【チェンソーマン】マキマの正体は悪魔?死亡しても生き返る理由は?
チェンソーマンに登場するマキマはデンジや仲間たちから慕われている存在ですが、その裏には悪魔のような素顔が潜んでおり正体が明かされた時には大きな話題になりました。本記事ではチェンソーマンに出てくるマキマの正体や死亡しても生き返る理由についてまとめていきます。
目次
【チェンソーマン】マキマとは?
チェンソーマンはデンジを主人公に置いて物語が展開されていますが、その彼の上司として行く先を指し示す存在がマキマです。ここではマキマの具体的なプロフィールをまとめていくと同時に、『チェンソーマン』の作品概要とあらすじについて紹介していきます。
マキマのプロフィール
マキマは公安退魔特異4課のリーダーにしてデンジの上司であるデビルハンターです。三つ編みにした赤い髪型と黄色い瞳をしている美少女で、職務中は黒いスーツにパンツスタイル、時折ロングコートを羽織ることがあります。普段は落ち着いた性格と部下や同僚に優しく接していることからデンジたちから慕われていますが、一部の人からは強い警戒心を持たれており、パワーに関しては畏怖の念を抱かれています。
チェンソーマンの概要
チェンソーマンは藤本タツキによって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。主人公のデンジが悪魔を駆除する仕事『デビルハンター』となって日々を過ごしていく物語が描かれており、飛び抜けた世界観と斬新な死生観などが話題を呼んでいます。2019年の初掲載から瞬く間に人気が広がると2022年7月時点で累計発行部数1300万部を突破し、2022年10月にはアニメ版が放送予定となっています。
チェンソーマンのあらすじ
悪魔と呼ばれる存在が日常に蔓延る世界で、デンジは死んだ父が残した借金を返すべくチェンソーの悪魔であるポチタと共に悪魔を駆除する『デビルハンター』となって生計を立てていました。そんなある日、ゾンビの悪魔によって死亡してしまったデンジは、ポチタが心臓となることで復活を遂げチェンソーの悪魔へと変身する力を手に入れます。その力を見込まれて公安のデビルハンターであるマキマに誘われると、その日からデンジの新しい日常が始まるのでした。
【チェンソーマン】マキマの正体や生き返る理由
チェンソーマンのマキマはデンジの上司であり彼を導いていく存在として描かれていましたが、チェンソーマン第75話にて彼女の正体が明かされると衝撃的な事実にネット上で大きな反響がありました。ここではチェンソーマンのマキマの正体と生き返る理由、そしてマキマの目的についてまとめていきます。なお、ここからはチェンソーマン単行本9巻以降の内容が記載されているため、閲覧する際はご注意ください。
マキマの正体は「支配の悪魔」
チェンソーマン第75話にて、アメリカ合衆国のホワイトハウスで何者かが誰かと電話するシーンが描かれましたが、そこでの会話で「どうかマキマを…いや…支配の悪魔を殺してほしい」という発言を残しました。このことからマキマの正体は支配の悪魔と断定でき、アメリカ合衆国が銃の悪魔に泣きついてでも阻止したがるほど強大な存在であることが明らかにされています。
マキマの能力や強さ
マキマの能力はあらゆるものを支配し操れるもので、他人の権力を自分のために強制的に使わせる力を持っています。具体的には小動物を支配して盗聴させたり、他人の身体を操ったり、契約相手の使役した悪魔を扱ったり、〇〇と言いなさいと指示すればその人の思考は放棄されその通りの言葉を喋るようになったりと、どの効果も非人道的で凶悪なものばかりです。
マキマが死亡しても生き返る理由
上記の効果以外にもマキマは死亡しても生き返る能力を持っています。長らくその効果は不明でしたが、チェンソーマン第84話にて理由が明かされると、マキマへの攻撃は適当な日本国民の事故・病死に変換されるという能力を持っていたのでした。この能力は理論上、マキマを倒すためには日本国民全員を殺さなければならず、マキマは日本を人質に取っていると言い換えることもできるでしょう。
マキマの目的
マキマは作中で『チェンソーマンを手に入れてより良い世界を作る』と話していました。チェンソーマンには悪魔の名前や存在そのものを世界から完全に消せる能力が備わっており、マキマはそれを利用して戦争や飢餓など不幸の元となる存在や概念を消し去ろうとしていたわけですが、その目的の延長線上には自分が世界を作った神のような存在になることが予見されており、マキマにとって都合の良い世界を作ることを目的にしていると考えられます。
【チェンソーマン】マキマの最後の死亡シーン
マキマは目的達成に必要なチェンソーマンを手に入れるため、デンジとポチタの間に結ばれた契約を破棄させようと動き出します。その行動は結果的にデンジとタイマン勝負にもつれ込み思わぬ展開でマキマの死亡シーンが描かれることになりました。ここではチェンソーマンにおけるマキマの最後の死亡シーンについてまとめていきます。
マキマとチェンソーマン(デンジ)の戦い
チェンソーマンを手に入れるためにデンジの精神を死滅させる必要があったマキマは、彼の前にアキやパワーの死亡を見せつけるなどといった非道を行っていきます。そうして精神が弱ったところでタイマン勝負に挑むと、最終的にはチェンソーマンの核であるポチタを内蔵から引きずり出しました。これによってマキマは勝ちを確信しましたが、デンジは予めポチタと分離していると彼女が油断した隙をついて死体の山から飛び出し、パワーの血で作ったチェンソーによってマキマの体を突き刺すのでした。
マキマはデンジに食べられ死亡した?
デンジはマキマを完全に倒すために『マキマを解体して食べる』という行動を取りました。チェンソーマンの能力は食べた悪魔の存在を消滅させるもので、マキマを倒すためにはマキマを食べるしかないとデンジは考えたのです。そうした理由でデンジはマキマを生姜焼き定食らしき料理にして食べたのでした。
マキマはその後転生した?
デンジがマキマを食べたことによって完全にマキマ及び支配の悪魔は消滅したと思われました。しかし、マキマは中国にてナユタという少女に生まれ変わって復活を遂げていました。デンジはナユタと出会うことになると、彼女を盗んだ岸辺の指示によって同棲することになります。
【チェンソーマン】マキマの声優
チェンソーマンは奇抜な世界観と奇天烈なシナリオ展開が大きな話題を呼んでいきその人気を拡散させていくと、2022年10月にアニメ化されることが決定しました。ここではアニメ版チェンソーマンにてマキマを演じる声優についてプロフィールや出演作品をまとめていきます。
マキマの声優は「楠木ともり」
マキマを担当する声優は楠木(くすのき)ともりさんです。『エロマンガ先生』にて声優デビューし『メルヘン・メドヘン』の鍵村葉月で初主演を飾った経歴を持っており、幼い少女や可愛げのある萌え声を得意としていながら様々な声質に変えられる高い演技力の持ち主です。
楠木ともりのプロフィール
1999年12月22日の東京都生まれ。血液型はA型、身長は155cm、現在の所属事務所はソニー・ミュージックアーティスツです。中学生の頃にアニメに興味を持ち始め、花澤香菜さんの演技に惚れたのをきっかけに声優を目指し始めます。養成所には通わず独学で這い上がってきた実力派で、2017年に声優デビューを果たすと2020年にはシンガーソングライターとしても活動を開始しました。
楠木ともりの主な出演作品
- 鍵村葉月(メルヘン・メドヘン)
- レン/小比類巻香蓮(SAOAGGO)
- ミーシャ・ネクロン(魔王学院の不適合者)
- 宵崎奏(プロジェクトセカイ)
- チッチェ(モンスターハンターライズ:サンブレイク)
【チェンソーマン】マキマの名言や名シーン
チェンソーマンには様々な名言や名シーンが描かれておりキャラ人気や物語の内容が世間的にも評判になっています。ここではマキマの名言や名シーンについて、読者の間でも特に人気のある内容を3つ紹介していきます。
マキマの名言①「死体が喋って…」
死体が喋っている
出典: aruhuntercho.com
単行本8巻よりマキマが降参するクァンシに言ったセリフです。このセリフの前後には深手を負ったはずのマキマが実は全くの無傷だったことが判明し、その後容赦なくクァンシたちを倒していったことでマキマが只者ではない悪魔ということが表現されたシーンでした。
マキマの名言②「忘れたの?キミは私に…」
忘れたの? キミは私に飼われてるんだよ。返事は『はい』か『ワン』だけ
いいえなんて言う犬はいらない出典: animemanga33.com
マキマは初めてデンジと出会った頃から彼を従順にさせるために躾けを施してきました。上記のセリフはその躾けの一環で、高圧的かつ加虐的にデンジを言いつけていきましたが、普段の温厚な性格とは真逆の言動に一部の読者は興奮を覚えていたようです。
マキマの名言③「私も田舎のネズミが…」
私も田舎のネズミが好き
出典: aruhuntercho.com
このセリフは私『も』とついている部分が大きな鍵を握っており、ある事実に気付いた読者からは緊張と恐怖を感じたと評判になっています。その後に自分自身を囮にして部下に奇襲させるという展開が描かれ、よりマキマの恐ろしさが際立った名シーンと言えます。
【チェンソーマン】マキマに対する世間での評判や人気
これまでマキマの正体や死亡しても生き返る理由などについてまとめてきましたが、こんな身も心も悪魔であるキャラクターに対してチェンソーマン読者はどういった印象を抱いているのでしょうか?ここではマキマに対する世間での評判や人気について、実際に寄せられているコメントを参照しながらまとめていきます。
マキマの正体が支配の悪魔と明かされた時は多くの読者が驚き、支配の悪魔の滅茶苦茶な強さに愕然としていました。それまで謎に包まれた美女でデンジに対して思わせぶりな態度も取るような女性だったのですが、そんな印象がまるっきり砕けて呆然とする人も何人かいたようです。
マキマの正体が明かされた時、その描き方が秀逸で作者の天才ぶりに感心してしまったという感想も寄せられていました。チェンソーマンの魅力の1つには設定が分かりやすいというものがありますが、こういった部分がその評価に繋がっているのでしょう。
デンジとの対決の末マキマは料理されて食べられましたが、その描写に対してネット上では『マキマ定食』という言葉でミーム化されていました。マキマ定食のシーンはチェンソーマンの中でも群を抜いて奇抜な描写であり、ジャンプ編集者の間でも1度はNGが出ていたそうです。
【チェンソーマン】マキマの正体は「支配の悪魔」だった
マキマの正体は支配の悪魔でありチェンソーマンを利用して都合のいい世界を作ることを企んでいました。支配の悪魔は権力そのものを操る能力でとても恐ろしい存在で、マキマを倒した後もナユタとなって生まれ変わっています。ナユタに転生した支配の悪魔は今後何を目的にするのか、これからのチェンソーマンにも目が離せません。
この記事のライター
zeile
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