【進撃の巨人】ミーナ・カロライナのプロフィールまとめ！かわいい魅力も

ミーナ・カロライナは『進撃の巨人』に登場する女性兵士で、 主人公エレン・イェーガー、ミカサ・アッカーマン、アルミン・アルレルトと第104期訓練兵団で出会い、3年間を共に学びました。卒業後、固定砲整備4班に配属されますが、急な事態により訓練兵34班に配属されます。

『進撃の巨人』は『別冊少年マガジン』に掲載された漫画作品であり、アニメ化・ゲーム化もされています。人間を捕食する巨人と人類の壮絶な戦いを描いた物語で、巨人に親を殺された主人公エレン・イェーガー達が巨人の駆逐を誓って兵士として戦う姿を描いています。作品に様々などんでん返しが潜んでいて、物語と同時に謎解きが進んでいきます。

人類は、彼らを狙う巨人から逃れるために巨大な壁を築き、その内側に暮らしていました。主人公エレン・イェーガーは両親と幼馴染ミカサ・アッカーマンと一緒に暮らしていましたが、襲撃してきた巨人に母親を殺されるところを目の当たりにし、巨人を駆逐することを誓って兵士になります。

『進撃の巨人』に登場するミーナ・カロライナは、そのかわいい魅力でファンを獲得しました。 彼女がかわいいと人気がある理由はどこにあるのでしょうか。ここからは、ミーナ・カロライナのかわいい魅力2選を紹介します。

ミーナ・カロライナは黒髪を左右に流して結んだ、ボリュームのあるおさげにしています。黒い瞳・二重瞼、童顔と相まって東洋系のかわいい風貌の女性です。

『進撃の巨人』公式キャラクター名鑑によると、ミーナ・カロライナの身長は143cmで第104期訓練兵団卒業生では最も小柄です。ミーナと同じくらいの年齢の日本人女性の平均身長は155～159cmとされており、思春期以降の女性では見付けるのが困難なぐらいに小柄で、現在の日本では小学校高学年女子の平均身長に相当します。同僚のクリスタ・レンズも145cmと小柄で妖精的な可憐さですが、ミーナは等身大のかわいい魅力を持っています。

『進撃の巨人』に登場するミーナ・カロライナの強さ・能力は、第104期訓練兵団卒業時の成績では、ミカサ(1位)、主人公のエレン(5位)、クリスタ(10位)とは違い、上位10位に入るほど飛びぬけてはいません。しかし、死者も出るほどの過酷な3年間の課程を立派に修了し、訓練兵34班の一員としてエレンらと共に戦った強さがあり、兵士としての能力は十分に満たしています。頭脳派の代表のアルミンの様な身体の強さと戦闘能力で脱落しかけたエピソードもありません。

ミーナ・カロライナには、他人を圧迫するところが見受けられない一方で、主人公エレンに絶妙な後押しとなる言葉をかけるところもあります。これは組織や絆の強さとなれる資質です。組織で仕事をするには身体的な強さの他、リーダーの能力とフォロワーの能力とが必要です。『進撃の巨人』の主要キャラクターには、身体的な強さやリーダーの能力に優れた人材が目立ちますが、ミーナはフォロワーの能力に優れているタイプです。

『進撃の巨人』に登場するミーナ・カロライナには、哲学的な深みを有する意味での名言は見付かりません。しかし、言葉そのものの深みというよりはタイミングをうまく捉えて、仲間の背中を押したり、陰鬱な世界に笑みをもたらしたりするセリフが自然に口をついて出ています。ここでは2つ紹介します。

第104期訓練兵団で同期のサシャが上官の食料庫から肉を盗んできて皆で食べようと言った時に、ミーナ・カロライナが仲間と共に制止しようとして言ったセリフです。 しかし、結局は他の仲間と一緒に食べる側に回っています。 『進撃の巨人』の世界では、巨人のせいで人間は狭い土地に押し込められて食料不足が常態化し、肉は特に貴重品です。そのために、巨人に殺されるための出兵が行われているような過酷な世界で、良い意味で変わり身の早さも必要だとうかがえるシーンとなっています。

アニメ『進撃の巨人』で、ミーナ・カロライナの代表的なセリフです。 ただ、これはアニメオリジナルで、漫画にはありません。 小柄でかわいい少女が、訓練兵団への入団時に、自尊心を否定するために教官に強制されて言った言葉ですが、他の訓練生同様、反発することなく応じています。一所懸命にこのセリフを言っている健気さが伝わってきます。

『進撃の巨人』に登場するミーナ・カロライナは、ほぼ初陣のトロスト区攻防戦で訓練兵34班に所属していましたが、巨人に襲われて最期を迎えてしまいます。 ミーナの最期の瞬間、近くにいたアルミン・アルレルトは為すすべなく傍観することしかできませんでした。原作では捕食の瞬間が生々しく描かれていて、少女にも容赦のない残酷な世界をまざまざと見せつけます。アニメでは捕食の瞬間は描かれていなかったのがせめてもの救いでした。

ミーナを捕食した巨人は、捕食されたミーナにちなんで「おさげイーター」と呼ばれています。どこか愛嬌のある顔つきです。元々はエレンの父の仲間でしたが巨人化してしまいました。

ミーナが亡くなった後、アニはミーナの亡骸らしきものをみて「ごめんね」と謝っていました。アニの正体は、侵入して来た巨人側の人間で「訓練兵34班」に潜伏するスパイでした。彼女はエレン達を敵と教わって来ましたが、ミーナら第104期訓練団の仲間と一緒に居る内に少しずつ変わってきて、裏切りについての後悔の念を持つようになります。ミーナには、彼女とも一緒に食事をしたり、ある程度の仲の良さがあると見られるシーンがあります。

『進撃の巨人』に登場するミーナ・カロライナ役の声優は、安済知佳(あんざいちか)さんです。ミーナ・カロライナを魅力的に演じ、話題となりましたが、物語序盤で死亡してしまったため、安済さんの声が聞けなくなると残念がる声があがっていました。

安済知佳さんは、1990年12月22日生まれの福井県出身で血液型はO型です。小学5年生の頃、山口勝平さんを通じて声優という職業を知り、中学生の時にエイベックス・アーティストアカデミーに応募し入所します。 15歳で単身上京し、福井県の高校へ通うため、月に1度帰郷する生活を送っていました。同じく声優の榎木淳弥(えのきじゅんや)さんとは従兄弟です。

安済知佳さんは2009年にデビューし、 2014年にはテレビアニメ『棺姫のチャイカ』にてチャイカ・トラバント役で初主演を果たしました。『ちはやふる』のテレビアニメで声優・福井弁の方言指導を務めた他、同作の実写映画版でも方言指導を担当しています。また、ドラマ『クズの本懐』、映画『動物園のふたり』でも実写出演しました。 数多くのテレビ・劇場・WEBアニメ、OVA、ゲーム、吹き替えなど、声優やナレーターとして活躍しています。

『進撃の巨人』に登場するミーナ・カロライナが、世界一かわいいと絶賛している声がありました。他にも「最初の推し」とするファンもいます。

癒しキャラのミーナ・カロライナが、物語序盤で巨人に捕食されて最期を迎えたことを惜しむ声もありました。かわいい魅力で人気が高かったキャラの凄惨な最期は、ファンにとってトラウマとなってしまうほどショックだったようです。

ミーナ・カロライナの名前の響きが好きだと言う声も一定数ありました。彼女の魅力は容姿や性格だけではなく、名前からもあふれていることがうかがえます。

ミーナ・カロライナは他の第104期訓練兵団と同じく、元々、巨人と戦いたいと思っていた節は見当たりません。しかし、「巨人を駆逐して狭い壁内を出て外の世界を探検する」という主人公エレン・イェーガーの壮大な夢に他の団員と同じく、心を動かされて危険の伴う調査兵団を志願します。そして、エレンやアルミンと同じ訓練兵34班に配属され、巨人との交戦中に捕食される壮絶な最期を迎えました。

『進撃の巨人』に登場する兵士は、一癖も二癖もある人物や主人公も含めて威圧感のある人物揃いですが、ミーナについてはそういったところはありません。ミーナの素直さ善良さ、その個性を十分見ることなく逝ってしまった早過ぎる最期は、とても辛いものとなってしまいました。しかし、ミーナ・カロライナは、今でもファンの心の中で、かわいいキャラとして生き続けているのです。