【約束のネバーランド】ラニオンまとめ！性格や特徴は？声優なども！

ラニオンについて深く見ていく前にまずはラニオンの簡単なプロフィールと原作漫画「約束のネバーランド」をおさらいしていきます。

グレイス＝フィールド（GF）ハウスに住む7歳の男の子。身長125cm、認識番号は54294。そばかすと玉ねぎのような形の金髪が特徴で、他の子供たちからは「ラニ」の愛称で呼ばれています。

ラニオンは同じくGFに住む7歳の男の子・トーマと仲良しであり、いつも一緒にいると言っていいほど同じ場面にいます。これはGFを脱獄した後も同様であり、二人で協力しながら困難に立ち向かうこともあります。

『約束のネバーランド』は原作を白井カイウ、作画を出水ぽすかが担当する漫画で、『週刊少年ジャンプ』に2016年から2020年に連載されたダークファンタジー・サスペンス作品です。孤児院で暮らす主人公のエマたちが、実は自分たちがこの世界に存在する「鬼」の食用児として育てられていることを知り、その過酷な運命を変えるために行動していきます。

「約束のネバーランド」はアニメが2019年に第1期、2021年に第2期が放送され、原作とは違う形のエンディングが描かれています。また、2020年には実写映画化もしており、豪華キャストで演じられることが発表されたことで大きな話題となりました。

アニメが放映されて以降は「約束のネバーランド」のアクリルキーホルダーや缶バッジなど様々な商品展開も増えており、作品の世界観とは違った可愛らしいグッズも人気となっています。

ラニオンを語る上で欠かせないの仲良しのトーマであり、二人がGFで長く過ごしてきたことが固い信頼関係を築いています。

GFハウスに住む7歳の男の子。身長123cm、認識番号は55294。トサカのように逆立った黒髪が特徴。足が速く鬼ごっこが好き。

ラニオンとトーマは鬼ごっこなどで別れて遊ぶような時以外は常に一緒ですが、喧嘩をすることはないほど気の合う友人関係です。もちろん、エマを始めとする他の子供たちも家族として接していますが、その中でもトーマは特に仲の良い人物として描かれています。

脱獄の際、崖をロープとハンガーで渡ることになり、一度は怖気づくラニオンでしたが、レイに行けるかどうかを問われた時はトーマと二人なら大丈夫だと言って果敢に進んでいきます。このように重要な場面も二人でいることで突破できるような関係性になっています。

「約束のネバーランド」のおいてラニオンはエマたちと共に脱獄する一人となりますが、それまでや脱獄後にラニオンの性格や特徴が垣間見えます。それではその性格や特徴を詳しく見ていきましょう。

ラニオンは7歳の男の子ということもあって、現実の7歳と同じような年相応な部分もありつつ、「約束のネバーランド」の世界で生き抜くための力強さも持ち合わせている性格です。その性格は主に3つに分けられます。

ラニオンの普段の性格は7歳の男の子らしい明るく元気な性格です。エマやトーマたちと混じりながら遊ぶ姿は可愛らしい普通の子供と変わらないもので、特に同じ性格のトーマと行動を共にしながら過ごしています。その明るさは脱獄後も健在です。

ラニオンは毎日のように遊んでいる鬼ごっこについて得意というわけではありませんが、エマやノーマンたちの動きやアドバイスを真面目に思い出して実践するような性格です。脱獄時のロープとハンガーによる崖渡りもきちんと練習しており、ただ元気なだけでなく聞き分けも良いことが窺えます。

エマからGFの真実を知らされた時は驚きながらもその真実を受け入れ、自分たちの脱獄を成功させるためにママであるイザベラに悟られように驚きや焦りを隠す努力をしていました。そして、上記で書いた脱獄の練習もこなしながら本番ではトーマと共にロープでの脱出などを成功させます。

ラニオンは脱獄後に「カレーの具」という珍妙な呼び方をされます。これは脱獄後にエマたちがたどり着いたシェルターにいたユウゴが付けたあだ名であり、子供たちとなれ合うことを嫌ったユウゴがわざと本名を外していたのです。カレーの具の一つである玉ねぎのような髪型からそう付けられたことが察せられます。

シェルターにたどり着いた翌日、ラニオンたちはお風呂に入ることになりますが、この時にラニオンは久しぶりのシャワーやお風呂にテンションが上がっていました。長らく水や蒸しタオルをお風呂代わりにしなければいけなかったことが気になっていたのか、それとも単にお風呂好きかはわかりませんが、見ていてほっこりしてしまうテンションです。

ラニオンは直接的に戦闘するシーンはないので戦闘力の強さや能力は正確に計れませんが、ここまでの性格や言動から考えると将来的には動ける人物になると考えられます。優秀なエマやノーマン、レイの背中を見て行動してきたことはラニオンの成長できる大きな要素です。

「約束のネバーランド」のアニメと実写映画でもラニオンは登場しており、それぞれ声優と俳優が演じています。そんなラニオンの声優及び俳優について見ていきましょう。

アニメ「約束のネバーランド」でラニオンの声を演じるのは森優子さんです。アニメでは男の子のほとんどを女性声優が担当しており、森優子さんは元気な少年声で演じています。また、森優子さんは兼ね役としてGFに住む4歳の女の子ナイラの声優も担当しています。

東京都出身の1987年7月28日生まれで、現在は声優事務所の81プロデュース所属に所属しています。2007年の第1回81オーディションで優秀賞、2009年の第3回シグマ・セブンオーディションに合格した後、2010年から声優としての活動をスタートしています。

森優子さんの声優としてのアニメ出演作品は「君と僕。」の浅羽悠太（幼少時）「アルカナ・ファミリア -La storia della Arcana Famiglia-」のルカ（幼少期）「咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A」の依藤澄子、「まえせつ!」の椎名しほなどがあります。また、様々な番組のナレーションを担当しています。

実写映画の「約束のネバーランド」でラニオンを演じる俳優は木村皐誠さんです。原作漫画とビジュアルは異なりますが、トーマたち年少組と戯れる様子が出てきます。

2009年09月15日生まれで、テアトルアカデミープロダクションに所属しています。映画・ドラマ・CM・舞台など様々な作品で少年役や幼少期の役柄で出演しています。

実写映画の「約束のネバーランド」では孤児院の子供たちがピックアップされるシーンはそれほどありませんでしたが、その中でもラニオンを始めとする子役たちが無邪気な様子を見せるところは可愛いという感想が多く見られました。

ここではラニオンについて世間での人気や評判をTwitterのつぶやきをピックアップして見ていきます。メインではないものの存在感はあるラニオンはどう見られているのでしょうか？

「約束のネバーランド」の作中ではエマ・ノーマン・レイの3人や4歳のフィルがスコアの優秀な子供として大きく描かれていますが、ラニオンもスコアが高めの子供であり、その点が意外性があって好きという意見が見られました。これについてはトーマも同じであり、そういう意味でも二人は相性が良いようです。

ラニオンとトーマは作中でエマたちに協力するシーンもあり、その際の連携具合が好きだという意見もありました。二人が相性が良いのはもちろんのこと、同じGFで過ごしてきた面々との絆がわかるところもラニオンの魅力となっているようです。

シリアスな展開が続く「約束のネバーランド」の本編においてラニオンとトーマが時折見せる無邪気な姿が可愛いくて癒しになるという意見も見られました。メインのエマたちが気が張る駆け引きをする中でラニオンを始めとする年下の子供たちの言動は良い空気感を作っています。

最後にもしものシチュエーションとしてラニオンが別世界で他のことをしていたらどうなっていたかを妄想していきます。

もしもラニオンが弟だった場合はGF内で幸せだった時と同じように無邪気に遊ぶ姿に癒されていたと思います。ラニオンはただやんちゃな男の子というわけではなく、真面目な一面もあるため聞き分けのいい弟でいてくれるかもしれません。一方で鬼の世界でなければそこまで張り詰めた日々でないことから元の世界ではあまりなかったイタズラなどをしてくることも考えられます。

もしもラニオンが天才子役だったら、将来に期待がかかる人物として見られることになると思います。作中でもイザベラに悟られないようにするという演技に近いことをしており、天才子役になれる可能性は十分あるものです。そして、現実の子役が急成長するようにラニオンも大きくなればまた違った魅力が出てくるかもしれません。

もしもラニオンがキッズモデルだったら、大人しくできるか少し心配してしまいます。常にはしゃいでいる印象があるラニオンが被写体となるのは元気のある男の子としては良いかもしれませんが、得意かと言われると別である可能性があります。一方、実写でラニオンを演じた木村皐誠さんのように思わぬ才能を見せてCMに引っ張りだこになる可能性も十分ありません。

ラニオンは7歳の男の子らしい明るく元気な面がありつつ、言われたことに真面目に取り組みながら成長を見せることがあるキャラクターです。ラニオンの活躍を振り返りたい人は原作漫画やアニメ、実写映画を視聴してみましょう。