【ブルーロック】凪誠士郎のトラップは神レベル!活躍シーンや能力まとめ
『ブルーロック』の登場人物である凪誠士郎(なぎせいしろう)は優れたトラップ技術の持ち主です。この記事では作中で凪がトラップ技を披露したシーンまとめました。他にも凪の活躍シーンや名言、アニメ版で凪を演じる声優などについても紹介します。
目次
【ブルーロック】凪とは?
『ブルーロック』に登場する凪は白髪の容姿が特徴的な青年です。ここでは恵まれた身体能力を武器とする凪のプロフィールを紹介します。
凪誠士郎のプロフィール
凪誠士郎はブルーロックと呼ばれる施設に集められた選手の一人で、年齢は17歳です。高校生ながら190cmの長身でスマホゲームが趣味です。性格は非常にめんどくさがり屋ですが、授業中ほとんど居眠りしていても成績は上位に入るほど学業優秀な人物として描かれていました。特筆すべきはサッカー歴が半年であることです。天才的なポテンシャルと技術の持ち主で、なおかつイケメンであることから登場人物の中でも高い人気があります。
凪誠士郎のモデル
凪のモデルになったのは元サッカーオランダ代表のデニス・ベルカンプ選手といわれています。作中のU-20戦で凪が決めたゴール場面が、1998年ワールドカップのベルカンプ選手と似ていました。また、それ以外にも何人かのトラップ技術に優れた選手のイメージを複合したとも考察されています。
ブルーロックの概要
『ブルーロック』は2018年から週刊少年マガジンで連載されている漫画です。サッカーを題材とした作品でありながら、ブルーロックと呼ばれる施設で選ばれた一人だけが勝ち残るというデスゲームの要素を含むのが特徴です。この異色の作風が徐々に話題を呼び、2022年にはアニメ化もされました。個性的なキャラクターや引きの強いストーリー性がファンの心をとらえ人気を集めています。
ブルーロックのあらすじ
主人公の潔世一(いさぎよいち)のもとに、ある日ブルーロックと呼ばれる施設への招待状が届きます。そこは日本代表をワールドカップ優勝に導くためのストライカーを養成するための場所でした。競争に負ければ永遠に日本代表入りの資格を失うという条件の中、最後の一人になるために潔は挑戦を決意します。ライバルたちと競い合う中で自身の能力や技術、そしてエゴを開花させ成長していきます。
【ブルーロック】凪のトラップ技術や能力を考察
ここでは凪のサッカーについての能力を考察するとともに、凪がサッカーを始めた経緯などを紹介します。凪がサッカーをはじめたのは偶然の出会いからでしたが、それが運命を変えることになりました。
凪のトラップ技術は天性のものではない?
凪のトラップ能力は天性のセンスと恵まれた体格や筋肉から生み出されています。高い身体能力はさまざまな体勢からのシュートを可能としており、ライバルたちの脅威となっていました。トラップの際に体で衝撃を受け止める才能に優れていることが作中でも描写されています。一方でサッカー歴が浅いことから、能力を活かすために周囲に依存しなければならないことが弱点です。
凪がサッカーを始めた時期
凪がサッカーを始めたのは物語スタートの半年前です。ぼんやりと「そこそこに働き人生をぐうたら過ごしたい」と考えた凪は進学校に通っています。しかし授業中は寝てばかりで、クラスメイトに馴染もうともせずゲームばかりしていました。そんなある日、凪は御影玲王と出会います。
凪の才能を見出した玲王
「御影コーポレーション」の御曹司でもあり、恵まれた環境で育ってきた玲王は唯一無二の自分だけの宝を欲していました。その中でサッカーという目標を見つけますが、両親からはサッカーをやることを反対されます。それでも諦めきれない玲王が偶然出会ったのが凪でした。玲王に誘われる形でサッカーをはじめた凪は、玲王との間に相棒と呼べる関係を作っていきます。
凪はブルーロックで成長していく
ブルーロックの一次選考で凪は勝利を重ねていきました。しかし凪の所属するチームVは潔が所属するチームZに敗れ、この戦いで凪は自分の弱点に気づかされます。同時にこの試合の中で、それまで退屈のままにサッカーをしていた凪の心に「サッカーは面白い」という衝動が生まれました。敗北とライバルたちの存在によりサッカーへの思いに覚醒した凪は、ブルーロックの選考の中で成長していきます。
凪の覚醒の理由
凪が覚醒した理由は好奇心を知ったからです。天性の能力や技術故に、それまで凪は努力せずとも物事に優れた結果を出すことができました。それがチームZとの試合の中で、初めて自分を試したいと主体的にプレーし始めます。試合には敗北し凪は本気で戦い負ける悔しさを経験しました。この悔しさと、心に芽生えたサッカーへの好奇心が凪をさらなる覚醒へと導いていきます。
【ブルーロック】凪のトラップ技のシーン
トラップ技のシーン①マイナストラップ
マイナストラップは潔たちとの試合で使用されました。トラップしてわざと浮かせたボールをジャンピングオーバーヘッドシュートでゴールに叩き込む活躍を見せています。相手の油断を誘いゴールを決める技術で潔たちを圧倒します。
トラップ技のシーン②好奇心トラップ
好奇心トラップも潔たちとの試合で見せた技術です。味方から受けたパスをゴールに背を向けたまま跳躍してトラップし、振り向きざまにゴールを決めています。これは潔たちの立ち向かう姿に感化されて見せた技術でした。
トラップ技のシーン③背中トラップ
一次選考での潔たちとの試合は激戦で、凪はさまざまなトラップを見せています。背中トラップもその一つで、潔にボールを奪わせないために背中でトラップをして隙をつきました。潔を抜き去ることに成功したものの、チームZの久遠の反則によりゴールを決めることはできませんでした。
トラップ技のシーン④戦場の創造主トラップ
戦場の想像主トラップはブルーロックの二次選考で披露されました。潔とチームを組んだ凪は、馬狼と成早のチームと対決します。誰もいない場所に潔が送ったボールを凪は追いかけました。背後に馬狼がいる状態でトラップし、翻弄することに成功した凪はゴールを決めます。
トラップ技のシーン⑤ブラックホールトラップ
ブラックホールトラップも馬狼と成早との試合で披露されたものです。シュートするかのように勢いのある潔のパスを凪はトラップします。まるでブラックホールのようにすべてを飲み込むような、身体能力をフルに活かした活躍を凪は見せました。
トラップ技のシーン⑥奇襲トラップ
奇襲トラップは二次選考で使用されたトラップです。潔からのパスを受け取る際に、千切が迫っていることを凪は確認しました。千切の方に向き直すことで彼の勢いを削ぐことにに成功した凪は、シュートできる場所にボールを転がしゴールを決めました。
トラップ技のシーン⑦フェイクトラップ
フェイクトラップも二次選考で披露されました。凛の猛攻が迫る中で、潔からのパスを受けた凪はシュートしようとしますがそのままでは止められてしまいます。その時トラップを使い凛を騙すことに成功しました。
トラップ技のシーン⑧胸パストラップ
二次選考で凪は凛、蜂楽、蟻生、時光のチームとの対戦することになりました。千切からのクロスに反応する凪でしたが、時光は次に来るのがシュートと判断します。しかし凪は胸でトラップしたボールを潔にパスして、時光の予想を裏切りました。
トラップ技のシーン⑨瞬間吸収
U-20戦で凪が見せたのが瞬間吸収です。ブルーロックチームと戦う日本代表は守りを固めていました。凪のもとにこぼれ球がやって来た時、敵もそのボールを奪おうとします。トラップし、後ろにボールを持ってきた凪はバウンドさせたボールをジャンピングターンでシュートしました。これはブルーロックチームにとって初得点となる劇的なシュートとなりました。
【ブルーロック】凪の活躍シーンや名言
凪のトラップ技を見てきましたが、ここからはブルーロックにおける凪の活躍全般や名言を紹介します。天才肌の人間である凪は、ブルーロックでの試練や出会いの中でどのように変化していったのでしょうか。
凪の活躍シーン
ブルーロックでは一次選考、二次選考、三次選考を経てU-20戦やネゴ・エゴイストリーグでのキャラクターたちの戦いが描かれています。凪もまたその中で活躍を見せてきました。
凪の活躍シーン①一次選考
入寮試験の鬼ごっこを突破した後、一次選考ではチームVとして玲王をはじめとするチームメイトたちと勝利を重ねていました。主体性はないものの、持ち前の能力を活かした活躍で第1試合では10分間で3点を獲得するなどの活躍を見せます。第3試合では馬狼と対決し、実力者である彼に強い印象を残しました。そして最後のチームZとの試合で敗北を経験しますが、サッカーへの好奇心の目覚めは凪は覚醒させます。
凪の活躍シーン②二次選考
サッカーへの好奇心に目覚めた凪は二次選考で潔とチームを組みます。さまざまなライバルと戦う中で、新たに創造のトラップを編み出し玲王のいるチームとも戦うことになりました。凪はこれに勝利します。試合の中で自分と玲王の意識が出会った頃と変化したことを凪は確信します。そして玲王と決別することを決めました。
凪の活躍シーン③三次選考
三次選考で凪は雪宮剣優とともにチームCを率いて戦うことになりました。強敵の糸師凛と士道龍聖のいるAチームとの対決では、雪宮の放ったジャイロシュートをトラップしダイレクトシュートでゴールを決めました。この活躍でブルーロックの責任者である絵心勘八の眼に止まった凪はU-20日本代表戦のスターティングメンバーに選ばれます。
凪の活躍シーン④U-20戦
U-20戦の前半、1点ビハインドの状況で凪の活躍がやってきます。得意のトラップを存分に発揮し同点のゴールを決めることに成功しました。サッカー歴たった半年の凪が叩き出したこの結果は、ブルーロックという計画の成功を観客だけでなく世間に知らしめるゴールになりました。
凪の活躍シーン⑤ネオ・エゴイストリーグ
最終選考であるネオ・エゴイストリーグでは、ブルーロックメンバーはヨーロッパの強豪5チームに分かれてリーグ戦を戦うことになります。凪が選んだのはイングランドでした。そしてドイツ戦で潔と対戦しますが、覚醒を続ける彼の前に凪は苦戦を強いられます。その時凪が協力を求めたのは同じチームになった玲王でした。二人は再び協力することになります。
凪の名言
凪は出番が多く名言も多いキャラクターです。天才故の尊大な台詞もある一方、敗北の後は人間らしさを感じられる台詞も増えました。ここではそんな凪の名言を紹介します。
凪の名言①「サッカーって面白い…」
サッカーって面白いんだね
コミック5巻第32話で凪が覚醒した時の台詞です。潔たちチームZの前に凪たちは苦戦していました。その状況の中でこれまでただ才能のままにサッカーをしていた凪は、初めて自らの意思で動き出します。天性の才能を持った人間の底知れなさが伝わる台詞です。
凪の名言②「頑張んなきゃ勝てないなんて…」
頑張んなきゃ勝てないなんて弱い奴ってめんどくさいね
コミック第3巻22話での凪の台詞です。チームZはチームWと引き分けました。チームZの久遠は仲間を裏切り、裏工作で生き残るため凪のいるチームVに接近します。そんな久遠に凪はこの台詞を言い放ちました。悪気があるわけではなく、本当にこれまで努力しなくても何でもできた凪ならではの台詞です。
凪の名言③「俺は戦場の…」
俺は「戦場の創造主(フィールドのかみさま)」だ
コミック7巻第51話での凪の台詞です。この時の対戦相手は馬狼でした。馬狼はキングの異名を持っている実力者です。この対決でも身体能力と技術を活かしシュートを決めました。創造主というキングを越える存在を自負するところが凪らしい一言です。
凪の名言④「負けを認めなきゃ…」
負けを認めなきゃ本当の悔しさなんて手に入らないのにさ
コミック第8巻61話での台詞です。馬狼に向けて放ったこの台詞は、チームZとの試合で敗北した凪自身の経験からきています。本当の悔しさを知った凪はブルーロックで更なる高みを目指していました。
【ブルーロック】凪の声優
凪の声優は「島﨑信長」
アニメ版のブルーロックで凪を演じたのは島﨑信長(しまざきのぶなが)さんです。声優としてさまざまな作品で活躍する一方で、先輩声優たちをこよなく愛する本人のキャラクターは強い個性がありファンから愛されています。
島﨑信長のプロフィール
島﨑信長さんは1988年生まれで宮城県出身です。声優を目指したきっかけは、先輩声優である緑川光さんに憧れたことでした。青二プロダクションに所属して活動し第7回声優アワードで新人男優賞、第15回声優アワードで助演男優賞を受賞するなど順調にキャリアを重ねています。私生活では2023年に結婚を発表し、今後ますます活躍が期待されています。
島﨑信長の主な出演作品
凪誠志郎をはじめ「聖剣伝説」のシャイロや「かぐや様は告らせたい」の前会長など島﨑さんは多くの役柄を演じています。主役脇役問わず幅広い役柄を演じる声優として、クールな役から優しい役まで柔軟な演技力で作品を支えてきました。
【ブルーロック】凪に対する世間での評判や人気
人気投票で上位に食い込んでいることから、凪は人気のあるキャラクターであることがわかりました。ブルーロックでは選考が進む中で、敵だったキャラクターが同じチームになるなど複雑な関係性が描かれます。その中でキャラクターの新しい一面が描かれ、そこでファンになる人も多いようです。
凪役の声優の島﨑信長さんの声が好きという声も多く見られました。悪意がないとはいえ初期は相手を見下すような台詞もあった凪ですが、島崎さんの演技力がブルーロックで成長していく凪の変化を表現しています。
凪は作中でトップクラスに人気のあるキャラクターですが、それ故にあまり好きでないという人もいるようです。エゴイストのストライカーを養成するブルーロックには個性的な人物が集まっています。そのためキャラクターそれぞれが魅力的で、その個性がファンの心を掴んでいます。
【ブルーロック】凪のトラップは神レベルと話題だった
恵まれた身体能力と技術を持つ凪は、天才的なトラップを使用する選手であることがわかりました。そんな凪もまだまだ成長の途中です。もしも凪やブルーロックのライバルたちに興味を持ったなら、ぜひ作品に触れてみてください。
この記事のライター
侑芽
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