【ドラゴンボール】ウイスとはどのようなキャラ？能力や特徴を解説

劇場版『ドラゴンボールZ神と神』で初登場したウイスは、青い肌と白髪が特徴的なキャラクターです。ここではウイスと『ドラゴンボール』について解説します。

天使ウイスが登場したのは、劇場版『ドラゴンボールZ神と神』です。細身の体に白髪と青い肌が特徴で、中性的な顔立ちをしています。何事にも動じない性格で、美味しいものが好物です。地球ではブルマの誕生日会でご馳走になり、ビルスと超サイヤ人ゴッドが戦っている最中にもパフェを食べる様子が描かれていました。穏やかに見えるウイスですが、戦闘能力はビルス曰く彼が戦った中で「１番強い」そうです。次いで孫悟空と劇場版で語られている事から、かなりの戦闘力がある事がうかがえます。

『ドラゴンボール』は、漫画家・鳥山明（とりやま あきら）によって描かれた少年漫画です。1984年11月～1995年6月の11年間にわたり、週刊少年ジャンプに連載された長編漫画です。連載直後より人気となり、1986年にはフジテレビ系列アニメ『ドラゴンボール』がスタートし『ドラゴンボールZ』と11年もの間放送され平均視聴率は20%以上を記録した大ヒットアニメとなりました。これまでにコミックス（完全版含む）の世界累計発行部数は、2億6000万部以上を記録するなど人気ぶりがうかがえる作品です。

『ドラゴンボール』は、主人公・孫悟空がドラゴンボールを探していたブルマと出会う事から始まります。2人はドラゴンボールの謎を解き、残り4つを探す旅に出ます。旅の途中で様々な仲間と出会い、一度は7つ集まったドラゴンボールですが、世界征服を狙うピラフ一味に奪われ神龍（シェンロン）を呼び出されるも阻止に成功します。後に亀仙人に弟子入りし、親友クリリンと出会い様々な敵と戦いを続けます。そして、再びバラバラになったドラゴンボールを探す旅を始める「友情」や「夢」と冒険を描いたストーリーです。

『ドラゴンボール』に登場するウイルは、笑顔が見られ一見優しそうに見えます。しかし彼は、数多くの能力を持ち強さに関してもビルスより強いと言われています。

『ドラゴンボール』に登場する、天使ウイスの戦闘力の強さについては、作中に明確に描かれていません。ただ、ワサビを食べ発狂したビルスを1撃で気絶させたり、ビルスが「1番強いのはウイス」で「2番目は悟空」と認めていました。この事から、戦闘能力の強さはかなり強いことがうかがえます。実際、作者・鳥山明によると「ビルスが10の強さだとしたらウイスは15」とインタビューで答えていました。また、ビルスに武術を教えたのはウイスと言う事も明かされています。

『ドラゴンボール』に登場する天使ウイスは、穏やかで中性的な特徴である印象が強いですが実は穏やかなだけに怒らせると怖いという噂があります。ここでは、中立的な立場であり戦闘には直接関与しないウイスの能力や技、強さ5つについて説明します。

『ドラゴンボール』に登場する天使ウイスの能力は、時間の巻き戻しです。巻き戻せる時間は最大で3分と言われています。この時間を巻き戻す技が発動したのは、『ドラゴンボールZ復活のF』でフリーザが地球を破壊した時です。この時、ウイスが時間巻き戻しの能力で3分時間を戻したことで、悟空にフリーザを倒すキッカケをつくり活躍しました。

次に生成能力についてです。天使ウイスは何も無い「無」の状態から、物を生成する能力があります。例えば、悟空に新しい道着をプレゼントしていました。また、アニメ『ドラゴンボール超』66話の中で、ゴワスがザマスに殺されようとします。その時、ウイスがゴワスの方を叩き、グッズを装着させ活躍していました。

天使ウイスが持つ「蘇生能力」とは、死者を24時間に限り蘇生させる能力です。蘇生能力は、彼の持つ杖を高速回転させ死亡したキャラクターにかざす事で発動します。アニメ『ドラゴンボール超』93話では、宇宙を救うために周囲に反対されながらも、悟空の提案で極悪キャラのフリーザを24時間だけ蘇生し活躍していました。

アニメ『ドラゴンボール超』で、天使ウイスの高速移動能力と活躍が描かれています。超高速移動はウイスの体に触れているだけで発動される能力です。復活したフリーザにピッコロが殺された事を知った悟空とベジータが、ウイスに彼の星から地球へ送り届けてもらうことになりました。ちなみに、ウイスがいる星から地球までは35分かかると言われています。

天使ウイスの代表的能力の一つに「身勝手の極意」があります。「身勝手の極意」とは、危険を察知すると意識と肉体が無意識に切り離して危険回避する能力のことです。アニメ『ドラゴンボール超』116話の回想シーンで語られていました。この能力が、ウイスをあらゆる危険から守っている事になります。

天使ウイスと破壊神ビルスの強さを比較してみましょう。結論から言うと、ウイスの方が強いです。その証拠に、劇場版『ドラゴンボールZ神と神』でワサビを食べ暴れたしたビルスを一撃で気絶させていました。また、ビルスの稽古をつけたのはウイスという事から彼よりもウイスが強い事がうかがえます。

『ドラゴンボール超』に登場する、天使ウイスの家族である父・大神官と彼の強さですが、ウイス曰く足元にも及ばないと言い、彼自身が自分より強いと認めています。実際にどのくらい強いかという事ついては、描かれていないため不明です。大神官もウイスと同じく、天使で中立の立場であるため直接戦闘に係わる事はありません。

全王様の強さは、宇宙最強です。見た目は可愛らしく幼稚な容姿が特徴ですが、とんでもない強さの持ち主になります。つまり、天使ウイスと比べ物になりません。ビルスも恐れる存在で、アニメ『ドラゴンボール超』67話では、一瞬にして一つの星を消滅させています。

天使ウイスは、絶対的中立の立場であるため悟空と戦った事はありません。作者・鳥山明が「超サイヤ人ゴット（悟空）の強さ6」とすると「天使ウイスの強さは15」位と語っていました。つまり、悟空の強さの2倍以上になります。

ビルスの付き人兼師匠であるウイスですが、初登場の劇場版『ドラゴンボールZ神と神』で、彼の正体や詳しい家族構成などが明かされる事はありませんでした。では、彼の正体が明かされたのは、一体何時だったのでしょうか。意外な正体に多くのファンからは、驚きの声があがりました。

『ドラゴンボール』に登場する天使ウイスの性格は、基本的には温厚のようです。容姿や作中で見せる表情や言葉も中性的で、親しみやすい印象も持ち合わせています。また、いつも冷静な事から、多くの読者からはビルスの付き人というよりは「保護者みたい」という声があがっています。

『ドラゴンボール』に登場するキャラクター、天使ウイスの登場回が増えるにつれ、彼の家族の正体が気になる読者が続出しました。いつも冷静なウイスですが、時に家族に対し厳しい言葉をかけるシーンもありました。温厚なのに圧倒的強さを持つ天使ウイスの家族とその正体について紹介します。

天使ウイスの家族でもある母親の正体は不明です。『ドラゴンボール』作中では、ウイスの父親の正体は大神官、姉の正体は破壊神シャンパの付き人であるヴァドスだと描かれていました。他にも、登場する10人のガイド天使の正体は、ウイスの兄弟で大家族と言う事が明かされています。しかし、母親に関しては描かれておらず正体は謎のままです。

天使ウイス達家族が、どのように生まれるかも謎のままです。『ドラゴンボール』では、天使の誕生についても描かれていません。天使の意味合いとしては、神と人間の中間で霊的存在であり性別はないとされています。ストーリーの中に登場する天使たちは、全員が家族で性別もある事から一般的な意味とは違う作者独自の考えのもと、誕生したキャラクターと言う事が推測されます。

天使ウイスの今後については「活動休止」という噂があります。『ドラゴンボール』が進む中で、破壊神ビルスが戦いに敗れ死亡すると予想されているからです。破壊神ビルスの死とウイスの活動休止とは関係が深く、天使には「破壊神が死亡したら活動休止」という決まりがあります。そのため一度活動休止になれば、次の破壊神が選ばれるまで天使の活動は出来ません。

天使ウイスは、分かりやすいストーリ多くのファンから高評価だった、劇場版『ドラゴンボールZ神と神』に登場します。中質的立場で戦闘に係わらないキャラクターとしても知られています。彼がどのような活躍をして名言を残したのか紹介します。

『ドラゴンボール』に登場する天使ウイスは、中立的立場から戦闘に関わりません。もし、戦闘に係わってしまうと規則を破ったことになり、存在自体が消えてしまうのです。しかし物語の中には、規則を破らないように地球を守る活躍をしたシーンもありました。

劇場版『ドラゴンボールZ神と神』では、ビルスがワサビを食べ余りの辛さに暴れます。暴れて手の付けられようのないビルスを一撃で気絶させ鎮めました。

『ドラゴンボールZ復活のF』では、悟空やベジータが天使ウイスの元で修行しています。また、フリーザにより地球を破壊されてしまいますが、ウイスによって助けられました。彼の時間を巻き戻す能力が発動したおかげで、悟空はフリーザを倒す事ができました。

『ドラゴンボール超』では、地球を破壊しようとするビルスから遠回しに地球を守るそぶりを見せていました。天使ウイスは、中立的な立場の為あからさまにどちらかにつく事は出来ません。中立的立場と言いながらも、彼の優しさが見られたシーンでもあります。

『ドラゴンボール超』で、多くの読者がついに天使ウイスが戦ったという噂がありました。正確には戦ったわけでなく、悟空たちも歯が立たなかった緑色が特徴のブロリーにウイスが手合わせをし、時間稼ぎをしています。

劇場版『ドラゴンボールZ神と神』より、登場した青い肌と白髪が特徴の、天使ウイスの名言について紹介します。

アニメ『ドラゴンボール超』27話で、悟空とベジータが超サイヤ人ゴットになった状態からさらに超サイヤ人「超サイヤ人ゴッド超サイヤ人」と命名されます。しかし、ベジータが名前を呼ぶことに苦戦していたため、それを見たウイスが超サイヤ人ゴット超サイヤ人が放つ青いオーラの特徴を取り、命名した事で生まれた名言です。

破壊王を知らない未来のトランクスに対し、天使ウイスが未来では界王様はどうしているか尋ねます。その際に未来から来たトランクスが「界王神様は死んだ」と答えました。この事実に、一番驚いたのが破壊神ビルスです。その様子を見ていた悟空が、界王神様のことが好きだったのかと尋ねた時にウイスが発した名言です。

『ドラゴンボール超』63話で、悟空が強敵に苦戦している時にウイスの父である大神官に頼むよう話した時に発した名言です。この回での発言により、ウイスが天使であると言う事が明かされた瞬間でした。読者の多くはウイスが天使と言う事に驚いています。

アニメ『ドラゴンボール』で、ウイスの声を担当した声優を知った視聴者たちは「意外過ぎる」と驚きました。ここからは、大きな話題となったウイス役を務めた声優について紹介します。

『ドラゴンボール』に登場するウイスは、中性的なキャラクターと声が特徴です。この特徴的なウイスの声優を務めるのが森田成一になります。ここでは、俳優としてデビューした彼が声優になったキッカケも紹介しています。

声優・森田成一は、高校時代に入部した吹奏楽部でエンターテイメントの楽しさを知ります。声優志望というより俳優を目指していた森田は、NHKプロモーションに所属し俳優として活動を始めました。彼が声優になる転機が訪れたのは、2001年に発売されたゲームソフトのモーションアクターを演じた時のことです。森田がモーションアクターを務めたキャラクターの声優が100人以上オーディションしても決まらず、彼に声優のオーディションの声がかかり結果的合格した事で声優デビューとなりました。

1999年PlayStationゲーム「ファイナルファンタジーⅧ」のモーションキャプチャで役者としてデビューします。その後2001年PlayStation2「ファイナルファンタジーX」で主人公のモーションアクター兼声優を演じたことがキッカケで声優デビューを果たしました。これまでに、テレビアニメや劇場アニメなど100作品以上に出演する人気声優です。

『ドラゴンボール』に登場する温厚で優しくもあり、怒ると怖い天使ウイスについて世間での評判や人気はどうなのでしょうか。読者の殆どが彼の特徴的なキャラクターに魅力を感じているようです。

『ドラゴンボール超』で、フリーザが地球を爆破させる回ではウイスの能力で時間を戻し悟空に倒すチャンスを与える彼の行動に賞賛するファンも多くいます。

天使ウイスは優しくおちゃめなキャラクターです。しかし、実は沢山の能力の持ち主であり強さはビルス以上であるギャップが魅力的な様子が分かる呟きです。

ウイスが初登場したのは『ドラゴンボールZ神と神』です。この劇場版映画は、作者の「子供にもわかるストーリー」がコンセプトで分かりやすい内容でした。その中で初登場した、一風変わった特徴を持つウイスは、多くのドラゴンボールファンにとっては印象的だったようです。

劇場版『ドラゴンボールZ神と神』で登場するビルスの付き人ウイスですが、実は彼が天使だと世の中に知れたのはアニメ『ドラゴンボール超』63話です。天使と言う事に衝撃を受けたファンも多くいました。中には、謎多き天使ウイスの家族構成や天使が誕生する過程を追求するファンもいます。またビルスの付き人であるにもかかわらず、ウイスは彼の師匠でもあったのです。作中のウイスの活躍をチェックしてみて下さい。