【東京リベンジャーズ】場地圭介がかっこいいといわれる理由は？魅力を紹介

『東京リベンジャーズ』に登場する「場地圭介」は黒髪長髪がトレードマークであり、喧嘩の際には後ろで一つに束ねて戦うかっこいい姿も描かれます。頭の回転は早く、状況判断も的確で、喧嘩が始まれば荒々しい一面も見られますが、義務教育を留年してしまうほど勉学に関しては壮絶なバカという、可愛らしい一面も魅力です。また母親や東京卍會初代メンバーなど、絆や関係を大事にしている優しさも持ち合わせており、より場地の魅力を引き立たせる要素となっておりました。

『東京リベンジャーズ』とは2017年3月より、週刊少年マガジンにて連載が開始されました。作者は漫画家の和久井健（わくいけん）で、代表作には「新宿スワン」などがあげられます。物語の中心はヤンキーアクション漫画ですが、ここにSF要素が導入されており、少年漫画の新しいジャンルを確立しました。順調に人気を獲得しアニメ化、実写映画化も果たしファンの間では「東卍」や「東リベ」の愛称で親しまれています。

『東京リベンジャーズ』は、26歳の主人公花垣武道（はながきたけみち）がボロアパートに住みフリーターとして、底辺のような生活を送っているところから始まります。バイト前にニュースを見ていると「橘日向（たちばなひなた）が犯罪集団東京卍會の抗争に巻き込まれて死亡した」というニュースを目撃します。橘とは武道が中学時代に唯一付き合った女性だったのです。その後、バイトを終えた帰宅途中、駅で電車を待っていたところ、突然何者かにホームから突き落とされるのでした。

『東京リベンジャーズ』に登場する「場地圭介」のかっこいい理由は、ミステリアスな雰囲気が漂っている点です。登場初期からいきなり、東京卍會を脱退し別勢力である芭流覇羅へ入隊することで周囲を騒つかせました。場地は東京卍會の創設者でもあったことから、この裏切りにもとれる行動は謎めいており、また時折寂しげな表情なども描かれます。これらのミステリアスな雰囲気は魅力的に映りました。

『東京リベンジャーズ』に登場する「場地圭介」のかっこいい理由は、仲間思いであるという点です。場地は最終的に全て仲間のために行動していたことがわかり、東京卍會初代創設メンバーのことを「宝」と呼んでいるほどでした。序盤のミステリアスでネガティブな雰囲気から一転し、実は仲間のためだったとわかることで場地の印象は、より良さが増し魅力的に見えます。

『東京リベンジャーズ』に登場する「場地圭介」のかっこいい理由は、マイキーとの関係性もあります。場地とマイキーは幼少期から近所に住んでおり、仲良しの関係を築いていました。マイキーの祖父が運営する道場で、一緒に稽古を積んでいた過去もあります。場地はマイキーの口から大好きだと言われるほど好かれており、マイキーのお墨付きは場地の魅力を倍増させていました。

『東京リベンジャーズ』に登場する「場地圭介」のかっこいい理由は、千冬との関係性もあります。千冬は同壱番隊の副隊長であり、場地へはかなりの信頼を寄せていまいした。2人の出会いは中学であり、喧嘩の強かった千冬は暴走族に目をつけられ奇襲を受けます。絶体絶命の千冬の元へ助っ人に入ったのが場地だったのです。この時場地は、ほとんど1人で相手を壊滅させます。信頼しきっている2人の関係は魅力的に描かれていました。

『東京リベンジャーズ』に登場する「場地圭介」のかっこいい理由は、場地の死亡シーンでも見られます。場地の死亡は原作第61話の「血のハロウィン」と呼ばれる「東京卍會VS芭流覇羅」の抗争にて、場地は芭流覇羅側として戦います。ここで場地は芭流覇羅の裏切りを受け、一虎から背中を刺され致命傷を負わされました。これを見たマイキーは激昂し一虎を殺そうとします。

しかしここで場地は、自らのナイフで腹を突き刺し自決するのでした。これはマイキーが一虎に恨みを残さないよう、あくまで自分は自分の傷で死亡したことにするためだったのです。死に際まで友達のことを考えていた場地は、東京卍會の絆を自分の命で繋ぎ止めるという、なんともかっこいい最後を選択するのでした。

『場地圭介』のこちらの名言は原作63話に登場します。東京卍會結成秘話を回想するシーンで、一虎が黒龍というグループと揉めていることを知った場地たちは、自分達もチームを作って対抗することを決意しました。場地の声掛けと、みんなが仲間を思う気持ちから誕生したのが東京卍會だったのです。そしてマイキーの実力を知っている場地だからこそ出た、このセリフだったのでしょう。

『場地圭介』のこちらの名言は原作63話に登場します。こちらも東京卍會結成秘話を回想するシーンで、前項の名言からの流れからマイキーが「どんなチームにしたい？」との質問が飛び、場地の返答がこの名言でした。真っ直ぐな瞳で全員を見つめながら話す姿勢が印象的なシーンです。

『場地圭介』のこちらの名言は原作第67話に登場します。こちらは千冬との出会いのシーンですが、留年している奴がいると聞きつけた千冬は、強そうな相手なのか見定めにいきました。するとそこに座っていたのは髪の毛を固め、メガネをかけて必死に勉強している場地の姿があったのです。意外過ぎたその姿に、千冬は漢字を教えるなどして、2人は親交を深めていきます。母親想いか、もしくは母親を恐れている場地のかわいい姿も見られるセリフでした。

『場地圭介』のこちらの名言は原作61話、場地の死亡シーンにて最後のセリフとして登場します。自分の腹にナイフを突き刺して倒れ、武道に東京卍會の未来を託し、千冬に抱えられるようにして死を待っていました。息絶えそうな場地を見て千冬の涙は止まりません。そんな千冬の顔を見上げ、一度だけ笑顔をつくりこのセリフを伝えました。千冬は「買ってきますよ」と返しますが、それは叶わぬままに死亡してしまいます。

『東京リベンジャーズ』に登場する場地圭介の声優は「水中雅章（みずなかまさあき）」が務めています。ミステリアスであり仲間想いでもある、様々な顔を持つ場地の声は、非常に難しくかっこいい声が要求されます。そんな難役を務める水中雅章について詳しく見ていきましょう。

『場地圭介』の声優を務める水中雅章は幼い頃、動物が好きで飼育員を目指していましたが、海外ドラマ「フルハウス」を見たことから吹き替えという仕事を知り、声優業に興味を持ちます。声優としての演技力は高い評価を得ており、難しい声の切り替えや、その場で出た突然の指示にもうまく対応できる技術を身につけています。特技はバスケットボールで主将経験もあり、趣味はお笑い番組を見ることでした。

『場地圭介』の声優を務める水中雅章のその他、主な出演作品を紹介します。「ようこそ実力主義の教室へ」龍園翔「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」ディアヴロ「あひるの空」宇佐美広志「現実主義勇者の王国再建記」ポンチョ・パナコッタ「転生したらスライムだった件」ロイ・ヴァレンタイン「魔法使い黎明期」神父など、数々の名作に出演していました。

『東京リベンジャーズ』に登場する「場地圭介」がかっこいいと言われる理由について、その重要シーンや名言などを見てきました。そんな場地圭介は世間でどのように見られているのでしょうか。そのリアルな声を紹介していきます。

『場地圭介』に関しては「かっこいい」や「男らしい」という意見が、多く見られました。東京リベンジャーズはかっこいい男性キャラクターが数多く登場するのも魅力の一つですが、その中でも場地の男らしい生き様は印象深く、最後まで仲間を想う姿勢に感動の声もありました。

『場地圭介』がかっこいいという声は多数ありますが、回想シーンなどで見られる中学生の姿が、全く中学生には見えない色気を放っていると話題でした。長髪黒髪という容姿での人気も窺え、場地はキャラクター人気投票でも常に上位をキープしている人物です。

『場地圭介』はアニメ版になった際、その声までかっこいいという意見が相次いで見られました。ただでさえ人気の高いキャラクターでしたが、声優の力は場地のかっこいさを更に際立たせているようでした。

『東京リベンジャーズ』に登場する「場地圭介」はミステリアスな雰囲気を持ちつつも、実は全て仲間を想うための行動であり、最後まで仲間を考えて死亡した、なんとも素晴らしい人間性を持った人物です。容姿はもちろんかっこいいのですが、その生き様こそが場地の「かっこいい」と言われる所以でありました。東京リベンジャーズは約5年半の連載の末、2022年11月16日に完結しております。ぜひこの機会に本編をチェックしてみてください。