【BLEACH】浦原喜助の卍解!斬魄刀の能力や強さと比較!
『BLEACH』には浦原喜助が登場します。浦原喜助は元護廷十三隊十二番隊隊長でしたが、斬魄刀を使うシーンは少なく卍解は物語終盤で使用されます。この記事ではそんな浦原喜助の斬魄刀の卍解の能力や強さについて詳しく解説していきます。
浦原喜助とは
浦原喜助は『BLEACH』に登場するキャラクターです。最初は死神相手に闇商売をする駄菓子屋の店主として登場しましたが、後に元護廷十三隊十二番隊隊長であることが判明します。ここでは浦原喜助のプロフィールや担当声優についてまとめています。
浦原喜助のプロフィール
『BLEACH』に登場する浦原喜助は12月31日生まれの身長183cm、体重69kgの男性死神です。浦原商店という駄菓子屋を経営しています。101年前までは護廷十三隊十二番隊隊長で技術開発局局長でした。十二番隊隊長になる前は二番隊第三席で隠密機動第三分隊檻理隊分隊長を務めていた優秀な人物です。
しかし藍染惣右介に罪をなすりつけられて尸魂界を追放となり、現在は現世で暮らしています。藍染惣右介の謀反が判明してからは朽木ルキア以外の死神もよく浦原商店を利用するようになり、その後の戦いでも協力しています。
浦原喜助担当の声優
『BLEACH』のアニメで浦原喜助役を担当したのは三木眞一郎です。三木眞一郎とは1968年3月18日生まれの男性声優です。81プロデュースに所属しています。第4回声優アワード「助演男優賞」を受賞するなど実力の高い声優です。
三木眞一郎の出演作品には『ポケットモンスター』のコジロウ役、『頭文字D』の藤原拓海役、『D.Gray-man』のバク・チャン役、『鋼の錬金術師』のロイ・マスタング役、『薄桜鬼』の土方歳三役、『幼女戦記』のレルゲン役などがあります。
浦原喜助の斬魄刀
浦原喜助は普段杖を持っているのですが、これが仕込杖となっており斬魄刀になります。ちなみに杖の状態だと義骸から魂魄を抜き出す悟魂手甲と同じ能力があります。ここではそんな浦原喜助の斬魄刀について詳しく解説していきます。
浦原喜助の斬魄刀は紅姫
浦原喜助の斬魄刀は「紅姫(べにひめ)」といいます。浦原喜助は自分が発明した物や鬼道を使って戦うので普段の戦いで「紅姫」を使うことはほとんどありません。
紅姫の解号
浦原喜助の斬魄刀「紅姫」の解号は「起きろ 紅姫」です。始解をすると仕込杖だった斬魄刀は柄の先が曲がり、赤い紐飾りのついた斬魄刀に変化します。また始解と同時に血のようなものが刀身から流れ出るのが特徴的です。
紅姫の能力
浦原喜助の斬魄刀の能力は明確には分かっていません。ただ『BLEACH』の考察では鬼道系の斬魄刀なのではないかといわれています。鬼道系といっても日番谷冬獅郎の「氷輪丸」ような氷雪系の能力から、綾瀬川弓親の「瑠璃色孔雀」のような霊圧を吸収するものまであります。
浦原喜助の「紅姫」は後ほど紹介する卍解の能力から血や霊子を違う物質に変化させる能力があるのではないかと考えられています。
紅姫の強さ
『BLEACH』では藍染惣右介との戦いで「紅姫」の強さを見せつけています。藍染惣右介はこの時すでに崩玉を取り込んでいましたが、そんな藍染惣右介を「縛り紅姫」という技で黒い網のようなものを出して拘束し、「火遊紅 数珠繋ぎ」という技で網を爆発させて隙を作りました。
その後すぐに倒されてしまったものの、黒崎一心との連携によって一太刀入れることができました。浦原喜助の戦い方や使用している技からして、「紅姫」は真っ向勝負だけでなくサポートや揺動にも使える事がわかります。またこの他にも防御にも使える技があります。
『BLEACH』の破面篇では「血霞の盾」で赤い盾のようなものを出現させてヤミーの拳から身を守ったり、「啼け 紅姫」とう技で近距離の虚閃を相殺しました。「紅姫」は『BLEACH』ではほとんど使われなかった斬魄刀ですが、攻撃・防御・揺動など様々な面で使える強さを持っていることが分かります。
浦原喜助の卍解
『BLEACH』では千年血戦篇で初めて浦原喜助が卍解するシーンが描かれています。卍解の姿を見れば浦原喜助が自分の斬魄刀のことを「彼女」と呼んでいる理由が分かります。ここでは浦原喜助の卍解について紹介します。
浦原喜助の卍解は観音開紅姫改メ
浦原喜助の卍解は「観音開紅姫改メ(かんのんびらきべにひめあらため)」という名前です。発動した瞬間に巨大な女性が現れます。女性の体は人形のようなつなぎ目があります。ちなみに斬魄刀は通常時の仕込杖の形状に戻ります。
観音開紅姫改メの能力
浦原喜助の「観音開紅姫改メ」の能力は触ったものを作り変える能力があります。触れただけでその部分が裂け、何かに作り変えた後に勝手に縫われて外見は元通りになります。自分にもこの能力を使うことができ、浦原喜助は卍解する直前に失明しましたが、「観音開紅姫改メ」の能力で視力を戻しました。
またこの能力の効果は生命体だけでなく空間や無機物にも作用します。涅マユリや藍染惣右介が驚異的に思う浦原喜助の開発力の根源はこの卍解にあるともいわれています。
観音開紅姫改メの強さ
「観音開紅姫改メ」の強さはその作り変えるスピードが異常に早いところです。触れた部分を相手が驚いているうちに一瞬で作り変えます。何かされたという恐怖で作り変えられた体の部位を切り落とす者もいるほどです。このように一瞬のうちに何かをされたという恐怖によって相手を追い詰めることもできます。
そして戦闘では自分の体を作り変えながら戦います。例えばアスキン・ナックルヴァールとの戦いでは刃を交えながら左腕を改造して相手を吹き飛ばすほどの力を出しました。さらにはグリムジョー・ジャガージャックとの連携にも使っています。作り変えるという単純な能力に見えますがどんなシーンでも応用できる強さを持っています。
観音開紅姫改メと他の卍解との差
『BLEACH』の千年血戦篇では隊長だけでなく副隊長も卍解を使えるようになります。それらの卍解と比べても「観音開紅姫改メ」の能力はとても強いといわれています。ただ『BLEACH』ではアスキン・ナックルヴァールとの戦闘でしか描かれていないのでこの卍解によるリスクはないのか不明なところです。
『BLEACH』で描かれた能力だけを見ると、応用力が高いのでおそらくどの卍解にも対応できるのではないかといわれています。相手を改造する場合は触れなければならないのですが、接近戦もできるので触れることは容易いと考えられます。
涅マユリの卍解と比較をすると、涅マユリの場合は斬魄刀を改造したことによって敵の能力に適した「疋殺地蔵」を生み出す力を得ました。しかし「観音開紅姫改メ」は元から作り変える能力を持っています。このことから、涅マユリの卍解の上位互換ともいわれています。
ただ『BLEACH』の考察では涅マユリの開発力はすでに浦原喜助の卍解の能力を上回っているという説もあります。浦原喜助の卍解がどこまで作り変えることができるのか不明ですが、卍解の中でも圧倒的な強さを持つといわれる朽木白哉の「千本桜」には対応できる可能性があります。
観音開紅姫改メは卍解で上位?
「観音開紅姫改メ」は卍解の中でも上位の能力を持っているといわれています。『BLEACH』の読者の中には「観音開紅姫改メ」はチート能力だと評価している方もいるほどです。そもそもよく比較されている涅マユリの卍解が高評価を受けているので、その上位互換ともいわれる「観音開紅姫改メ」は卍解の中でもとても強いと考えられています。
浦原喜助の卍解登場シーン
『BLEACH』では千年血戦篇で浦原喜助が卍解を使います。ここまで卍解を使わなかった浦原喜助がどのような理由で卍解を使ったのか、また浦原喜助の卍解に関する都市伝説を紹介します。
卍解「観音開紅姫改メ」発動のきっかけ
『BLEACH』の73巻ではアスキン・ナックルヴァールとの浦原喜助の戦いが描かれています。アスキン・ナックルヴァールは黒崎一護を倒し、決着をつけようとしますがそこに四楓院夜一と浦原喜助が現れます。四楓院夜一によって一度は追いつめたものの、アスキン・ナックルヴァールは完聖体となり、「猛毒領域(ギフト・ベライヒ)」を発動します。
この能力は猛毒の結界の中に対象人物を閉じ込めることができる技です。絶対に脱出することはできない猛毒の空間で、浦原喜助は失明し四楓院夜一もすでに動けない状態となっていました。この状況で浦原喜助は卍解を使うことになります。
卍解「観音開紅姫改メ」発動のその後
『BLEACH』の千年血戦篇で卍解した浦原喜助はすぐに「観音開紅姫改メ」の能力を使ってアスキン・ナックルヴァールの左手を何かに作り変えました。そして失明した目を能力によって復活させます。その後アスキン・ナックルヴァールと刃を交えながら浦原喜助は刀を持つ腕を改造し、人並み外れた能力で吹き飛ばしました。
アスキン・ナックルヴァールは自分の思い通りの戦いができないことに怒り、「極上毒入りボール(ギフト・バル・デラックス)」を発動させてさらに毒の濃度を上げました。しかしこの瞬間アスキン・ナックルヴァールの胸がグリムジョー・ジャガージャックによって貫かれました。
アスキン・ナックルヴァールの能力は脱出とは言ったものの、侵入不可能とは言っていませんでした。そこで浦原喜助は能力で道を作ってグリムジョー・ジャガージャックを侵入させていたのです。
これによってアスキン・ナックルヴァールは心臓を潰されて死亡しました。しかし技は発動したままで毒の濃度はどんどん上がっていきます。危機的状況でしたがこの事も予想していた浦原喜助は、外で待機させていたネル・トゥによって救出されました。
浦原喜助の卍解の都市伝説とは
浦原喜助には卍解に関する都市伝説がいくつかあります。ここからは浦原喜助の卍解の都市伝説を紹介します。
卍解で女性を見せたくなかった説
浦原喜助の卍解は美しい女性の人形が現れるという珍しい卍解です。浦原喜助が卍解を使った時には、今いるメンバーの前では使ったことがないと言っていました。つまり幼馴染の四楓院夜一でさえ浦原喜助の卍解を見たことがなかったようです。
そしてユーハバッハも浦原喜助の卍解を知りませんでした。このことからめったに卍解をしないことが分かります。ではなぜ卍解をしないのかというと、なんらかの理由で卍解のときに現れる女性を見られたくないからではないかと考察されています。
卍解の女性が浦原喜助の妻説
浦原喜助は四楓院夜一と仲が良いのですが、男女の関係になっているようなシーンは描かれていません。その他の女性とも特に恋愛描写などはないので、実は妻がおり卍解の女性は妻の姿なのではないかと考えられています。
女性を封じ込めた斬魄刀説
浦原喜助の卍解が妻の姿をしているという都市伝説から派生した説がひとつあります。それは斬魄刀に女性を閉じ込めたという説です。その女性というのが妻です。つまりなんらかの理由で妻を斬魄刀に封印せざるを得なくなったのではないかと考えられています。
ちなみに封印ではないですが、京楽春水は「花天」に「狂骨」を産ませて伊勢七緒の斬魄刀を隠していました。斬魄刀の中に別の斬魄刀を隠すことができると判明したので、能力によっては人間を封印することもできるのではないかといわれています。
浦原喜助が卍解発動をためらう理由
浦原喜助が卍解の発動をしたのは『BLEACH』の千年血戦篇の終盤です。なぜここまで卍解を使用してこなかったのか、その理由について考察をまとめています。
卍解発動をためらう理由①発動の機会が無い
浦原喜助が卍解の発動をためらう理由は、そもそも発動する機会がなかったのではないかといわれています。浦原喜助が戦闘で追い込まれたのはアスキン・ナックルヴァール戦だけです。アスキン・ナックルヴァールとの戦いでは毒の空間に閉じ込められ、失明してしまった極限状態でやむなく卍解しています。
一方で藍染惣右介との戦いでは何度か倒されてはいるものの、そこまで追い込まれることはありませんでした。そもそも藍染惣右介を斬魄刀で倒すことはできないと考えていた浦原喜助は、鬼道を使って封印術を仕込んでいました。このように今までの戦いでは特に発動の機会がなかったので卍解を使わなかったと考えられています。
卍解発動をためらう理由②卍発動は想定外
そもそも『BLEACH』の劇中では卍解を描く予定がなかったのではないかといわれています。平子真子や藍染惣右介など卍解が使えるにも関わらず『BLEACH』では描かれなかったキャラクターも存在します。そのため物語の序盤では卍解する予定はなく、千年血戦篇で急遽卍解が考えられたのではないかと考察されています。
卍解発動をためらう理由③キャラのイメージ
浦原喜助はサポート役に徹しているというイメージがありました。戦闘でもメインで戦うことはほとんどありません。このように、サポート役の浦原喜助のイメージを崩さない卍解を考えるのに苦戦したのではないかといわれています。
卍解発動をためらう理由④性格
浦原喜助は開発や研究に関して自分の手でつくることをモットーにしています。しかし卍解は自分の思い通りになんでも作り変えてしまうことができます。浦原喜助にとって卍解の能力はそのモットーに反するものなので、使いたがらないのではないかといわれています。
浦原喜助の卍解の世間での評判
浦原喜助の卍解は長い間謎でした。『BLEACH』で描かれたのも物語の終盤です。そのため、浦原喜助が卍解した時にはネット上でも話題になりました。ここでは浦原喜助の卍解に関する評判をまとめています。
世間での評判①
『BLEACH』のアニメは死神代行消失篇までしか放送されていません。そのためアニメで浦原喜助の卍解を見たいという声がたくさんありました。実は2020年には千年血戦篇のアニメ制作が発表されています。千年血戦篇は浦原喜助だけでなく京楽春水や更木剣八の卍解も描かれているので、楽しみにしている方もいるようです。
世間での評判②
斬魄刀の性格は持ち主の性格に影響されることが多いのですが、浦原喜助の「観音開紅姫改メ」はイメージどおりだという声がたくさんありました。浦原喜助は技術開発局を立ち上げた人物で、元12番隊隊長です。開発をメインとする死神だった浦原喜助らしい卍解です。
世間での評判③
浦原喜助の卍解は自分の体を改造しながら戦う事ができるので、チート能力だといわれています。しかし浦原喜助は藍染惣右介との戦いで卍解は見せませんでした。
原作でなかなか浦原喜助の卍解が描かれなかったのは、卍解に頼らず様々な手札を持っているからだと考察する方もいました。実際にアスキン・ナックルヴァールも、浦原喜助の用意した手段の数には驚いていました。
浦原喜助の卍解は都市伝説も囁かれる独自の強さ
『BLEACH』に登場する浦原喜助は謎の多い人物なので、卍解に関して様々な都市伝説が囁かれていました。またその卍解はチートだといわれるほどの強さがあります。浦原喜助の卍解は『BLEACH』の73巻で描かれているのでぜひ読んでみてください。
この記事のライター
rg4yd
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