【ヒロアカ】エンディングは新たなヴィランの一人!基本情報や声優も紹介
『ヒロアカ』のエンディングはエンデヴァーを始めとした轟家に対して大きな影響を与えるヴィランとして登場し、様々な印象を残したキャラです。そんな『ヒロアカ』のエンディングについて”個性”や性格などの基本情報やアニメの声優、起こした事件の流れなどをまとめました。
目次
【ヒロアカ】エンディングは新たなヴィランの一人
『ヒロアカ』のエンディングは単行本26巻のNo.252、アニメ5期の第18話(アニメ通算第106話)で新たに登場したヴィランであり、エンデヴァーと大きく関係するキャラになっています。そんな『ヒロアカ』のヴィラン・エンディングについて、プロフィールを確認していきましょう。
エンディングのプロフィール
『ヒロアカ』のエンディングは本名不明のヴィランです。白目を向いた顔には横断歩道に見えるメイクを施していて、ボーダー柄のパーカーを羽織って出てきました。ただ、それ以外の詳しい情報は一切描かれていません。
ヒロアカの概要
『僕のヒーローアカデミア』は『週刊少年ジャンプ』2014年32号から連載が開始され、2022年10月時点でも連載が続いている少年漫画です。作者は堀越耕平先生で、『赤マルジャンプ』2008 WINTERに読切作品として掲載された『僕のヒーロー』をベースに本作品が創り上げられました。そこから2016年にアニメ化、2019年に舞台化など様々なジャンルで展開されるほど人気を集める作品になっています。
ヒロアカのあらすじ
主人公の緑谷出久は、幼い頃に”無個性”と診断されてしまいましたが、憧れのヒーロー・オールマイトから”個性”を継承できる素質を見出されて、彼の”個性”「ワン・フォー・オール」を身に付けました。それから国立雄英高校のヒーロー科に入学し、ヒーローに必要な知識や経験を積みながら成長を続けていきます。しかし、同時期にヴィランの活動が活発化したことで、出久やクラスメイトもその悪事と対面していくことになります。
【ヒロアカ】エンディングの個性などの基本情報
『ヒロアカ』のエンディングは出番だけで見ると1話限りのキャラですが、”個性”や暴走ぶりから大きなインパクトを残したキャラです。そんな『ヒロアカ』のヴィラン・エンディングの能力面や性格を見ていきましょう。
エンディングの個性
『ヒロアカ』のエンディングの”個性”は「白線」です。道路に書かれている白線を操れる能力で、白線はある程度の強度を持った包帯のような状態になり、作中では自分や他人の身体に巻き付けていました。なお、作中では個性強化薬を使用済みであるため、本来の能力よりも大きく底上げされていると考えられます。
エンディングの強さ
『ヒロアカ』のエンディングの強さについては、先にも書いた通り個性強化薬によって「白線」の能力が強化されており、走行中の車を飛ばすほどの威力を発揮しています。しかし、戦闘面においてはインターンを経た轟焦凍にあっさりと倒されているので、抜きんでて強くなったわけではないようです。
エンディングの性格や人物像
『ヒロアカ』のエンディングの性格や人物像については、常に狂ったような言動をしていて、相手の話を聞き入れる様子ではありませんでした。そこにはエンデヴァーへの執着心や世間への嫉妬心が含まれています。また、人には不平等な部分がありつつも、人生の幕の下ろし方については病状に選べるという信条があり、それに沿って行動を起こしています。
エンディングの名言は「俺を殺してくれ」
『ヒロアカ』のエンディングはエンデヴァーと出会った時から、自らの人生の最後について、エンデヴァーに殺されることを望んでいました。そのことから上記のセリフを言っており、狂気的な言動からエンディングの名言と言われています。自分の名前を「終わり」の意味があり「エンデヴァー」を意識した「エンディング」にしているところからも執着心が窺えます。
【ヒロアカ】エンディングの声優
『ヒロアカ』のエンディングはアニメ5期で登場しており、声優によるボイスが付きました。そんなアニメでエンディング役を演じた声優について紹介していきます。
エンディングの声優は「谷山紀章」
アニメ『ヒロアカ』でヴィランのエンディングを演じたのは、声優の谷山紀章さんです。エンデヴァーに囚われ続けたエンディングを、声の裏返りなどを駆使してから狂気的に演じています。
谷山紀章のプロフィール
谷山紀章さんは山口県出身、1975年生まれの声優・歌手です。映画『AKIRA』をきっかけに声優を目指し始め、代々木アニメーション学院の声優科に通ってから1996年に声優デビューを果たしました。その後は声優活動を増やしていく一方で、歌手活動を初めていき、2005年には自身がボーカル、飯塚昌明がギターを務める「GRANRODEO(グランロデオ)」としてユニットデビューしています。
谷山紀章の主な出演作品
谷山紀章さんの主な出演作品としては、『奏光のストレイン』のディコン・シドノック、『おおきく振りかぶって』の花井梓、『天元突破グレンラガン』のキタン、『とある魔術の禁書目録』のステイル=マグヌス、『うたの☆プリンスさまっ♪』の四ノ宮那月、『黒子のバスケ』の氷室辰也、『進撃の巨人』のジャン・キルシュタイン、『SHOW BY ROCK!!』のクロウ、『文豪ストレイドッグス』の中原中也などがあります。
エンディングとエンデヴァーの関係
『ヒロアカ』のエンディングが執着しているエンデヴァーとの関係は非常に一方的な感情になっています。そんな『ヒロアカ』のエンディングとエンデヴァーの関係や起こされた事件の流れを紹介していきます。
エンデヴァーのプロフィール
『ヒロアカ』のエンデヴァーこと轟炎司(とどろきえんじ)は、8月8日生まれの45歳、身長195cm、体重118kg、血液型AB型の男性です。事件解決数史上最多の実績を持ち、世間ではNo2.ヒーローと言われていて、オールマイトが退いた後はNo.1ヒーローになりました。その輝かしさとは裏腹にオールマイトへの対抗心があったことから、家族である轟家の関係を悪化させてしまった過去があります。
エンデヴァーが鷹見を捕まえる場面を目撃するエンディング
『ヒロアカ』のエンディングは過去にエンデヴァーが鷹見という名前の窃盗犯を捕らえた時を目撃しており、その時に人生のどん底にいたエンディングは全てを持っているエンデヴァーに憧れを抱き始めました。しかし、それはエンディングの信条である人生の幕の下ろし方を選ぶ意味であり、全てを持ったエンデヴァーによって自分が殺されることを望んだのです。
そして、作中から7年前に暴行罪に問われる事件を起こし、その時にエンデヴァーが解決に向かいますが、エンディングも日和ってしまったことから、殺されることは叶わず、逮捕されることになります。ただ、投獄されていた間もエンデヴァーへの感情は消えることはありませんでした。
エンデヴァーの息子・夏雄を連れ去るエンディング
逮捕されてから7年後、出所したエンディングはすぐさま轟家に向かい、その場にいたエンデヴァーの次男・轟夏雄を”個性”を利用して誘拐しました。そして、エンデヴァー本人の前に姿を現し、自らの殺すように懇願します。ただ、ちょうどエンデヴァーの事務所にインターン中だった緑谷出久、爆豪勝己、轟焦凍の3人が来たことで一旦逃げ出しました。
過去とは違うエンデヴァーに絶望するエンディング
『ヒロアカ』のエンディングは逃げ出す最中に誘拐した轟夏雄を道路に投げ出すことで殺そうとしますが、緑谷出久と爆豪勝己が介入し、自身は轟焦凍の”個性”で取り押さえられます。その後、救出された轟夏雄に対して駆け付けたエンデヴァーは巻き込んでしまった謝罪と共に現在の家族への想いを明かしました。しかし、それを見たエンディングは泣きながら激しく叫び出します。
エンディングにとってのエンデヴァーは傲慢な成功者であり、現在のように家族へ申し訳なさを見せるような人物ではありませんでした。そのエンデヴァーの殺らされることだけを希望にしてきたエンディングからすると、衝撃的な光景だったのです。しかし、その声は周りの誰にも届かないまま、駆け付けた警察によって再び逮捕されました。
【ヒロアカ】エンディングに対する世間での評判や人気
ここでは『ヒロアカ』のヴィラン・エンディングについて世間での評判や人気を紹介していきます。作中ではエンデヴァーに関係した様々な人物が出てきますが、エンディングはその中でも出番以上の印象を残しているようです。
『ヒロアカ』のエンディングの”個性”「白線」に対する評価は強いと思う人もいれば、限定的過ぎるという意見もありました。現代においては道路がある限り白線もあるので、能力として困ることはないと言われています。一方で、道路が破壊されたり、山中だったりすると”個性”が全く活かせないため、強さとしては評価できないとも言われているようです。
『ヒロアカ』のエンディングとエンデヴァーの関係については歪んでいるけど、わかる部分もあるという感想が見られました。憧れの対象を熱狂的に思う気持ちはオタクや推しを持つ人として共感できますが、それが一方的かつ本人にまで押し付けてしまうのは、普通ではないという視点で見ているようです。
『ヒロアカ』のエンディングについて、アニメで登場したことでさらに印象深くなったり、好きなったりした人もいました。声優の谷山紀章さんの演技力が高いことから1話限りの出番ながらも狂気的な印象を残しており、ここでこの声優を使ってしまうのは勿体ないという意見も見られました。
エンディングはかっこいいヴィランだった
『ヒロアカ』のヴィラン・エンディングは過去にエンデヴァーと出会い、殺されたいという憧れと希望を抱きながら生きてきた狂気的なキャラです。”白線”という個性を持って、作中では轟夏雄をターゲットにすることでエンデヴァーを引きずり出そうとしました。そんなエンディングの活躍や名言は原作漫画だけでなく、アニメで声優の演技付きで見られるので、ぜひチェックしてみましょう。
この記事のライター
十文字猛
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