【ジョジョの奇妙な冒険】フーゴのスタンドが最強な理由とは?離脱についても
『ジョジョの奇妙な冒険』は長年ファンから愛されている作品です。作品はいくつかの部に分かれており、それぞれの部でたくさんのスタンドが登場します。第5部の登場人物であるフーゴのスタンドが最強と言われる理由と、フーゴがメンバーから離脱した理由について紹介します。
目次
【ジョジョの奇妙な冒険】フーゴとは?
『ジョジョの奇妙な冒険』の第5部に登場するパンナコッタ・フーゴとはどんな人物なのでしょうか。ジョジョシリーズの中でも人気の高い第5部の中でも、インパクトのあるスタンドを持つ一人がパンナコッタ・フーゴです。パンナコッタ・フーゴのプロフィールと『ジョジョの奇妙な冒険』について紹介します。
パンナコッタ・フーゴのプロフィール
パンナコッタ・フーゴは元々イタリア貴族の生まれで、お坊ちゃまとして育った16歳の少年です。身長は178cmで、IQ152という天才的な頭脳を持ち、若干13歳で大学入学を果たします。金髪の髪に、所々に穴の開いたスーツを着用していまます。パッショーネというギャングに所属し、ブチャラティの部下として活動しています。パープル・ヘイズというスタンド能力を持っています。
ジョジョの奇妙な冒険5部の概要
『ジョジョの奇妙な冒険』第5部「黄金の風」は、イタリアが舞台となっています。『週刊少年ジャンプ」にて1995年~1999年までが第5部となり、単行本では47巻~67巻に収録されています。第4部から2年後の設定となっており、主人公はDIOの息子のジョルノ・ジョバーナです。作者の荒木飛呂彦先生は、第5部を「新しいものへの挑戦」と述べており、チームでの戦いを中心に描かれています。
ジョジョの奇妙な冒険5部のあらすじ
第5部の主人公のジョルノ・ジョバーナは、ジョースター家の因縁の相手であるDIOの息子です。ジョルノはイタリアのネアポリスに住む15歳の青年です。幼少期に母から見捨てられ、周囲からも迫害を受けていたところ、ある一人のギャングと出会うことで心が救われ、ギャングスターを目指すことを決意します。既にスタンド能力を発動していたジョルノはある日、パッショーネの一人である「涙目のルカ」を倒したことから、パッショーネの一人であるブチャラティに襲撃されます。
【ジョジョの奇妙な冒険】フーゴのスタンドが最強?理由を考察
『ジョジョの奇妙な冒険』は第3部からスタンドという特殊能力が登場します。シリーズを通して数々のスタンドが登場する中、パンナコッタ・フーゴのスタンドは最強のスタンドだと言われています。登場回数も少ないパンナコッタ・フーゴのスタンドが最強と言われる理由を考察しました。
フーゴのスタンド能力はパープル・ヘイズ
フーゴのスタンド能力はパープル・ヘイズです。パープル・ヘイズは人型をしたスタンドです。基本能力はウイルスを使った攻撃です。メインカラーは名前の通り紫色で、ダイヤ型が全身にちりばめられています。中世の兵士のヘルメットのようなものをかぶっており、口の上下を糸で縫われ、口からは常によだれが垂れています。フーゴの狂暴な面だけを反映しているため、知能はほとんどなく、フーゴ本人でも制御が難しいスタンドです。
フーゴのスタンド能力が最強といわれる理由
たくさんのスタンドが登場し、歴代主人公たちのスタンドはもちろん、歴代主人公が苦戦した強い敵スタンドはたくさんいます。その中でも、フーゴのスタンド能力が最強と言われる理由をここでは二つ紹介します。
最強の理由①ウイルスの侵食が速い
フーゴのスタンドが最強と言われる理由の一つ目は、パープル・ヘイズが攻撃の際に繰り出す殺人ウイルスは、両手の拳に装着されており、相手や物を殴るなどしてカプセルを破裂させます。破裂したカプセルに入っている殺人ウイルスを体内や皮膚から取り込んでしまうと、約30秒以内に発病します。発病した生物は、代謝機能が狂わされ体内から腐り、ドロドロに溶かされます。逃げる時間を与えないほどの侵食速度です。
最強の理由②ウイルスが霧散する
フーゴのスタンドが最強と言われる理由二つ目は、ウイルスが霧散する点です。パープル・ヘイズが繰り出す殺人ウイルスは、光に弱いため、日光や室内ライトに数十秒当てると消滅します。しかし、一度殺人ウイルスに感染してしまうと、日光に当たったとしてもウイルスは消滅しません。爆発的に周囲を襲い、霧のように消えてしまう恐ろしい攻撃です。
フーゴのスタンドの弱点は光?
フーゴのスタンド、パープル・ヘイズの殺人ウイルスに感染したら、死は避けられません。感染してしまうと、スタンドを操るフーゴでもどうにもできません。そんなパープル・ヘイズ唯一の弱点が、光です。殺人ウイルスは日光や部屋のライトに当たると数秒で消滅するという特徴を持っています。殺人ウイルスで死亡した生物たちも日光に当たると殺菌され、ウイルスは完全に消滅します。
【ジョジョの奇妙な冒険】フーゴの性格や離脱した理由
『ジョジョの奇妙な冒険』は読者が驚くようなクセの強いキャラが数多く登場します。ブチャラティチームに属するメンバーも皆個性が強く、魅力的な性格の持ち主ばかりです。フーゴの性格を紹介します。また、フーゴは途中でブチャラティチームから離脱することになりますが、その理由についても紹介します。
フーゴの性格
フーゴの性格は、基本的には紳士的な性格をしており、目上の人には正しく敬語を使うなど、ギャングの中でも礼儀正しい性格です。しかし実は短気で、キレやすいという一面もあります。ナランチャに勉強を教えている際に、簡単な問題をナランチャが間違えた時に、問答無用で頬にフォークを刺したこともあります。普段とキレた時の差が激しい人物です。
フーゴはパッショーネに入団する
フーゴは13歳で大学に通っていましたが、教師とトラブルになり、教師を4kgもある百科事典で滅多打ちにします。教師とのトラブルになった理由は、原作とアニメで少し違います。教師を半殺しにしたことで逮捕されたフーゴは、周りから見放され、泥棒や万引きなどをして闇の世界で生活していました。ある時、食い逃げをして、店員に捕まってしまった際には持前のIQの高さを生かして口論しているところを、ブチャラティに認められ、パッショーネに入団します。
フーゴとイルーゾォの戦い
フーゴの活躍が見られるのは、イルーゾォ戦です。イルーゾォはパッショーネの暗殺チームに所属しており、「マン・イン・ザ・ミラー」という鏡の中に相手を引きずり込むスタンド能力を持っています。鍵を見つけるためポンペイの遺跡を訪れていたフーゴ、ジョルノ、アバッキオたちを待ち伏せし、攻撃します。一番に鏡の中に引きずり込まれたフーゴは劣勢になりますが、アバッキオ、ジョルノの活躍もあり、最後はパープル・ヘイズの殺人ウイルスでイルーゾォをドロドロに溶かし勝利します。
フーゴはチームから離脱する
ボスの娘のトリッシュをボスの元へ送り届けたブチャラティチームでしたが、ブチャラティはトリッシュを連れて帰ってきます。そしてボスがトリッシュを殺そうとしたことをチームに伝え、ボスを裏切りトリッシュを連れて逃げると宣言します。「裏切り者になることを命令はしない」とブチャラティは言い、それでも付いてくる者はボートに乗れと指示しますが、フーゴは乗りませんでした。そこでブチャラティチームから離脱することになります。
作者がフーゴを離脱させた理由
フーゴが離脱した理由は、作者の荒木飛呂彦先生の中で「フーゴをボス側のスパイにし、途中でブチャラティ達を裏切らせるキャラにする」という構想あったそからと言われています。しかし、その設定のままでいくと、物語自体がとても暗い話になってしまうという作者の考えから、その案は変更になったようです。ファンの間では「作者がフーゴを扱いきれなかった」「パープル・ヘイズが強すぎた」と理由で作者が離脱させたという噂もあります。
フーゴのその後
ボートに乗らずチームを離れることとなったフーゴはその後、組織は抜けず、そのまま組織内で活動を続けます。その後ジョルノたちがボスに勝利し、ジョルノが新しいボスに入れ替わったことで、フーゴの立場は危うくなります。新しいボスのジョルノは、ブチャラティに付いていかなかったフーゴを信頼することはできませんでした。ジョルノは、フーゴの自分と組織に対する忠誠心を確かめるため、麻薬チームの抹消任務をフーゴに任命します。その後、フーゴは見事ジョルノの信頼を得ます。
【ジョジョの奇妙な冒険】フーゴのアニメ声優
『ジョジョの奇妙な冒険』は2023年、第6部までアニメ化されています。『ジョジョの奇妙な冒険』第5部のアニメでフーゴを演じた声優について紹介します。声優界でもジョジョシリーズへの出演を熱望する人は多く、人気作品ということもあり、声優に関してもファンの間で常に注目されています。
フーゴの声優は「榎木淳弥」
アニメ『ジョジョの奇妙な冒険』でパンナコッタ・フーゴを担当したのは声優の榎木淳弥さんです。榎木淳弥さんはフーゴについて「いつもキレるギリギリ手前に心があるがそこが魅力的でもある」と語っています。第5部のブチャラティチームのメンバーキャスト全員で、アフレコ後には食事に行っていたというエピソードもあります。
榎木淳弥のプロフィール
榎木淳弥さんは1988年生まれ、東京都出身の声優です。アトミックモンキーの養成所に三期生として入所し、その後アトミックモンキー所属として活動しています。従兄妹に同じく声優の安済知佳さんがいることは、声優界では周知の事実です。2010年代より声優活動を開始し、アニメ以外にも吹き替えなどに数多く出演しています。吹き替えではトム・ホランドを専属して担当しています。
榎木淳弥の主な出演作品
榎木淳弥さんの主な出演作品は、『呪術廻戦』の虎杖悠仁です。『呪術廻戦』は『週刊少年ジャンプ』にて2018年より連載中の漫画作品です。呪霊や呪術を題材としたダークファンタジーにバトル要素も加わっている物語です。2022年8月時点でデジタル版を含めたコミックス累計販売部数が7000万部を突破する大人気作品です。榎木淳弥さんは物語の主人公である虎杖悠仁を担当しています。
【ジョジョの奇妙な冒険】フーゴのスタンドに対する世間での評判や人気
ジョジョシリーズ歴代のラスボスは時間操作系のスタンドです。第5部の「黄金の風」のラスボスもキング・クリムゾンという時間を飛ばす能力の持ち主です。時間操作系のスタンドに対してもパープル・ヘイズの攻撃は強すぎて、ボスをすぐに倒してしまう可能性があったとされています。作者が途中で離脱させた理由も納得できるという声がたくさんあがっていました。
フーゴのスタンド、パープル・ヘイズがかっこいいという声がたくさんあがっていました。ジョジョシリーズに登場する数々のスタンドの中でも、パープル・ヘイズの見た目が好きという声がたくさんありました。パープル・ヘイズはその見た目と能力から人気の高いスタンドです。
フーゴのスタンドは「危険すぎて作者自身も扱いきれなかったスタンド」とファンの間では認識されているようです。フーゴのその後はアニメでは見ることはできないため、その後フーゴがどのような運命を辿ったのかについても気になっているファンがたくさんいました。
【ジョジョの奇妙な冒険】フーゴのスタンドは最強だった
フーゴのスタンドのパープル・ヘイズの攻撃は、一度発動すると止めることはできず周囲の生物全てを殺害するという最強の力を持っています。フーゴ自身も完全に制御できない狂暴なスタンドでもあります。アニメではフーゴのその後は描かれていませんが、小説版ではブチャラティチームを離脱したその後のフーゴが描かれています。第5部は完結していますが、ジョジョシリーズは続いており、今後の展開にも期待です。
この記事のライター
yonekao
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