【ヒロアカ】荼毘の担当声優は下野紘さん!代表作や出演作品を紹介
『ヒロアカ』の荼毘は、ヒーローたちと敵対するヴィランの1人です。本記事では、アニメのヒロアカで荼毘の声を演じた、声優の下野紘さんについて詳しく説明します。声優の下野紘さんのプロフィールだけでなく、これまでに出演した作品や担当キャラも紹介します。
荼毘とは?
荼毘のプロフィール
『ヒロアカ』の荼毘はヴィラン連合の幹部の1人で、死柄木弔らと行動をともにしています。全身には大きな金属製のつなぎ目があり、皮膚の一部は赤黒い色をしています。誕生日は1月18日で、身長は176cmです。謎が多かったキャラですが、轟焦凍と兄弟であることが明かされました。冷淡な性格で、ヴィラン連合のメンバーにも仲間意識を抱いている様子はありません。
荼毘の個性
ヒロアカの荼毘の個性は「蒼炎」で、その名の通り青白い炎を出すことができます。この個性による炎は非常に強力で、人間を一瞬で消し炭にしてしまうほどです。荼毘が登場したばかりのときは、爆発的に炎を出現させることがほとんどでした。しかし、物語が進んでいくと、徐々に個性をコントロールする姿が見られるようになりました。
今まで使っていなかった技を戦闘で使うシーンもあり、荼毘が成長していることがわかります。ただ、個性を連続して使ったときには、皮膚のつなぎ目から黒煙が立つ様子が描かれています。これは、荼毘の炎があまりに強力であるため、体に負担がかかっている証拠だと推察できます。
ヒロアカの概要
ヒロアカ(僕のヒーローアカデミア)は、週刊少年ジャンプで連載中の漫画です。作者は堀越耕平さんで、これが3作目の連載作品となります。海外でも人気が高い作品で、コミックスの全世界累計発行部数はすでに6,500万部を突破しています。テレビアニメだけでなく、映画や舞台などさまざまな方面でメディア化されてきました。
ヒロアカのあらすじ
主人公の緑谷出久は、幼い頃からヒーローになることを夢見ていました。しかし、何の能力もない「無個性」であることが判明し、周囲からもバカにされて育ちます。ある日、ヴィランを倒しにきたヒーローのオールマイトに遭遇し、無個性でもヒーローになれるか尋ねます。そこでオールマイトに「ヒーローになれる」と肯定してもらい、さらにオールマイトの個性の継承者に指名されます。緑谷はその個性を使い、ヒーローになるため雄英高校に入学したのでした。
荼毘のアニメの声優は下野紘
下野紘のプロフィール
ヒロアカのアニメでは、荼毘の声を声優の下野紘さんが担当しています。下野紘さんは1980年4月21日生まれのB型で、東京都出身です。高校時代には演劇部に所属しており、その後は日本ナレーション演技研究所に入所します。研究所で勉強をしながら事務所のオーディションを受け、アイムエンタープライズの所属となりました。
声優デビューしたのは2001年で、そのときの出演作品はゲームの『リリーのアトリエ〜ザールブルグの錬金術士3〜』です。テレビアニメで声優デビューしたのは、2002年に放送された『ラーゼフォン』の神名綾人役でのことでした。2003年から2007年にかけては、声優ヴォーカルユニット「Root」のリーダーとして活動していました。
下野紘は荼毘の幼少期の声も担当する?
ヒロアカの原作では、荼毘の過去について明かされました。しかし、アニメではまだ荼毘の過去話は放送されておらず、幼少期の声優が誰になるかも不明です。下野紘さんは10代の若いキャラを演じることも多いため、そのまま幼少期の声を担当する可能性もあります。
ただ、過去話ではまだ10歳にも満たない荼毘が出てくることもあり、女性の声優が演じる可能性も捨てきれません。主人公の緑谷出久の幼少期をミッドナイトの声優が兼任しているように、他のキャラの女性声優が担当することもありそうです。
下野紘の好きな食べ物は唐揚げ
声優の下野紘さんは、大の唐揚げ好きなことで知られています。自身のラジオ番組では、唐揚げに特化したコーナーを立ち上げてしまったほどです。また、唐揚げといえばローソンの「からあげクン」が有名ですが、下野紘さんはからあげクンのPVに出演したこともあります。
からあげクンの限定味が発売されたときには、キャンペーンキャラクターを務めたこともありました。2012年には日本唐揚協会主催の「からあげグランプリ」で、ベストカラアゲニストを受賞します。そして、それから8年間、連続してベストカラアゲニストを受賞し続けました。
下野紘の歌手としての活動
声優の下野紘さんは声優ヴォーカルユニットを組んでいた時期もありますが、2016年からは個人で歌手活動を行っています。以前からオファーはあったそうですが、自身の名前で活動することに抵抗を感じていたようです。しかし、声優15周年を迎える節目の年に、歌手としてソロデビューを果たしました。それからはアニメの主題歌を担当するなど、歌手活動も活発になっていきます。ただ、2020年には音楽活動の休止を告知し、声優としての仕事に主軸を置くことを決断したようです。
荼毘の声優・下野紘の代表作や担当キャラ
出演作品①バカとテストと召喚獣(吉井明久)
『バカとテストと召喚獣』は、ライトノベルが原作の漫画です。学力試験の点数バトルという他にはないような設定が人気を集め、ライトノベルの数々のランキングで上位を獲得しています。荼毘の声優の下野紘さんが演じたのは、この作品の主人公である吉井明久です。吉井は愛すべきおバカキャラで、荼毘とはまったく性格が違います。そのため、下野紘さんも荼毘のときとは似ても似つかない、可愛い声で演じています。
出演作品②鬼滅の刃(我妻善逸)
声優の下野紘さんは、大ヒットアニメの『鬼滅の刃』にも出演しています。鬼滅の刃で下野紘さんが担当したのは、主人公の竈門炭治郎の仲間である我妻善逸です。我妻はネガティブな臆病者で、何かあるとすぐに泣き叫んで逃げ出します。我妻もまた荼毘とは真逆に位置するキャラであり、下野紘さんの声も同一人物とは思えないほど違います。鬼滅の刃とヒロアカで下野紘さんの声を聴き比べてみると、声優としての技量のすごさに驚かされるでしょう。
出演作品③SKET DANCE(椿佐介)
『SKET DANCE』はヒロアカと同じジャンプ漫画で、2011年から2012年にかけてテレビアニメが放送されました。「スケット団」という高校の部活動の活躍を描いたコメディ漫画で、毎回スケット団が学生たちからの依頼をこなそうと奮闘します。下野紘さんがこの作品で演じたのは、生徒会副会長の椿佐介です。椿は責任感と正義感が強いキャラで、スケット団を目の敵にしています。下野紘さん演じる椿は高校生らしい自然な様子で、ヒロアカや鬼滅の刃とはまた違った演技を楽しめます。
出演作品④進撃の巨人(コニー・スプリンガー)
『進撃の巨人』も鬼滅の刃と同じく大ヒットした作品であるため、知っている人も多いでしょう。進撃の巨人で声優の下野紘さんが担当したのは、第104期訓練兵団のコニー・スプリンガーです。自称天才のお調子者ですが、実際は頭の回転が鈍く作戦を誤認してしまうこともあります。コニーが泣きながら「お前たちは仲間だ」と叫ぶシーンは有名で、下野紘さんの悲痛な声が視聴者の涙を誘いました。
出演作品⑤ダイヤのA(川上憲史)
荼毘の声優の下野紘さんが出演した『ダイヤのA』は、高校野球をテーマにしたスポーツ漫画です。下野紘さん演じる川上憲史は、主人公の沢村栄純の先輩に当たるキャラです。内気な性格であるため、川上の日常生活では下野紘さんの演技も控えめです。しかし、川上は熱いセリフも多く、そういったシーンでは下野紘さんの魂のこもった力強い声を聞くことができます。
出演作品⑥うたの☆プリンスさまっ♪(来栖翔)
『うたの☆プリンスさまっ♪』は、もともと女性向けの恋愛アドベンチャーゲームでした。荼毘の声優の下野紘さんはこの作品で、来栖翔というキャラを担当しています。来栖はST☆RISHというアイドルグループのメンバーで、金髪碧眼のイケメンです。アイドルグループのメンバーということで歌うシーンも多いですが、歌声も素敵だと評判です。
荼毘の名言
荼毘の名言①「考え過ぎて...」
考え過ぎてイカレたよ
この名言は、荼毘がスナッチから言われたことを思い出したときにつぶやいたセリフです。荼毘は以前スナッチから、「遺族の気持ちを考えたことはないか」と言われたことがあります。そのセリフを思い出した荼毘は不気味な笑いを浮かべながら、この名言を口にするのでした。壮絶な過去を経験してきた荼毘だからこそ出てきた、重い名言です。
荼毘の名言②「初めましてかな?...」
初めましてかな?エンデヴァー
出典: comiblo.com
荼毘がエンデヴァーと対面したときに言ったのが、こちらの名言です。荼毘はエンデヴァーの息子として産まれましたが、すでに今は別人として生きています。この時点ではまだエンデヴァーと荼毘との関係は明かされておらず、このセリフから2人には何かしらの接点があるのではないかといわれていました。荼毘の過去が明かされた今となっては、荼毘のいろいろな感情がこめられたセリフだとわかる名言です。
荼毘の名言③「ヒーロー殺しの意志は...」
ヒーロー殺しの意志は 俺が全うする
出典: eiga-manga.com
ヒーロー殺しのステインは、もともとヒーローを目指していました。しかし、ヒーロー観の腐敗に失望し、英雄回帰の思想を掲げるようになりました。ステインは偽物と判断したヒーローを粛清して回りますが、最終的には警察に捕まってしまいます。しかし、そんなステインの思想に共感するヴィランも多く、荼毘もそのうちの1人でした。荼毘はステインが捕まった後ヴィラン連合に赴き、この名言とともに死柄木弔たちの仲間になったのでした。
荼毘の声優に対する世間での評判や人気
荼毘の声優の下野紘さんは、これまでにも鬼滅の刃や進撃の巨人など、人気作品に多く出演しています。しかし、荼毘の声はこれまでのキャラの声と異なる部分が多く、下野紘さんの声だと気づけなかった人もいるようです。特に、鬼滅の刃の我妻善逸と同じ声優だと知った人たちからは、驚きの声が上がっていました。
ヒロアカの荼毘の声は人気が高く、かっこいいと評判です。最初は合わないと思っていた人も、最終的には下野紘さんの声がぴったりだと感じたようです。「荼毘に下野紘さんをキャスティングをした人は天才」というコメントが、いくつも見られました。
ヒロアカの荼毘を演じているときの下野紘さんの声は、低音のイケメンボイスです。この低い声に魅了されるファンも多く、荼毘の人気もさらに上がったようです。低い声だけでなく、やや気だるげな喋り方も人気でした。
荼毘の声優は下野紘だった
ヒロアカのアニメで荼毘を演じたのは、声優の下野紘さんでした。これまでに演じてきたキャラとはまったく異なる声に、驚いてしまったファンも多いようです。荼毘はヒロアカの原作で過去が明かされたこともあり、これからのアニメでもまだまだ出番が期待できます。下野紘さんの声にも注目しながら、ぜひ荼毘の活躍を楽しんでください。
この記事のライター
NR4712
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