【ヒロアカ】オリジン組の意味とは?名前の由来やメンバーも紹介
『ヒロアカ』の緑谷出久、爆豪勝己、轟焦凍の3人はファンの間でオリジン組という愛称で親しまれており、関係性や共闘するエピソードなどから人気を集めています。そんな『ヒロアカ』のオリジン組について、名前が付いた由来や意味、該当する回などをまとめました。
目次
【ヒロアカ】オリジン組とは?
『ヒロアカ』の中心的な3人であるオリジン組について名前の由来などを詳しく見ていく前に、まずはオリジン組の意味や作品概要について見ていきましょう。
オリジン組とは?
『ヒロアカ』のオリジン組とは緑谷出久、爆豪勝己、轟焦凍の3人を指しており、公式の呼び方ではありませんが、読者やファンの間では積極的に使われています。オリジン組の3人は主役級の活躍が多いため、作品の主人公組という意味もありますが、3人に用意されたストーリーが「オリジン」の意味と深く関わっています。
ヒロアカの概要
『僕のヒーローアカデミア』は『週刊少年ジャンプ』に2014年から連載が始まり、2022年10月時点も連載中である堀越耕平の漫画です。また、漫画を原作としたアニメについても2016年に1期が放送され、2022年10月には6期が放送されています。さらに、2018年にオリジナルストーリーのアニメ劇場版が公開され、2021年までに3作品が制作されています。
ヒロアカのあらすじ
緑谷出久は超常能力が発現しない”無個性”でしたが、ある事件によりオールマイトから「ワン・フォー・オール」の”個性”を引き継ぎ、ヒーローとしての道を歩み始めました。出久は幼馴染である爆豪勝己やNo.2ヒーローのエンデヴァーの息子である轟焦凍を始めとした雄英高校のクラスメイトと切磋琢磨してく中、同時期に活動が過激化してきたヴィランと戦っていくことになります。
【ヒロアカ】オリジン組の意味や由来・共通点
『ヒロアカ』の緑谷出久、爆豪勝己、轟焦凍の3人がオリジン組と言われるようになったのは、作中のサブタイトルが大きく影響しています。そんな『ヒロアカ』のオリジン組という名前の意味や由来、共通点について紹介していきます。
オリジン組の名前の由来
『ヒロアカ』の緑谷出久、爆豪勝己、轟焦凍の3人がオリジン組という名前になったのは、作中のサブタイトルで3人の名前が付いた「オリジン」回が描かれたことが理由です。このサブタイトルに「オリジン」を付ける表現はアメコミでヒーローやヴィランの成り立ちを描く際に用いられていて、アメコミ要素が多い『ヒロアカ』でもそれに倣って3人がヒーローを目指すきっかけや動機を描いています。
オリジン組の意味
『ヒロアカ』のオリジン組という名前に含まれる「オリジン」は、「起源」、「素性」、「生まれ」などの意味があります。その意味から『ヒロアカ』のオリジン回はヒーローを目指すきっかけと共に、3人がどのように生まれて育ってきたのかが描かれています。
オリジン組の共通点
『ヒロアカ』のオリジン組という名前は同じサブタイトルの回があるところからきていますが、それ以外にも3人にはいくつか共通点があります。そんなオリジン組のメンバー3人の4つの共通点を紹介していきます。
共通点①オールマイトへの憧れ
『ヒロアカ』のオリジン組には、幼い頃にオールマイトの活躍を見たことからヒーローを目指すようになったという共通点があります。それぞれがオールマイトへの憧れ方は違っていますが、テレビで活躍するオールマイトを見る3人の姿は輝きに溢れていました。そして、成長した後に緑谷出久がオールマイトから”個性”を継承するなど、直接的にオールマイトと関わることになります。
共通点②出身地
『ヒロアカ』のキャラ設定における出身地は、都道府県のおおよその位置に当てはめたものが書かれていますが、オリジン組のメンバー3人は全員静岡県あたりの出身になっています。オリジン組のメンバー3人が通うことになる雄英高校は、他のキャラが上京したという発言から東京都付近にあると予想されており、幼馴染の緑谷出久と爆豪勝己はともかく、轟焦凍まで同じなのは意図的な共通点のように見えます。
共通点③インターン先
『ヒロアカ』のオリジン組のメンバー3人は、入学当初だと3人で絡む機会は多くありませんでしたが、体育祭などを経てクラスメイト全体の仲が深まった際には話し合う機会も増えました。そこから高校でヒーロー事務所へのインターン先を決める際、轟焦凍から行き先がなければ父親であるエンデヴァーの元へインターンしないかと言われました。そこからオリジン組の3人が揃って活動するシーンが描かれていきます。
共通点④轟家に行く
『ヒロアカ』のオリジン組のメンバー3人はエンデヴァーのところへインターンに行った流れで、轟家に訪問して晩御飯を共にしたことがあり、現状クラスメイトで轟家を訪れたのは緑谷出久と爆豪勝己だけになっています。また、そこで轟家が抱えていた問題について2人に共有されており、轟焦凍が打ち解けやすくなったことやオリジン組の3人の関係性が強くなったことが窺えます。
【ヒロアカ】オリジン組のメンバー3人を紹介
『ヒロアカ』のオリジン組の意味などについてわかったところで、改めてオリジン組のメンバー3人のプロフィールや”個性”について見ていきましょう。
オリジン組のメンバー①緑谷出久
『ヒロアカ』の緑谷出久は7月15日生まれ、身長166cm、血液型O型、雄英高校ヒーロー科1年A組18番の少年です。元々は”無個性”でしたが、オールマイトに見初められたことで「ワン・フォー・オール」の”個性”を得て超パワーを発揮できるようになりました。心優しく穏やかな性格で、ヒーローオタクな一面はありますが、ヒーローとして行動する際には憧れのオールマイトのように困っている人を笑顔で助けようとしていきます。
オリジン組のメンバー②爆豪勝己
『ヒロアカ』の爆豪勝己は4月20日生まれ、身長172cm、血液型A型、雄英高校ヒーロー科1年A組17番の少年です。掌の汗腺からニトロ性の物質を出すことで爆発を起こす”個性”「爆破」を持っています。プライドが高く、言動や態度は粗暴でですが、成績や”個性”の使い方は生徒の中でも随一の実力です。一方で、ヒーローに対しては純粋な憧れがあり、オールマイトを超えるようなヒーローを目指しています。
オリジン組のメンバー③轟焦凍
『ヒロアカ』の轟焦凍は1月11日生まれ、身長176cm、血液型O型、雄英高校ヒーロー科1年A組15番の少年です。氷と炎の両方を使える「半冷半焼」の”個性”を持っています。入学当初は口数が少ないタイプでしたが、打ち解けると身内を親身に思ったり、天然な一面を見せたりしています。父親のエンデヴァーと確執があったことから、父親を否定するためにヒーローを目指していましたが、根底には純粋な憧れがありました。
【ヒロアカ】オリジン組のオリジン回は何話?
『ヒロアカ』のオリジン組という名前が付く由来となったオリジン回は、原作漫画はもちろんのこと、アニメでもしっかりと描かれています。そんな『ヒロアカ』におけるオリジン回が何話であるかについて見ていきましょう。
緑谷出久のオリジン回は何話?内容は?
『ヒロアカ』の緑谷出久のオリジン回は、主人公としての始まりを描いていて、『ヒロアカ』という作品がどのようなストーリーになっていくかがわかる回になっています。
緑谷出久のオリジン回は何話?
『ヒロアカ』の緑谷出久のオリジン回は、原作漫画だと単行本1巻の第1話、アニメだと第1期の第1話で描かれました。「緑谷出久:オリジン」というサブタイトルは最初から使われており、この時点で「名前:オリジン」というサブタイトルの付け方が考えられていたことがわかります。
緑谷出久のオリジン回の内容
『ヒロアカ』の「緑谷出久:オリジン」では、『ヒロアカ』の世界観と共に緑谷出久というキャラクターの紹介、オールマイトから見初められるきっかけになったヴィランの事件が描かれています。物語の始まりとして緑谷出久がヒーローの素質を見せたり、”無個性”でもヒーローになれるか問いかける姿は印象深いシーンです。また、緑谷出久を見下すばかりであった爆豪勝己の最初の姿も描かれています。
爆豪勝己のオリジン回は何話?内容は?
『ヒロアカ』の爆豪勝己のオリジン回は、それまで明らかにされていなかった緑谷出久やオールマイトへの思いが描かれており、同時にそれを受けた緑谷出久の思いもわかる回になっています。
爆豪勝己のオリジン回は何話?
『ヒロアカ』の爆豪勝己のオリジン回は、原作漫画では単行本7巻の第62話、アニメでは2期の第37話で描かれました。「爆豪勝己:オリジン」はオリジン組のメンバーの中だと一番遅く描かれており、爆豪勝己の今後に大きな影響を与えることになります。
爆豪勝己のオリジン回の内容
『ヒロアカ』の「爆豪勝己:オリジン」では、期末試験で緑谷出久と爆豪勝己がチームを組まされることになり、その相手にオールマイトが出てくる展開になっています。その中で爆豪勝己は急成長していく緑谷出久に、イラつきや焦りを感じていることが描かれました。一方で、緑谷出久は爆豪勝己が吐いた弱音に対して幼い頃からの憧れがあったことを伝え、完全な和解とはいかないものの爆豪勝己の心を動かし始めます。
轟焦凍のオリジン回は何話?内容は?
『ヒロアカ』の轟焦凍のオリジン回は、入学当初から孤高の存在だった轟焦凍が緑谷出久と戦うことで、過去から現在までの思いが明かされていきます。
轟焦凍のオリジン回は何話?
『ヒロアカ』の轟焦凍のオリジン回は、原作漫画では単行本5巻の第39話、アニメでは第2期の第23話で描かれました。「轟焦凍:オリジン」はそれまではクールでどこか距離を置いていた轟焦凍について深く掘り下げられており、その導線となる緑谷出久との激しいバトルが楽しめます。
轟焦凍のオリジン回の内容
『ヒロアカ』の「轟焦凍:オリジン」では、雄英体育祭の決勝トーナメントで緑谷出久と轟焦凍が戦うことになりますが、この時点での轟焦凍は過去の軋轢から父親から遺伝した炎の”個性”を使用していませんでした。しかし、その過去を聞いた緑谷出久は全力で戦わない轟焦凍に力強く言葉をかけ、そこから母親の言葉を思い出した轟焦凍は全力で立ち向かいます。この回から轟焦凍は自分自身のためにヒーローを目指していきます。
【ヒロアカ】オリジン組に死柄木弔が加入する?
『ヒロアカ』のオリジン組のメンバー3人はヒーローとしてのオリジン回が描かれた共通点がありますが、それから暫く経った後にヴィランとしてのオリジン回が描かれることになります。そんな『ヒロアカ』のヴィラン側のオリジン回で掘り下げられた死柄木弔について見ていきましょう。
死柄木弔のプロフィール
『ヒロアカ』の死柄木弔は4月4日生まれ、身長175cm、血液型AB型の男性です。5本の指で触れた物を崩壊させる「崩壊」の”個性”を持っています。敵連合の首領にあたる人物で、作中ではヴィランを率いながら様々な事件を引き起こしていきます。その正体は志村転弧という名前で、「ワン・フォー・オール」の7代目の後継者にあたる志村菜奈を父方の祖母に持っていました。
死柄木弔の性格
『ヒロアカ』の死柄木弔は基本的に冷めた性格ですが、犯罪行為を行う際はそれ自体を楽しむような一面が描かれており、大人の姿ながらも子供のような残虐性を見せています。また、ヒーローに対しては強い憎しみがある一方で、敵連合の面々には仲間意識があります。
死柄木弔がオリジン組に加入すると言われる理由
『ヒロアカ』の死柄木弔がオリジン組に加入すると言われているのは、作中で「死柄木弔:オリジン」という回が存在するからです。原作漫画では単行本25巻の第237話、アニメでは第5期の第112話で描かれました。アメコミにおける「オリジン」はヴィランの成り立ちを描く際にも使われる表現であり、志村転弧としての彼を変えてしまった事件が明かされていきます。
ヴィラン側で唯一のオリジン回であることは、ヴィラン側から見た主人公という意味があり、そこからオリジン組のメンバー3人と繋がっていく可能性が考えられます。ただ、現状では死柄木弔がラスボスのような存在になっており、仲間に加わるよりは最後までヴィランとして立ちはだかる可能性の方が高い状態です。そのため、オリジン組のメンバー3人と対峙する意味でオリジン回が描かれたとも考えられます。
【ヒロアカ】オリジン組に対する世間での評判や人気
ここでは『ヒロアカ』のオリジン組やそのメンバー3人について世間での評判や人気をまとめていきます。『ヒロアカ』のキャラの中でも人気が高い3人ですが、オリジン組として見る場合も多くのファンを集めています。
『ヒロアカ』のオリジン回について、作中のストーリーの中でも一番好きだという意見は複数見られました。特に「轟焦凍:オリジン」は緑谷出久と轟焦凍が本気で戦い合うことから戦闘シーンとしての見応えがあり、人気を集めています。他2人のオリジン回も後に繋がる重要なストーリーとして好きな人が多いようです。
『ヒロアカ』のオリジン組について、メンバー3人が一緒にいるところが好きだと言う意見がありました。緑谷出久、爆豪勝己、轟焦凍は作品内で行われた人気ランキングで上位3人となっていることから人気はありますが、そんな3人がヒーローとして競い合う姿や学生らしく触れ合う姿が好きな人は多くいます。それが全体的に描かれたエンデヴァーのインターン編が好きだと言う感想もありました。
2021年8月6日に公開された劇場版『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』はオリジン組のメンバー3人が中心のストーリーになっていることから、オリジン組のファンから多くの支持を集めていました。堀越耕平が監修したオリジナルストーリーで描かれる劇場版はいずれも評価が良いですが、第3作目にあたる本作は特に人気が高く、オリジン組のメンバー3人の活躍がたっぷり楽しめます。
【ヒロアカ】オリジン組はかっこいい
『ヒロアカ』の緑谷出久、爆豪勝己、轟焦凍の3人は作中でヒーローを目指すきっかけとなるストーリーが描かれるオリジン回が存在しており、ファンからオリジン組という名前で呼ばれています。そんなオリジン組は様々な共通点があり、3人が集合して活躍するストーリーは多くの人気を集めています。オリジン組の活躍を見たい人はそれぞれのオリジン回やインターン編、劇場版第3作目をチェックしてみましょう。
この記事のライター
十文字猛
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