【炎炎ノ消防隊】アマテラスが大災害発生のポイントに?目的や最後を徹底解説
『炎炎ノ消防隊』のアマテラス(天照)について紹介します。『炎炎ノ消防隊』に登場するアマテラスとアドラバーストの関係や、アマテラスが作られた目的などを徹底調査しました。また、アマテラスの最後やアマテラスの少女についても紹介しています。
目次
【炎炎ノ消防隊】アマテラスとは?
『炎炎ノ消防隊』のアマテラス(天照)は、東京皇国にある発電所です。アドラバーストの炎をエネルギー源としており、この炎を燃やし続けていることで、東京皇国に住む人々の生活を支えています。ここでは『炎炎ノ消防隊』に登場するアマテラス(天照)や、『炎炎ノ消防隊』の概要を紹介していきましょう。
アマテラス(天照)とは?
『炎炎ノ消防隊』の「アマテラス(天照)」は、東京皇国全体へのエネルギー供給を行っている巨大発電所です。250年前の大災害の後に灰島重工と聖陽教が建設しました。東京皇国では、毎日アマテラス(天照)の稼働状況が発信されているほど、東京皇国に住む人々にとってアマテラス(天照)は重要なライフラインとなっています。中華半島上陸作戦の際に、シンラがアマテラスによく似たご神体を目撃したことで、物語は真相へと大きく近づくことになります。
炎炎ノ消防隊の概要
『炎炎ノ消防隊(えんえんのしょうぼうたい)』は、「大久保篤(おおくぼあつし)」によるダーク・ファンタジー、SF漫画です。2015年から『週刊少年マガジン』で連載されており、累計発行部数は2000万部を突破しています。原作のヒットを受け、2019年、2020年にアニメ化されました。アニメではコミックス20巻前の内容が放送されています。さらに2020年には舞台作品として公演されているなど、さまざまなメディア上で注目を集めている人気作品となっています。
炎炎ノ消防隊のあらすじ
『炎炎ノ消防隊』では、250年前の大災害を境に発生するようになった人体発火現象「焔ビト」と戦う「特殊消防隊」の活躍が描かれています。幼い頃に突然の火事で母親と幼い弟が亡くした主人公のシンラは、これ以上母や弟のような被害者を増やさないように、焔ビトの研究や鎮魂を行う能力者達が集まる第8特殊消防隊に入隊します。焔ビトの力を使って事件を起こす謎の組織との戦いを通して、シンラは12年前の火事の真相や、発火能力の謎へと迫っていくことになるのでした。
【炎炎ノ消防隊】アマテラスが大災害発生のポイント?目的を考察
『炎炎ノ消防隊』のアマテラス(天照)は、東京皇国で暮らす人々にとってなくてはならないものです。アマテラス(天照)はアドラバーストの炎をエネルギー源にしています。アマテラス(天照)は250年前の大災害の後に建設されたと伝えられてきましたが、実はアマテラス(天照)が大災害発生のポイントだとも言われています。ここではアマテラス(天照)が作られた目的などを紹介していきましょう。
考察①アマテラスとアドラバーストの関係
『炎炎ノ消防隊』に登場するアマテラス(天照)とアドラバーストには、密接な関係があります。アドラバーストは「純粋な炎」、「原始の炎」とも呼ばれているもので、命を育む炎です。しかしそれと同時に、全てを破壊する炎でもあります。アマテラス(天照)のエネルギーの源は、このアドラバーストの炎です。アマテラス(天照)の内部では、アドラバーストが永遠に燃え続けていると言われています。
考察②御神体の周りの6本の柱の意味
『炎炎ノ消防隊』でシンラが中華半島で目撃した御神体の周りには、6本の柱がありました。250年前に起こった大災害は人類に甚大な被害をもたらしましたが、実際に失敗に終わっています。その原因の一つが、柱が足りなかったためです。このような理由から、御神体の周りにある6本の柱は、当時生贄にされた6人の人柱を指していると推測できます。さらに、御神体も250年前に大災害を目的として使用されたものであることがわかります。
考察③アマテラスが作られた目的
『炎炎ノ消防隊』のアマテラス(天照)が建設された表向きの目的は、東京皇国全体を支えるためのエネルギー供給装置が必要だったためです。しかし真の目的は、次の大災害を起こし、全てを破壊することでした。前述のとおり、アドラーバーストは聖なる炎であると同時に、破壊の炎でもあります。
アマテラス(天照)の建設には聖陽教が関係していますが、そもそも人々の心のよりどころとして聖陽教を作ったのは伝道者一派です。アマテラス(天照)は東京皇国の人々の生活を支える発電所ですが、その正体や目的は、伝道者一派が次の大災害を目的に用意したものに過ぎなかったのでした。
考察④アマテラスのキー
『炎炎ノ消防隊』のアマテラス(天照)には、キーがあると言われています。そもそも、大災害を発生させるには、「人々の心のより心となる宗教(聖陽教)を作る」、「人々の思考の統一」、「大災害の生贄を8人用意する」という3つの工程が必要でした。しかし250年前の大災害が失敗したのは、柱が不足していただけでなく、円周率の解明ができなかったことが関係しているということがわかっています。
円周率の解読のためのアイテムとして、ヴァルカンが持つUSBメモリーのような形状をしたアマテラスのキーが登場します。アマテラス(天照)はヴァルカンの祖先が製造したため、これがアマテラスのキーである可能性は確かにあります。しかし、本当のアマテラスのキーの正体はUSBメモリーではなく、アイリスだったのではないかとも推測されています。
考察⑤アマテラスの能力
『炎炎ノ消防隊』のアマテラス(天照)は、アドラバーストの炎をエネルギー源にしている巨大発電所です。大災害を引き起こすことができることから、強大な力を持っていることが推測されますが、実際の能力については明らかにされていません。しかし、作中での何者かに憑りつかれたかのようなシンラの異変は、アマテラス(天照)の能力が関係していると言われています。
【炎炎ノ消防隊】アマテラスの歴史や最後
『炎炎ノ消防隊』のアマテラス(天照)は、250年前に起こった大災害の後に聖陽教と灰島重工によって建設されたと伝えられてきました。しかし、大災害の後の歴史は伝道者一派によって捻じ曲げられており、事実とは異なります。ここでは、『炎炎ノ消防隊』のアマテラスの歴史と、アマテラスの最後について紹介していきます。
アマテラスの歴史
『炎炎ノ消防隊』の世界は、250年前の大災害を境に太陽暦になりました。また、太陽暦になったのと同時に、人々へのエネルギー供給を行うアマテラス(天照)が建設されたという歴史になっています。しかしこの歴史は事実とは異なります。ここではアマテラス(天照)の歴史について解説していきましょう。
歴史①250年前に発生した大災害
『炎炎ノ消防隊』の世界では、250年前に突如大災害が発生します。多くの野生動物は絶滅し、生きられる土地も消滅しました。しかし、アドラバーストを持つ柱の不足などによって大災害は失敗に終わり、生き残った人々は生活できるわずかな大地へと移動して、東京皇国を作りました。他国の移民への配慮から、苗字と名前を逆にしたのもこの頃からです。
歴史②聖陽教が生まれる
大災害を失敗した伝道者一派でしたが、大災害によって世界とアドラのつながりが強化されたため、次の大災害を発生させるシナリオ作りを進めました。伝道者一派のヨナは、アドラバーストを持つアマテラスを人類に与えるため、キャラバンのリーダーとして影響力があったラフルスに目を付けます。そしてラフルスになり替わったヨナは、アマテラスを人類の拠りどころとするために聖陽教を誕生させ、聖典を作りました。
歴史③久遠式火力発電天照として作られる
聖陽教と聖典によって人類の心のよりどころとなったアマテラスは、「久遠式火力発電天照」として作られました。アマテラスには一柱目のアドラバーストが用いられ、東京皇国のすべての電力がアマテラスによってまかなわれるようになります。久遠式火力発電天照はヴァルカンの祖先が製造したものですが、歴史上では聖陽教会と灰島重工が建設したことになりました。
アマテラスの最後はどうなった?
『炎炎ノ消防隊』のアマテラス(天照)は、伝道者一派が大災害の爆破装置として用意したものです。伝道者一派によると、最後にはアマテラスが大災害を引き起こすシナリオになっています。伝道者一派のシナリオのとおりに進めば、物語の最後には再び大災害が起こり、地球は第二の太陽になってしまいます。
アマテラスの最後としては、実際に大災害を起こして世界を破滅させる可能性もありますが、破壊されて大災害が発生しない可能性や、新たなエネルギー源となる可能性もあります。実際に『炎炎ノ消防隊』の最後がどのような結末を迎えたのかは、本編をチェックしてみてください。
【炎炎ノ消防隊】アマテラスの少女とは?声優も考察
『炎炎ノ消防隊』のアマテラス(天照)のエネルギー源はアドラバーストです。アドラバーストは人工的に生み出されているのではなく、アマテラス(天照)は生贄となった一柱目の少女のアドラバーストを使用して動いています。アマテラスの少女は第8特殊消防隊に所属しているシスター・アイリスとそっくりであるため、2人の関係性にも注目が集まっています。ここでは一柱目であるアマテラスの少女や、2人を演じている声優について紹介していきましょう。
アマテラスの少女(一柱目)とは?
『炎炎ノ消防隊』のアマテラス(天照)の内部には、一柱目であるアマテラスの少女が閉じ込められています。『炎炎ノ消防隊』の世界における「柱」とはドラバーストを持つ第3世代能力者のことで、250年前には6人の柱が生贄にされました。しかし柱が足りずに失敗したため、伝道者一派は大災害を引き起こすために、この世界に存在する8人の柱を集めようとしています。一柱目であるアマテラスの少女は、大災害の引き起こすための重要なキーパーソンとされています。
アマテラスの少女(一柱目)の正体やアイリスとの関係
一柱目であるアマテラスの少女の正体は、人間です。アマテラス(天照)の生贄にされたアドラバーストを持った人間が、アマテラスの少女の正体となっています。また、8人目の柱は一柱目のドッペルゲンガーだということがわかっており、その正体はアイリスだと考察されています。アイリスや火華の育ての親であり、実は伝道者一派だったシスター炭隷も「自覚のない8人目の柱は一柱目のドッペルゲンガー」というセリフを口にしています。
アイリスがアマテラスの少女に瓜二つであることはその時点で判明しているため、アイリスがアマテラスの少女のドッペルゲンガーであり、その正体は8人目の柱であると推測されています。伝道者一派は8人の柱を集めて大災害を再び引き起こそうとしているため、最後にどのような展開になるのか、アイリスの動向にも注目です。
アマテラスの少女(一柱目)とアイリスの声優は同一人物?
アイリスの正体がアマテラスの少女のドッペルゲンガーである場合、アニメの『炎炎ノ消防隊』でもアイリスとアマテラスの少女の声優を同じ人にする可能性があります。そのため、アマテラスの少女の正体を知る方法として、エンドロールに乗っている声優をチェックするという方法があります。しかしテレビアニメ『炎炎ノ消防隊』では、アマテラスの少女の担当声優は意図的に伏せられていました。
そのため、アマテラスの少女の声優が誰なのかは明らかになっていませんが、アニメを見ていたファンの間ではアイリスの声優を務めている「M・A・O」さんではないかと推測されています。また、たとえアマテラスの少女の正体がアイリスと同一人物だったとしても、同じ声優であることはじめから明らかにしていれば、物語の最後に関係する重要なネタバレになりかねません。そのため、アマテラスの少女の正体が物語の中で明らかになるまでは、担当声優を秘密にしていると考えられています。
【炎炎ノ消防隊】アマテラスに対する世間での評判や人気
『炎炎ノ消防隊』の世界にある巨大発電所アマテラス(天照)の動力がアドラバーストであるということもあり、その正体については『炎炎ノ消防隊』ファンの間でもさまざまな考察がなされていました。また、アマテラスの正体が物語の最後にも関係してくるということが判明したことで、『炎炎ノ消防隊』という物語の皮肉さについて言及しているファンもいます。ここでは『炎炎ノ消防隊』のアマテラスに対する世間での評判や人気を紹介していきましょう。
アマテラス(天照)の正体が人間であり、人間のアドラバーストを動力としていることが判明したことで、教会の祈りの言葉すら皮肉なのではないかと考察しているファンがいました。実際に、伝道者一派がアマテラスに信仰を集めることを目的に作ったのが聖陽教であるため、『炎炎ノ消防隊』の世界を形成しているもの全てが皮肉となっています。
『炎炎ノ消防隊』を読んでいたファンの中には、アマテラス(天照)の正体が判明する前に、「アマテラスの動力源は人工焔ビトなのではないか」と考察している人もいました。実際には人工焔ビトではなく本物の人間だったわけですが、ツイート主が述べているとおり残酷な設定であることには変わりありません。
アニメの『炎炎ノ消防隊』を視聴していた人の中には、アマテラス(天照)の正体が判明する前に、「アマテラスは人力で動いている」という考察をしている人もいました。また、発火能力や人体発火現象などもアマテラスの呪いなのではないかと推測しており、『炎炎ノ消防隊』では最後の結末に繋がるさまざまな謎や伏線が張られていることがわかります。
『炎炎ノ消防隊』を読んでいる人の中には、アマテラスとアマテラスのドッペルゲンガーであるアイリスの会話が尊いと喜んでいるファンもいました。物語も最後を迎え、ファンも安堵することができたと推測されます。
【炎炎ノ消防隊】アマテラスは大災害発生にかかわっていた
『炎炎ノ消防隊』のアマテラス(天照)は、かつてこの世界で起こった大災害を再び発生させるという目的で設置された爆破装置でした。また、アマテラス(天照)は一柱目の少女を動力源としており、そのドッペルゲンガーであるアイリスも、8人目の柱という物語の重要なキーパーソンであることが判明します。
アマテラスの少女は、伝道者一派が目的とする最終的な大災害の発生にも関係しています。アマテラスについて興味が湧いた人は、ぜひ『炎炎ノ消防隊』で物語の結末をチェックしてみてください。
この記事のライター
azu
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