【ヒロアカ】雄英文化祭の見どころを紹介!クラスの出し物や登場キャラも
『ヒロアカ』コミックス19巻と20巻で開催された文化祭は、大成功を納めることが出来ました。しかし雄英文化祭が始まる寸前に、デクとジェントルの戦いが繰り広げられるなど一筋縄ではいきません。ここでは『ヒロアカ』雄英文化祭での、数多くの見どころを紹介します。
目次
【ヒロアカ】雄英文化祭とは?
雄英文化祭とは?
雄英文化祭は、『ヒロアカ』コミックス19巻と20巻に描かれている雄英高校の行事の一つです。コミックス3巻~5巻で描かれていた体育祭とは違い、主役はヒーロー科以外の「サポート科」「普通科」「経営科」になります。例年は、学校外にもステージを借り大掛かりで行われていました。しかし今回の文化祭は、敵隆盛(ヴィランりゅうせい)の時期であるため規模を縮小して行われることが決定されています。
ヒロアカの概要
『僕のヒーローアカデミア』通称『ヒロアカ』は、漫画家・堀越耕平によって描かれたヒーロー漫画です。2014年7月より週刊少年ジャンプへの連載が始まりました。堀越耕平にとってのヒローは「戦う事ではなく人を救う事」と語っており、その思いが込められた作品になっています。戦闘より人を救う作風は、連載当初より注目を浴びました。2014年コミックス1巻が発売されると即完売し発行から1ヶ月で30万部を突破します。コミックス既刊36巻世界累計発行部数6500万部(2022年1月時点)を突破する人気作品です。
ヒロアカのあらすじ
『ヒロアカ』は、世界人口の8割が特殊能力である個性を持つ社会が舞台となります。主人公・緑谷出久(みどりや いずく)は幼い頃から、ヒロー・オールマイトに憧れていました。しかし、幼稚園になっても個性が出ないデクを母親が心配し病院受診させます。そこで判明したのは、デクに個性が無いという事でした。個性が無いことにショックを隠し切れないデクでしたが、夢を諦めることなく自力で雄英高校へ入学します。そこで出会った仲間と共にヒローを目指す物語です。
【ヒロアカ】雄英文化祭の見どころとあらすじ
見どころとあらすじ①出し物を決めるA組
『ヒロアカ』の雄英文化祭でのA組の出し物決めのあらすじは、委員長・飯田天哉(いいだ てんや)が取りまとめようと奮闘するストーリーです。文化祭に乗り気でなかった生徒も、他科生徒のストレスが緩和できるよう次第に出し物決めに熱が入ります。メイド喫茶やダンス等様々な案んが出ますが、決定できず翌日に持ち越しました。出し物を悩む中で、轟焦凍(とどろき しょうと)から「みんなで楽しむ場にしたい」と意外な提案があがります。そこで、パリピダンスで発散してもらおうと出し物が決定しました。
特に今回の出し物に必要なのは「音」という事で、楽器演奏ができるが恥ずかしがり屋の耳郎響香(じろう きょうか)に白羽の矢が立ちます。ここでの見どころは、恥ずかしがり屋でもある耳郎が中心となり文化祭に向けてクラスをまとめていくところです。
見どころとあらすじ②出し物を決めるB組
『ヒロアカ』コミックス19巻の文化祭準備では、A組にライバル心むき出しのクラスB組が出し物を決めるシーンがあります。どうしてもA組に勝ちたいB組はオリジナリティを追求した演劇で勝負する事に決めました。A組に勝ちたい一心でクラスで脚本から作りあげた、完全オリジナルの「ロミオとジュリエット」が見どころになります。A組は自分たちの片付けでB組の演劇を見る事は出来ませんでしたが、なにやら笑える内容だったようです。
見どころとあらすじ③その他のクラスの出し物
『ヒロアカ』雄英文化祭で他のクラスの出し物は、「技術展示会」や「ミスコン」があります。あらすじは、各出し物にそれぞれの思いが込められているストーリーです。特にサポート科が、ヒーロー科に掛ける思いやストレスが描かれています。また、ミスコンでは覇者である絢爛崎美々美(けんらんざき びびみ)と波動ねじれ(はどう ねじれ)のグランプリの行方も見どころです。
見どころとあらすじ④文化祭に招待された壊理
『ヒロアカ』に登場する壊理(えり)は、治崎(ちさき)に囚われていた所を、デクとルミリオンに救出され病院に入院していました。ここでのあらすじは、笑顔を知らない壊理のために、楽しい事を教えたいデクが文化祭に招待したいと担任・相澤消太(あいざわ しょうた)に提案します。文化祭に招待された壊理が、自分を助けてくれたヒーローに対する思いが描かれているシーンが見どころです。
見どころとあらすじ⑤ジェントルの犯罪動画
ジェントルは、『ヒロアカ』コミックス19巻174話に登場する迷惑行為を行う事で有名なヴィランで警察からかなりの期間逃げています。ジェントルはヴィランですが不正行為を行うコンビニ等に強盗に入り、偽装を暴こうとする少し変わったヴィランです。彼が強盗に入る動画をアップしますが、毎回削除されてしまいます。
見どころとあらすじ⑥デクのオールマイトへの相談
『ヒロアカ』コミックス19巻172話のあらすじは、デクがオールマイトに壊理を救出した際の戦いを振り返り相談しているシーンになります。文化祭を前にしてもデクは個性を鍛える事を忘れていません。ここでの見どころは、デク本人が気付かないうちに遠距離攻撃が出来るようになっていた事や、オールマイトが常に100%で戦っていなかったことが明かされるところです。オールマイトの言葉にハッとし、新たな技を手に入れたデクが前進する様子が描かれています。
見どころとあらすじ⑦遊びに来た壊理
『ヒロアカ』19巻172話で、相澤消太とルミリオンに連れられた壊理が不安そうな表情をしながら雄英高校に遊びに来ます。これは、文化祭当日に壊理が驚かないようにする為の計らいでした。173話では初めての所に緊張し、ルミリオンのズボンのすそを掴みながら移動する様子が可愛いと評判のシーンです。ここでは、今回の文化祭が開催されるまでの秘話が明かされるのも見どころになります。
見どころとあらすじ⑧発目の新サポートアイテム
発目明(はつめ めい)はサポート科の中でも優秀な生徒で、日頃から彼女の発明でヒーロー科をサポートしている存在です。『ヒロアカ』コミックス175話で、以前からデクが発目に依頼していた新サポートアイテムが完成します。これは、デクが少しでも身体への負担を軽くするために作られたアイテムです。新アイテムが完成するまでのスピードに、デクは驚いていました。しかし発目からすると、息抜きだったと語っている所も見どころの一つです。
見どころとあらすじ⑨ラブラバの存在
『ヒロアカ』コミックス19巻178話で、ジェントルにとってのラブラバの存在価値について描かれています。ラブラバのコードネームは、ジェントルが提案した名前です。ラブラバは中学1年生の時に引きこもりになり、たまたま見た動画でジェントルの存在を知り彼の下へ行きます。突然現れたラブラバに何も言わず受け入れ、一緒に過ごすうちに互いになくてはならない存在となっていました。
見どころとあらすじ⑩デクとジェントルの戦い
ジェントルは、『ヒロアカ』コミックス19巻174話から20巻181話に登場する迷惑行為を行う事で有名なヴィランです。ここでのあらすじは、雄英高校に侵入ようとしたジェントルとデクとの戦いと彼がヴィランになるまでの経緯となります。彼らの戦いがメインのようにも読めますが、最後の方に見せるジェントルとラブラビの関係性が見どころです。この回では、多くの読者が涙なしでは読めなかったと呟いています。
見どころとあらすじ⑪文化祭が開幕する
『ヒロアカ』コミックス20巻179話でいよいよ文化祭が開幕します。この時、デクはジェントルと戦っていましたが、ラブラビを思い自首した事により戦いは終わりを迎えます。一時的に、警察より文化祭の中止を言い渡されようとしますがハウンドドックの「緊急性はない」という報告で文化祭中止を免れました。
文化祭には、ルミリオンと一緒に壊理が参加し「笑顔」を取り戻す感動のシーンとなっています。壊理が笑顔を取り戻した時の、ルミリオンとデクの涙ぐむ表情も見どころです。
見どころとあらすじ⑫大成功のライブ
文化祭で、ヒーロー科以外の生徒を楽しませるためのライブは大成功となりました。『ヒロアカ』コミックス20巻182話では、ライブの様子やバンドの中心として活躍した耳郎がヒーローを目指すまでの経緯が描かれています。また、文化祭に招待された壊理が、笑顔を見せるなどの感動シーンが見どころの多い回となっています。
見どころとあらすじ⑬ミスコンの優勝者
文化祭のミスコン優勝者は覇者・絢爛崎美々美を抑え、波動ねじれでした。ねじれが絢爛崎に勝利した要因は、装飾で飾るのではなくシンプルな素であった事と推測されます。絢爛崎とねじれの衣装のギャップが見どころのミスコンとなりました。
【ヒロアカ】雄英文化祭の注目キャラ~バンドメンバー~
注目キャラ①耳郎響香
『ヒロアカ』文化祭のバンドで、ベースとボーカルを務め中心となったのは耳郎響香(じろうきょうか)でした。彼女はさばさばした性格で、何処か男の子のようなキャラクターです。しかし、恥ずかしがり屋だったり幽霊が怖いといった女の子らしい一面もあります。文化祭のシーンでは、音楽家である両親の元に生まれた耳郎がヒローか音楽かで葛藤した時期がありました。今回のバンドを成功させた時、音楽もヒーローも同じなんだと耳郎の心の靄がとれたような場面は多くの読者の感動を呼びました。
注目キャラ②爆豪勝己
文化祭バンドで、ドラムを務めたのが爆豪勝己(ばくごう かつき)でした。彼は、ストイックで少し乱暴なイメージのあるキャラクターです。彼がクラスメイトから音楽教室に通っていた事を暴露され、ドラムを叩くように言われますが当然拒否します。しかし爆豪の性格を知るクラスメイトは、立ち去ろうとする彼を煽りドラムを叩かせるのに成功しました。爆豪のドラムのセンスに、耳郎がバンドに入るようお願いすると彼の不満が爆発します。
爆豪が乱暴な口調で他科への不満を一通り言い終えた後、彼らしい言葉でバンドへの参加表明をしました。爆豪のバンド参加表明の言葉に、クラス全員が歓喜します。
注目キャラ③上鳴電気
上鳴電気(かみなり でんき)は、バンドのギターを務めました。お調子者でクラスのムードメーカーの上鳴は、高校生らしく流行り物に敏感な一面もあります。また、ギターを務めたいと自ら手を挙げていました。理由は、カッコイイのとバンドの華という上鳴らしいものでモテたい願望がうかがえます。
注目キャラ④常闇踏陰
常闇踏闇(とこやみ ふみかげ)は、真面目で古風な話し方をするキャラクターです。常闇がギター担当となったのは、峰田(みねた)が希望したギターでしたが手が届かないという理由で断念した事でした。そこに常闇が、ギターで魅力的な音を出した事でポジション決定となります。実は常闇自身、過去にギターを経験しますがFコードでつまずき辞めていました。
注目キャラ⑤八百万百
バンドのシンセサイザーを耳郎に抜擢され、担当したのは八百万百(やおよろず もも)でした。やおももは、お嬢様育ちですが体力テストでは男子を抜いて一位を獲得する意外性のあるキャラクターです。『ヒロアカ』に登場して直ぐの頃は、シャープな顔立ちから気が強いキャラクターと多くの読者に思われていました。しかし、ストーリーが進みクラスメイトと関わる事で、優しさが見えるようになり文化祭では協力的な一面を見ることが出来ます。
【ヒロアカ】雄英文化祭の注目キャラ~ヴィラン~
注目キャラ①ジェントル・クリミナル
『ヒロアカ』コミックス19巻171話で初登場するジェントル・クリミナルは、通常のヴィランとは違い、悪を成敗するために強盗を働く一風変わったキャラクターです。また、強盗に入るところ等6年間も動画配信し、今回はセキュリティ強化された雄英高校に侵入し有名になる事を企んでいました。
ジェントル・クリミナルのプロフィール
- ヴィラン名:ジェントル・クリミナル
- 本名:飛田弾柔郎(とびた だんじゅうろう)
- 生年月日:8月29日
- 個性:弾性(エラスティシティ)
- 嗜好品:紅茶
見た目からしてジェントルマンなジェントルですが、実は元ヒーロー科に所属していました。しかし彼は仮免で4回落ちた上に、一般市民を救えず怪我をさせたことがキッカケで退学となったのです。周囲からは孤立し、フリーターとなる中で高校の同級生にも存在を忘れていたジェントルは犯罪に手を染めるようになりました。
ジェントル・クリミナルの個性
ジェントルの個性は「弾性(エラスティシティ)」です。この個性は無機物に触れる事で弾性を持たせ、トランポリンのように跳ねるようになります。しかし、ジェントル自身は個性を解除することが出来ません。個性の解除を行うには、時間の経過とともに弾性の効力が落ちる事を待つしかないようです。
ジェントル・クリミナルの声優
- 名前:山寺宏一(やまでら こういち)
- 愛称:やまちゃん
- 生年月日:1961年6月17日
- 出身地:宮城県
- 職業:声優、タレント、ナレーター、俳優、ものまねタレント
『ヒロアカ』に登場するキャラクタージェントルの声優は、山寺宏一です。1985年に声優デビューし、現在も声優や俳優として数多くの作品で活躍しています。ジェントルの声優が決まった時、山寺宏一はキャラクターの生きざまを演じる事に生きがいを感じるとインタビューで語っていました。またアニメを見たファンからも、「声もジェントル」など高評価を得ています。
注目キャラ②ラブラバ
『ヒロアカ』に登場するキャラクター、ラブラバはジェントルと共に動画制作をする協力者です。またラブラバはジェントルの熱狂的ファンで、彼の為なら何でも尽くすような姿が描かれています。ジェントル自身も、ラブラバの事を好意的に思っており両思いの様です。
ラブラバのプロフィール
- ヴィラン名:ラブラバ
- 本名:相場愛実(あいば まなみ)
- 生年月日:2月14日
- 個性:愛
『ヒロアカ』に登場するラブラバは、ジェントルを愛してやまない性格の持ち主です。ラブラバがジェントルと出会ったのは中学時代に遡ります。当時ラブラバが好意を寄せた男子へのラブレターが、生徒本人によって暴露されラブラバは引きこもりになりました。引きこもっていいる間、ひたすらインターネットにかじりつきます。そこでジェントルの動画を目にし、彼のファンとなりました。
ラブラバの個性
ラブラバの個性は、「愛」です。この個性はラブラバが愛した、たった一人に愛を告白する事で短時間ですが対象の個性を強化する事が出来ます。ただし、個性が使えるのは1日1回である為、ジェントルとの逃走時にのみ使用していました。
ラブラバの声優
- 名前:堀江由衣(ほりえ ゆい)
- 愛称:ほっちゃん
- 生年月日:1976年9月20日
- 出身地:東京都
- 職業:声優、歌手
『ヒロアカ』に登場するラブラバの声優を務めるのは、堀江由子です。彼女は1997年に声優デビュー後、現在も数多くの作品を演じる人気声優として活躍しています。ラブラバの声優を務めるにあたり、コミックスや台本を読んでは何度も泣いていたと語っていました。アニメを見たファンからは、「声優が豪華」など高評価を得ています。
【ヒロアカ】雄英文化祭に対する世間での評判や人気
大成功を収めた雄英高校の文化祭ですが、世間の声は一体どうなのでしょうか。ここからは、『ヒロアカ』での雄英高校の文化祭の評判を紹介します。
『ヒロアカ』雄英高校文化祭は、出し物決めからクラス全員が一体となり成功させる青春を感じる一幕です。またヒーロー科だけでなく、学校全体として楽しい文化祭の様子が読者を引きつけています。
『ヒロアカ』の文化祭では学生らしいシーンが多く、どこか賑やかで高校生らしい活発な雰囲気が人気です。また高校生のワチャワチャ間の中にも、感動できるストーリーもあり生徒の成長を見たいという読者が多くいます。
『ヒロアカ』の文化祭が開催しようとする裏で、繰り広げられたジェントル戦を当初は「無くて良い」という読者もいました。しかし、文化祭を読み終えると「ジェントル戦」は必要だったとの声が多くあがっています。またジェントル戦では、彼の生き様やラブラバとの関係を描く内容に多くのファンの涙を誘いました。
【ヒロアカ】雄英文化祭の見どころは色々あった
『ヒロアカ』コミックス19巻と20巻で開催された「雄英高校文化祭」は、「文化祭」だけのストーリーではない見どころが色々ありました。中でも、ライブを見た壊理の笑顔やジェントル戦でのラブラバとジェントルの関係に涙したファンは多くいます。また各キャラクターのこれまでの経緯などが描かれた濃い内容ですので、是非チェックしてみて下さい。
この記事のライター
ONIYOME
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