【BLEACH】日番谷冬獅郎まとめ!斬魄刀と真の卍解とは!雛森など死神との関係も
『BLEACH』には日番谷冬獅郎という死神が登場します。日番谷冬獅郎は最年少で隊長になった天才です。この記事では日番谷冬獅郎の斬魄刀「氷輪丸」の真の卍解やゾンビ化・死亡説について紹介します。またアニメの声優や名言、雛森桃など他の死神との関係もまとめています。
目次
日番谷冬獅郎とは
日番谷冬獅郎とは『BLEACH』という少年漫画に登場する死神です。『BLEACH』の人気キャラ投票一位を獲得しており、劇中では尸魂界篇で初登場して以降全ての章に登場しています。ここではそんな日番谷冬獅郎のプロフィールや性格について紹介します。
日番谷冬獅郎のプロフィール
『BLEACH』に登場する日番谷冬獅郎とは、12月20日生まれで身長133cm、体重28kgの男性死神です。小柄で死神の中でもまだ若いのですが、約20年前に最年少で護廷十三隊十番隊隊長に就任しました。とても真面目な性格をしており、書類整理から戦闘までなんでもこなせる天才です。
日番谷冬獅郎の性格
基本的に真面目でどんな時も冷静ですが、幼馴染の雛森桃に危険が迫ると冷静さを失ってしまうこともあります。また身長をいじられるとキレることもあります。猿柿ひよ里に「チビ」といわれた時は十刃との戦闘そっちのけで喧嘩していました。このように基本的に冷静ですが状況によっては冷静さを欠いてしまうこともあります。
日番谷冬獅郎の斬魄刀は?
『BLEACH』の日番谷冬獅郎の斬魄刀は鬼道系の斬魄刀で始解すると氷雪系の能力を使う事ができます。ここでは日番谷冬獅郎の斬魄刀について詳しく紹介します。
日番谷冬獅郎の斬魄刀は氷輪丸
日番谷冬獅郎の斬魄刀は「氷輪丸(ひょうりんまる)」といいます。刀身が少し長く、日番谷冬獅郎は身長が低いのでいつも背中に背負っています。
氷輪丸の解号
日番谷冬獅郎の斬魄刀「氷輪丸」の解号は「霜天に坐せ 氷輪丸(そうてんにさせ ひょうりんまる)」です。始解すると柄に鎖がつき、その先に三日月のような形をした刃物がつきます。
始解状態の能力
日番谷冬獅郎の斬魄刀「氷輪丸」の始解の能力は、流れ出る霊圧や刃に触れたものを凍らせることができる能力が使えます。始解の段階でも巨大な竜の氷像を作り出すことができます。
氷輪丸が氷雪系最強?
『BLEACH』の氷雪系の斬魄刀は日番谷冬獅郎の使う「氷輪丸」の他に、朽木ルキアが使う「袖白雪」があります。「袖白雪」も充分に強い斬魄刀ですが「氷輪丸」はそれを超える能力を持っており、氷雪系最強といわれています。なぜ「袖白雪」よりも「氷輪丸」の方が強いといわれているのかというと、天候を操ることができるからです。
また「氷輪丸」は「袖白雪」に比べてリスクが低いところも評価されています。「袖白雪」の卍解は使い方次第では命の危険性もあります。しかし「氷輪丸」の真の卍解は体に負担はかかるものの命に危険が及ぶほどのリスクはありません。このようなことから氷雪系最強の斬魄刀といわれています。
日番谷冬獅郎の卍解
日番谷冬獅郎は卍解を使うことができます。『BLEACH』の本編から約20年前、まだ十番隊の三席だった頃既に卍解の鍛錬をしており、その後卍解を会得したようです。ここでは日番谷冬獅郎の卍解について紹介します。
氷輪丸の卍解は大紅蓮氷輪丸
日番谷冬獅郎の斬魄刀「氷輪丸」の卍解の名前は「大紅蓮氷輪丸(だいぐれんひょうりんまる)」です。卍解をすると背中に氷で出来た竜の翼のようなものを纏い、刀は鍔の形が変化します。さらに日番谷冬獅郎の頭上には華の形をした氷の結晶が三つ現れます。これは卍解から時間が経つにつれて一枚ずつ花弁が消失していきます。
大紅蓮氷輪丸の勘違いとは
日番谷冬獅郎の卍解「大紅蓮氷輪丸」はその性質を周囲から勘違いされていました。『BLEACH』の破面篇では敵が頭上の花弁が全て消失すると卍解が使えなくなると推測するシーンがあります。
また、千年血戦篇でも全ての花弁が消えようとしていた時に、朽木白哉から限界が近いだろうから休んでいろといわれています。このように、敵だけでなく仲間からも日番谷冬獅郎は卍解に限度があると思われていました。
勘違いの真相
『BLEACH』の千年血戦篇で朽木白哉から労られた時、日番谷冬獅郎はそれを否定しました。実は卍解してすぐの竜の翼を纏った姿は真の卍解の姿ではありません。
ずっと勘違いされてきましたが、頭上に現れる花弁が消えると卍解が使えなくなるのではなく、真の卍解が使えるようになるのです。これまで真の卍解を使うほど戦いが長引いたことがなかったようで、仲間からもこのような勘違いをされていました。
大紅蓮氷輪丸の特徴
日番谷冬獅郎の卍解「大紅蓮氷輪丸」にはどんな特徴があるのか、ここでは攻撃力やレア度などを紹介します。
特徴①攻撃力は普通
『BLEACH』で描かれる斬魄刀の中でも日番谷冬獅郎の卍解は攻撃力がそこまで高くはないといわれています。なぜなら相手を凍らせる事ができても体の芯まで凍らせてとどめをさすことが出来ないからです。『BLEACH』の劇中ではティア・ハリベルを凍らせたものの、ワンダーワイスの咆哮の衝撃で砕けています。
日番谷冬獅郎は戦闘センスの高さから相手を追い込むことはできるのですが、決定的な攻撃が出来ずにいることが度々あります。その理由はまだ日番谷冬獅郎が幼く未熟だからです。そのため未完成の卍解の状態だと高い攻撃力のある技は使うことができないといわれています。
ちなみに阿散井恋次のように斬魄刀を屈服できていないわけではないので、時間はかかるもののちゃんと真の卍解を使うことができます。
特徴②速度と身体能力の上昇
『BLEACH』の日番谷冬獅郎の斬魄刀の能力は天候を操ったり、大きい氷塊を作ったりととても時間がかかりそうに見えますが、その攻撃速度は実はとても速いのが特徴的です。『BLEACH』の空座決戦篇では、ティア・ハリベルが気づいた時には動けないほどの氷に覆われてしまい、あっという間に氷漬けにされていました。
始解の時には大きな氷塊を出現させるのに少し時間がかかるのですが、卍解では瞬時に凍らせることができます。また氷の翼を使って自在に飛行することも可能なので身体能力も飛躍しています。
特徴③斬魄刀がレア
日番谷冬獅郎の斬魄刀はとてもレアな斬魄刀です。なぜレアだといわれているのかというと、天候を操ることができるからです。日番谷冬獅郎の他に天候を操る斬魄刀を持っているのは雀部長次郎だけだといわれています。
実際に『BLEACH』の千年血戦篇では、檜佐木修兵が雀部長次郎の斬魄刀の卍解を見て、天候を操る斬魄刀が「氷輪丸」以外にもあったことに驚いているシーンがありました。檜佐木修兵は少なくとも40年前から護廷十三隊に入っています。つまりその間、雀部長次郎と日番谷冬獅郎の他に天候を操る斬魄刀は出現していないことになります。
雀部長次郎の卍解は全盛期の山本元柳斎重國の額に傷をつけたほどの力があります。そのため日番谷冬獅郎もこれだけレア度が高い斬魄刀なので、真の卍解を使いこなすことができれば今以上に強くなるといわれています。
特徴④幅広い能力
日番谷冬獅郎の卍解は単純に敵を凍らせるだけでなく、氷で自分の分身を作ったり、氷を盾にするなど応用力の高い能力です。そのため『BLEACH』の卍解の中でも技の数が圧倒的に多いのも特徴的です。
日番谷冬獅郎の卍解が完成?
『BLEACH』の670話では日番谷冬獅郎の真の卍解が描かれました。670話では「大紅蓮氷輪丸」の最後の花弁が消え、ようやく卍解が完成します。その時完成した卍解を見たジェラルド・ヴァルキリーは、二つ卍解があるのかと驚いていました。
ジェラルド・ヴァルキリーは「希望」によって体を両断されても何度も蘇り、日番谷冬獅郎・朽木白哉・更木剣八の三人でも苦戦していた相手です。しかし真の卍解が使えるようになった日番谷冬獅郎は、斬った瞬間に凍らせて「希望」の機能を停止させます。さらに広範囲を一度に凍らせたり、日番谷冬獅郎に触れるだけで相手を凍てつかせました。
完成状態になると老ける
『BLEACH』の670話で明らかになった完成形の卍解を使うと、日番谷冬獅郎が少し老けて成体になります。これは能力を使うための副作用的なもので、まだ未熟な日番谷冬獅郎の体にはとても負担が大きいようです。そのため卍解を使える時間も限られています。
ただ京楽春水はあと100年もすれば追い越されるかもしれないと語っていたので、100年後には成体まで成長して完成した卍解を使うことができるのではないかといわれています。
大紅蓮氷輪丸の技一覧
日番谷冬獅郎の卍解「大紅蓮氷輪丸」は『BLEACH』で描かれる卍解の中でも技がたくさんあります。ここでは「大紅蓮氷輪丸」の技を紹介します。
竜霰架(りゅうせんか)
「竜霰架(りゅうせんか)」とは相手を貫き、十字架の氷に閉じ込めて粉砕する技です。グリムジョー・ジャガージャックの従属官のシャウロン・クーファン相手に使用しました。
千年氷牢(せんねんひょうろう)
「千年氷牢(せんねんひょうろう)」とは氷の柱を大量に出現させて敵を包囲し、その包囲した範囲を氷結させて氷の中に閉じ込める技です。ルピ・アンテノールに対して使用しました。
斬氷人形(ざんひょうにんぎょう)
「斬氷人形(ざんひょうにんぎょう)」は自分の人形を氷で作ることができる技です。本人と見間違えるほど細部まで細かく作り出すことができます。ティア・ハリベルに対して使用しました。
群鳥氷柱(ぐんちょうつらら)
「群鳥氷柱(ぐんちょうつらら)」は鳥の形をした氷を相手に放つ技です。ティア・ハリベルやジェラルド・ヴァルキリー相手に使用しました。
氷竜旋尾(ひょうりゅうせんび)
「氷竜旋尾(ひょうりゅうせんび)」は刀を振った時の斬撃が鋭い氷となって襲いかかる技です。ティア・ハリベル相手に使用されました。
氷天百華葬(ひょうてんひゃっかそう)
「氷天百華葬(ひょうてんひゃっかそう)」は元々斬魄刀に備わっている「天相従臨」によって空に雨雲を発生させ、雪に触れたものを瞬く間に凍りつかせる技です。この時氷が華の形になります。ティア・ハリベル相手に使用されました。
日番谷冬獅郎が死亡でゾンビ化
『BLEACH』の千年血戦篇では日番谷冬獅郎がゾンビ化してしまいます。なぜゾンビ化してしまったのか、また死亡説についてもまとめています。
日番谷冬獅郎ゾンビ化とは
『BLEACH』の千年血戦篇で日番谷冬獅郎がゾンビ化した原因は星十字騎士団のジゼル・ジュエルの能力によるものです。ジゼル・ジュエルは「死者(ザ・ゾンビ)」という能力を使うことができ、死人をゾンビ化させます。ゾンビ化した日番谷冬獅郎は『BLEACH』の591話で登場しました。
591話で斑目一角や綾瀬川弓親はジゼル・ジュエルが大量にゾンビ化させた死神と戦っていました。そこに涅マユリが虚をゾンビ化させて登場します。ジゼル・ジュエルはゾンビ化したバンビエッタ・バスターバインでは敵わないと思い、ゾンビ化させた日番谷冬獅郎を戦わせたのです。
原因は死亡?
『BLEACH』で日番谷冬獅郎がゾンビ化した時、死亡説が浮上しました。実はゾンビ化する前に日番谷冬獅郎はバズビーと蒼都との戦いで重症を負っていました。なんとか蒼都に奪われた卍解を取り戻したものの力尽きてしまいます。まずこの段階で日番谷冬獅郎が死亡したのではないかと噂されるようになりました。
その後ゾンビ化して登場したので死亡説は濃厚になります。しかし涅マユリの発言で死亡していないことが判明しました。日番谷冬獅郎は死にかけている状態でゾンビ化させられていたのです。ジゼル・ジュエルの能力は人間相手なら死亡していないとゾンビ化できないのですが、死神は既に死後の世界の住人なので生きていてもゾンビ化できるのです。
日番谷冬獅郎ゾンビ化のシーン
ゾンビ化した日番谷冬獅郎は『BLEACH』の591話から594話にかけて描かれています。ゾンビ化した日番谷冬獅郎は肌の色が浅黒くなっており、星十字騎士団の制服を着せられていました。
そして綾瀬川弓親と斑目一角を襲います。斑目一角は綾瀬川弓親を庇って足が動かせなくなったところをゾンビ化した日番谷冬獅郎から斬魄刀で刺されました。綾瀬川弓親も反撃しようとしますが、始解する間もなく倒されます。
ゾンビ化解除後は死亡?
『BLEACH』の593話から694話では涅マユリとゾンビ化した日番谷冬獅郎の戦いが描かれました。涅マユリはゾンビ化した日番谷冬獅郎を研究対象として戦っている最中に薬を投与します。こうして動けなくなった日番谷冬獅郎を拘束して治療しました。
この時点でも涅マユリの怪しい薬を投与されていることから、ゾンビ化を解除したとしても死亡するのではないかと噂されていました。しかし『BLEACH』の644話では、ゾンビ化解除に成功して肉体保護瓶から生存して出てくる姿が描かれています。涅マユリのおかげで日番谷冬獅郎は死亡することなく最後までも生き残ることができました。
日番谷冬獅郎と死神
『BLEACH』の日番谷冬獅郎は他の死神とどのような関係があるのか、ここでは特に交流のある雛森桃や松本乱菊との関係について紹介します。
日番谷冬獅郎と雛森桃
『BLEACH』の日番谷冬獅郎と雛森桃は所属している隊は違うものの、仲良く話している姿がよく劇中で描かれています。
雛森桃とは
『BLEACH』に登場する雛森桃とは護廷十三隊五番隊副隊長です。鬼道の天才で松本乱菊からもその腕前を高く評価されています。藍染惣右介を慕っていたので裏切られた時はしばらく心を閉ざしていましたが、平子真子が五番隊隊長に就任してからは元気な姿を見せています。
雛森桃との関係
二人は一見接点のなさそうに見えますが、実は流魂街時代に一緒に暮らしていた幼馴染の関係です。雛森桃は気軽に日番谷冬獅郎のことを「シロちゃん」と呼び、隊長・副隊長になった現在でも立場は関係なく親しげに話しています。
雛森桃とのエピソード
『BLEACH』に登場する雛森桃は日番谷冬獅郎にとって家族のような大切な存在でした。しかし雛森桃は藍染惣右介に利用されて負傷してしまい、精神的にも不安定になります。日番谷冬獅郎は雛森桃のために戦いましたが、結果的に傷つけてしまったことから決戦後はしばらく距離を置いていました。
日番谷冬獅郎と松本乱菊
『BLEACH』の日番谷冬獅郎と松本乱菊は上司と部下の関係です。しかし実は約20年前は立場が逆でした。
松本乱菊とは
『BLEACH』に登場する松本乱菊とは、護廷十三隊十番隊副隊長です。副隊長の経歴は長く、黒崎一心が十番隊隊長をしていた頃から副隊長を務めています。物語終盤には卍解も習得しました。
松本乱菊との関係
『BLEACH』の日番谷冬獅郎は約20年前まで第三席だったので、その頃は松本乱菊の部下でした。今では立場が逆転しているので「隊長」と呼ばれていますが昔は「冬獅郎」と呼び捨てされていました。立場は変わっても信頼関係をしっかりと築いている安定したコンビです。
松本乱菊が死神へのきっかけ?
実は『BLEACH』の短編で日番谷冬獅郎が死神になったきっかけが松本乱菊であることが判明しました。日番谷冬獅郎は高い霊圧を制御できず、一緒に暮らしていた祖母を無意識に苦しめていました。それを自覚させて死神になるようにアドバイスしたのが松本乱菊だったのです。
松本乱菊とのエピソード
『BLEACH』では日番谷冬獅郎がよく仕事をサボる松本乱菊を怒る姿が描かれています。このように何かとルーズな松本乱菊ですが、「寝る子は育つ」という言葉を信じて昼寝をする日番谷冬獅郎の邪魔をしないように配慮するなど気を使うシーンもあります。
日番谷冬獅郎の名言
日番谷冬獅郎は『BLEACH』の劇中で様々な名言を残しています。ここでは日番谷冬獅郎のかっこいい名言をまとめています。
名言①「雛森に血ィ流させたら…」
日番谷冬獅郎には「雛森に血ィ流させたら…」という名言があります。この名言は『BLEACH』の131話で描かれました。131話では日番谷冬獅郎が雛森桃から藍染惣右介を殺害したと疑われます。もちろん日番谷冬獅郎は犯人ではありませんが、確実に雛森桃を混乱させた人物がいると思いました。
日番谷冬獅郎はそれが以前から怪しいと感じていた市丸ギンだと確信します。日番谷冬獅郎は激昂してこの名言を言い、斬魄刀を抜きました。市丸ギンとの戦闘は止められましたが、雛森桃を大切に思う気持ちが現れたかっこいいセリフでした。
名言②「俺はてめえを斬れさえすれば…」
日番谷冬獅郎には「俺はてめえを斬れさえすれば…」という名言があります。この名言は『BLEACH』の390話の空座決戦篇で藍染惣右介と戦った時のセリフです。日番谷冬獅郎は戦いながら憎しみで刀を振るのはただの暴力で、隊長は責任だけを刃にのせて戦うべきだと言います。そして憎しみで戦う藍染惣右介は隊長の器ではないと言いました。
しかし藍染惣右介から、雛森桃を傷つけられたことに対する憎しみはないのかと挑発されます。これにキレた日番谷冬獅郎は、自分も戦いに来たのではなく暴力で藍染惣右介を斬りに来たのだと叫び、この名言を言いました。日番谷冬獅郎がそれほどの覚悟を決めて戦いに挑んでいたことが分かります。
名言③「全ての天は 俺の支配下だ…」
日番谷冬獅郎には「全ての天は 俺の支配下だ…」という名言があります。この名言は『BLEACH』の358話でティア・ハリベルと戦っている時のセリフです。ティア・ハリベルとの戦いではなかなか決着をつけることができずにいました。なぜなら一撃必殺のために水を蓄えていたからです。
しかし実は日番谷冬獅郎の斬魄刀「氷輪丸」は水をわざわざ集める必要はありませんでした。日番谷冬獅郎の斬魄刀は天候を操る「天相従臨」という能力を使えるからです。これによって水のないところでも自在に氷を出現することができます。今までこれを使わなかったのは制御できる自信がなかったからです。
しかし意を決した日番谷冬獅郎は「天相従臨」で天候を操り、「氷点百華葬」でティア・ハリベルを氷漬けにしました。直後にワンダーワイスの咆哮で氷を割られてしまいましたが、もし咆哮がなければこの時点で決着がついていたかもしれません。「氷輪丸」が氷雪系最強といわれる理由がわかる名シーンでもありました。
名言④「最良の戦術を行う時こそ…」
日番谷冬獅郎には「最良の戦術を行う時こそ…」という名言があります。この名言は『BLEACH』の358話でティア・ハリベルと戦っている時のセリフです。ティア・ハリベルの能力は水なので、それを凍らせることができる日番谷冬獅郎はどんな技も効かないと思っていました。
しかしティア・ハリベルは氷を水で溶かしてそのまま相手の技を返す能力を持っていました。ティア・ハリベルはこの技を使えばどんな氷雪系の技も効かないと言います。これに対して日番谷冬獅郎は溶かされた水を再び凍らせてティア・ハリベルに攻撃しました。この名言はその時のセリフです。
名言⑤「お前の武器が8本の腕な…」
日番谷冬獅郎には「お前の武器が8本の腕な…」という名言があります。この名言は『BLEACH』の234話でルピ・アンテノールと戦った時のセリフです。松本乱菊達を追い込んだルピ・アンテノールは余裕の表情で日番谷冬獅郎とも戦っていました。
特に水のないところでは不利だろうと思われていましたが、日番谷冬獅郎は大気中の水を集めて氷を出現させることができます。圧倒的な力の差にルピ・アンテノールは絶望しながら氷漬けにされました。日番谷冬獅郎の桁違いの斬魄刀の能力を知らしめた名シーンでもあります。
日番谷冬獅郎活躍シーン
『BLEACH』には日番谷冬獅郎の活躍シーンがたくさんあります。ここでは日番谷冬獅郎の活躍シーンを破面篇・尸魂界篇・死神代行消失篇・千年血戦篇に分けて紹介します。
シーン①尸魂界篇
『BLEACH』の尸魂界篇では旅禍の侵入で騒ぎが起こっていた中、日番谷冬獅郎は松本乱菊と共に怪しいと目をつけていた市丸ギンの捜査をしていました。しかしこの行動を逆に利用され、藍染惣右介殺害の濡衣を着せられてしまいます。しかし最終的に身を潜めていた藍染惣右介を探し出し、真相を突き止めました。
尸魂界篇とは
『BLEACH』の尸魂界篇とは、超過滞在と人間への死神の力の譲渡の罪に問われた朽木ルキアを救出するストーリーです。日番谷冬獅郎は黒崎一護とは全く違うところで活躍していました。
シーン②破面篇
『BLEACH』の破面篇では現世が破面による襲撃を受けたことで、日番谷先遣隊を率いて現世に登場しました。最後は藍染惣右介と戦うものの「鏡花水月」の催眠にかかってしまい雛森桃を刺してしまいました。これに激昂して冷静さを失ったところを斬られて戦線離脱します。
破面篇とは
『BLEACH』の破面篇は謀反を起こした藍染惣右介が崩玉を使って作り出した破面達との戦いが描かれています。井上織姫が藍染惣右介に目をつけられて連れ去られてしまったので、黒崎一護は虚圏に乗り込んで井上織姫を助け出します。
シーン③死神代行消失篇
『BLEACH』の死神代行消失篇では、物語の終盤に黒崎一護に死神の力を取り戻すために登場します。そこで完現術者の雪緒と戦い、半ば脅す形で勝利しました。
死神代行消失篇とは
『BLEACH』の死神代行消失篇とは死神の力を失った黒崎一護の前に完現術者の銀城空吾が現れます。そして銀城空吾は死神の力を取り戻すのを手伝う代わりに完現術の能力を奪ってほしいと話を持ちかけました。主に完現術者との戦いが描かれています。
シーン④千年血戦篇
『BLEACH』の千年血戦篇では一度目の襲撃で星十字騎士団の蒼都と戦い、日番谷冬獅郎は卍解を奪われます。二度目の襲撃ではなんとか卍解を奪い返したもののゾンビ化してしまいました。その後涅マユリの治療によってゾンビ化が解除され、ジェラルド・ヴァルキリーを朽木白哉や更木剣八と共に倒しました。
千年血戦篇とは
『BLEACH』の千年血戦篇とはユーハバッハが率いる滅却師集団との戦いが描かれています。千年血戦篇では黒崎一護の母が死亡した時の真相なども明らかになります。
日番谷冬獅郎の声優は?
『BLEACH』はアニメ化され、2004年から2012年までの8年間放送されました。劇場版も4作品あるのですが、2007年には日番谷冬獅郎を中心として描かれた「劇場版BLEACH The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸」が放映されました。ここでは『BLEACH』のアニメ・映画で日番谷冬獅郎役を演じた声優について紹介します。
日番谷冬獅郎の声優は朴璐美
『BLEACH』のアニメで日番谷冬獅郎役を演じた声優は朴璐美です。『BLEACH』の日番谷冬獅郎役は声優の朴璐美にとって代表作の一つでもあります。
朴璐美のプロフィール
『BLEACH』の日番谷冬獅郎役の朴璐美とは、1972年1月22日生まれの女性声優です。声優事務所「LAL」の代表でもあります。夫は同じく声優の山路和弘です。1998年に声優デビューし、その後第26回アニメグランプリで声優部門賞を受賞するなど若い頃からその実力が評価されてきました。現在は声優としてだけでなく女優・歌手としても活動しています。
役柄としては老若男女幅広く演じることができ、特に少年役には定評があります。今でこそ少年役が高い評価を受けていますが昔は悩む時期もあり、その頃に声優の高山みなみと林原めぐみから受けたアドバイスが自信に繋がったそうです。そのため尊敬する声優は高山みなみと林原めぐみだと公言しています。
朴璐美の主な出演作品
声優の朴璐美の主な出演作品には、『鋼の錬金術師』のエドワード・エルリック役、『NARUTO -ナルト-』のテマリ役、『NANA』の大崎ナナ役、『進撃の巨人』のハンジ・ゾエ役、『ヘタリア』のスイス役、『魔人探偵脳噛ネウロ』の怪盗X役、『デジモンアドベンチャー02』の一乗寺賢役、『シャーマンキング』の道蓮役などがあります。
日番谷冬獅郎の世間での評判や人気
SNSでは『BLEACH』の本編から約20年前にまだ三席だった頃の日番谷冬獅郎が人気でした。その頃は今よりも子供っぽいところがあり、黒崎一心のまんじゅうを勝手に食べてしまうおちゃめなところがかわいいといわれています。
『BLEACH』の尸魂界篇から破面篇まで雛森桃と日番谷冬獅郎は藍染惣右介に苦しめられました。あまりに精神的に辛い状況が続くので、二人には幸せになってほしいという声もありました。
『BLEACH』の日番谷冬獅郎が真の卍解によって少し老けたシーンはかっこいいとSNSで話題になりました。このシーンは『BLEACH』の千年血戦篇で描かれているので、千年血戦篇のアニメ制作が発表された時には日番谷冬獅郎の卍解に期待している方がたくさんいました。
もしも日番谷冬獅郎が〇〇だったら
ここでは『BLEACH』の日番谷冬獅郎がもしも〇〇だったらと仮定し、後輩・義理の兄・彼氏の三つのシチュエーションで考察していきます。
日番谷冬獅郎会社の後輩篇
『BLEACH』の日番谷冬獅郎がもしも会社の後輩だったら、とても優秀で完璧な仕事をしてくれるはずです。書類作成が得意なので、急ぎの書類を作成しなければならない時などは頼りになると考えられます。
日番谷冬獅郎義理の兄篇
『BLEACH』の日番谷冬獅郎がもしも義理の兄だったら、ほどよい距離感を保ちつつもなんだかんだ言って世話を焼いてくれるはずです。『BLEACH』のアニメでは黒崎夏梨にサッカーの試合に誘われた時、断りつつも気になって結局試合に参加していました。誰かのピンチを見過ごせない性格をしているので、頼りになるかもしれません。
日番谷冬獅郎彼氏篇
『BLEACH』の日番谷冬獅郎がもしも彼氏だったら、とても大切にしてくれるはずです。実際に『BLEACH』の劇中では幼馴染の雛森桃が傷つけられると激怒していました。日番谷冬獅郎は性格的にも浮気はしないと考えられます。
日番谷冬獅郎はシンプルにイケメン
『BLEACH』の日番谷冬獅郎はとても人気が高く、人気キャラ投票や斬魄刀人気投票でも一位を獲得したことがあります。特に完成形の卍解が描かれた時はかっこいいと話題になりました。『BLEACH』のアニメでは声優の朴璐美が日番谷冬獅郎役を演じています。アニメでは日番谷冬獅郎がメインのオリジナルストーリーもあるのでぜひ観てみてください。
この記事のライター
rg4yd
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