【東京リベンジャーズ】稀咲鉄太は黒幕?正体や死亡について徹底考察
人気漫画『東京リベンジャーズ』に登場する稀咲鉄太には、武道の行く手を阻む黒幕説が浮上しています。この記事では、そんな稀咲鉄太の正体や死亡について徹底考察すると共に、アニメ『東京リベンジャーズ』で稀咲鉄太の声を担当した声優についてまとめました。
目次
【東京リベンジャーズ】稀咲鉄太とは?
東京リベンジャーズでは、様々なキャラクターのストーリーが存在します。その中でも主人公・花垣武道を始めとして、多くの登場人物の未来を破滅へと導いている黒幕が存在しています。それが稀咲鉄太です。当初はどういった人物かも分からない存在でしたが、ここでは、東京リベンジャーズのキーパーソンになっている稀咲鉄太の正体や、黒幕になってしまった原因などを考察を交えてまとめていきます。
稀咲鉄太のプロフィール
- 誕生日:1992年1月20日
- 身長:164cm
- 体重:58kg
- 所属:愛美愛主(メビウス)→東京卍會参番隊隊長→横浜天竺総参謀
- 声優:森久保祥太郎
- 俳優(実写):間宮祥太朗
- 俳優(舞台):結城伽寿也
東京リベンジャーズにて、当初から名前が挙がっていた人物です。とても慎重で、参謀としてはトップレベルの頭脳を持っています。また、未来で橘日向や千堂敦が死亡する原因となっております。マイキーを崇めているような表現もありましたが、本心はマイキーすらも踏み台にし、自分が日本一の不良になるという野望を果たそうとしています。また、武道にゆがんだ憧れを持っているのか、疎ましく思いながらも「オレのヒーロー」と称しています。
稀咲鉄太の性格
とても慎重で用心深い人物といえば、稀咲鉄太と言える程慎重な性格です。様々なチームを壊滅に追い込んだ人物であるにもかかわらず、表立って動く事はありません。ここだという場面にならない限りは、他の人物を立てて裏から操るという参謀役を続けています。東京卍會に入隊してからも、そのスタイルは変わりませんでした。しかし、激昂しやすい部分もあり、自分の計画が思うように進まないと怒鳴りつけるなどの短気さも見せています。
東京リベンジャーズの概要
週刊少年マガジンにて2017年に連載が始まり、漫画だけでなくアニメや実写映画、舞台化と数々のコンテンツで展開しているのが「東京リベンジャーズ」です。現代を舞台にしながらも、タイムリープというファンタジー要素を織り込む事で、現実にある非現実をうまく融合させた作品です。また、主人公である武道が、何度も挫折しそうな苦難を乗り越えて過去を変えていく姿は、多くのファンを魅了しています。
東京リベンジャーズのあらすじ
フリーターで生活していた花垣武道は、ニュースでかつての彼女が亡くなった事を知ります。過去の様々な事を思い出しながら、バイト先へ向かっていた矢先に武道は突き飛ばされて、線路へと落とされてしまいました。死を覚悟した瞬間、武道の前には懐かしい中学時代の友人達がいました。パニックになりながらも、自分がタイプリープした事を受け入れた武道は、未来で起こるであろう事件を回避する為に、過去を変えようと奮闘し始めるのです。
【東京リベンジャーズ】稀咲鉄太は黒幕?正体や死亡を考察
東京リベンジャーズでも重要人物として描かれた稀咲鉄太ですが、彼は本当に黒幕だったのでしょうか。その正体がどういった人物だったのかと共に、稀咲鉄太が死亡してしまった流れなどを考察しながらまとめていきます。
稀咲鉄太は黒幕?目的やヒナとの関係は?
東京リベンジャーズ当初は、名前だけの登場だった稀咲鉄太ですが、話が進むにつれて全ての事件に関係していきます。そのため、稀咲鉄太が東京卍會の未来を狂わせた黒幕説が浮上しました。実は稀咲鉄太の目的は、武道の彼女である「橘日向」でした。ヒナに一方的な恋心を抱いており、そんなヒナが不良がかっこいいという武道と付き合い始めた事をきっかけに、日本一の不良を目指すようになったのです。
稀咲鉄太の正体は未来を知るタイムリーパーではない?
武道は何度もタイムリープする中で、全ての問題に稀咲鉄太が関わっている事から、彼も自分と同じタイムリーパーだと考えていました。しかし、稀咲鉄太との最終決戦となった「関東事変」にて、そうではない事が判明します。稀咲鉄太自身は、繰り返される武道の過去の修正を覆す程の数多くの計画を考え続けて、マイキーを操り、自分が最強の存在になろうと計画していた努力の天才だったのです。
稀咲鉄太の活躍
稀咲鉄太は、どれだけ武道がタイムリープで過去を変えたとしても、様々な形で東京卍會の上層部に根を張っていました。東京リベンジャーズでも、稀咲鉄太のこの行動力の高さは注目できるポイントです。ここでは稀咲鉄太が活躍したポイントをまとめていきます。
稀咲鉄太の活躍①マイキーに近付く
稀咲鉄太は、東京リベンジャーズの当初から名前が挙がっている人物でした。しかし、初期メンバーには浮上すらしていなかった人物でしたが、実は誰よりも早く、東京卍會とマイキーに目をつけていた人物です。また、確実にマイキーに近づくために外堀から埋めていくという用意周到さを発揮した為に、抗争メンバーからの異例の隊長格への出世を果たします。
稀咲鉄太の活躍②天竺に入る
武道の努力によって、稀咲鉄太は裏で暗躍していた事がマイキーにバレてしまいます。その事から、東京卍會を追放されてしまう結果になりました。当初はこれで解決したと思われていましたが、その後東京卍會最大の敵と言わしめるチーム「天竺」に所属し、全面戦争を引き起こす人物になります。
稀咲鉄太の活躍③エマを殺害する
稀咲鉄太は、天竺でもすぐに上層部に入るほどの功績を残します。その中でも大きかったのが、マイキーの妹であるエマを殺害した事件になります。天竺との戦争当日、マイキーがエマから離れた瞬間を狙って、稀咲鉄太は走り抜けるバイクから思い切り鉄パイプでエマを殴る事で死に至らしめました。これは、戦争当日に主力である総長・マイキーと副総長・ドラケンを同時に無力化する事で、完膚なきまでに東京卍會を潰す為です。
稀咲鉄太の最期や死亡シーン
天竺と巻き起こった戦争である「関東事変」では、当初こそ天竺の優勢とされていました。しかし、武道の意地ともいえる攻防と、再起不能になったと思っていたマイキーやドラケンの抗争参戦により、形成は一気に逆転します。これにより稀咲鉄太は窮地に立たされてしまい、半間と共にバイクで逃亡を図ります。しかし、武道に追われる事になり、自分の感情を武道にぶちまけながらも逃げようとした結果、トラックに跳ねられて死亡します。
【東京リベンジャーズ】稀咲鉄太の名言
東京リベンジャーズには様々なキャラクターが登場します。多くの名場面や名言がありますが、稀咲鉄太にも名言と呼ばれるシーンがあります。ここでは稀咲鉄太の名言をピックアップしてまとめていきます。
稀咲鉄太の名言①「オレは自分を知っている…」
オレは自分を知っている
月は一人じゃ輝けない出典: yuyauver98.me
コミック第47話にて発言したセリフで、まだ不良として動いている状態ではありませんでした。しかし、愛美愛主(メビウス)をけしかけて東京卍會と抗争を促した際に放たれたこの発言は一見、愛美愛主(メビウス)のトップであった長内に向けられているように思わせ、実のところマイキーが自分を輝かせる人物だと暗示しているものになります。
稀咲鉄太の名言②「東京卍會参番隊隊長…」
東京卍會参番隊隊長 稀咲鉄太
大将はウチの隊が責任持って守らせてもらう!!出典: yuyauver98.me
コミック56話にて、参番隊隊長になった稀咲鉄太のセリフです。元々愛美愛主(メビウス)に所属していた稀咲鉄太は、その頭脳から東京卍會を大きくするために必要だとして引き入れられます。そして隊長になってから初めての抗争で、マイキーを守るポジションに立ちながら放たれたこのセリフから、強者のオーラが醸し出されていました。完全にマイキーを守った形となり、稀咲鉄太の立ち位置が確立された瞬間です。
稀咲鉄太の名言③「ようヒーロー…」
ようヒーロー “関東事変”を始めようか
出典: yuyauver98.me
コミック125話にて発せられた名言です。この時には、稀咲鉄太の悪事がマイキー達にもバレてしまい、東京卍會から追放されていました。武道は、それで全てが解決したと思っていましたが、今までの未来には登場しなかった「天竺」と名乗るチームから襲撃を受けた武道の前に、天竺の幹部になった稀咲鉄太が姿を見せます。この時のセリフが東京卍會vs天竺の抗争の始まりになっています。
【東京リベンジャーズ】稀咲鉄太の声優
漫画だけでなく、アニメでも人気が高い東京リベンジャーズでは、もちろん稀咲鉄太も登場しています。重要人物として注目されている稀咲鉄太の担当した声優は、多くの作品に出演している人気声優です。ここからは、稀咲鉄太の声を担当した声優についてまとめていきます。
稀咲鉄太の声優は「森久保祥太郎」
アニメで稀咲鉄太の声を担当しているのは、声優の森久保祥太郎です。声優界隈でも中堅と言われる人物で、有名作品の主役を担当する事が多い人気声優でもあります。また、俳優や歌手としても活動しており、その活動は幅広く行われています。
森久保祥太郎のプロフィール
- 愛称:祥ちゃん
- 出身:東京都八王子
- 生年月日:1974年2月25日
- 職業:声優、歌手、俳優
- 事務所:アドナインス
1996年から声優活動を始め、その人気の高さから声優としてアニメやゲームで担当キャラを持つだけでなく、ラジオパーソナリティーを務めるなどもしています。また、1998年に「アンズ」と言う名前で、同業者の石川英郎と音楽活動を始め、2001年からはソロで本格的な活動がスタートしています。この他にも舞台俳優としても活動しています。
森久保祥太郎の主な出演作品
- 爆走兄弟レッツ&ゴー!!(ミニ四ファイター/覆面ファイター/杉山闘士)
- 真・女神転生デビチル(甲斐セツナ)
- テニスの王子様(切原赤也)
- NARUTO-ナルト-(奈良シカマル)
- BLEACH(天鎖斬月)
- 弱虫ペダル(巻島裕介)
- ONE PIECE(バルトロメオ)
1996年にデビューしてから、様々な作品で主役や準主役を担当しています。また、人気作品でも多く担当しており、その中でも長期シリーズを担当する事が多いです。また、アニメ作品だけでなくゲーム作品の登場キャラも担当しており、多岐にわたって活躍しています。
【東京リベンジャーズ】稀咲鉄太に対する世間での評判や人気
東京リベンジャーズで黒幕としての正体が注目される稀咲鉄太は、ファンの間でも人気の高いキャラです。また、敵でありながら何度もタイムリープする武道を苦しめる程の計画性の高さは一目置かれています。
稀咲鉄太の計画性の高さを知る事が出来るのは、東京リベンジャーズをコミックや本誌を読んでいるファンであり、アニメ視聴のファンは現在までの稀咲鉄太の動きはただの外道という形で映っているようです。
コミックスを最後まで読む事で、稀咲鉄太がどのような形で動き、計画を立てていたのかを理解する事ができたようです。ただの外道ではなく、参謀としての能力の高さもしっかりと描かれていると感じた声もありました。
最終回では、未来の稀咲鉄太が味方として描かれており、これまで敵として使われていた頭脳が味方として使われる事で、仲間思いである事も判明します。しかし、この部分が深く描かれていない点が、ファンが不服としているポイントとされています。
【東京リベンジャーズ】稀咲鉄太はヒナを殺した黒幕だった
東京リベンジャーズに登場する稀咲鉄太の正体は、未来でヒナを殺した黒幕です。当初は参謀として、裏方で動いていた男でしたが、表に出た時には既に太刀打ちできない程の人物になっていました。武道に嫉妬するがゆえの対抗心から始まったものであり、稀咲鉄太のゆがんだ心が元凶となった一連の行動は、読者やアニメ視聴者に大きな衝撃を与えました。本作を読む時は、そんな稀咲鉄太の心情にも注目してください。
この記事のライター
遊喜
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