捨ててしまいます。人間の命を侮辱したポルポへの激しい怒りと、容赦なく鉄槌を下すジョルノの姿がなんともかっこいい名言です。
ジョルノの名言④「おまわりのあんたに…」
「おまわりのあんたに半分握らせて…目をつぶってもらう……かな」
出典: jojotheworld.com
組織の男・ブチャラティと初めて出会った際、会話の中でジョルノが放ったセリフです。ブチャラティは「大金をねこばばするシーンを、私服警官の自分が目撃したらどうする」という仮定の話をもちかけますが、ジョルノはこの名言をさらりと言ってのけます。
ジョルノの名言⑤「やりたいようにやった…」
「やりたいようにやったところで無駄だったようだな どっちみち…」
出典: jojotheworld.com
スタンド「ベイビィ・フェイス」との戦いの中で放ったセリフです。「ベイビィ・フェイス」は本体であるメローネの指示を受けて行動していましたが、最後は「やりたいようにやる」と、自身の意思から行動し、ジョルノを追い詰めます。しかし、頭脳戦ではジョルノに敵わず、裏の裏をかかれて敗北してしまいます。炎に焼かれて崩れ去る敵目掛けて放った、なんともクールでかっこいい名言です。
ジョルノの名言⑥「このジョルノ…」
「このジョルノ・ジョバァーナには『夢』がある!」
出典: jojomeigen.net
敵の攻撃に追い詰められる中で、仲間達に向けてジョルノが放ったセリフです。どんな苦境に立たされようとも「夢」のためにひたむきに進んでいくジョルノのしたたかさが表れています。
ジョルノの名言⑦「人というのは成功や勝利…」
「人というのは成功や勝利よりも『失敗』から学ぶことが多い…………」
出典: jojotheworld.com
スタンド「ベイビィ・フェイス」との戦いの中で放ったセリフです。「ベイビィ・フェイス」の能力に一度は敗北しかけるジョルノでしたが、戦いの中で己のスタンドの新たな活用法を見出し、逆転してしまいます。「失敗」を新たな糧にする、ポジティブかつスマートな名言です。
ジョルノの名言⑧「『覚悟』とは…」
「「覚悟」とは!!暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開くことだッ!」
出典: jojotheworld.com
敵であるギアッチョの能力に追い詰められながらも、共闘していた仲間・ミスタに向けて放ったセリフです。敵を退けるために自らが「犠牲」となり戦おうとするミスタでしたが、己を捨ててまで進もうとする彼を制するため、ジョルノはこの名言を放ち、活路を切り開きます。
ジョルノの名言⑨「ミスタ…あなたの『覚悟』は…」
「ミスタ…あなたの「覚悟」は…この登りゆく朝日よりも明るい輝きで「道」を照らしている そして我々がこれから『向かうべき…正しい道』をもッ!」
出典: jojotheworld.com
ジョルノの言葉から勝機を見出し、「覚悟」で敵を追い詰めたミスタを抱きかかえながら放ったセリフです。傷だらけになりながらも進み続けたミスタの「覚悟」を讃えるその姿は、朝日を背景にしたなんとも神々しいもので、同時に援軍に駆け付けられた敵をおおいに絶望させました。「覚悟」という言葉の意味を考えさせられる、なんとも深く、かっこいい名言です。
ジョルノの名言⑩「無駄無駄無駄…」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァアアアアア」
出典: jojotheworld.com
ジョルノは作中、スタンドによって相手に攻撃を仕掛ける際、父親・DIOと同様の「無駄」という言葉を連呼します。作中では度々登場するこの掛け声ですが、敵の一人・チョコラータを相手に、なんと7ページ半にもわたる「無駄無駄ラッシュ」を見せつけました。下劣極まりないチョコラータへの怒りが爆発した、壮絶かつ、あまりにも型破りな名シーンです。
ジョルノの名言⑪「生き残るのは…」
「生き残るのは…………この世の『真実』だけだ…… 真実から出た『誠の行動』は………… ………決して滅びはしない………」
出典: jojotheworld.com
物語の最終決戦にて、新たなスタンドである「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」に目覚めたジョルノが放った名言です。これまでの仲間達の歩みや生き方こそが「誠の行動」であり、それこそが「真実」であるという、ジョルノが生きる上での「答え」に到達した、印象深い名シーンです。
ジョルノの名言⑫「終わりのないのが…」
「終わりのないのが『終わり』それが『ゴールド・E・レクイエム』」
出典: jojotheworld.com
新たに目覚めた「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」の力を発動したジョルノが放った名言です。スタンドの力によってボス・ディアボロは「死ぬという終わり」に到達することができず、永遠に「死」を繰り返すことになります。
ジョルノの名言⑬「去ってしまった者たち…」
「去ってしまった者たちから受け継いだものはさらに『先』に進めなくてはならない!!」
出典: jojotheworld.com
全ての戦いを終えたジョルノが放った名言です。ジョルノは戦いの中で多くの物を失いましたが、死んでしまった仲間達の「思い」を受け継ぎ、前に進んでいきます。ジョルノの成長した精神と、物語の終わりを予感させる、どこか物悲しい名シーンです。
ジョルノのかっこいい魅力
「ジョジョの奇妙な冒険」には数多くの個性的なキャラクターが登場しますが、ジョルノ・ジョバァーナは様々なかっこいい魅力を持っており、非常に人気が高いキャラの一人です。ジョルノの魅力について、詳しく見ていきます。
かっこいい魅力①正義感が強い性格
ジョルノ・ジョバァーナは宿敵・DIOの血を引き、ギャングという組織に属しているものの、根の部分には歴代の主人公達が抱いていたような「正義」の心を抱いており、自身の信じる道のために突き進む姿は、多くのファンが魅力を感じています。
かっこいい魅力②過去や生い立ち
ジョルノは親から愛されず、周囲からも疎まれる存在でしたが、一人の「ギャング」との出会いによって真っ当な道を歩き出します。この奇妙でありながらも数奇な運命や生い立ちが、実に個性的かつ魅力的な点です。
かっこいい魅力③スタンド能力
ジョルノのスタンド「ゴールド・エクスペリエンス」は、「生命」を与えるという力を活用し、様々な窮地を切り抜けます。力強い肉弾戦だけでなく、時に頭脳戦で相手を圧倒する姿がかっこいいスタンドです。
ジョルノのアニメの声優
「ジョジョの奇妙な冒険」は個性的な言い回しが多数登場しますが、アニメではこの名言や名シーンの数々が、見事に再現されて話題となりました。アニメ版でジョルノを演じた声優について見ていきます。
ジョルノのアニメの声優は「小野賢章」
アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」でジョルノを演じたのは、声優の小野賢章さんです。ジョルノが持つ爽やかな雰囲気と、バトルで見せる激情家な一面を見事に演じ切り、有名な7ページをかけた「無駄無駄ラッシュ」も再現してみせました。
小野賢章のプロフィール
- 生年月日:1989年10月5日
- 星座:天秤座
- 血液型:A型
- 身長:170cm
- 体重:52㎏
- 出身:福岡県
- 趣味:ギター
- 特技:体操、バスケットボール、大阪弁、博多弁
小野賢章さんは現在、アニモプロデュースに所属しており、日本国内のみならず海外ドラマや映画でも吹き替えを担当するなど、声優として幅広く活躍しています。2020年には同じ声優である花澤香菜さんと結婚しています。
小野賢章の主な出演作品
小野賢章さんは声優として、イケメンな若者の役を担当することが多く、「黒子のバスケ」の黒子テツヤ、「覇穹 封神演義」の太公望、「劇場版機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」のハサウェイ・ノアといった、主役級のキャラクターを数多く演じています。
ジョルノに対する世間での評判や人気
劇中ではジョルノが「夢」に向かって突き進むことで、彼に感化され生き方を変える仲間達が多く登場します。ギャングでありながら、人々が己の「運命」を変えていく姿に着目し、感動するファンも少なくはありません。
ジョルノは「ジョジョの奇妙な冒険」全体を見ても、特に強力なスタンド能力に目覚めるため、劇中での「最強」キャラの一角として度々名前が挙がるキャラクターです。ジョルノが他の部に登場する強敵と戦ったらどうなるか、という点に思いを馳せるファンは多いようです。
ジョルノと言えば、やはり「ジョジョの奇妙な冒険」でも最長となるラッシュを見せつけたことで非常に有名です。アニメでは声優によってこの凄まじいラッシュ攻撃が見事に再現され、多くのファンを歓喜させました。
ジョルノの名言はかっこいい
ジョルノはギャングのボスを目指す人間でありながら、その名言はどれも人間の生き方に直結するものが多く、どれもかっこいいものばかりでした。宿敵・DIOの血を継ぎながらも、人として正しい道を歩んでいくジョルノの姿は非常にかっこ良く、多くのファンを魅了しています。
この記事のライター
創也慎介
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