【チェンソーマン】デンジは父親を殺した過去を持つ?理由は?母親についても
『チェンソーマン』のデンジは父親を殺したのか紹介します。父親が死んだ理由や実際に父親を殺したのかどうか、母親などについて徹底解説しました。また、デンジが返していた借金の理由や、デンジの中にある扉の謎についても考察しています。
デンジとは?
デンジとは、『チェンソーマン』の主人公です。死んだ父親が作った借金を返すために、チェンソーの悪魔であるポチタとともにデビルハンターとして仕事をしていました。『チェンソーマン』の物語は、一度死んだデンジがポチタによって蘇り、チェンソーマンとなったところから始まります。ここではデンジについて紹介していきましょう。
デンジのプロフィール
- 名前:デンジ
- 年齢:16歳
- 職業:非正規のデビルハンター
- 所属:公安対魔特異4課
- 契約悪魔:チェンソーの悪魔
『チェンソーマン』の主人公であるデンジは、相棒であるチェンソーの悪魔ポチタとともにデビルハンターをしている少年です。父親の残した借金を返すために、ヤクザに雇われています。性格は単純で自信家で、食べることや寝ることが好きです。酒浸りの父親と2人きりで暮らしており、義務教育も受けていないと本人が語っていることから、過酷な環境で育ったことが考察できます。
チェンソーマンの概要
『チェンソーマン』は、『週刊少年ジャンプ』で連載されていた藤本タツキさんによる漫画作品です。現在は第2部が『少年ジャンプ+』で連載されています。悪魔がはびこる架空の1997年の日本を舞台に、チェンソーの悪魔の力を手に入れた主人公デンジが、公安のデビルハンターとして悪魔と戦う物語となっています。作品です。累計発行部数は2600万部を突破しており、MAPPA制作でアニメ化されました。
チェンソーマンのあらすじ
父親の借金のせいで貧乏な生活を送っていたデンジは、チェンソーの悪魔であるポチタに出会い、借金返済のためにデビルハンターをしながら日々を生きていました。ある日、デンジはヤクザに騙されて、ゾンビの悪魔に殺害されてしまいます。しかしポチタに助けられたデンジはチェンソーの悪魔として復活し、ゾンビを一掃します。ゾンビの悪魔への対処のために現場へやってきた公安のマキマと出会ったデンジは、公安のデビルハンターとして戦うことになるのでした。
デンジは父親を殺した過去を持つ?
『チェンソーマン』のデンジの父親は、第1話の時点ですでに故人となっていました。デンジは父親が残した借金を返すために身体の一部を売ったり悪魔を狩ったりしていました。そんなデンジには、自分の父親を殺したという話もあります。ここでは『チェンソーマン』のデンジは父親を殺した過去を持つのかどうか、紹介していきましょう。
デンジの父親はひどい人だった?
父親の名前などはわかっていませんが、借金まみれで酒浸りだったようです。また、酒に酔ってデンジに暴力をふるうこともあったようです。作中では父親がどんな人間だったのか明らかにされていませんが、ヤクザにも借金をしているところから、ろくでなしであったということが考察できます。
デンジの父親は既に死亡している
デンジの父親は作中ですでに死亡しています。『チェンソーマン』の第1話では、デンジは父親の墓の前でヤクザの親分から父親の借金を返すように言われていました。回想シーンで父親が首を吊っている光景が映るため、父親はデンジを残して首を吊って自殺したようです。
デンジの父親の死因は自殺ではなくデンジが殺した?
結論から述べると、デンジの父親の死因は自殺ではなく、デンジが殺しています。しかしデンジの父親が殺され、困ったのはお金を貸していたヤクザです。このままでは借金が返済がされなくなるため、借金取り達が父親の死因を自殺扱いにしました。ただし、デンジの過去はマキマの口から語られたものであるため、事実であるかどうかは不明です。
デンジが父親を殺した理由はなぜ?
『チェンソーマン』のデンジは、過去に酒浸りの父親に暴力を振るわれていました。そしてその日も酔った父親がデンジを殺そうとしてきたため、正当防衛を理由に父親を殺したのです。しかし周りの大人たちが自殺として処理したことで、デンジも自分が父親を殺した記憶を封じ込めてしまい、何も覚えていませんでした。作中では、マキマの口から事実を告げられたことで、過去に自分が父親を殺したことを思い出しました。
デンジの母親を考察
『チェンソーマン』のデンジは第1話の時点で天涯孤独でしたが、父親が死亡する前から父子家庭でした。作中ではデンジの母親の名前やどのような人だったのかなど、母親の詳細については全く明らかにされていません。ここでは『チェンソーマン』のデンジの母親を考察していきましょう。
デンジの母親が死亡した理由
『チェンソーマン』のデンジの母親は、心臓の病気で血を吐いて亡くなったようです。この話はデンジの口から語られています。しかしデンジも「心臓の病気で血ィ吐いて死んだんだとよ」という言い方をしていることから、デンジ自身は母親が亡くなった時の記憶などがないと考察できます。母親はデンジが幼い頃に亡くなっており、そのことを父親の口から聞いた可能性が高いです。
デンジの母親の正体はポチタ?
『チェンソーマン』の読者の中には、「デンジの母親はポチタではないか」と考察している人もいます。第1話でデンジがゾンビに殺され、ポチタと契約することでチェンソーマンとして蘇る際に、ポチタがデンジに語り掛けるシーンがあります。その時にポチタが「私はデンジの話を聞くのが好きだった」というセリフがありますが、その口調がまるで母親が子供に語り掛けるようなセリフであることから、ポチタは実はデンジの母親だったのではないかと考えるファンもいます。
デンジの母親の正体はマキマ?
『チェンソーマン』の読者の中には、「マキマがデンジの母親ではないか」と考察している人もいます。その理由として、デンジはマキマに母親の影を見ていると考察できる点が挙げられます。第1話でマキマがデンジを抱きしめるシーンがありますが、「まるで子供を抱きしめる母親のように見える」と考えるファンも少なくありません。また、マキマの名前は「ママ」からきていると作者も答えているため、そのこともマキマがデンジの母親ではないかと考えられている理由です。
デンジの借金や扉の謎を考察
『チェンソーマン』の作中では、デンジの夢の中に扉が登場するというシーンが何度も出てきます。子供の姿をしたデンジの前に、謎の扉が立ちはだかっているという夢です。夢の中の子供のデンジは扉を開けようとしますが、「開けてはいけない」という声が聞こえたため、開けませんでした。ここでは『チェンソーマン』のデンジの借金や、扉の謎について考察していきましょう。
デンジの借金の理由と返済方法
『チェンソーマン』の第1話時点でのデンジは、父親が作った数千万円にも及ぶ借金を返すためにデビルハンターとしてヤクザに雇われていました。しかしデビルハンターとしての稼ぎのほとんどはヤクザにとられてしまい、手元に残るのは数千円程度でした。そのため、自分の右目などを売ってお金に換えていたようです。
デンジの中の扉の意味
『チェンソーマン』のデンジの夢の中に登場する謎の扉は、自分が父親を殺したという記憶の扉でした。デンジは過去に自分の手で父親を殺しているはずですが、そのときの記憶を全く覚えていませんでした。それは、扉の向こう側に自分が父親を殺したという記憶を封じ込めてしまっていたためです。
デンジに兄弟はいた?
『チェンソーマン』の作中では、デンジの兄弟は登場していません。しかし兄弟については言及されていないため、兄弟がいないとは限りません。父親が酒浸りのろくでなしであったことから、今後腹違いの兄弟が出てくる可能性もあります。
デンジの苗字
『チェンソーマン』に登場するキャラクターの中には、苗字があるキャラクターも存在しています。しかしデンジの苗字は登場していません。そのため、デンジのフルネームについては明らかになっていません。しかし『チェンソーマン』は現在第2部となる学園編が連載中となっているため、今後デンジの苗字が登場する可能性はあります。
デンジの父親に対する世間での評判や人気
『チェンソーマン』を読んでいる人の中には、「父親に虐待されて社会の底辺として育ち、周りの人が死んでいくような青年期を過ごしたからデンジには人の命をすごい軽く見た発言が自然に出るんだと思う」とコメントしている人がいました。また、そのことを踏まえて「現在のデンジは厚みが増していっている感じが良い」ともコメントしていました。
X(旧Twitter)上には、「デンジ、父親の借金を真面目に働いて返したり、パワーちゃんが野菜投げたら怒ったり、あんな過酷な環境からどうやってこんな純粋な性格になるんだ」とコメントしている人もいました。
『チェンソーマン』を読んでいる人の中には、デンジが父親を殺した罪悪感を持っている点を挙げて、「悪魔は罪の意識を嗅ぎつけて現れるんじゃないかな?」と考察している人がいました。デンジが父親を殺したというのはマキマの口から語られたことであるため、実際にデンジが父親を殺したのかどうかは不明です。しかし実際にデンジが父親を殺害したのだとすれば、このように考えることもできます。
デンジは父親を殺した過去があった
『チェンソーマン』のデンジは、父親が残した借金を返すためにデビルハンターをしていました。当初は父親の死因は自殺だったとされていましたが、マキマの言葉によってデンジが過去に父親を殺していたことが明らかになります。デンジに興味が湧いた人は、ぜひ『チェンソーマン』をチェックしてみてはいかがでしょうか。
この記事のライター
azu
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