【東京リベンジャーズ】ドラケンが死刑囚になった理由とは？誰を殺したの？

ドラケンが死刑囚になった理由についてまとめていく前に、まずはドラケンこと龍宮寺堅の本編での立場や人柄をまとめていきます。また、『東京リベンジャーズ』の作品概要とあらすじについてもここでおさらいしていきます。

ドラケンこと龍宮寺堅（りゅうぐうじけん）は東京卍會の副総長を務める不良で、組織内では名実共にナンバー2の強さを持ちます。金の辮髪と竜をあしらった刺青が特徴的で、雑兵100人を相手しても平然と戦い抜けるほど強いです。東卍のリーダーであるマイキーに口出しできる数少ない人物の1人でもあり、部下への面倒見が良い兄貴肌な性格をしています。

東京リベンジャーズは和久井健によって週刊少年マガジンに連載されている漫画作品です。SFサスペンスを交えた新時代のヤンキー漫画として2017年に初掲載され、2022年11月にかけて単行本30巻に及ぶ連載がされました。2022年7月時点で累計発行部数6500万部を突破しており、アニメ化や実写映画化なども大きな話題を呼びました。

フリーターとして底辺な生活をしていた花垣武道は、中学時代の彼女だった橘日向とその弟の直人が犯罪集団・東京卍會の抗争に巻き込まれて死亡したニュースを目撃します。翌日、武道は電車のホームに突き落とされてしまいますが、その瞬間にタイムリープ能力が発動されると武道は中学時代に戻っていました。生きている日向と直人を見つけた武道は、未来に起こる惨劇を回避するため東京卍會で成り上がることを決意します。

不良として常識外れな思考を持つキャラクターが揃っている東京リベンジャーズですが、その中でもドラケンは筋の通った好人物であり気配り上手な兄貴として慕われていました。そんな彼が未来で死刑囚になってしまったのには明確な理由があります。ここではドラケンが死刑囚になった理由についてまとめていきます。

東京リベンジャーズ34話にて、タケミチが刑務所に向かうとそこでドラケンが死刑囚として登場しました。中学時代のドラケンを知っていたタケミチは気遣いができる兄貴肌なドラケンが死刑囚になったことに納得できなかったようで、そこでドラケンに何が起こったのか、どうして捕まってしまったのかと質問を投げかけました。

ドラケンが死刑囚になった理由は稀咲の指示を受けて殺人を犯していたからです。稀咲は東京卍會及びマイキーを思い通りにするため、多くの人間を操り障害になりそうな人物を抹殺していました。その中でも稀咲はドラケンのことを重要視していたらしく、彼を排除するため殺人事件を起こすよう画策していました。

刑務所を訪れた武道に後悔はないと話すドラケンでしたが、稀咲に対し強い恨みを抱いていることを明かしました。その理由は稀咲がエマを殺害したからです。エマはマイキーの義理の妹でありドラケンと両想いの関係でした。それを聞いたタケミチは、ドラケンは稀咲によって死亡したエマの仇討ちのために殺人を犯したのだと気付きます。

稀咲の指示によって殺人を犯し死刑囚になってしまったドラケンでしたが、ドラケンが誰を殺害したのかについては謎が残されています。それも死刑囚になるほど重たい罪を犯しているため読者の中でも気にしている人が多くいます。ここではドラケンは稀咲の指示で誰を殺害したのかについて考察していきます。

ドラケンが犯した犯罪には死刑が宣告されているわけですが、複数人の無差別殺人や大量殺人を犯さなければ死刑囚になることはあまり考えられません。そのためドラケンが殺害したのは1人ではなく複数人である可能性がとても高いと推察できます。

東京リベンジャーズ本編にて実際にドラケンが殺人を犯したシーンが描かれていましたが、そこでの描写は血が滴る刃物をドラケンが握っているのがメインに描かれ、肝心の死体は上半身が見切れており実際に誰が死亡しているのか確認できません。タケミチとの面会でも詳細を話しておらず死亡した人間は不明のままです。

ドラケンの殺人シーンに描かれていた死体はスーツを身につけており、場所も高層ビルらしきところでした。東京卍會は反社会勢力もといヤクザと抗争していましたが、もしかしたらドラケンが殺害したのは抗争中の相手だったかもしれません。抗争相手であればドラケンが殺人を犯す理由も考えられ、稀咲もそこを糸口にすれば比較的容易にドラケンを始末できると考えたかもしれません。

死刑囚として登場したドラケンに多くの読者が衝撃を受けましたが、東京リベンジャーズ本編が進行するとその未来に変化が訪れました。ここではドラケンが生存する未来についてまとめていきます。

稀咲は物語の元凶である橘日向と直人を殺害した張本人と判明し、タケミチはタイムリープを繰り返して彼と何度も対峙することになります。タケミチがあらゆる方法を思いついても稀咲は手段を変えて現代を地獄へ変えていく難儀な相手でしたが、ついにタケミチの作戦が成功すると稀咲はトラックにひかれて死亡しました。

稀咲が死亡した未来ではドラケンは死刑囚になっていません。本来死亡していたはずの東京卍會幹部たちは全員生存し三番隊隊長のパーちんの結婚式に参列していました。そこでドラケンはイヌピーと2人でバイク屋を営んでいることが明かされています。

稀咲の死亡によって東京卍會が凶悪化せず幸せな未来が訪れたと思われましたが、マイキーだけは闇堕ちし梵天という犯罪組織のトップに君臨していました。そこからタケミチはマイキーが闇堕ちしてしまった理由を探り、彼を救い出すために再びタイムリープすることになります。

ここからはアニメ版東京リベンジャーズにてドラケンの声を担当している声優についてまとめていきます。アニメ版でも東京卍會のナンバー2として活躍し、マイキーとも仲が良く面倒見のいい兄貴肌なドラケンが描かれていましたが、そんな彼を担当した声優は2人います。

ドラケンを演じた1人目の声優は鈴木達央（すずきたつひさ）さんです。艶のあるイケメンボイスがファンの人気を集めている人気声優であり、ユニットバンドや歌手としての活躍も目覚ましいです。2020年には結婚を発表しましたが、2021年に不倫報道を受けて芸能活動を休止しドラケン役が入れ替わることになりました。

ドラケンを演じた2人目の声優は福西勝也（ふくにしまさや）さんです。1995年生まれの若手声優であり、学生時代に声優甲子園アニメシナリオ部門で最優秀賞受賞、声優魂コンテスト声優部門入選と華々しい実績を残しています。

これまでドラケンが死刑囚になった理由や殺害した相手などについてまとめてきましたが、当時このシーンを見た読者やアニメファンからは様々な反響が寄せられていました。ここではドラケンに対する世間での評判や人気について、実際に寄せられているコメントを参照しながらまとめていきます。

ドラケンが死刑囚になったことが明かされると、ドラケンが好きなファンたちは強い衝撃を受けていました。東京卍會の良心とも言われていたドラケンがまさか死刑囚になると思っていた人はおらず、よりにもよってどうしてドラケンが、と困惑の様子を見せていました。

死刑囚になってしまったドラケンでしたが、タケミチの前に現れたドラケンの坊主姿が気に入っているという意見が幾つか見受けられました。トレードマークである金の辮髪がなくなった姿はギャップがあり、一部のファンに根強い人気があるそうです。

ドラケンが殺人を犯した理由に疑問を抱く人や、実際に殺害した相手について考察している人なども見受けられました。殺害された人物については様々な意見が寄せられており、調べてみれば興味深い意見を拝見することができます。

ドラケンはエマの仇討ちをするために殺人を犯して死刑囚になりましたが、それは稀咲の思惑通りに動いた結果ですべての元凶は彼にありました。ドラケンが実際に殺害した相手には東京リベンジャーズが完結した現在でも考察されています。気になる人はネット上で調べてみてはいかがでしょう。