【炎炎ノ消防隊】打ち切りの噂の真相を徹底調査！最終回のあらすじや結末は？

週刊少年マガジンで連載されていた『炎炎ノ消防隊』は、過去にアニメ化などもされたこともあり、連載終了後もコラボやソーシャルゲームの展開が定期的に続く人気作品です。そんな『炎炎ノ消防隊』ですが、過去にファンの間で連載打ち切りの噂が流れたこともありました。噂の真相や物語の結末に触れる前に、まずは『炎炎ノ消防隊』の簡単なあらすじや概要についてチェックしてみましょう。

『炎炎ノ消防隊』の作者は、大久保篤先生です。大久保篤先生は2000年12月に現在のスクウェア・エニックスが主催し第3回エニックス新世紀マンガ大賞で発表した『一善の骨』で準大賞を受賞、翌年の2月に発売された月刊少年ガンガンに掲載されたことで正式に漫画家デビューを果たしました。代表作には『B壱』や『ソウルイーター』があり、『ソウルイーター』連載中にはスピンオフ作品の『ソウルイーターノット!』も同時に手がけるなど、漫画家としての才能を遺憾無く発揮しています。

『炎炎ノ消防隊』は、2015年から2022年にかけて、週刊少年マガジンにて連載されていたダークファンタジー漫画です。架空の世界で繰り広げられる、サスペンスとバトルアクション要素を取り入れた設定が話題を呼び、2019年と2020年の2回にわたってアニメ化もされました。人気は日本だけにとどまらず、コミックスの全世界累計発行部数は、2022年5月時点で2000万部を突破しています。

太陽暦佰九拾八年の東京皇国では、謎の人体発火現象による脅威に脅かされていました。これらの脅威から市民を救うために、人体発火現象の原因究明を目的とした特殊消防隊が結成されます。主人公のシンラは、幼少時代に突然の火事で母親と弟を亡くしたこともあり、その時に発火の原因となった犯人を探していました。訓練校を卒業し第8特殊消防隊に配属された後は、これ以上犠牲者を増やさないことと、自身が探す犯人を見つけるために仲間達と共に奮闘を始めます。

『炎炎ノ消防隊』は世界的に人気も高く、2回もアニメ化されていながら過去にはファンの間で打ち切りされる可能性が考えられていました。ここでは、『炎炎ノ消防隊』が迎えた最終回のあらすじや本当の結末について触れつつ、噂の真相についてチェックしてみましょう。

『炎炎ノ消防隊』が連載中、検索エンジンのサジェストワードで打ち切りという単語が出てくることもあり、当時のファンからは心配の声があがっていました。しかし、実際は2回のアニメ化もされコミックスの売上も順調だったため、打ち切りされることなく2022年に無事連載が終了しました。

ファンからの支持や世界的に人気も高い『炎炎ノ消防隊』ですが、連載中は一部のファンからは連載が打ち切りされる可能性も噂されるようになりました。コミックスの売上も良くアニメシリーズも好評だった作品でありながら、なぜこのような噂が流れるようになったのか、噂の真相についてチェックしてみましょう。

『炎炎ノ消防隊』が打ち切りされる可能性が示唆されるようになった理由の1つに、2019年に発生した京都アニメーションの放火事件があげられます。この放火事件は、戦後最大の放火事件と呼ばれるほど甚大な被害を出しました。『炎炎ノ消防隊』に関しても事件に直接的な関わりはないにしろ、事件を連想させる可能性を考えて自主的に放送を一時休止しています。最終的には一部内容を変更した上で放送は続けられたため、アニメ放映も打ち切りされることなく無事最終回を迎えました。

原作の『炎炎ノ消防隊』に関しても、一時期連載が打ち切りになる可能性が示唆されていたこともあります。作者の大久保篤先生は、並外れた発想力と行動力で作品内外問わずに読者を驚かせることがありました。そんな中、コミックスの23巻の後書きでは、自分にとって最後の作品であることを匂わせる発言をしています。それと同時に、他の雑誌に興味を示す内容でもあったことから、ファンの間で『炎炎ノ消防隊』が近いうちに打ち切りになる可能性が心配されるようになりました。

さまざまな要因もあり、一部のファンからは打ち切りの噂もされていた『炎炎ノ消防隊』ですが、最終的に打ち切りされることなく無事完結することになりました。ここでは、『炎炎ノ消防隊』の最終回の内容や物語の結末、その後についてチェックしてみましょう。

過去に何度も打ち切りが噂されていた『炎炎ノ消防隊』の最終回では、シンラが発火能力がない世界を創造しています。これにより、人々は人体発火の脅威に脅かされることが無くなり、世界中を自由に行き来できるようになりました。それと同時に、登場した別の脅威から世界の治安を守るために世界英雄隊が新たに結成されています。

国内外問わずに、高い人気を集めながらも打ち切りが噂されていた『炎炎ノ消防隊』ですが、実際の最終回では驚きの結末を迎えたことで話題になりました。ここでは、『炎炎ノ消防隊』が迎えた結末や、最終回のあらすじについてチェックしてみましょう。

『炎炎ノ消防隊』の最終回では、人体発火がなくなった世界が描かれています。これにより、特殊消防隊は役目を終え解散することになります。その後の世界は、ドラゴンや大蛇のような新たな脅威に脅かされるようになり、それらから治安維持するために特殊消防隊に所属していた人物を中心に世界英雄隊が結成されました。作中では、25年後のシンラが極隊長なり、市民からは英雄と呼ばれていることから、世界英雄隊は長期にわたって治安維持に貢献しています。

特殊消防隊が解散したのち、一部のメンバーは世界英雄隊に入らず、独自の道に進んだキャラクターも存在します。最終回では、武を極めるために世界へ挑むレッカや、ヒナタやヒカゲと共に平穏な生活を楽しみながらも浅草を守り続ける火鉢などが描かれていました。それ以外にも、裏家業を引退したような雰囲気のバーンズとジョーカーや年相応の生活を満喫する制服姿のショウやナタクなど、それぞれが自身が望む道へ進んでいる描写が見受けられます。

連載中でもファンの間で話題になることがあった恋愛模様の結末に関しても『炎炎ノ消防隊』の最終回で描かれています。シンラとアイリスや火縄やマキ、タマキとジャガーノート、ハウメアとカロンなどは結ばれたような描写が見受けられます。その一方で、火華はシンラのことを推しとして見るようになり、インカは結ばれることがなく魔女として世界を襲うようになりました。

ファンの間で打ち切りされる可能性も心配されつつも無事に連載終了した『炎炎ノ消防隊』ですが、アニメ3期作成が発表されました。ここでは、連載終了した現在も根強い人気がある『炎炎ノ消防隊』のアニメシリーズが今後どのような展開を見せる可能性があるのかチェックしてみましょう。

2022年5月17日にコミックス最終巻でもある34巻が発売されたのと同時に、スマートフォン用ゲーム『炎炎ノ消防隊 炎舞ノ章』や完結記念のオンライン展覧会の開催発表に加え、アニメ3期の作成が発表されました。これに合わせてティザーサイトや公式Youtubeチャンネルも開設され、1期のOPを担当したMrs.GREEN APPLEの新規書き下ろし曲『延々』がテーマ曲になることも発表されています。

初めて3期作成が発表されて1年以上経過した2023年6月現在、まだ明確な放送開始日に関して発表されていません。続報に関しては公式から随時発表されるとのことのため、ツイッターのアニメ『炎炎ノ消防隊』公式アカウントや公式サイトなど、欠かさずチェックしてみると良いでしょう。

アニメ『炎炎ノ消防隊』1期では、1巻から11巻の中盤まで、第2シリーズでは11巻から20巻中盤までの物語を中心に放映されました。原作の展開や放送内容を考慮すると、3期では20巻中盤から27巻までの内容が描かれる可能性が考えられています。27巻のあらすじは、シンラとショウの出生を中心に展開していることから、27巻で3期が最終回を迎えることで次のシリーズに繋げることも可能です。実際は何処まで放映されるかは未定なため、公式から発表される続報を待ってみましょう。

ここで、『炎炎ノ消防隊』に対する世間での評判や人気をチェックしてみましょう。

『炎炎ノ消防隊』の最終回では、作者の大久保篤先生が手掛けていた作品『ソウルイーター』につながる結末を迎えたことで、驚きを隠せないファンの声も見受けられます。1つの作品にとどまらず、過去に多くのファンを楽しませていた別作品へ繋がる世界を最後まで描き続けた『炎炎ノ消防隊』は多くのファンに感動を与えました。

アニメ『炎炎ノ消防隊』が見せた、独自のアニメシリーズ展開を見て感謝するファンの声も見受けられます。今までのアニメはDVDやブルーレイなどの売上が乏しい場合、次回シリーズの作成が見送られる傾向にありました。炎炎ノ消防隊に関しても、最初こそDVDやブルーレイの売上自体は良いものではありませんでしたが、アニメ放映にくわえて配信でも高い人気を獲得できたことが要因で3期までの作成が決定しています。

さまざまな憶測や噂が飛び交う中でも、純粋に『炎炎ノ消防隊』の面白さを捉えストーリーの良さを発信するファンの声も見受けられました。独自の世界観に魅了され力強い応援を続けるファンも多数存在するからこそ、『炎炎ノ消防隊』の連載が終了した現在でも多くの展開を続けています。

過去にあった事件や今までの他作品で見られた傾向などを踏まえた上で、一部のファンからは『炎炎ノ消防隊』が打ち切りされる可能性が噂されていたことがわかりました。結果的に『炎炎ノ消防隊』は独自の方法で国内外問わずに高い人気を獲得し、現在でも根強いファンが多数存在する作品になっています。アニメシリーズなどのメディアミックス化も継続されているため、連載が終了した『炎炎ノ消防隊』が見せる今後の動向についてもチェックしてみましょう。