【東京リベンジャーズ】佐野エマと登場キャラとの関係は？死亡シーンも紹介

佐野エマは東京リベンジャーズの主要人物であるマイキーこと佐野万次郎の異母兄妹として登場し、イザナやドラケンとも密接な関係を持っていることで話題になりました。ここでは佐野エマのプロフィールをまとめていき、『東京リベンジャーズ』の作品概要とあらすじについてもおさらいしていきます。

佐野エマはマイキーの腹違いの妹に当たる女子高生です。巨乳でスタイルがよく大人っぽい雰囲気をしており、明るくはつらつとした兄思いな性格をしています。ドラケンに対して一方的な恋心を抱いており振り向いてもらおうと時々暴走してしまうことがあります。

東京リベンジャーズは和久井健によって週刊少年マガジンに連載されている漫画作品です。主人公がタイムリープ能力を使ってかつての恋人を助けるために暴走族チームで成り上がる物語が描かれており、SFとヤンキー要素を組み合わせたサスペンス作品として話題になりました。2022年7月時点で累計発行部数6500万部を突破しており、アニメ化や実写映画化といったメディアミックスも展開されています。

フリーターの花垣武道はある日、中学時代の恋人だった橘日向と弟の直人が犯罪集団『東京卍會』の抗争に巻き込まれて死亡したニュースを目にします。その翌日、電車のホームに突き落とされた際にタイムリープ能力に目覚めて中学時代に遡った武道は、そこで出会った直人に12年後の事情を話し橘の死を回避するために東京卍會に入って成りあがることを決意しました。

ここからは東京リベンジャーズにおける佐野エマとドラケンや他キャラの関係についてまとめていきます。佐野エマは女性でありどこかの不良集団に属しているわけではありませんが、作中で描かれている人脈関係は複雑なもので主要キャラクターとも密接な関わりを持っています。

エマはドラケンに対して恋心を寄せており、その好意は愛機のゼファーにヤキモチを焼くほど大きく積極的に関わろうとする行動を見せています。対するドラケンはマイキーとバイクのことにしかあまり興味を示していませんでしたが、東京リベンジャーズ本編の進行と共に抱いていた心情が明らかにされていきました。

東京リベンジャーズに初めて登場したエマはタケミチをカラオケに誘って大人の経験をしようとしていました。その真意はドラケンに嫉妬してほしかったためという純粋な気持ちで、その後の夏祭りでは「浴衣かわいい？」とドラケンに尋ねたりと積極的に関わろうとする姿が目立ちます。その反面、ドラケンに対して健気すぎるところがあり「逃げろ」と言われた時には素直に逃げたものの、後から不安になって大泣きしてしまうことがありました。

東京リベンジャーズ序盤ではエマの強気な押しにあまり反応を示していなかったドラケンでしたが、エマの誕生日の時には彼女にクマのぬいぐるみをプレゼントし「用済んだし帰るわ」と言って颯爽と立ち去りました。実はドラケンもエマに対して好意を抱いたようで、自室に写真を飾っていたことをタケミチに指摘された時には「うっせぇ」と照れ隠しをしていました。

マイキーとは腹違いの兄妹です。エマは母親が自分を疎ましく思っていることを幼心に理解しており、それをマイキーが理解し兄妹として快く受け入れたことをきっかけに厚い信頼を寄せています。また、幼少期から一緒に過ごしていたことでエマはマイキーの良き理解者になっており、いつかマイキーが絶望した時は自分が助けてあげるんだと決意を固めています。

黒川イザナとは同じ母親から産まれた兄妹です。エマが佐野家に来る前まで母とイザナの3人で暮らしており、エマが3歳になった時にイザナが施設に預けられて以来2人は離ればなれになりました。なお、イザナの回想シーンが描かれると、そこでエマとイザナが実の兄妹ではなく以前の夫の連れ子だったことが判明します。

ヒナがタケミチに対して恋心を抱いていることを知っているエマは、彼女の恋を応援するお姉さん的存在となっています。ヒナが夏祭りに誘えなかった時は横から「お祭り行きたい」と代弁してあげたり、聖夜決戦前にタケミチが仕方なくヒナを振った時もマイキーに連絡を取って2人が直接話し合える場を設けました。

ここからは東京リベンジャーズに描かれた佐野エマの死亡シーンと復活する可能性についてまとめていきます。元気で見た目も可愛らしく人気があった佐野エマですが、関東事変直前にて死亡シーンが描かれ多くの読者に衝撃を与えました。

エマの死亡シーンが描かれたのは東京リベンジャーズ17巻の147～148話です。タケミチとマイキーと共に真一郎の墓参りに訪れていたエマでしたが、不意にタケミチが「エマちゃんって現代にいたっけ？」と疑問を口にした直後にバイクに乗ったキサキが現れ、手に持っていたバットでエマは顔面を殴られてしまいました。

タケミチのせいで何度も不良の天下を逃してきたキサキは、イザナからマイキーの大事なものを聞きだし、それを失わせるために自分の手を汚す判断に至りました。エマが倒れてしまうとマイキーがおぶって急いで病院に向かいましたが、その途中でエマは最後にマイキーたちに遺言を残して死亡してしまいました。

エマを生き返らせる方法があるとすれば、それは2006年2月22日前にタイムリープする他ありません。しかし、タケミチは12年前の同じ日にしか戻ることができないため、過去で死亡してしまったエマを生き返らせることは不可能です。そのためエマが復活する可能性はとても低いと考えられますが、今後の東京リベンジャーズにて新しいタイムリープ方などが発見されれば復活があり得るかもしれません。

ここからはアニメ版東京リベンジャーズにて佐野エマの声を担当している声優についてまとめていきます。タケミチの3回目のタイムリープ直後に下着姿で登場したことで強い印象を与えたエマでしたが、アニメ版にて声優の演技が追加されるとより魅惑的で可愛らしいエマが描かれファンの間でも話題になりました。

アニメ版東京リベンジャーズにて佐野エマを演じた声優は内山夕実（うちやまゆみ）さんです。アルトの音域が魅力的であり少年役やボーイッシュなキャラクターに定評があります。短大卒業後に一度業界を離れていましたが、演技への情熱を捨てきれず海外ドラマの吹き替えで復帰したという過去を持っています。

これまで東京リベンジャーズに登場する佐野エマの人物像や他キャラとの関係、死亡シーンなどについてまとめてきましたが、原作やアニメを見たファンからは彼女の存在や活躍に対して様々な反響が寄せられています。ここでは佐野エマに対する世間での評判や人気について、実際に寄せられているコメントを参照しながらまとめていきます。

ファンの間では佐野エマの人気は高く、明るい性格や大人っぽい見た目などに加え、好きな人に対して真っすぐな人柄が気に入っている人が多くいました。初めて登場した時は下着姿でタケミチを誘惑する危険な女性かと思われていましたが、その内面が明かされていくと次第に彼女の魅力に魅入られた人が続出したそうです。

佐野エマとドラケンの関係性が好きな人も大勢いました。エマは基本的にドラケンへの想いを全面に出していますが、直接プレゼントを欲することができなかったり嫉妬してもらおうと空回りしてしまうところが可愛いと好評でした。

作中で佐野エマが死亡してしまった時には彼女の死を嘆くコメントが多く寄せられていました。エマはマイキーの兄妹というだけで殺害されてしまったため、理不尽にも思える死亡シーンによって今後作中にエマが出なくなってしまった事実に落ち込んでしまう人も多数いました。

佐野エマはドラケンのことが好きな女子高生であり、マイキーにも家族として深い愛情を寄せている健気で可愛らしいキャラクターでした。タケミチとも仲が良かったことからファンからの人気もありましたが、死亡してしまった時は大勢の読者が悲しんでしまったことでしょう。もしも佐野エマの活躍についてチェックできていなかったという人は、ぜひ漫画やアニメなどで東京リベンジャーズを見返してみてください。