【ハイキュー】田中龍之介の魅力や人物像を紹介!結婚相手についても
ハイキューにて日向や影山の先輩として登場した田中龍之介は、ヤンキーな見た目をしていますが持ち前のメンタルを活かし烏野の特攻隊長と呼ばれる活躍を残しました。本記事ではハイキューに出てくる田中龍之介の魅力や人物像、清水潔子との関係についてまとめていきます。
目次
【ハイキュー】田中龍之介とは?
ハイキューに登場する田中龍之介は日向や影山が所属する烏野高校でウィングスパイカーとして活躍している人物であり、作中では特攻隊長という異名をつけられファンにとってもその印象が強く残されています。ここでは田中龍之介のプロフィールを見ていき、『ハイキュー』の作品概要とあらすじについてまとめていきます。
田中龍之介のプロフィール
- クラス:烏野高校2年1組
- ポジション:ウィングスパイカー(WS)
- 誕生日:3月3日
- 身長:177.2cm→178.2cm
- 体重:68.8kg
- 最高到達点:322cm
- 好物:メロンパン
- 最近の悩み:校内で迷ったらしき1年女子に教室を教えてあげようと声をかけたら泣かれた
田中龍之介(たなかりゅうのすけ)は烏野高校2年の排球部です。坊主刈りの頭と強面な見た目をしており口調も荒っぽいヤンキーなお調子者です。女性や後輩たちから怖がられることが多いですが、人情に厚い性格で面倒見が良く、時には後輩のために澤村たちに内緒で体育館の鍵を開けてあげたこともあります。ポジションはウィングスパイカーであり、パワーあふれるスパイクとへこたれないメンタルを持っていることが強みです。
ハイキューの概要
ハイキューは古舘春一によって週刊少年ジャンプに連載されていた漫画作品です。高校生たちがバレーボールに青春をかける物語が描かれており、全国優勝を目指して研鑽を積んでいく王道で熱狂的なシナリオが人気を集めていきました。2012年~2020年にかけて連載されており、2022年8月には累計発行部数5500万部を記録しています。
ハイキューのあらすじ
春高バレーのテレビ中継を見て『小さな巨人』に憧れた日向翔陽は、その日からバレーボールを始め烏野高校に入学した時も排球部へ入部しました。そこには中学時代に因縁の相手となった影山飛雄の姿があり、初めはいがみ合ってしまいプレーも噛み合いませんでした。しかし、お互いの特技が綺麗にハマった時に2人の考え方は改まり、そこから本格的に全国の頂きを目指すための日々が始まるのでした。
【ハイキュー】田中龍之介の魅力や人物像
個性豊かなキャラクターが登場しているハイキューですが、その中でも田中龍之介は能力や実力において突出したものを持っておらず自分自身も「平凡な俺」と称しているほどですが、ファンには強い存在感を示している人物となっています。ここではハイキューにおける田中龍之介の魅力や人物像についてまとめていきます。
魅力①ヤンキーみたいな見た目
田中の見た目は坊主刈りの頭に強面というヤンキーのような容姿をしています。言動も荒々しく本物の輩のようで、悩み事には女子に話しかけただけで勘違いされて泣かれたと記述していました。烏野高校には比較的爽やかなキャラクターが揃っている中で、田中だけは濃い見た目をしていると言えるでしょう。
魅力②裏表のなさ
田中の性格は裏表がなくとても正直者な人柄をしています。人情が厚く仲間思いであり、日向が初めての練習試合でうろたえてしまった時も田中がすぐに気づきコート上にいる仲間がいると元気づけてあげました。また、田中が排球部に入部したきっかけもマネージャーの清水潔子に一目惚れしたからであり、プレー中であっても女子の声には敏感に反応しています。
魅力③メンタルが強い
バレープレイヤーとして田中は突出した何かを持っているわけではありません。しかし、彼が持つ強みは鋼鉄のメンタルであり、たとえ自分やチームの調子が悪い時であっても声を出すことを忘れず常に味方を鼓舞し続ける精神力を持っています。いつ何時でも声を張り上げられることから烏野の特攻隊長と呼ばれるようになり、チームの精神面において大きな柱として機能しています。
魅力④青葉城西戦での活躍
インターハイ予選にて強豪の青葉城西高校と対戦した時、烏野高校は相手のエース及川徹のプレーに追い詰められ苦戦を強いられました。及川のサーブに田中もレシーブミスをしてしまうと、自ら気合を入れなおすように「すみませんでした!」と叫びすぐに反省点を浮き彫りにしていくと最後には「次は決めます!」と意気込み気持ちを切り替えました。
【ハイキュー】田中龍之介の結婚相手や他キャラとの関係
田中龍之介が烏野排球部に入った理由にはマネージャーである清水潔子存在が大きく関わっており、清水潔子と結ばれたのではという話題がネット上で広まっています。また、清水潔子以外にも深い関係を築いている人物が多くいます。ここではハイキューにおける田中龍之介の結婚相手や他キャラとの関係についてまとめていきます。
田中龍之介はその後清水潔子と結婚?
田中は元々清水潔子に一目惚れしたことで烏野高校排球部に入部しました。初対面で初めてかけた言葉は「結婚してください!」というまさかの求婚で当然清水潔子からは断られました。しかしハイキューの最終章にて22歳になった田中が描かれると、その隣に彼と結婚した潔子の姿がありました。高校の頃からのアプローチが大人になって実を結んだようです。
田中龍之介と西谷の関係
西谷夕とは同学年の友達関係であり互いに清水潔子に惚れた者同士、そして熱血バカコンビとして知られています。2人はテンションやノリの良さが似通っており、清水潔子に対する反応もいつも同じです。物語が進むと音駒高校の猛虎もその関係の仲間に加わり、3人の中で猛虎だけが清水潔子からビンタを受けたことから2人から一目置かれています。
田中龍之介と天内叶歌の関係
ヤンキーな見た目から女性から嫌われやすい田中ですが、唯一彼に好意を向けている女性が天内叶歌です。天内とは近所にいた幼馴染で過去に田中が勧めたことから天内はバレーボールを始めており、高校時代には女子バレー部のエースになるまで成長していました。天内は幼い頃から田中に恋心を寄せていたそうですが、その想いが本人に伝えられることはありませんでした。
田中龍之介の姉
田中には田中冴子という姉がいます。見た目や雰囲気が龍之介とそっくりでありサバサバ系で豪快な性格をした女性です。烏野高校排球部を応援しているサポーターの1人でもあり、烏野食堂でアルバイトして義援金を送ったことがあります。また、公式戦では応援席にいることが多く、弟や烏野排球部を全力で応援している姿が描かれています。
【ハイキュー】田中龍之介の名言
田中龍之介はヤンキーのような人柄がかえって魅力的だと言われていますが、そう評価されるようになった所以は彼が作中で残した名言や名シーンなどから来ています。ここではハイキューにおける田中龍之介の名言についてまとめていきます。
田中龍之介の名言①「コートの“こっちっ側”にいる…」
ネットのこっち側にいる全員、もれなく味方なんだよ!!
出典: phoenix-wind.com
日向は影山を加え新しいチームになった烏野バレー部。その最初の練習試合にて青葉城西高校と対戦すると緊張に弱かった日向がミスを連発してしまいました。それを察した田中はチームメイトたちがいるコート上を腕で示しながら上記のセリフを話しました。烏野高校排球部の先輩として勇ましい一面を見せた瞬間でした。
田中龍之介の名言②「後輩を支えてこその…」
後輩を支えてこその先輩だ
出典: renote.jp
上記のセリフは春高白鳥沢戦にて田中が日向の隣で一緒にブロックを跳んだ時に話したものです。ウィングスパイカーである田中は前衛に立つことが多く、ミドルブロッカーである日向と共にブロックを跳ぶことがしばしばあります。身長が低い日向にとってブロックは敵に狙われやすい弱点ですが、そこをカバーしてこそ先輩だと田中は言い切りました。
田中龍之介の名言③「烏野をあんまナメてっと…」
烏野をあんまナメてっと…食い散らかすぞ
出典: phoenix-wind.com
烏野高校排球部が不名誉な称号をつけられ、それで陰口を叩かれているのを聞いた田中は、上記のセリフをもってその相手を脅してみせました。こういった血気盛んな部分が烏野の特攻隊長と言われる理由になっています。
【ハイキュー】田中龍之介の声優
ハイキューはアニメ作品としても大きな盛り上がりを見せています。特に登場キャラクターに声優があてられるとアニメファンからも大きな反響が寄せられ、田中龍之介も声優の演技によってより際立ったキャラクターに仕立てられました。ここではアニメ版ハイキューにて田中龍之介を演じている声優についてまとめていきます。
田中龍之介の声優は「林勇」
田中龍之介を演じている声優は林勇(はやしゆう)さんです。子役の経験があり幼い頃から洋画吹き替えに出演していたこともある経験豊富な声優です。また、演者以外にも歌手として活躍している側面もあり、ランティスにてデビューし『ぎんぎつね』のエンディングテーマを担当したことがあります。
林勇のプロフィール
1983年4月2日の神奈川県生まれ。血液型はAB型、身長は164cm、現在の所属事務所は賢プロダクションです。5歳の頃に劇団ひまわりにて子役デビューを果たしており、声優活動を始めたのは洋画吹き替えを担当した1990年代のことでした。高校生の頃に染髪をするようなギャル男でしたが、親に泣かれた時は素直に黒に染め直すという親思いな一面があります。
林勇の主な出演作品
- 佐野万次郎(東京卍リベンジャーズ)
- クリストファー・ロビン2代目(くまのプーさん)
- キャスパー(キャスパー)
- 猪野琢真(呪術廻戦)
- 荻原シゲヒロ(黒子のバスケ)
【ハイキュー】田中龍之介に対する世間での評判や人気
これまで田中龍之介の魅力や人物像などについてまとめてきましたが、ヤンキーのような見た目をしている彼に対してハイキュー読者はどういった印象を抱いているのでしょうか?ここでは田中龍之介に対する世間での評判や人気についてまとめていきます。
田中龍之介はハイキュー読者の間ではかなり人気が高く、試合やチームメイトに対して熱く接している性格が評判になっていました。ハイキューには爽やか系やクール系のキャラクターが比較的多いですが、その中でも田中は熱血キャラの地位を確立しているようです。
田中が残した名言に対して感動や興奮を感じた人はとても多くいました。際立った才能を活かしてチームを引っ張るエースキャラが数多くいる中、田中のような凡才で特別な能力がないキャラクターはかえって親近感が湧いてファン人気を集めているようです。
ハイキュー最終回にて田中と清水潔子が結ばれたことに大勢の人が意外に思っていたそうです。本編中は清水から冷たくあしらわれたり無視されたりすることがほとんどで、まさかその2人がつながるとは、という声が多く寄せられていました。
【ハイキュー】田中龍之介はかっこいいキャラだった
田中龍之介は強面ヤンキーな見た目で他人から勘違いされやすい人物でしたが、その中身は後輩思いでチームを引っ張っていく精神的特攻隊長でかっこいい人柄をしていました。もしも田中龍之介の人柄や活躍をよく知らなかったという人は、この機会にハイキュー本編を見返してみれはいかがでしょうか。
この記事のライター
zeile
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