【ハイキュー】登場するマネージャーを一覧で紹介！魅力や声優も

『ハイキュー!!』には多くの男性キャラが出てきますが、その中でも注目されているのが数少ない女性キャラです。多くは高校のバレー部に所属しているマネージャーになり、どの高校のマネージャーもかわいい魅力を持っています。この記事では、『ハイキュー!!』に登場する女性マネージャーについて詳しく紹介していきましょう。声優についても触れているので、ぜひ参考にしてみてください。

『ハイキュー!!』の作者は古舘春一（ふるだてはるいち）さんになり、岩手県出身の漫画家です。元々バレーボール部員として中学と高校で活躍をしており、そのときの経験を経て、『ハイキュー!!』が生まれたといっても過言ではないでしょう。週刊少年ジャンプに持ち込みをしたのは、他の漫画家よりは遅いとされる25歳の頃です。

「JUMPトレジャー新人漫画賞」で佳作を受賞し、その後週刊少年ジャンプの公式ウェブサイト上にて作品が公開されました。初連載は『詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談。』になり、その後自身が経験をしたバレーボールを題材とした『ハイキュー!!』の連載をしています。

『ハイキュー!!』は2011年に少年ジャンプNEXT!と週刊少年ジャンプにて、読み切りで掲載がされました。その後、2012年から2020年まで週刊少年ジャンプにて連載がされた人気漫画です。漫画は総巻数45巻となり、累計発行部数は2022年8月の時点で5500万部を突破している人気ぶりです。

現在は最終回を迎えたため連載もしていませんが、アニメの続編として劇場版が決定しました。劇場版の解禁映像には『ハイキュー!!FINAL』という文字が発表されているため、2023年公開となる劇場版にて完全完結となる予想がされています。

『ハイキュー!!』は主人公の日向翔陽（ひなたしょうよう）が、幼い頃に見た地元の高校である烏野（からすの）高校で活躍をする「小さな巨人」の姿を見たことから始まります。小さな巨人と同様に背の低い日向翔陽ですが、持ち前の身体能力や努力を積み重ねて見事に目標としていた烏野高校に合格をします。

中学のときに唯一試合に出た際に相手になった、「コート上の王子様」と呼ばれる影山飛雄（かげやまとびお）も同じ高校へ入学します。はじめこそライバル心を燃やす二人でしたが、次第に相手を尊重し合うようになっていき、最高の相方となっていく姿を見ることができるでしょう。

烏野高校は主人公である日向翔陽が目指した学校になり、主役校として『ハイキュー!!』では登場しています。宮城県の県立高校になる烏野高校は、日向翔陽が入学をする数年前まではバレーボールの強豪校として知られていました。

しかし、その後は当時の監督が引退したことにより県内でもベスト8に入るか入らないかの微妙な立ち位置の高校でした。部員数も減ったことで控えの選手も少ない中、強豪校に立ち向かっていく果敢な選手たちを見ることができます。

烏野高校のマネージャーで1話から登場をする清水潔子（しみずきよこ）は、クールな性格が魅力的なキャラです。かわいいよりも美人なキャラとして、烏野高校バレー部を支えている一人です。黒髪で眼鏡をかけており、他校からも美人マネージャーとして称賛を浴びています。作中では口数が少ないため、あまり会話をしている様子を見ることは少ないでしょう。

烏野高校バレー部の田中龍之介（たなかりゅうのすけ）や西谷夕（にしのやゆう）から、熱烈なアプローチを受けるものの基本的には無視を徹底しています。冷たい印象を受ける清水潔子ですが、誰よりも烏野高校バレー部を思っている一人になり、自分なりにできることなどを見つけて頑張っている姿も見られます。

『ハイキュー!!』のマネージャーの中でもかわいいと称賛されているのが、烏野高校でマネージャーを務める谷地仁花（やちひとか）です。谷地仁花は清水潔子が今後の烏野高校バレー部のためにマネージャーの仕事を引き継げる後輩を探していたときに出会い、そのまま勧誘をしたことでマネージャーになったキャラです。

清水潔子に見惚れて曖昧な返事をしてしまった谷地仁花でしたが、その後は日向翔陽に背中を押されて正式に烏野高校バレー部のマネージャーに就任します。ネガティブな性格を持っていましたが、マネージャー業務はしっかりとこなします。面白くてかわいい謎の発言をすることもあり、ファンからもその姿が「かわいい」と魅力的な谷地仁花に高い評価が付けられています。

条善寺（じょうぜんじ）高校は、黄色で明るいカラーのユニフォームが特徴的な学校です。烏野高校と同じく宮城県に在籍している高校で、数年前までは平凡そのもののバレーボール部でした。

しかし、監督が変わって以降は強さを上げていき、インターハイの予選でベスト4に入ったことで強豪校と呼ばれています。条善寺高校の特色は「アソビ」をモットーにしているところがあり、バレーボールという型にはまることのない技術が魅力的でしょう。

オン眉でボブスタイルの髪型がかわいいと称賛されているのが、条善寺高校バレー部マネージャーの美咲華（みさきはな）です。性格はしっかりものになり、条善寺高校の唯一のマネージャーとして活躍をしていました。マネージャーの後釜が居ないことで、同級生の三年生が引退した後も自分自身は引退をせずにマネージャーを続けた姿が印象的でしょう。

かわいい見た目ですが芯をしっかり持っているキャラで、最後の試合終了後には条善寺高校の支えになっていたことがよく分かる名言を残して引退しています。

栗林るな（くりばやし）は、美咲華の後任として条善寺高校バレー部のマネージャーになったキャラです。美咲華は後任となるマネージャーが見つからなかったため、同級生が引退後もマネージャー業務を続けていました。マネージャーになる人物を探していたとされていますが、烏野高校との試合後に美咲華から「るなちゃん困らせないでね」とバレー部に伝えています。

そのときに、観客席に座る栗林るなの姿を見ることができるでしょう。栗林るなもかわいい見た目をしており、オン眉の前髪が特徴的なキャラです。

梟谷（ふくろうだに）学園高校は東京に在籍する私立の強豪校になり、烏野高校の良きライバル校として登場します。東京遠征編から登場する高校になり、主将を中心に彼を支えるようにしてチームメイトがバレーボールをしている印象を受けるでしょう。主将の強さにばかり目が行きがちですが、所属しているキャラすべてが全国で戦えるレベルという欠点の少ないチームといえます。

梟谷学園高校バレー部マネージャーの雀田かおり（すずめだ）は、梟谷学園高校バレー部の母親的存在のキャラでかわいい見た目をしています。登場回数は少ないものの、献身的にチームメンバーを支えている姿が魅力的として話題に上がりました。

学年等も明確に記載はされていませんが、主将である木兎光太郎（ぼくとこうたろう）を呼び捨てにしているため、三年生ではないかと予想されています。個性的なキャラが多い梟谷学園高校バレー部を影で支えている雀田かおりは、なくてはならない存在として慕われている様子が見られるでしょう。

梟谷学園高校バレー部のもう一人のマネージャーでかわいいと人気なのが、白福雪絵（しろふくゆきえ）です。雀田かおりとともに梟谷学園高校バレー部を支えている人物になり、おっとりとした見た目と同様におっとりとした話し方が特徴的です。

森然高校バレー部の主将からは「梟谷学園高校バレー部のマネージャーはレベルが高い」といわれるくらい、マネージャーに対する評価が高いといえます。白福雪絵は食いしん坊な一面も持っており、出演シーンは少ないものの咀嚼シーンがかわいいと人気を博しています。

伊達（だて）工業高校のマネージャーの滑津舞（なめつまい）は、『ハイキュー!!』のマネージャーの中でも高身長でかわいいと人気です。160.5cmの身長を持っており、初期からの登場人物の中でも長く人気を博しています。県内でも屈指の守備力を持つ伊達工業高校バレー部を献身的に支えている姿に、魅力を感じる人も多いでしょう。また、バレーに対する理解力が高く、監督とも仲の良い姿を見ることもできます。

生川（うぶがわ）高校は東京遠征の際に烏野高校が戦った相手になり、サーブとブロックに定評があります。そのようなバレー部でマネージャーを務めているのが、宮ノ下英里（みやのしたえり）です。見た目のかわいいキャラで、元気そうな印象を受けるでしょう。二つ結びにした髪型で笑顔がかわいいと人気を博し、夏合宿では烏野高校マネージャーの谷地仁花に、サーブ練習の方法を教えていた姿が印象的です。

森然（しんぜん）高校は梟谷学園グループの一つになり、東京遠征の際に合宿をした高校です。コンビネーションプレイを得意としており、チームの団結力が見られるチームといえるでしょう。森然高校でマネージャーを務めているのが、大滝真子です。大滝真子は登場シーンは少ないものの、他の高校のマネージャーとすぐに打ち解けられる性格で、良好な関係を築いています。

クールで美人キャラの清水潔子の声優を務めているのは、名塚佳織（なづかかおり）さんです。名塚佳織さんは1999年より声優活動を開始しており、さまざまなキャラを演じてきました。小学校の頃から子役として活躍しており、ミュージカルや舞台にも出ていた実力者です。

『ハイキュー!!』では感情の出し方が少し難しい清水潔子の声を完璧に演じたことで、大きく評価されています。『ハイキュー!!』以外の担当した作品として、『ポプテピピックや『レ・ミゼラブル 少女コゼット』コゼット役が挙げられます。

谷地仁花の声優を担当しているのは、神奈川県出身の諸星すみれ（もろぼし）さんです。三歳の頃に劇団ひまわりに所属し、女優活動や音楽活動も経験している実力者です。『ハイキュー!!』では少しおどおどした谷地仁花の声優を担当したことで、声がかわいいと評価されています。

キャラに合っている魅力的な声で、谷地仁花を演じている様子が見られるでしょう。諸星すみれさんの他作品として、『東京喰種トーキョーグール』や『約束のネバーランド』があります。

滑津舞の声優を担当するのは、東京都出身の内山夕実（うちやまゆみ）さんです。2005年から20歳まで声優活動をしていましたが、一度引退をして就職をしています。その後、3年のブランクを経た後に2010年に再度声優として復帰を果たしました。

海外ドラマの吹き替えで再デビューを果たし、以降は多くの作品に声優として活躍しています。『ハイキュー!!』以外の出演作品として、『ドキドキ!プリキュア』や『はたらく細胞BLACK』が挙げられます。

頼れるマネージャーの美咲華の声優を担当しているのは、東京都出身の藤村歩（ふじむらあゆみ）さんです。『美少女戦士セーラームーン』が好きだった幼少期から、アニメの世界に憧れを持っていたといいます。実際にアニメの世界に入るためにはどうしたらいいか考えた結果、声優になるのが適しているとして声優を目指すようになりました。

その後2004年から声優活動を開始しましたが、2019年に無期限の休養に入っています。『ハイキュー!!』以外の作品には、『マギ シンドバッドの冒険』や『ローリング☆ガールズ』があります。

元気印で人気の雀田かおりの声優を担当しているのは、北海道出身の富樫美鈴（とがしみすず）さんです。デビュー作でメインヒロインに抜擢されるという実力の持ち主で、声優だけではなく女優活動や音楽活動にも力を入れています。2013年にはデビューから所属していた事務所を退所し、現在は賢プロダクションに所属している声優です。『ハイキュー!!』以外の出演作品として、『日常』や『メカクシティアクターズ』が挙げられます。

おっとりとした話し方が特徴的な白福雪絵の声優を担当しているのは、千葉県出身の竹内絢子（たけうちあやこ）さんです。2010年代から声優活動を開始しており、これまでにいくつもの作品で声優を担当してきました。現在はピアレスガーベラに所属していますが、以前はメディアフォースに所属していました。『ハイキュー!!』以外の出演作品には、『キャプテン翼（第4作）』や『ガッチャマン クラウズ インサイト』があります。

作中ではあまり出演シーンのない大滝真子ですが、声優を担当しているのは大地葉（たいちよう）さんです。大地葉さんは小学生の頃からアニメを好み、高校卒業時に進路が決まらない中で思い切って声優の仕事に就こうとしました。ピアノの弾き語りや楽譜の暗記、耳コピを特技としています。『ハイキュー!!』以外の出演作品には、『僕だけがいない街』や『フルーツバスケット』があります。

宮ノ下英里の声優を担当しているのは、2014年から活動を開始している嘉山未紗（かやまみさ）さんです。アニメに興味は持っていなかったものの、ニコニコ動画にて声優に憧れを持ったことがきっかけです。現在は声優事務所を退所していますが、継続して声優を担当しているキャラのみ声を吹き込んでいます。『ハイキュー!!』以外の出演作品には、『アイドルマスター シンデレラガールズ劇場』があります。

『ハイキュー!!』に登場するマネージャーに対する声として多いのが、まずは「かわいい」という声です。「男のロマンが詰まっている」という声があるほど、登場する人物すべてがかわいい魅力を持っているのがポイントでしょう。

『ハイキュー!!』の中でマネージャーの登場は他のバレー部に所属している男子よりも少ないですが、登場をしたときにはかわいらしさのある魅力を発掘できるとして喜ばれています。有名高校のマネージャーのみならず、少しの登場でしか見ることができない女子マネージャーにもファンが付いている傾向にあります。

『ハイキュー!!』に登場をする女性マネージャーは、かわいい一面を誰もが持っていて魅力的です。キャラも個性的なため、自分好みのマネージャーを探す人も少なくないでしょう。プレーヤーを献身的に支える姿も相まって、それぞれのマネージャーに注目が集まっているといえます。