【名探偵コナン】怪盗キッドのかっこいい魅力まとめ！名言やおすすめ登場回も

「怪盗キッド」とは、『名探偵コナン』に登場する人気キャラクターです。さまざまなマジックを使って怪盗を行う大胆不敵なキャラクターで、『名探偵コナン』のファンの中でもかっこいいと評判です。ここでは怪盗キッドのプロフィールなどを紹介していきます。

『名探偵コナン』に登場する怪盗キッドは、白のタキシードに白のシルクハット、マント、モノクルを身に付けたキャラクターです。顔立ちは工藤新一によく似ていますが、少しくせっ毛です。普段は高校生として生活しており、学校でもマジックを披露しています。江戸川コナンにとってはライバル関係にあるキャラクターで、『まじっく快斗』の主人公でもあります。

もともとシークレットナンバーで「怪盗1412号」と称されていた怪盗キッドの名付け親は、実は工藤新一の父、工藤優作です。当時、若手小説家だった工藤優作が殴り書きの「1412」の文字を「KID.」と読んだことから、世間でも「怪盗キッド」の名前が広まり、定着することになりました。

『名探偵コナン』は、1994年に刊行を開始した「青山剛昌」による推理漫画です。1996年からはテレビアニメも放送開始され、小説化やゲーム化、実写ドラマ化など多くのメディア展開を行っている人気作です。2001年には第46回小学館漫画賞少年部門を受賞しており、全世界での累計発行部数は2億7000万部を突破しています。

世界的な推理作家の父と有名女優を母に持つ高校生探偵「工藤新一」は、ある日幼馴染の毛利蘭とのデート中に、不審な男達の取引現場を目撃します。口封じのために毒薬を飲まされた新一は、目を覚ますと子供の姿になっていました。新一が生きていることが知られれば、周りの人間にも危険が及びます。新一は「江戸川コナン」と名乗り、元の自分を取り戻すため、数々の事件を解き続けることになるのでした。

『名探偵コナン』に登場する怪盗キッドは、白のタキシードにシルクハットを身に付けたキザなキャラクターです。さまざまなイリュージョンで警察を煙に巻くことから、ファンの間でもかっこいいと評判の人気キャラクターです。ここでは怪盗キッドのかっこいい魅力を紹介していきましょう。

『名探偵コナン』に登場する怪盗キッドの頭脳は、IQ400だと言われています。IQ400という数値は、怪盗キッドの毛髪を鑑定した推定値です。学校では真面目に授業を受けない問題児ですが、一瞬で計算を行ったり出された問題をさらりと正解したりするなど、非常に頭が良い点も怪盗キッドのかっこいい魅力です。

老若男女を問わずさまざまな人物に変装することができる点も、『名探偵コナン』の怪盗キッドのかっこいい魅力です。怪盗キッドは声色も自在に変えることが可能です。また、怪盗キッドが変装したことで、本来の人物よりもキザでかっこよくなるシーンも多いです。

『名探偵コナン』の怪盗キッドのかっこいい魅力として、主人公である江戸川コナンとのライバル関係が挙げられます。作中での怪盗キッドとコナンはお互いのことをライバルだと認め合っており、ミステリートレイン事件ではコナンのピンチを救うシーンもありました。そのため、単なるライバルキャラではない特別なキャラクターであることも、怪盗キッドの魅力です。

怪盗キッドの素顔は工藤新一を瓜二つです。怪盗キッドのほうがくせ毛ではありますが、まるで双子であるかのように似ています。二人が似ている理由については明らかになっていませんが、工藤新一と怪盗キッドが似ていることには何らかの理由があるようです。工藤新一と血縁関係があるとの考察もあるため、工藤新一と顔がそっくりである点も怪盗キッドのかっこいい魅力の一つです。

怪盗キッドの魅力は、その見た目やイリュージョンだけではありません。物語の名シーンで登場する彼の名言も、怪盗キッドの人気が高い理由の一つです。ここでは怪盗キッドのかっこいい名言や名シーンを紹介していきましょう。

「怪盗はあざやかに…」とは、『コナンVS怪盗キッド』で怪盗キッドが残した名言です。怪盗キッドは、園子の祖父が保有している「漆黒の星」と呼ばれる黒真珠を狙い、コナンと対峙します。窮地に陥ったかに見えた怪盗キッドですが、閃光弾を使用し、この言葉を残してその場を去るのでした。

「最も出会いたくない…」とは、『集められた名探偵！工藤新一vs怪盗キッド』での怪盗キッドの名言です。コナンとの関係を尋ねられた怪盗キッドは、このようなロマンチックでかっこいい名言を残しました。

「Ladies and Gentlemen…」とは、『世紀末の魔術師』での怪盗キッドの名言です。このセリフが登場するシーンは演出とも相まって、作中でも最も盛り上がるシーンとなっています。このセリフで怪盗キッドは多くのファンを魅了しました。

怪盗キッドはもともとはゲストキャラクターのような扱いでしたが、人気が高いことから、現在では原作、アニメ、劇場版で多く登場しています。また、怪盗キッドが登場する話は、1時間、2時間スペシャルなど特別感がある点も特徴です。ここでは怪盗キッドのおすすめの登場回や映画などを紹介していきましょう。

怪盗キッドはアニメの『名探偵コナン』でもたびたび登場しています。ここでは、まずは原作やアニメでの怪盗キッドのおすすめ登場回を紹介していきます。

アニメ76話の「コナンVS怪盗キッド」は、『名探偵コナン』で初めて怪盗キッドが登場した回です。原作では16巻のFile156～File159の話になります。怪盗キッドとコナンが、作中で初めて対峙する話となっています。

アニメ219話の「集められた名探偵！工藤新一VS怪盗キッド」は、原作30巻のFile299～File302に該当します 。この話での怪盗キッドは、集められた探偵の一人として登場しています。また、黒の組織のボスが誰なのかが判明する重要な回となっています。

アニメ701話～704話の「漆黒の特急（ミステリートレイン）」は、原作78巻のFile818～File824に該当します。怪盗キッドが登場するだけでなく、黒の組織とも関わりが出てくる回となっています。

アニメ724話～725話の「怪盗キッドと赤面の人魚（ブラッシュマーメイド）」は、原作78巻～79巻のFile828～File830に該当します。「漆黒の特急」でキットが盗む予定だった「赤面の人魚」の展示が行われることになり、怪盗キッドはある人物に変装して登場します。

アニメ746話～747話の「怪盗キッドVS京極真」は、原作82巻のFile862～File864に該当します。怪盗キッドが鈴木次郎吉の所有する宝石を狙っていると知った京極は、怪盗キッドへの対抗心から警備陣に加えてほしいと願い出ます。劇場版『名探偵コナン 紺青の拳』に繋がる話となっています。

アニメ887話～888話の「怪盗キッドの絡繰箱」は、原作91巻のFile963～File965です。鈴木次郎吉は、怪盗キッドをおびき寄せるために「月の記憶」が入ったからくり箱を展示します。人気キャラクターの沖矢昴（赤井秀一）も登場するため、怪盗キッドと沖矢昴の絡みが見られる貴重な回です。

怪盗キッドは劇場版の『名探偵コナン』でも多数登場しており、中には主役級の活躍をしている人気作品もあります。劇場版に多く登場するのも、怪盗キッドの魅力です。ここでは怪盗キッドが登場する映画を紹介していきましょう。

怪盗キッドは劇場版『名探偵コナン 世紀末の魔術師』で初めて映画に登場しています。「Ladies and Gentlemen！」という怪盗キッドのかっこいい名言が登場するのが本作です。また、工藤新一に変装した怪盗キッドの去り際もかっこいいです。

劇場版『名探偵コナン 銀翼の奇術師』 に登場した怪盗キッドは、最初から工藤新一の姿に変装しています。怪盗キッドとコナンとの物理的なバトルや、飛行機を操縦するシーンなどがあります。

劇場版『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌』 では、怪盗キッドは探偵の一人に変装しています。ラストなど物語のポイントとなるシーンでは登場するものの、他の劇場版よりも怪盗キッドが登場するシーンは少なめです。

劇場版『名探偵コナン 天空の難破船』 では、盗賊団とコナン、怪盗キッドの戦いが描かれています。他の劇場版よりもアクションが多めで、かっこいいシーンを見ることができます。

劇場版『名探偵コナン 業火の向日葵』 では、怪盗キッドは絵画をターゲットにします。これまで宝石ばかりを狙っていた怪盗キッドがなぜひまわりの絵を盗もうとするのかが、この物語のポイントとなります。

劇場版『名探偵コナン 紺青の拳』 は、劇場版では初めて海外のシンガポールが舞台になっています。怪盗キッドと京極真の対決が見られる作品で、京極と園子の恋愛模様にも注目です。

作中では謎の怪盗として世間を騒がせている怪盗キッドですが、普段は17歳の高校生として暮らしています。ここでは怪盗キッドの正体や、その家族について紹介していきましょう。

怪盗キッドの正体は、「黒羽快斗」という名前の高校生です。江古田高校に通う高校2年生で、工藤新一と同じ17歳の少年です。初代怪盗だった父の死の真相の究明と、仇討ちを行うため、黒羽快斗は2代目の怪盗キッドになります。

怪盗キッドの正体は、「寺井黄之助」、「黒羽千影」、「白馬探」、「小泉紅子」、「ルビィ・ジョーンズ」、「ジャック・コネリー」、「フィリップ王子」の7人が把握しています。黒羽千影は怪盗キッドの母親、寺井黄之助は初代怪盗キッドの助手で、現在でも怪盗キッドのサポートを行っています。

怪盗キッドの父親は「黒羽盗一」、母親は「黒羽千影」です。盗一は世界的なマジシャンでしたが、実は初代怪盗キッドであり、パンドラという組織に殺害されています。千影も今は引退していますが、かつては世間を騒がせた怪盗でした。

アニメ『名探偵コナン』では、工藤新一と怪盗キッドを同じ声優が演じています。また、特徴のある声をしているため、声優の声に聞き覚えがあったという人も多いです。怪盗キッドを演じている声優は、これまでさまざまな人気キャラクターを演じてきたベテラン声優です。ここでは怪盗キッドの声優を紹介していきましょう。

怪盗キッドを演じているのは声優の「山口勝平」さんです。聞き取りやすい特徴的な声を持った声優で、主人公からマスコットキャラクターまで、さまざまな人気キャラクターの声優を担当しています。代表作として『らんま1/2』の「早乙女乱馬」や『ONE PIECE』の「ウソップ」などがあります。

山口勝平さんの主な出演作品としては、『らんま1/2（早乙女乱馬）』、『ONE PIECE（ウソップ）』、『犬夜叉（犬夜叉）』、『機動武闘伝Gガンダム（サイ・サイシー）』、『アイシールド21（雷門太郎）』、「DEATH NOTE（L）』、『ペルソナ4（クマ）』、『境界のRINNE（六道鯖人／社長）』、『魔女の宅急便（トンボ）」などが挙げられます。

怪盗キッドは『名探偵コナン』のキャラクターの中でも特別であり、非常にかっこいいキャラクターであるため、その人気は高いです。ツイッター上でも怪盗キッドがかっこいいという言葉は多く見つけられました。ここでは怪盗キッドの対する世間での評判や人気を紹介していきましょう。

トランプ銃とは、高速でトランプを撃てる銃です。作中では怪盗キッド最大の武器として登場しています。アニメ『名探偵コナン』を見ている人の中には、「怪盗キッドがトランプ銃を使うシーンがかっこいい」という人も多いです。

怪盗キッドは劇場版でも主役級のキャラクターとして活躍しています。シーンを盛り上げるような名言もあるため、映画を見たファンの中には「映画だと怪盗キッドの方がかっこいいシーンが多い」と感じる人もいるようです。

ファンの中には、『紺青の拳』では怪盗キッドが可哀想な目に遭うため、何度も見られないという人もいました。やはり怪盗キッドというキャラクター的にも、大胆不敵にコナン達を翻弄するかっこいい姿が似合うようです。

『名探偵コナン』の怪盗キッドは多くの犯行を成功させることで、世間を魅了している人気の怪盗です。工藤新一と顔は瓜二つですが、また違った魅力を持つかっこいいキャラクターとなっています。怪盗キッドは『名探偵コナン』の中でも特別なキャラクターであるため、今後も漫画、アニメ、劇場版ともに登場する機会があるでしょう。今後の怪盗キッドの活躍に注目です。