【五等分の花嫁】ラストの展開はどうなる?最終回が炎上したのはなぜ?
『五等分の花嫁』では、ラストの展開が衝撃的だと多くの読者を驚かせました。また、意外過ぎた展開に最終回が炎上し賛否両論に分かれています。『五等分の花嫁』のラストの展開と炎上理由、そして風太郎の五つ子に対する思いについて紹介します。
目次
【五等分の花嫁】とは?
『五等分の花嫁』は2017年週刊少年マガジンに読み切りとして掲載されました。その後の読者アンケートの結果を受け連載が決定した人気漫画です。また、今までにないラブコメディ漫画として多くの読者を魅了した『五等分の花嫁』について紹介します。
五等分の花嫁の作者
『五等分の花嫁』の作者は、漫画家・春場ねぎです。小学生時代から漫画家を目指しますが、業界の厳しさを知り断念します。しかし、高校1年生の時に友人作の漫画を読み再び漫画を描くようになりました。高校卒業後はトライデントデザイン専門学校マンガ学科へ進学しています。2013年に「カワードクロスワールド」漫画家デビューしました。
五等分の花嫁の概要
『五等分の花嫁』は、2017年1月に週刊少年マガジンに読み切りとして掲載されました。掲載直後より、今までにないラブコメディの作風が多くの読者を魅了します。また読み切り掲載後の、読者アンケートの結果を受け2017年8月から2020年2月まで連載されました。2019年にはTBSにてアニメが放送され、2022年5月には劇場版アニメが上映されています。これまでにコミック全14巻発刊し、累計発行部数2000万部(2022年12月時点)を突破する人気漫画です。
五等分の花嫁のあらすじ
『五等分の花嫁』は、勉強好きの主人公・上杉風太郎(うえすぎ ふうたろう)が、高校の学食で転校生の中野五月(なかの いつき)と出会った事から始まります。五月に勉強を教えて欲しいと頼まれますが、風太郎は無神経な一言で断ってしまうのです。その矢先、妹から家庭教師のアルバイトが見つかったと連絡が入ります。しかし、アルバイト先は学食で最悪の出会いとなった五月含め五つ子の中野家でした。彼に課されたノルマ「五つ子を卒業させること」を実現させるために奮闘します。
【五等分の花嫁】最終回ラストの展開をネタバレ
ここからは、『五等分の花嫁』の最終回を紹介します。特にラストシーンでは、多くの読者が涙なしには読めないと高評価でした。最終回ラストの結婚式で、五つ子が風太郎の一人ひとりに抱く思いを知る事になります。最終回のネタバレになりますので、まだ最終回を読んでいない方は注意してください。
ラストの展開①五つ子ゲーム(一花)
『五等分の花嫁』に登場する長女・一花(いちか)は、五つ子の中でも一番早く将来の進路を決め行動していました。最終回ラストでは、風太郎から生活面や性格について厳しく言われます。その一方で、彼女が長女である自覚と共に強く突き進む姿が眩しかったと評価していました。一見「自由奔放」に見える一花ですが、自分の決めた道を一直線に突き進む姿が風太郎には輝いて見えていた事がうかがえます。
ラストの展開②五つ子ゲーム(二乃)
『五等分の花嫁』に登場する、次女・二乃は家庭教師である風太郎を受け入れる事が出来ず厳しい態度で接していました。そんな二乃も徐々に風太郎に心を開き好意を寄せるようになります。当時は、強く厳しい二乃を風太郎は理解してあげることが出来ませんでした。卒業から5年が経ち二乃の強さは弱さの裏返しであり、厳しさは愛情という事だと気付いたと告げます。風太郎は家庭教師時代に、二乃の内面に気付けなかった事を謝罪しました。二乃は風太郎に対し、後悔していないと涙を流し受け入れます。
ラストの展開③五つ子ゲーム(三玖)
『五等分の花嫁』に登場する三女・三玖(みく)は、五人の中では一番内気で自分に自信が持てませんでした。最初は風太郎に対し良いイメージはなく「通報します」等と言っていましたが、徐々に彼に思いを寄せるようになります。積極的にアピールはせず、三玖なりに髪型を変えたりする事で彼女自身の表情が変わっていきました。
以前とは違い明るくなった三玖に風太郎は、自信を持つようにと一言伝えます。家庭教師として毎日のように接する中で、明るい表情に変化した三玖に風太郎がもう大丈夫だと安心していることがうかがえます。
ラストの展開④五つ子ゲーム(五月)
『五等分の花嫁』に登場する五女・五月(いつき)は、母親に対する思い入れが強い性格です。風太郎とは出会った時から気が合わず、顔を合わせれば喧嘩する二人でした。しかし、五月が風太郎に心を開いたのは教師になる夢を打ち明けた時です。母親の背中を追っているだけではないかと悩む一花に対し、風太郎は一番に応援し支えてくれました。馬が合わないと言いながらも、互いに知っているからこそ本音がぶつけられる仲であると推測されます。
ラストの展開⑤風太郎の花嫁は四葉だった
『五等分の花嫁』に登場する四葉(よつば)は五つ子の中で四女にあたります。彼女は、活発で人懐こい性格で姉妹の中で1番に風太郎のことを受け入れた存在です。ほとんどの読者が風太郎と結ばれることはないと思っていましたが、彼の結婚相手は四葉でした。このラストについて多くの読者が、衝撃の結末だったと呟いています。
【五等分の花嫁】最終回結末が炎上した理由
『五等分の花嫁』はコミックス14巻で最終回を迎え、2022年5月に劇場版アニメが放映されました。涙なしには読めないと言った読者がいる中で、最終回の結末が納得いかないと一部の読者の中で炎上しています。ハッピーエンドのラストのハズなのに炎上した理由は何だったのでしょうか。炎上理由について解説します。
炎上した理由①四葉以外のファンの反感を買った
『五等分の花嫁』に登場する五つ子には、それぞれ推しと呼ばれるファンがいます。風太郎に果敢にアタックしてきた一花・二乃・三玖推しのファンは、三人の中の誰かと結婚するものだと思っていたと推測されます。物語が進むにつれ、風太郎が三人のうちの誰と結婚するか、結末が見えてきた読者もいたようです。しかし、コミックス14巻最終話での花嫁は四葉でした。風太郎とは縁遠く見られていた四葉が花嫁という事に、彼女の推し以外から反感を買ってしまったようです。
炎上した理由②五月の恋心が曖昧に終わった
『五等分の花嫁』最終回結末が炎上した理由に、五月の恋心が曖昧に終わった事を呟く読者もいました。出会った当初から馬の合わなかった風太郎と五月ですが、ストーリーが進むにつれ恋心が芽生えます。また馬が合わないのに何故か息がぴったりという二人だからこそ、本当は仲が良いのではないかと予想する読者もいたと推測されます。このことから、最終的には結ばれると衝撃的結末を思い描いていたファンの思いが炎上に繋がりました。
炎上した理由③みんなで新婚旅行に行こうとする
『五等分の花嫁』コミックス14巻で結婚式が終わった後、姉妹全員が風太郎たちの新婚旅行について行こうとするシーンがあります。このシーンに対して多くの読者は「さすがに、ありえない」と違和感を抱き炎上したと推測されます。
炎上した理由④夢オチのようなセリフ
『五等分の花嫁』最終回結末では、風太郎が結婚式をしていたのが夢オチであるような流れになっています。せっかく結ばれたはずの風太郎と四葉でしたが、風太郎が夢から覚めると卒業旅行を決めている状況でした。このラストに「スッキリしない」や「意味が分からない」と言った声が上がっています。
【五等分の花嫁】ラストで四葉が結婚相手になる伏線
『五等分の花嫁』のラストで四葉が結婚相手になる伏線はどこに引かれていたのでしょうか。最終回結末まで読んだ後、もう一度物語を思い返すと四葉が花嫁になる多くの伏線が引かれている事が分かります。
伏線①恋愛には程遠い描写の多かった四葉
『五等分の花嫁』に登場する四葉は、他の四姉妹と比べると恋愛には程遠いシーンの描写が多いキャラクターです。これは、作者が四葉は風太郎の恋愛と全く関係ないように見せかけて衝撃のラストにしたかったと推測されます。
伏線②リボンの理由
『五等分の花嫁』に登場する四葉がつけているリボンは、母親が生きていた時から着けています。四葉がリボンを付けたキッカケは、他の姉妹とは違うと証明したくて着け始めました。四葉は五つ子である為、顔や容姿が似ているからこそ自分だけは違うと存在をアピールしたかったアイテムでした。このことから、花嫁になれるのは特別な一人だけと推測できます。
伏線③鐘でのシーン
『五等分の花嫁』コミックス8巻67話では「誓いの鐘」の下で偶然、五月とキスをするシーンがあります。しかし、キスをしたのは五月ではなく彼女に扮した四葉だったのです。このシーンの最後には、鐘の下でキスをしてから四葉のことが特別な存在になったと描かれていました。また、結婚式場で誓いのキスをする描写もあったため完全にラストの伏線だったと推測されます。
伏線④風太郎を助けてくれた女の子の正体
『五等分の花嫁』に登場する四葉は、常に風太郎が困っている時に現れるシーンが多いキャラクターです。高校の修学旅行でロリータファッションの人に盗撮と勘違いされた時に、助けてくれた女の子の正体は四葉でした。また、林間学校の肝試しでも、風太郎の手伝いをして脅かし役をしています。風太郎との恋愛から一番遠い存在でありながらも、気付けば助けてくれる存在だったのです。
伏線⑤キャンプファイヤーで握った指
『五等分の花嫁』コミックス4巻では、林間学校でのキャンプファイヤーの時に寝込む風太郎の手を五人で繋ぐシーンがあります。このシーンでは、五人一人ひとりが風太郎の指を握っていました。その中で、薬指を握っていたのが四葉です。薬指は結婚指輪をはめる場所という事で伏線であると推測されます。
伏線⑥風太郎の理想の女の子
『五等分の花嫁』に登場する風太郎の理想の女の子は、困っている時に気付けば寄り添ってくれる明るい子であると推測されます。コミックス14巻114話で、四葉と付き合う事を決心した風太郎が彼女に対し「一緒にいると安心する」というような事を言っていました。このセリフから、四葉の性格と今までの登場シーンを考えると活発で明るく自然と助けてくれる女の子という事になります。
伏線⑦一人だけはっきりしていなかった将来の夢
『五等分の花嫁』のヒロインの五つ子は、次々と将来の夢に向かって進み始めます。しかし、最後まで四葉だけ将来の夢が明かされませんでした。五人の中で、将来夢がハッキリしないのは「1人=特別な1人」と推測されます。
【五等分の花嫁】ラストに対する世間での評判や人気
『五等分の花嫁』のラストに関する世間での評判は、賛否両論あるようです。それだけ、この漫画が多くの読者から読まれている事がうかがえます。
『五等分の花嫁』は、ラストまで読んで再び読み返す読者が多くいます。最終話の「感動をもう一度味わいたい」や読み返すたびに視点を変えて読み、捉え方を変える楽しみ方もあるようです。
『五等分の花嫁』のラストが、夢オチのような結末である事からストーリーの最後が分かりにくいと言った呟きをした読者も多くいました。
『五等分の花嫁』の読者の多くは、最終14巻まで読んで劇場版アニメを見る方が多くいます。コミックスで読むのと、劇場で観るのは違った良さがある事がうかがえます。
【五等分の花嫁】ラストの展開は賛否両論だった
『五等分の花嫁』ラストの賛否両論について解説してきました。最終回が炎上したのは、誰も予想することが出来なかった展開で結末を迎えた事です。コミックス1巻~14巻のストーリーの中で読者一人ひとりが、推しが花嫁になるラストを思い描いていました。しかし、炎上や賛否両論があるという事はそれだけ多くの読者を魅了した結果だったという事がうかがえます。
この記事のライター
ONIYOME
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