【ヒロアカ】キュリオスは異能解放軍の紅一点!個性や死亡シーンまとめ
『ヒロアカ』に登場するキュリオスは、リ・デストロ率いる異能解放軍唯一の女性幹部です。作中ではトガヒミコと戦い、その強さで彼女を追い詰めるも最後は死亡してしまいました。本記事ではキュリオスの個性や死亡シーン、アニメ版『ヒロアカ』での声優を紹介します。
目次
【ヒロアカ】キュリオスは異能解放軍の紅一点
キュリオスは異能解放軍に所属する女性キャラクターです。まずはキュリオスの性格と異能解放軍リ・デストロとの関係を解説します。またここでは、『ヒロアカ』の概要、あらすじも簡単におさらいします。
キュリオス(気月置歳)のプロフィール
- 解放コード:キュリオス
- 本名:気月置歳(きづきちとせ)
- 性別:女性
- 個性:地雷
キュリオスは異能解放軍の中で使われている解放コードで、本名は気月置歳(きづきちとせ)といいます。リ・デストロ(四ツ橋力也)が代表を務める、異能解放軍のメンバーで、広報を担当する女性キャラクターです。また、表の顔として出版社「集瑛社」の専務でもあります。紫色の長い髪と、青い肌、奇麗な顔立ちをした女性です。
キュリオスの性格
キュリオスという名前は英語のcuriousからきており、語源通り好奇心の強さを持った性格です。気月置歳として出版社の専務にまで出世していますが、記者として興味を抱いた相手にはしつこくコンタクトします。敵対するトガヒミコに対しても、激しく交戦しながら彼女にインタビューを試みるほどの、強いジャーナリスト精神を持っています。
キュリオスと異能解放軍のリ・デストロの関係
キュリオスこと気月置歳は新人記者時代に、異能解放軍の最高指導者リ・デストロと会っています。ここでリ・デストロはキュリオスに対し、人の心を動かす記事を書くためには取材をするようにと、助言をしています。この場面はキュリオスの回想シーンとして差し込まれています。キュリオスにとってリ・デストロとの出会いは重要なものであり、キュリオスは異能解放軍の考えや活動に共感を持ち仲間に加わった、と推測されます。
ヒロアカの概要
『ヒロアカ』こと『僕のヒーローアカデミア』は、堀越耕平氏原作で、『週刊少年ジャンプ』にて2014年より連載されている大人気漫画作品です。アニメ化はもちろん、映画化、舞台化も果たす人気ぶりで、2023年3月のアニメ第6期最終回後、第7期の制作も発表されました。
ヒロアカのあらすじ
『ヒロアカ』の舞台は、突如として人々が超能力を持つようになった世界です。混乱をもたらす超能力「個性」の使用は禁じられていましたが、個性を悪用する「敵(ヴィラン)」がはびこるようになり、それに対抗するべく「ヒーロー」たちが現れます。主人公のデクこと緑谷出久は、ナンバー1ヒーローのオールマイトにあこがれるものの、「無個性」として生まれます。しかし、ある出来事がきっかけでオールマイトから「個性」を託され、仲間たちとともに最高のヒーローを目指すことになります。
【ヒロアカ】キュリオスの個性や死亡シーン
続いてはキュリオスこと気月置歳の持つ「個性」とその強さ、そして死亡シーンについて、『ヒロアカ』作中の描写をもとに解説します。キュリオスとトガヒミコの戦闘はどのような結末を迎えたのか、見ていきましょう。
キュリオスの個性(異能)は地雷
キュリオスの個性は「地雷」で、その能力は「触れたものを起爆装置に変える」というものです。ちなみに異能解放軍は「個性」ではなく「異能」と呼んでいます。この「地雷」による殺傷能力はあまり高くなく、一撃で相手をしとめるほどの威力は出せません。しかし、何度も使用することができ、異能解放軍の潜伏解放戦士たち複数人の血に、この「地雷」を使用しており、その血を吸ったトガヒミコに大ダメージを与えています。
キュリオスの技「キュリオスパンク」の強さ
キュリオスの技、「キュリオスパンク」は、デトラネット社謹製の武器「チェインリング」を装備した腕から放たれます。デトラネット社は、リ・デストロが社長を務める会社で、表向きはサポート企業として有名です。キュリオスの手首につけたリングが手を覆う大きな四角い装備に変形し、その先端を爆発させ攻撃します。キュリオスのこの技は、トガヒミコの顔面に大きなダメージを負わせる強さを持っています。
キュリオスはトガヒミコとの戦闘で死亡した?
「再臨祭」でキュリオスが対峙したのはトガヒミコでした。彼女は、潜伏解放戦士とともにトガヒミコを追い詰め、キュリオスパンクなどで瀕死のダメージを与えます。トガヒミコは逃げながら、麗日お茶子の血を用いてお茶子に変身します。それまでトガヒミコの変身は外見のみで、対象者の「個性」までは再現できなかったのですが、お茶子への強い憧れから「個性」を使えるようになります。トガヒミコはお茶子の「個性」でキュリオスを空中に浮かし落下させ、キュリオスは死亡します。
【ヒロアカ】キュリオスの名言
ここからは、戦闘だけではなくジャーナリストとしての強さも兼ね備えた、異能解放軍の紅一点、キュリオスこと気月置歳が放った名言を3点紹介します。該当シーンは『ヒロアカ』の漫画、アニメで描かれた内容をもとに解説します。
キュリオスの名言①「取材対象への…」
取材対象への遠慮なんて一年目で捨てちゃった
出典: comic-kingdom.jp
一つ目の名言は、キュリオスがトガヒミコと戦う前に放ったものです。トガヒミコは、同級生を刺すという凶行で世間を騒がせました。キュリオスは、トガヒミコがなぜそのような犯行を犯したのか、その理由を知ろうと、彼女に近づきます。先述のリ・デストロとの回想シーンから、キュリオスは最初、取材を行うことに対して遠慮があったことが推測されます。リ・デストロの言葉から、キュリオスは取材相手に対する遠慮を捨てて、真実を追い求めるようになったことがうかがえます。
キュリオスの名言②「一体どんな人生を…」
一体どんな人生を歩んできたのかしら!?
出典: comic-kingdom.jp
二つ目は、キュリオスが自分を殺しにナイフを持ち飛びかかってきたトガヒミコに対し、喜んでいるような表情で放った名言です。相手を殺すことに少しも躊躇しないトガヒミコに、何が原因で彼女がそうなったのか、ということにキュリオスが強く興味を抱いているセリフです。命を奪われかねない状況にも関わらず、目の前の戦い以上に彼女の人生に興味を抱いている様子が、キュリオスが生粋の記者であることを証明しています。
キュリオスの名言③「とっても素敵な…」
とっても素敵な見出し、最高の記事に
出典: comic-kingdom.jp
最後はキュリオスがトガヒミコに敗れ、死亡する前の名言です。変身対象の「個性」を使用できるようになったトガヒミコは、お茶子の能力でキュリオスの体を浮かせます。キュリオスを空中に高く浮かせたトガヒミコは「私はもっと好きになる」と言い、それに対するキュリオスのセリフがこれです。キュリオスにしてみれば絶体絶命の状況ですが、トガヒミコの言葉に感心したように、落ち着いた表情を見せます。キュリオスこと気月置歳は死亡する最後まで、記事のことを考えていました。
【ヒロアカ】キュリオスの声優
続いては、アニメ版の『ヒロアカ』で異能解放軍の紅一点、記者でありヴィランでもある美女、キュリオス(気月置歳)役を熱演した声優を解説します。また、声優のプロフィールや『ヒロアカ』以外での出演作品などもあわせて紹介します。
キュリオスの声優は「本田貴子」
アニメ『ヒロアカ』で異能解放軍の唯一の女性幹部、キュリオス(気月置歳)を演じた声優は本田貴子さんです。トガヒミコとの戦いでは、戦いより記者としての好奇心を強く見せる独特なキャラクターを見事に演じています。まずは、本田貴子さんのプロフィールを見ていきましょう。
本田貴子のプロフィール
- 名前:本田貴子(ほんだたかこ)
- 誕生日:1972年8月14日
- 出身地:東京都
- 所属:大沢事務所
『ヒロアカ』でキュリオス(気月置歳)役を演じた本田貴子さんは、大沢事務所所属の女性声優です。アニメだけでなく、外国映画の吹き替えやテレビ番組、テレビコマーシャルのナレーションでも有名な人気声優です。
本田貴子の主な出演作品
本田貴子さんの主な出演作品は、『NARUTO(みたらしアンコ)』、『とっとこハム太郎(のっぽくん)』、『NANA(早乙女淳子)』、『ちはやふる(甘糟那由太)』などです。外国映画の吹き替えも多く出演しており、『バイオハザードシリーズ(アリス/ミラ・ジョボビッチ)』、『X-MEN(ストーム/ハル・ベリー)』など有名作品で活躍しています。そのほか、ダイソンのコマーシャルのナレーションなどでも有名です。
【ヒロアカ】キュリオスに対する世間での評判や人気
キュリオスはそのキャラクターデザインが『ヒロアカ』ファンの間でも好評で、登場回数の少なさを惜しむ声も多くみられます。活躍した期間は短く、メインキャラではありませんが、SNSにはファンアートも投稿されている人気ぶりです。
トガヒミコとの戦いで、戦いよりも記者としてインタビューを試みるキュリオスが強く印象に残っている、という意見も多くみられます。異能解放軍の一員として、リ・デストロの考えに賛同しているキュリオスですが、ジャーナリスト気月置歳としての気概も感じられるシーンとして、『ヒロアカ』ファンに支持されているようです。
キュリオスとトガヒミコの戦いを、雄英体育祭でのお茶子対爆豪戦になぞらえるファンの考察も見られます。爆豪に似た「個性」を持つキュリオスと、お茶子の「個性」をコピーしたトガヒミコの戦いは、雄英体育祭での戦いを意識したシーンではないか、という意見がSNS等に数多く上がっています。
【ヒロアカ】キュリオスは異能解放軍のかわいい紅一点だった
『ヒロアカ』に登場した異能解放軍のキュリオスこと気月置歳は、かわいいビジュアルと強さを兼ねそろえた女性記者でもありました。最後はお茶子の「個性」をコピーしたトガヒミコに敗れ、死亡してしまいますが、戦いの最中にトガヒミコに対して取材を行うなど、少ない出番ながらも個性的なキャラクターとして、『ヒロアカ』ファンの印象に残っています。
この記事のライター
PP西村
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