【東京リベンジャーズ】打ち切りの真相を徹底調査!作者死亡説についても
『東京リベンジャーズ』の原作漫画は最終回を迎えていますが、ネット上では様々な理由から打ち切り疑惑をかけられています。そんな『東京リベンジャーズ』の打ち切り疑惑について、挙げられている理由や同時期に出た作者死亡説の真相などをまとめました。
目次
【東京リベンジャーズ】とは?
『東京リベンジャーズ』は2022年に完結した漫画ですが、終盤の展開から打ち切りや作者死亡などの様々な憶測が出ており、良くも悪くも話題になりました。そんな『東京リベンジャーズ』の作者や作品の概要を紹介します。
東京リベンジャーズの作者
『東京リベンジャーズ』の和久井健さんは2005年にデビューした漫画家です。元々はスカウトマンをしていましたが、2004年の「ヤングマガジン新人漫画賞」で『新宿ホスト』が佳作を受賞し、『別冊ヤングマガジン』に連載されました。その後、2005年に『週刊ヤングマガジン』でスカウトマンを題材にした『新宿スワン』の連載を開始し、2013年で完結しました。その後も様々な連載を経て『東京リベンジャーズ』の連載に繋がります。
東京リベンジャーズの概要
『東京卍リベンジャーズ』は2017年から2022年にかけて『週刊少年マガジン』に連載された漫画です。ヤンキー漫画にタイムリープ要素を加えた作品であり、初めは元カノの死を覆すために動いていた主人公が変わりゆく運命の中で他の人も含めて救い出そうとしていくストーリーになっています。2021年にはアニメと実写映画化されており、それぞれ続編が制作されるほどの人気を集めています。
東京リベンジャーズのあらすじ
花垣武道は中学時代の彼女の橘日向と弟の直人が死亡したことを知り、翌日にタイムリープ能力に目覚めたことから、2人が死ぬ原因となった暴走族の東京卍會を内部から変えて運命を覆そうとします。しかし、武道の前には様々な障害が立ちはだかり、日向だけでなく東京卍會で絆を深めた仲間達も死んでしまう運命に変わってしまいました。それでも武道は諦めずに成り上がっていこうと奮闘します。
【東京リベンジャーズ】打ち切りの真相は?作者死亡説を考察
『東京リベンジャーズ』の連載は『週刊少年マガジン』の2022年51号の第278話で完結しましたが、一部の読者からは打ち切りではないかという疑惑が浮上していました。そんな『東京リベンジャーズ』の打ち切り疑惑について紹介します。
東京リベンジャーズは打ち切りだったと言われる理由
『東京リベンジャーズ』の打ち切りだったと言われる理由は、終盤の展開や読者としては納得いかない部分が多数あるからです。打ち切りの原因として挙げられている理由を見て行きましょう。
理由①ソードマスターヤマトのような展開
『東京リベンジャーズ』の終盤では武道とマイキーが和解した後、1話の中で全国制覇などこれまでの問題がまとめて解決されていきます。その展開の速さは『ギャグマンガ日和』で打ち切りをネタにしたエピソードの『ソードマスターヤマト』に例えられるほどで、打ち切りにされてしまったから急いで話をたたむしかなかったと思う読者もいるのです。
理由②未回収の伏線が多い
『東京リベンジャーズ』は作中に伏線と思われるシーンや発言がちりばめられていますが、連載終了した時点で未回収の伏線も多数存在しています。それらの伏線を回収できなかったのは、打ち切りが決定して上記の武道とマイキーの話を描き切る必要があったからと考える人もいるようです。反対に、作者が全ての伏線を回収させるのが難しかったから、打ち切りせざるを得ないという考えも出ています。
理由③マガジンは残念な終わり方が多い
『東京リベンジャーズ』が連載終了した2022年には、同じく『週刊少年マガジン』に連載されていた『ダイヤA』が先に連載終了しており、終盤の展開が速かったことから打ち切り疑惑が出ていました。さらに、マガジン系列全体で終わり方が残念な例が多かったことから、続けて連載終了になった『東京リベンジャーズ』も打ち切りではないかと推測されたようです。
東京リベンジャーズは打ち切りではないといわれる理由
『東京リベンジャーズ』の終盤の展開については物申したい人もいますが、一方で最終回のまとめ方には満足している人もおり、打ち切りではないと考える人もいます。そんな『東京リベンジャーズ』が打ち切りではないと言われる理由を見ていきましょう。
理由①綺麗なタイトル回収
『東京リベンジャーズ』では終盤の展開でタイトルを回収しており、作者が一番描きたかったであろう部分を描いていることから、打ち切りではないと考える人もいます。タイトルの意味は長らく考察されていましたが、作中に出てきたことはファンとしては満足できる内容だったようです。
理由②全国制覇をじっくりやると面白くない
『東京リベンジャーズ』の終盤の展開では武道とマイキーが数コマで全国制覇を達成しますが、実際に全国制覇編をじっくり描いてしまうと面白くないという意見が出ていました。これまでも何度もタイムリープを繰り返して暴走族同士の抗争は描いており、マイキーの作中での強さも知られていることから、敢えて描かないでも良いと思う人もいるようです。
理由③作者は物語のたたみ方が苦手
『東京リベンジャーズ』の作者はこれまでに何作か漫画を描いていますが、いずれの作品も終盤のたたみ方にはやや問題があり、『東京リベンジャーズ』もそれに当てはまるだけで打ち切りだったわけではないと考える人もいます。
【東京リベンジャーズ】作者死亡説やバッドエンド説
『東京リベンジャーズ』の終盤の展開に様々な意見が出る中で、ネット上の検索では作者死亡説やバッドエンド説など、打ち切り以外にも様々な疑惑が出てきています。そんな『東京リベンジャーズ』の作者死亡説やバッドエンド説について紹介します。
東京リベンジャーズの作者死亡説の理由
『東京リベンジャーズ』の作者について、連載終了付近で作者死亡説が持ち上がっていました。実際には作者は存命していますが、連載期間中の体調や作品の性質から死亡説が出てきてしまったのです。
理由①休載した際の話が再び出た
『東京リベンジャーズ』の作者は連載終了した年に休載しており、世間での流行り病と打ち切り疑惑と相まって死亡説が出てしまったようです。人気作品は注目度が高いことから1回の休載でも様々な憶測が出てくることが多くなっています。
理由②検索ワード
『東京リベンジャーズ』は作品内で死亡者が多いことから、ネット上の検索でキャラ名と死亡の文字列が並びやすくなっています。その影響から作者の検索にも死亡の単語が上がるようになってしまい、連載終了を迎えたタイミングで目に入ったことから連載終了と死亡説が紐づけられてしまったのです。
東京リベンジャーズの最終回はバッドエンドで走馬灯だった?
『東京リベンジャーズ』の最終回では、武道とマイキーの活躍から死亡したキャラが全員生き返っており、物語としては完全なハッピーエンドになりました。しかし、最終回が公開される直前ではあまりに上手く行き過ぎていることから武道が幸せな走馬灯を見て、実際は事態が解決していないバッドエンドではないかという予想も出ていました。結果的には走馬灯ではありませんでしたが、それだけ終盤の展開が不服な人もいたのです。
【東京リベンジャーズ】作者のこれまでの連載終了作品
『東京リベンジャーズ』の作者である和久井健はこれまでの作品の連載期間もまちまちであり、同様に打ち切り疑惑が考えられている作品もあります。そんな『東京リベンジャーズ』の作者が他に手掛けた連載終了作品を紹介します。
連載終了作品①Abaddon
『Abaddon』は2010年から2012年にかけて『週刊ヤングマガジン』に連載された漫画です。作者としては連載2作目で、格闘家の主人公が学生からプロになるまでの道を描いていきます。しかし、単行本2巻分しか連載が続いておらず、他作品と比べると認知度も低くなっています。
連載終了作品②セキセイインコ
『セキセイインコ』は2014年から2015年にかけて『週刊ヤングマガジン』に連載された漫画です。作者としては3作目の連載で、記憶を失った少年を主人公に、彼が関わった事件と自らの正体を追っていくミステリー作品となっています。独特の世界観がある内容で、単行本は5巻まで刊行されましたが、最終回は続きがあるような終わり方であり、打ち切り疑惑が出ています。
連載終了作品③デザートイーグル
『デザートイーグル』は2015年から2016年にかけて『週刊少年マガジン』で連載されていた漫画です。作者としては連載誌が移った4作目で、新宿を舞台にして2人のアウトローを中心にしたストーリーが展開されます。単行本は全5巻刊行されていますが、終盤のストーリーの歪みや突然の終了だったことからこちらも打ち切り疑惑が出ています。
連載終了作品④新宿スワン
『新宿スワン』は2005年から2013年にかけて『週刊ヤングマガジン』に連載された漫画です。作者としては連載1作目で、新宿のスカウトマンを主人公としながら作者の実体験にフィクションを織り交ぜたストーリーが展開されます。アクション要素もあり、テレビドラマや実写映画化もされた人気作品ですが、漫画の終盤はやや駆け足気味になっています。
【東京リベンジャーズ】に対する世間での評判や人気
ここでは『東京リベンジャーズ』について世間での評判や人気を紹介します。最終回については賛否両論であり、打ち切り疑惑についても信じる人とそうでない人がいます。
『東京リベンジャーズ』の終わり方について、様々な疑惑はあるものの、完結できた点は良かったという意見がありました。一番最悪な形は物語が中途半端なまま完結しないことだったので、打ち切りであっても終わりが見られて良かったと考える人もいるようです。
『東京リベンジャーズ』の終わり方について、打ち切りに関係なく評価できないという意見も出ていました。これまでの積み重ねを無視した部分も多いことから、純粋に最終回として気に入らない人もいるようです。
『東京リベンジャーズ』の終わり方について、ハッピーエンドで良かったという意見も出ていました。作中では死亡者が多く、辛い展開が続く期間もあったことから最後はみんな幸せになって欲しいと考える人がおり、その点で言えば終盤の展開も悪くないという人もいるようです。
【東京リベンジャーズ】打ち切りの噂があった
『東京リベンジャーズ』は終盤の展開の速さや同時期に打ち切り疑惑の作品があったなど、様々な理由から打ち切り疑惑が出ており、それに付随して作者の死亡説まで噂されるようになりました。一方で、タイトル回収やハッピーエンドだったことから良いストーリーだったと評価する人もいるため、読む人によって感想は変わってきます。気になる人は完結した単行本31巻分を読んでみてください。
この記事のライター
十文字猛
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