【ヒロアカ】瀬呂範太が持つ個性や能力とは?作中での立ち位置も解説
『ヒロアカ』で1年A組に所属する瀬呂範太の個性や能力、性格について徹底調査しました。地味な見た目で印象が薄い『ヒロアカ』の瀬呂範太ですが、テープを駆使して様々な戦い方を得意とする万能なキャラです。本記事では、瀬呂範太の強さや必殺技についても詳しく紹介します。
目次
【ヒロアカ】瀬呂範太とは?
『ヒロアカ』に登場する瀬呂範太は、主人公・緑谷出久と同じ1年A組に所属する生徒です。地味な見た目をしていますが、個性を駆使して攻撃にもサポートにも応用できる器用な戦い方を得意としています。そんな瀬呂範太の強さや必殺技、性格を解説する前に、瀬呂範太の基本プロフィールと、『ヒロアカ』という作品の概要とあらすじを簡単に紹介します。
瀬呂範太のプロフィール
- ヒーロー名:テーピンヒーロー・セロファン
- 名前:瀬呂 範太(せろ はんた)
- 学校・学年:雄英高校ヒーロー科1年A組
- 個性:テープ
- 誕生日:7月28日
- 血液型:B型
- 身長:177cm
- 出身地:東京都
- 好きな物:健康に良い食べ物
瀬呂範太は、雄英高校ヒーロー科の生徒で、主人公である緑谷出久のクラスメイトです。背の高いスマートな体型で、四白眼と大きな口が特徴です。特殊な形状の両肘から、テープ状のものを出すことができる個性を持っています。どんな人物にも気さくに話しかけるような明るい性格の持ち主ですが、作中では少々地味な個性である為、印象は薄くなりがちです。
ヒロアカの概要
瀬呂範太が登場する『ヒロアカ』は、漫画家・堀越耕平先生が描く超人的な能力と強さを持つ人間達によるバトル漫画です。正式なタイトルは『僕のヒーローアカデミア』といい、自分の個性を活かしてプロのヒーローを目指す高校生達の物語となっています。原作漫画の連載は、2014年からスタートしており、2016年からはテレビアニメの放送も開始されました。
ヒロアカのあらすじ
『ヒロアカ』は、超人的な能力「個性」を持つ人間が世界人口の大半を占める世界が舞台です。そんな世界で、珍しく個性を持たない無個性人間として過ごしてきた主人公の緑谷出久は、とある事件に巻き込まれたことで憧れのヒーロー・オールマイトと出会います。無個性ながら、友達を救う為に飛び出す緑谷出久に可能性を感じたオールマイトは、自身の持つ個性を緑谷出久に引き継ぎ、ヒーローになる為の特訓を開始します。
【ヒロアカ】瀬呂範太の個性や能力
『ヒロアカ』に登場するキャラは、何かしらの個性を持っています。その個性を活かした派手な戦いが『ヒロアカ』最大の魅力です。そんな中、瀬呂範太の持つ個性はどのようなものなのでしょうか。ここからは、瀬呂範太の個性や必殺技を解説すると共に、瀬呂範太の強さが判る作中での戦闘シーンを紹介します。
瀬呂範太の個性は「テープ」
『ヒロアカ』に登場する瀬呂範太の個性は「テープ」です。セロハンテープのロール部分に似た形の両肘から、白いテープを射出することができます。このテープは、切り離すことも巻き戻すこともでき、それをノーモーションで行えるのが最大の特徴です。相手を捕えたり、罠を張ったりする以外にも、移動にも活用できる為、トリッキーな戦い方ができます。
瀬呂範太の必殺技
瀬呂範太の持つ必殺技は、「バリケードテープ」と「テープショット:トライデント」の2つです。テープを駆使して戦う瀬呂範太の必殺技は、相手を直接攻撃するものではありません。トラップや仲間のサポート、相手を撹乱するような必殺技で、多彩な使い方ができるのが特徴です。作中では、必殺技を叫んでいるシーンがない為、必殺技をどのシーンで使っているのかという判断がつきにくいキャラです。
瀬呂範太の弱点はある?
個性であるテープを使って戦う瀬呂範太は、建物や障害物が多い場所での戦闘が得意です。しかし、開けた場所ではテープを張りつけたりできない為、トリッキーな戦い方ができません。また、テープ自体に殺傷能力がないので、接近戦も苦手としています。以上のことから、開けた場所での接近戦が瀬呂範太の弱点となります。
瀬呂範太の強さがわかる戦闘シーン
瀬呂範太は、テープを利用して多彩なアクションを繰り広げるキャラです。一見強そうに見えない個性ですが、使い方次第では、強力な武器にもなる可能性を秘めています。ここからは、瀬呂範太の強さがわかる戦闘シーンを『ヒロアカ』の作中から2つ紹介します。
戦闘シーン①轟焦凍との戦い
体育祭の最終種目「ガチバトルトーナメント」で、瀬呂範太はクラスメイトの轟焦凍と戦います。推薦入学者で優等生の轟焦凍を相手に、瀬呂範太はスタート直後からテープで拘束するスピード技を仕掛けます。しかし、個人的な事情でイラついていた轟焦凍は、容赦なく氷の個性で攻撃し、瀬呂範太は一瞬で敗北してしまいました。
戦闘シーン②ミッドナイトとの戦い
期末試験で、瀬呂範太は峰田実とペアとなり、教師のミッドナイトと戦います。ミッドナイトの個性である眠り香を受けると敗北が確定するので、2人はミッドナイトから距離を取っていました。ミッドナイトが背後から近づいてきたことを察知すると、瀬呂範太は機転を利かせてテープで峰田実を掴んで遠くへ逃がします。しかし、自身は逃げ遅れてしまい、試験終了まで眠らされてしまいました。
【ヒロアカ】瀬呂範太の作中での立ち位置や性格
瀬呂範太は、派手な戦闘は少ないものの、何かと活躍の機会が多いキャラとして描かれています。そんな瀬呂範太は、『ヒロアカ』の作中でどのような生徒として登場しているのでしょうか。ここからは、瀬呂範太の作中での立ち位置や性格など、人間性について紹介します。
瀬呂範太の作中での立ち位置
瀬呂範太は、教師のプレゼントマイクから「優秀なのに拭いきれぬその地味さは何だ」と言われてしまう地味な見た目のキャラです。その為、クラスメイトの爆豪勝己からも「しょうゆ顔」と呼ばれています。一見目立ちそうにありませんが、実はクラスのムードメーカー的な存在です。また、空気を読むことにも長けているので、暴走しがちな爆豪勝己や峰田実の抑え役としても活躍します。
瀬呂範太の性格
ボサッとした黒髪で、暗めの印象である瀬呂範太ですが、性格は非常に元気で明るいです。相手の容姿やその時の状況に応じて、変なあだ名をつける癖があります。性格や性別問わず、気さくに話しができるので誰とでも仲良くなれるような人物です。
瀬呂範太の寮の部屋
瀬呂範太の寮の部屋は、アジアンな感じでまとめられた落ち着いた雰囲気の部屋です。個性や私服の服装は地味めですが、意外にもインテリアのセンスは抜群なようで、そのギャップにクラスメイト達からは驚きの声が挙がっていました。
瀬呂範太は内通者だった?
作中で、敵連合が雄英高校に攻撃を仕掛けたタイミングや場所から、学校に内通者がいるという意見が浮上します。その候補者の中には、瀬呂範太も含まれていました。その理由としては、瀬呂範太がピンチの緑谷出久を誰よりも心配しているような描写があったからでした。大切な仲間である緑谷出久を人一倍心配している優しい行動なのですが、一部の読者には、その必死さが不自然に映ったようです。
瀬呂範太の名言
登場回数が少なく、あまり目立たない印象の瀬呂範太ですが、意外な一面で活躍するシーンがいくつも存在します。瀬呂範太の性格が判るシーンやセリフとは、一体どのようなものなのでしょうか。ここからは、実は男らしくてセンスが良いキャラ・瀬呂範太が発したセリフの中から、名言を2つ紹介していきます。
瀬呂範太の名言①「勝てる気は…」
勝てる気はしねーんだけど…つって負ける気もねー!!!
体育祭で轟焦凍と1対1で戦う際に瀬呂範太が発した名言です。文武両道でクールな優等生である轟焦凍を相手に、瀬呂範太は実力の差があり過ぎると感じます。しかし、名門である雄英高校ヒーロー科の生徒としてプライドもある瀬呂範太は、勝ち目がないと思いつつも全力で戦うことを宣言しました。瀬呂範太の気合いを感じる名言です。
瀬呂範太の名言②「ギャップの男…」
ギャップの男 瀬呂くんだよ!
自室をクラスメイトに披露した時の瀬呂範太の名言です。寮生活となり、クラスメイト達は、各々自分の部屋を見せ合うことにします。見た目も個性も地味でいまいち目立たない瀬呂範太でしたが、実は抜群のインテリアセンスを持つことが明らかとなりました。アジアンテイストでまとめた部屋を褒められ、瀬呂範太は自慢気にこの名言を発しています。
【ヒロアカ】瀬呂範太の声優
『ヒロアカ』に登場する瀬呂範太は、地味めな個性ですが仲間思いの優秀なキャラです。普段は友達にへんなあだ名をつけてふざけ合ったりする年頃の男子で、元気で明るい性格であることが判ります。ここからは、『ヒロアカ』のアニメ版で瀬呂範太の声を演じた声優について紹介していきます。
瀬呂範太の声優は「古島清孝」
『ヒロアカ』のアニメ版で、瀬呂範太の声を演じた声優は、古島清孝さんです。古島清孝さんは、真面目で落ち着いた性格の好青年役に定評のある声優です。ハイバリトンで穏やかな声が特徴で、いざという時に活躍する縁の下の力持ちである瀬呂範太をかっこよく演じています。
古島清孝のプロフィール
- 名前:古島 清孝(ふるしま きよたか)
- 生年月日:1979年4月19日
- 血液型:AB型
- 所属事務所:東京俳優生活協同組合
古島清孝さんは、声優の養成所でしっかりと経験を積み、東京俳優生活協同組合に所属してプロの声優になりました。幅広い演技力が特徴で、青少年役から動物キャラの鳴き声など器用に演じ分ける声優です。1つの作品でシリーズを通して出演することも多いです。また、イラストを特技に挙げる程、絵が上手い声優としても有名となっています。
古島清孝の主な出演作品
- 『イナズマイレブン』南雲晴矢(バーン)
- 『ポケットモンスター』シンジ、クダリ
- 『新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATION』本庄アカギ
- 『たまごっち』ござるっち
声色が高めのバリトンである古島清孝さんは、好戦的な性格の少年役から爽やかな青年役を得意としている声優です。1つの作品で、脇役を数人担当するなど、器用な演じ分けを得意としています。『ポケットモンスター』シリーズでは、人物以外にも多数のポケモンの声を担当しています。また、『ヒロアカ』では瀬呂範太の他に、雄英高等学校ヒーロー科1年B組のジャックマンティスこと鎌切尖の担当声優もしています。
【ヒロアカ】瀬呂範太に対する世間での評判や人気
『ヒロアカ』に登場する瀬呂範太の印象は、見た目も個性も地味だとされていました。しかし、使い方次第でどんな場面でも活躍できるテープの能力は、非常に万能で優秀だと読者から評判です。また、長身で明るく仲間思いな瀬呂範太は、かっこいいと特に女性の読者から人気があることが判りました。
瀬呂範太のテープという個性は、その能力からアメコミで大人気のヒーロー・スパイダーマンを連想する読者が多いです。テープ自体にはほとんど攻撃力はありませんが、相手を拘束したり仲間の個性と組み合わせることで強さを発揮する能力となっています。作中では、目立った活躍があまりありませんが、今後の展開でどんな強さを見せてくれるのか期待するファンは大勢います。
物語の序盤では、あまり強さを感じられない個性と地味な見た目でほとんど目立っていませんでしたが、徐々に性格や能力が判明してくると、好きになる読者が増えていきました。特に、寮での自室披露では、センスの良さが明らかとなり、「ギャップの男」として人気となっています。
【ヒロアカ】瀬呂範太の個性は「テープ」だった
瀬呂範太は、移動役だったり仲間を助けたりと臨機応変な戦い方ができる万能な個性「テープ」の使い手であることが判りました。縁の下の力持ちといった印象で、明るくて仲間思いな優しい性格で、読者からの人気も高いようです。戦闘向きの派手な個性が目立つ『ヒロアカ』ですが、是非瀬呂範太の活躍にも注目してみて下さい。
この記事のライター
ルキナ
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。