【ハイキュー】月島蛍の声優を担当したのは内山昂輝!経歴から代表作まで
月島蛍は『ハイキュー』に登場する毒舌キャラで、主人公の日向翔陽と同時に烏野高校排球部に入部した1年生です。その月島蛍をテレビアニメでは声優の内山昂輝が演じています。本記事では声優・内山昂輝の魅力に迫ると共に、月島蛍の名言を紹介します。
目次
月島蛍とは?
『ハイキュー』には月島蛍(つきしまけい)というクールな毒舌キャラが登場します。月島蛍は『ハイキュー』の主人公である日向翔陽と同時に烏野高校に入学して排球部に入部しました。日向翔陽の真っ直ぐ突き進んでいく性格とは異なり「たかが部活」という冷めた目を持つ月島蛍ですが、その背景には兄の存在もありました。ここでは月島蛍のプロフィールと月島蛍が登場する『ハイキュー』について紹介します。
月島蛍のプロフィール
- 学年:烏野高校1年
- ポジション:ミドルブロッカー
- 身長:190.1cm
- 体重:68.4kg
- 最高到達点:334cm
- 誕生日:9月27日
月島蛍は癖っ毛と黒縁のフレームメガネがトレードマークです。自分のことを「僕」と呼び、口調はおとなしめですが、皮肉屋で毒舌家というキャラです。毒舌を吐いている時が一番生き生きしていますが、反対に煽られるとムキになる弱さもあります。試合中の観察眼は鋭く、相手監督から「クレバーなブロッカー」と言われたことから「クレバーブロッカー」とも呼ばれています。
月島蛍がバレーボールをするようになったのは兄の明光の影響です。月島蛍は幼少期に兄のことをとても慕っていました。兄は中学時代はバレーボール部のエースでしたが、烏野高校へ進学するとエースどころかベンチ入りも叶いませんでした。しかし弟の前では「チームのエース」と嘘をついていましたが、月島蛍はこっそり兄を応援に行き現実を知ってしまいました。この件があってから月島蛍はバレーボールに冷めた考えを持つようになりました。
ハイキューの概要
『ハイキュー』は古舘春一の漫画作品です。高校のバレーボール部を主な舞台とする「劇的青春」物語で、タイトルはバレーボールの漢字表記「排球」に由来しています。2011年に読み切り版が掲載され、2012年から2020年にかけて「週刊少年ジャンプ」(集英社)誌上で連載されました。テレビアニメは第4期まで製作され、2022年8月には劇場版2部作『ハイキューFINAL』の製作も発表されました。そのほか、小説化もされるなど熱い展開が続いています。
ハイキューのあらすじ
『ハイキュー』の主人公である日向翔陽は小柄な少年ですが、小学生の時テレビで烏野高校のエース「小さな巨人」を見たことからバレーボールを始めます。中学生になりバレーボール部に入部しましたが、指導者も部員もいないという劣悪な環境でした。中3時に公式戦に出場しましたが、対戦相手に惨敗して相手方の天才セッター影山飛雄に中学3年間を否定されます。その後、憧れの烏野高校に入学して排球部に入部しますが、なんと目の前にはあの景山飛雄がいたのでした。
月島蛍の声優を担当したのは内山昂輝!経歴を紹介
アニメ『ハイキュー』で月島蛍を演じているのは声優の内山昂輝です。内山昂輝は幼少期から芸能活動を始めて多くの作品に出演し、主演も務めてきた人気若手声優です。本記事では、内山昂輝がどのような声優なのか、生い立ちから主な出演作品、現在の活躍までさまざまなエピソードも交えながら迫ります。
内山昂輝のプロフィール
- 生年月日:1990年8月16日
- 星座:しし座
- 出身:埼玉県
- 血液型:A型
- 所属事務所:劇団ひまわり
- 受賞歴:第5回声優アワード(2010年)新人男優賞
- 出身大学:早稲田大学文化構想学部
声優・内山昂輝は、趣味として映画鑑賞・音楽鑑賞・読書やサッカー鑑賞を挙げています。映画はジャンルを問わず広く鑑賞するそうですが、映画館で鑑賞する時は必ず一人で行くことにしています。というのは自分が気に入っていた映画を友達を誘って観に行った時、あまり受けが良くなくて後悔した経験があるからだそうです。また、洋画を観る時は字幕の方を選ぶとのことでした。
内山昂輝のあだ名は「おじいちゃん」
内山昂輝は1990年生まれの若手声優ですが、「おじいちゃん」というあだ名が付けられています。その理由として、マイペースなところ、食が細く不健康そうな体格、言動が若者らしくなくテンションもあまり高くないところが挙げられています。他にも否定的な発言が多いというネガキャラですが、そういうところもファンから愛されているようです。
内山昂輝の経歴は?幼少期から子役として活躍?
内山昂輝の所属事務所は「劇団ひまわり」です。内山昂輝は幼少期に劇団ひまわりに入団しました。同じく幼少期から劇団ひまわりに所属していた声優には、宮野真守がいます。先輩の宮野真守は舞台の経験があるのに対し、内山昂輝は舞台の経験はなく、子役としてテレビドラマや外国映画の子供の吹き替えをやっていました。テレビドラマは、NHK大河ドラマ『北条時宗』(2001年)や『利家とまつ』(2002年)に登場人物の幼児期役で出演しました。
内山昂輝の好きな歌手は誰?
内山昂輝は高校時代からくるりのファンです。今でも一番尊敬しているアーティストで毎年アルバムの発売を楽しみにしているそうです。さらにPerfumeもアルバムやシングルは発売日に購入するほどの大ファンです。
内山昂輝は学校生活で良い思い出がなかった?
内山昂輝は幼少期から活動を始めていましたが、高校は超難関校の国際基督教大学高校に進学しました。在学中は学業優先で高校へはきちんと通っていたと話しています。難関高校だけに定期考査も難しく一夜漬けの毎日が一週間続き、テスト終了時にはボロボロの状態になったそうです。そしてテスト最終日に友達と打ち上げにラーメンを食べに行ったりゲーセンに行ったりしたのが良い思い出だと語っています。
月島蛍の声優・内山昂輝の代表作や演じたアニメキャラ
内山昂輝は幼少期から外国映画の吹き替えで声優デビューをしており、若手ながら多くの作品に出演しています。また主役を演じることも多く、代表作にいとまがありません。そんな内山昂輝の出演作品の中から数作品を選び、作品内容と内山昂輝が演じたキャラを紹介します。
出演作品①ユーリ!!! on ICE(ユーリ・プリセツキー)
『ユーリ!!!on ICE』は久保ミツロウ・山本沙代原案のアニメで、2016年10月~12月に放送されました。このアニメで内山昂輝が演じているのはユーリ・プリセツキーというロシア人のフィギュアスケート選手です。このロシア人のユーリは主人公の勝生勇利に対する「もうひとりのユーリ」ですが、ジュニア金メダリストで金髪の美少年でもあることから「ロシアの妖精」とも呼ばれています。しかし、素の彼はヤンキーというギャップも魅力的なキャラです。
出演作品②Charlotte(乙坂有宇)
『Charlotte(シャーロット)』は麻枝准原作書き下ろしのオリジナルアニメ作品です。このアニメで内山昂輝は、主人公の乙坂有宇を演じています。思春期に不完全な特殊能力を持つ少年少女が生まれてくる世界で、乙坂も5秒間だけ他人の身体を乗っ取ることができるという能力を持っています。しかし、乙坂はその能力をエリート高校に入学し学園マドンナに接近するために使用するという腹黒キャラでした。しかし、星ノ海学園生徒会長の友利奈緖に見破られ、星ノ海学園に転校することになりました。
出演作品③僕のヒーローアカデミア(死柄木弔)
『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』は堀越耕平による漫画作品で、テレビアニメは2016年に第1期が放送され、2022年10月から第6期が始まります。このアニメで内山昂輝は死柄木弔という、敵の超常解放戦線の最高指導者を演じています。死柄木は痩身で全身に7対14本の「人の手」を貼り付けているという不気味なキャラですが、『ヒロアカ』で単なる敵キャラを超えた裏の主人公とでも呼べる存在です。
出演作品④Free!(桐嶋郁弥)
『Free!』は京都アニメーションが制作したテレビアニメで、2013年7月に第1期が放送され、現在3期まで製作されています。男子高校生の水泳と青春を描いた物語は3期で大学の水泳部と進み、内山昂輝の演じる桐嶋郁弥も3期から霜狼学院大学水泳部の1年生として登場しました。しかし、桐嶋は主人公の七瀬遙と同じ中学の水泳部出身です。無口なキャラで兄の存在が大きく、中2で水泳留学もしています。七瀬に対しては心を閉ざしていましたが、大学の試合で再開し対戦したことから心のわだかまりが解けました。
出演作品⑤鬼滅の刃(累)
『鬼滅の刃』は吾峠呼世晴による漫画作品です。テレビアニメは第1期が2019年に放送されました。内山昂輝が演じる累は、鬼舞辻無惨の配下十二鬼月の一人で蜘蛛鬼と呼ばれています。『鬼滅の刃』の鬼には珍しく「家族の絆」を大切にしていますが、それは見せかけだけの偽の絆でした。元は虚弱体質で歩くのもままならない少年で両親からとても愛されていましたが、無惨と出会って鬼になります。人を喰らうことを知り心中しようとした両親を手にかけてしまったという悲しい過去を持つキャラです。
出演作品⑥ホリミヤ(宮村伊澄)
『ホリミヤ』はHERO原作『堀さんと宮村クン』を萩原ダイスケが作画を担当し『月刊Gファンタジー』で連載されていました。テレビアニメは2021年4月から放送されており、内山昂輝が演じたのは主人公の宮村伊澄です。宮村は片桐高校に通う高校生で、校内では目立つのが嫌という理由で伊達眼鏡を着用しているメガネキャラです。ある日、クラスメイトの堀京子の弟を堀家に届けたところから次第に宮村の生活に変化が現れ、次第に他のクラスメイトにも心を開いていきます。
出演作品⑦呪術廻戦(狗巻棘)
『呪術廻戦』は芥見下々による漫画作品で、アニメは2020年10月から放送されています。主人公は虎杖悠仁で東京都立呪術専門学校の1年生ですが、1年上の先輩になるのが内山昂輝が演じる狗巻棘(いぬまきとげ)です。狗巻は準1級呪術師で「呪言」という術式を使います。この術式は自分のしゃべったことを実現するものであるため、不用意に術式を発動させないよう、普段の会話は「しゃけ」や「おかか」などおにぎりの具の名前を使っているユニークなキャラです。
月島蛍の名言
『ハイキュー』で声優・内山昂輝が演じる月島蛍は、皮肉屋の毒舌キャラとしても知られています。ここからは、歯に衣着せぬセリフが印象的な月島蛍の名言を紹介しましょう。
月島蛍の名言①「自分で言うのはともかく…」
自分で言うのはともかく 他人に『無理』って言われると腹立つよね 君はとくに
出典: bibi-star.jp
月島蛍の名言①は、月島蛍と日向翔陽との会話から出た言葉です。日向翔陽に白鳥沢学園のエース牛島若利を止めることができるか尋ねられた時、月島蛍は「無理デショ」と答えました。そこで日向翔陽が「月島で無理ならおれが…」と言った時に出たのがこの名言です。自分ではよく「無理」と口にしますが、他人に言われるのは嫌なようです。しかし、このあと月島蛍は諦めるのではなく、アドバイスを求めて行動します。
月島蛍の名言②「一人時間差…」
一人時間差 うちの野生児は騙せても僕には通じないんでよろしくどうぞ
出典: bibi-star.jp
月島蛍の名言②は春高予選決勝の白鳥沢学園高校との試合で、第2セット中盤に月島蛍が白鳥沢学園の天童覚に対して吐いた言葉です。天童覚は相手の攻撃を直感で感じ取るGuess Block(ゲスブロック)を得意としているミドルブロッカーです。天童覚が一人時間差攻撃をかけますが、月島蛍がしっかり止め、天童覚にこの言葉を放ちました。
月島蛍の名言③「ほんの僅か…」
ほんの僅か、いらだちと焦りを含んだ綻びを、まってたよ。
出典: bibi-star.jp
月島蛍の名言③は、名言②と同じ春高予選決勝の白鳥沢学園戦での言葉です。1セット目は白鳥沢のエース牛島のスパイクを止められず大差を付けられましたが、2セット目は攻撃をかわせるようになりデュースへともつれ込みます。思うような試合展開にならないことに、相手側セッターの白布賢二郎はいらだってしまい、トスがほんの少し乱れてしまいました。それを月島蛍は見逃しません。強力な牛島のスパイクを月島蛍がブロックしボールを相手側へはじき返しました。その時にモノローグで流れるのがこの名言です。
月島蛍の声優に対する世間での評判や人気
ここまで、『ハイキュー』の登場人物月島蛍と、月島蛍を演じる声優・内山昂輝のさまざまな面を見てきました。月島蛍は『ハイキュー』の中でも人気キャラであり、内山昂輝も人気声優の一人です。そのコンビネーションを世間ではどのように受け止めているのでしょうか。SNSでの評判を探っていきます。
声優・内山昂輝はさまざまな作品に出演していますが、最初に出会った作品のインパクトが強ければ強いほど印象に残ります。月島蛍の静かな闘志を見事に演じている内山昂輝に魅せられているファンは多いです。
『ハイキュー』に登場するキャラの中でも月島蛍は他のキャラとかなり異なっていて人気があります。そのアニメ化にあたり内山昂輝を声優に選んだことで、月島蛍の魅力はさらに高まりました。
アニメ『ハイキュー』はキャスティングがとても上手くなされていて、褒め称える意見も多く集めています。配役は学校ごとにカラーがあり、それを意識しながらオーディションで決めていったそうです。
月島蛍の声優は内山昂輝だった
『ハイキュー』の毒舌キャラ月島蛍を演じているのは、若手人気声優の内山昂輝でした。月島蛍は幼少期に兄を慕っていたことからバレーボールを始めましたが、兄の現実を知ったことからバレーボールに対して冷めた目を持つようになりました。しかし、周りの人からさまざまな影響を受けて精神的に成長していきます。その月島蛍を声優の内山昂輝が見事に演じています。これからも展開の続く『ハイキュー』と月島蛍に目を離すことができません。
この記事のライター
makkun402
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