【炎炎ノ消防隊】ドラゴンは紅丸よりも強い?最強説の真相は?登場回まとめ
炎炎ノ消防隊には「ドラゴン」という敵が登場します。ドラゴンの強さや、その正体と最強と言われる理由についての真相を解き明かすため、ドラゴンの登場回をまとめて紹介します。炎炎ノ消防隊でも圧倒的な強さを誇る紅丸との比較も交えながら、ドラゴンの魅力に迫ります。
目次
【炎炎ノ消防隊】ドラゴンとは?
「炎炎ノ消防隊」は、大久保篤によって描かれた人気マンガ作品で、アニメ化もされています。炎炎ノ消防隊には多くの魅力的なキャラクターが登場しますが、その中でも特筆すべき存在がドラゴンです。本記事では、「炎炎ノ消防隊」に登場する「ドラゴン」について詳しく掘り下げていきます。
ドラゴンのプロフィール
「炎炎ノ消防隊」に登場する「ドラゴン」の正体は天災そのものと言われています。これまでに長い年月を生きていて、自身の持つ強さに退屈し、絶望を抱えていましたが、伝導者一派の「フェアリー」に出会い、共に星を滅ぼすことを目指すことになりました。現在は屠リ人として活動していて、性別以外はほとんど不明という謎に包まれたキャラクターです。とても強い攻撃力を持っているだけでなく、防御力も他のキャラより優れていることが分かっており、最強のキャラなのでは?という意見も多く挙がっています。
炎炎ノ消防隊の概要
「炎炎ノ消防隊」は、大久保篤さんによって描かれた大人気の漫画作品です。現在は連載が終了し、全31巻の単行本が発行されています。「炎炎ノ消防隊」の物語は、人々が突如燃え上がってしまうという現象に悩まされている世界で、異能力者たちが火災を鎮める特殊消防隊を舞台に展開されます。主人公達の成長の様子や、強力な敵との圧巻の戦闘シーンが人気を集め、アニメ化や舞台化などのメディアミックスまでされています。
炎炎ノ消防隊のあらすじ
主人公の森羅日下部(シンラクサカベ)は、人々が突然燃え上がり異形の存在である「焔ビト」となる世界で東京皇国に住んでいました。森羅は母と弟と共に平穏な日々を送っていましたが、ある晩、眠っている間に火事が発生し、母と弟は帰らぬ人となってしまいました。さらに、その出火の原因が発火能力者を持つ森羅自身であると周囲から非難されてしまいます。12年後、森羅は親殺しの悪魔と呼ばれながらも、特殊消防官として焔ビトと戦うことを夢見て、その夢のために人々の中で陰口を受けながらも前に進むのでした。
【炎炎ノ消防隊】ドラゴンは紅丸やアーサーよりも強い?
続いて、「炎炎ノ消防隊」の「ドラゴン」は紅丸やアーサーよりも強いキャラなのか考察していきます。紅丸やアーサーは作中でも特に戦闘力が高く、敵味方関係なく支持を集める存在です。しかし、ドラゴンと対決した時には、ドラゴンの持つ能力の前に苦戦を強いられていました。ドラゴンと実際に戦ったシーンやファンの声を元に、その強さを考察していきます。
ドラゴンは紅丸よりも強い?
現在作中で最強と言われているのは第7消防隊の「新門紅丸」です。作中には仲間も敵も関係なく、数多くのキャラクターが紅丸の力に敬意を払っている様子が描かれています。第2世代と第3世代の能力を持つ希有な存在でもあり、ファンからも能力のランキングでは紅丸が最強として挙げられることが多いのですが、ドラゴンには苦戦していました。紅丸が大きな火力で放った攻撃を受けてもドラゴンは無傷だったことから、紅丸と同等以上の強さを持っているのではないかと推測できます。
ドラゴンとアーサーの戦闘シーン
「炎炎ノ消防隊」の「アーサー」は「騎士王」と自称し、ドラゴンとの対峙時からその名前に引かれ、理想の対戦相手と見なしていました。アーサーの発火能力は、自身のイメージに強く依存していて、自分の気分が高揚するほど能力が増幅されるという独特な特徴を持っています。この対戦では、序盤からアーサーはノリノリだったことから、気合いも十分で、エクスカリバーの一撃で建物を一振りで破壊するほどの威力で攻撃していきます。その攻撃力は第8のメンバーですら驚嘆させるほどでした。
しかし、ドラゴンには全くダメージを与えることができませんでした。アーサーは騎士としてのイメージを極限まで高め、真価を発揮した状態でしたが、圧倒するドラゴンの力に苦しむこととなります。しかし、第8のメンバーからの励ましによって気力を取り戻したアーサーは、最大火力のエクスカリバーで反撃に転じていきました。
ドラゴンとアーサーの戦いの結果
アーサーはこれまでにない最強のエクスカリバーで勇敢に立ち向かいましたが、ドラゴンの前では敗北を喫してしまいます。エクスカリバーは見事に柄まで粉砕されてしまい、アーサー自身も剣を持った右手に大きな傷を負ってしまいました。アーサーはドラゴンを傷つけることも叶わず、敗北を迎えることになったのでした。アーサーが伝導者一派に対して何もできなかったのは初めての経験となりました。
【炎炎ノ消防隊】ドラゴンは最強?強さや能力を考察
「炎炎ノ消防隊」に登場するキャラの中でも最強と呼ばれる「紅丸」や「アーサー」にも引けを取らぬ強さを見せた「ドラゴン」ですが、その強さを可能としている能力について詳しく紹介していきます。今まで登場していた伝道者の一派とは一線を画す強さを持っているため、その能力も特徴的なものとなっていました。
強さや能力①ブレス
ドラゴンの強さや能力①は「ブレス」と呼ばれる特殊能力です。息を吐くだけで周囲を爆散させることができ、そのブレスは焔ビトの中でも最も強力であり、相手にダメージを与える攻撃となります。ドラゴンの息は周囲を燃やし尽くし、一吹きするだけで第8消防隊のメンバーですら吹き飛ばされるほどの威力を持っています。この能力は炎に耐性のない無能力者はもちろん、能力者であっても大きなダメージを与えます。ドラゴンの強さは計り知れず、強敵としての存在感が際立っています。
強さや能力②咆哮
ドラゴンの強さや能力②は「咆哮」です。咆哮は炎のレーザーを放つ特殊能力であり、炎を凝縮させて放つことができます。その威力はブレスとは比べ物になりません。たった一粒の咆哮を「プッ」と放つだけで、周囲が燃え尽きるほどの破壊力を持っています。舌を出すようにして咆哮を放つと、瞬く間に辺りが焼け焦げてしまいます。なお、アーサーは自身の特殊能力「プラズマント」でこの咆哮から身を守ることができました。
強さや能力③焔ビト化することができる
ドラゴンの強さや能力③「焔ビト化することができる」です。アドラと融合することで「焔ビト化」する特殊能力のことで、これまでは「自然現象」または「蟲」による「強制焔ビト化」が必要でしたが、ドラゴンはアドラとの結びつきによって自身の力で焔ビト化することができます。さらに、焔ビト化すると空想上の生物である「ドラゴンに近い姿」になり、攻撃力、防御力、素早さなど全ての能力が急激に向上します。その姿はまさに圧倒的な存在感を放ち、戦闘においても大きな優位性を持ちます。
強さや能力④竜鱗(ドラゴンスケール)
ドラゴンの強さや能力④は「竜鱗(ドラゴンスケール)」です。これは焔ビト化したドラゴンの体から舞い落ちる鱗で、近づく者にダメージを与えます。竜鱗はドラゴンの身を守るだけでなく、敵に投げつけることで攻撃にも利用できます。ドラゴン自身によれば、この竜鱗の効果をさらに高めることが可能であり、ドラゴンにとって最大の武器かつ盾となると考えられています。竜鱗の存在は敵にとっても脅威であり、ドラゴンの防御力を一層強化しています。
強さや能力⑤宇宙空間でも活動できる
ドラゴンの強さや能力⑤は「宇宙空間でも活動できる」ということです。焔ビトの姿で現れたドラゴンは、アーサーと互角の戦いを繰り広げる中で、地球では思う存分力を発揮できないと感じ、アーサーを宇宙へ連れて行く決断をしました。本来、宇宙空間では生存することは不可能です。当然ながら、アーサーは呼吸ができず、苦しみに包まれました。これを見たドラゴンは、「人間はやはりこの程度の存在なのか」と絶望していました。
【炎炎ノ消防隊】ドラゴンの登場回や正体
ドラゴンの強さや能力について紹介しましたが、ここからはドラゴンが実際に登場したのは何話なのかや、彼の正体について考察していきます。ドラゴンが初めて登場した時には、その正体は謎に包まれていましたが、物語が進むごとに、少しずつ正体が分かってきました。ドラゴンの正体について紹介しつつ、ドラゴンが屠リ人として活動する目的は一体何なのかについても推測していきます。
ドラゴンの登場回
ドラゴンの初登場は単行本の21巻に収録されています。ドラゴンとアーサーの壮絶な戦闘シーンは、物語の展開に大きなインパクトを与えていました。その後、ドラゴンは266話で再び登場し、またしてもアーサーとの壮絶な戦いが繰り広げられました。緊迫感に溢れた戦闘は、ドラゴンの真の力とアーサーの覚悟が試される重要なシーンとなり、ファンからの評価も高くなっていました。
ドラゴンの正体
ドラゴンは通常、人間の姿をしていますが、その正体は「天災そのもの」であることが判明しました。かつて、ドラゴンは伝導者に従う前に、ただひたすら大地を歩き回っていて、その足跡には、破壊され尽くした物々しい光景が広がっており、人々は彼を「天災」という言葉で恐れました。ドラゴンは実は大災害が起こる前から存在していて、かつて「イラク」という名前で呼ばれ、それ以前は「バビロニア」と呼ばれていた国に住んでいました。
この事実から、ドラゴンが非常に長い時間を生きてきたことが分かりました。空想上のドラゴンは一般的に長寿であるため、ドラゴンの長い寿命にも納得という声が挙がっています。さらに、ドラゴンは大災害によっても炎に帰すことなく、実在し続けていることから、ドラゴンの正体がどれほど異例の存在であるかが分かっています。
ドラゴンの目的
ドラゴンは非常に強力な存在ですが、最終的な目的として考えられるのは、アドラに関わっている内容ではないかという意見が多く見られました。ドラゴンは伝導者一派の中でアドラの秘密に詳しい様子を見せており、自在に焔ビト化する能力も持っています。そのため、ドラゴンの役割としては、柱たちとアドラを結びつける橋渡しを果たす可能性が高いと推測されていました。現在のドラゴンの目的は、邪魔な存在を排除することのように表現されていますが、ドラゴンの最終的な目的は何なのか注目が集まっていました。
【炎炎ノ消防隊】ドラゴンの他にも屠リ人はいる?
「炎炎ノ消防隊」にはドラゴン以外にも「屠リ人」と呼ばれる強敵たちが登場します。屠リ人は特殊消防隊員を苦しめる対能力者戦闘のエキスパートであり、伝導者の手足として活動します。屠リ人との戦いは危険で、激しい戦闘が繰り広げられますが、特殊消防隊の結束と知恵によって乗り越えられていました。ここではドラゴン以外の屠リ人である「ゴールド」と「ストリーム」を紹介します。
屠リ人①ゴールド
屠リ人①は「ゴールド」です。ゴールドは桜備隊長の救出時に現れ、火縄中隊長やリヒト達第8特殊消防隊と戦います。ゴールドの能力は鉄を操ることでした。リヒトはゴールドの力が黄金の籠手に宿っていることに気付きます。彼らは籠手を無力化するため、熱を通して磁力を生み出す方法を考案します。タマキの炎で鉄を溶かし、熱く溶けた鉄の玉を作り出すとゴールドの腕に浴びせます。鉄の塊で籠手を覆い封じることに成功し、最後は火縄が銃を撃ち込み、ゴールドは第8特殊消防隊のチームプレーに敗れます。
屠リ人②ストリーム
屠リ人②は「ストリーム」です。ストリームはゴールドを倒した茉希たちの前に現れます。ストリームの能力は炎で気流を生み出し、台風やかまいたちのような攻撃を行います。タマキや火縄が苦境に立たされていた時、助っ人としてアーサーが現れます。アーサーは第8特殊消防隊からはぐれていましたが、素早い動きでストリームを斬り捨てます。こうしてストリームは登場早々に退場する結果となりました。
【炎炎ノ消防隊】ドラゴンに対する世間での評判や人気
灰病は炎炎ノ消防隊のメンバーたちが戦いながら向き合っている重要なテーマであり、もし灰病を完全に克服することができるならば、その先には驚異的な力を持つドラゴンの能力が現れる可能性があるのでは?と推測する意見が挙がっていました。ドラゴンは、炎の力を制御し、超常的な能力を発揮する存在として描かれているため、灰病を克服したからこそ得た能力だとする仮説には、さまざまな意見が寄せられていました。
ドラゴンという存在は、最強の力を持つ屠リ人達の中でも際立って強大な存在として描かれています。中でも自由に焔ビト化できるという特徴を持っているため、ドラゴンはアドラリンクの成れの果てなのでは?と推測しているファンが見られました。また、他の屠リ人達には自身を焔ビト化できるという描写は見られなかったため、ドラゴン独自の能力だと考察されています。
ドラゴンと紅丸は、炎炎ノ消防隊においてそれぞれ攻撃力や防御力に優れたキャラクターとして描かれています。ドラゴンが登場するまでは紅丸が最強キャラであるとされていましたが、紅丸の攻撃でもかすり傷さえ負わないドラゴンの強さに「桁違い」という表現が多数挙がっていました。また、紅丸の攻撃を簡単に交わしていたドラゴンですが、修行後のアーサーとは互角の戦いを繰り広げています。これはアーサーの能力がドラゴンに対して相性が良いからだとする推測も多く見られました。
【炎炎ノ消防隊】ドラゴンは紅丸を圧倒する程の強さだった
ドラゴンは炎炎ノ消防隊の中でも立った力を持つ存在として知られていました。ドラゴンは驚異的な強さを持っており、最強と言われていた紅丸を圧倒するほどの力を発揮することが明らかになりました。ドラゴンの焔ビト化する能力は最強クラスの火力を誇っており、炎を自在に操って破壊力抜群の攻撃を繰り出すことができるため、紅丸の火力を上回っているのでは?と推測されていました。
また、物語が進むにつれ、謎に包まれていたドラゴンの正体も判明してきました。ドラゴンの正体は「天災そのもの」とされていて、非常に長い年月を生きてきたことや、以前は「イラク」という名前で呼ばれていたことも分かっています。ドラゴンの正体が判明すると、その壮絶な生い立ちに驚きの声が挙がっていました。
この記事のライター
syys1720
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