【東京喰種】月山習は美食家で変態?生態が分かる名言とは?強さや声優も紹介
『東京喰種』に出てきた月山習は甲赫の赫子を持つ喰種です。月山家の御曹司で整った顔立ちをしていますが、食へのこだわりが強いところや金木研に執着する姿を見たファンから変態と呼ばれています。本記事では『東京喰種』に登場した月山習の生態が分かる名言や強さを紹介します。
目次
【東京喰種】月山習とは?
月山習は、眉目秀麗な顔と紫色の髪が特徴の人物です。晴南学院大学に通う学生で、フランスやイタリア語が混ざった独特な話し方をします。ここでは、月山習のプロフィールや『東京喰種』のあらすじをおさらいします。
月山習のプロフィール
- 名前:月山習(つきやましゅう)
- 誕生日:3月3日
- 血液型:A型
- 趣味:スポーツ、格闘技、楽器演奏、獲物の品定め
月山財閥の御曹司である月山習は、西洋の血を引く美青年の喰種です。食に対する趣味嗜好やこだわりを強く持っており、喰種対策局(CCG)から「美食家(グルメ)」と呼ばれています。また、普段は穏やかで紳士的ですが、目的を遂行するためならどんな手段でも使う好戦的な性格をしています。ただ、人間に差別意識や偏見はないため、必要な時以外は暴力を振るいません。
東京喰種の概要
『東京喰種』は石田スイ先生作の大人気ダークファンタジー漫画です。週刊ヤングジャンプにて2011年から2014年まで連載されました。人を喰らう「喰種(グール)」が潜む東京が舞台で、事故の手術により半喰種になってしまった大学生の青年、金木研の苦悩と戦いの日々を描いた物語です。2014年には『東京喰種』のアニメ第1期が放送され、2017年には実写映画が公開されました。
東京喰種のあらすじ
大学生の金木研は喫茶店「あんていく」で好意を寄せていた女性、神代利世と小説の話で親しくなり、デートすることになります。しかし、デートの帰り道、喰種の本性を現した利世に襲われ金木は重傷を負います。手術を受けて一命を取り留めた金木ですが、利世の臓器を移植され、半喰種になってしまいました。突然の生活の変化に戸惑い苦しむ金木は、あんていく店長で喰種の芳村功善や従業員の霧島董香達と出会い、喰種としての生き方を学んでいきます。
【東京喰種】月山習は美食家で変態?強さも紹介
食事へのこだわりが強く、ファンから度々「変態」と呼ばれている月山習ですが、喰種としてはどれくらい強いのでしょうか。ここでは、美食家で変態といわれている月山習の生態や強さ、金木研や堀ちえとの関係を紹介します。
月山習は美食家で変態?
食事に対する趣味嗜好やこだわりを強く持つ月山習は、生きたまま気に入った人間の目玉を抜き取ったり、専門の高級レストランで人間を解体させて食べたりしていました。そのため、CCGから「美食家」と呼ばれ危険視されています。また、食材として執着している金木研との戦闘で彼の血を舐めた際、月山は美味しいと叫びながら跳び上がっており、金木から変態といわれていました。
月山習と金木研の関係
月山習が『東京喰種』で初めて金木研と出会った時は、喰種でありながら人間の匂いがする彼を至高の食材だと思っていました。月山は金木を罠に嵌めて食べようとしますが、金木や霧嶋董香、西尾錦に敗れます。その後も金木への執着で復活した月山は彼に付きまとっていました。ただ、物語が進むにつれて月山は金木を大切な友人と思うようになり、彼を献身的に支えます。金木も最初は月山を警戒していましたが後に和解し、2人の間には強い信頼関係が生まれました。
月山習と掘ちえの関係
月山習と堀ちえは高校の同級生です。月山は人間である堀ちえに食事シーンを盗撮されたため、彼女を殺そうとします。しかし、殺人現場でも本能のままに写真撮影する堀ちえを見て、月山は食にこだわる自分と同種だと判断し、彼女を生かそうと決めました。それ以降、友人兼ペットとして堀ちえと接しています。堀ちえも時々月山に容赦ない言葉を投げかけますが、友人や写真のモデルとして大切に思っており、彼が心身共に憔悴した時は献身的に支えていました。
月山習の強さや能力
月山習は甲赫(こうかく)と呼ばれる赫子(かぐね)を武器に戦います。腕を囲う螺旋状の形をしており、作中では甲赫を槍や盾に変形させて戦う月山の姿が描かれていました。また、月山はCCGから喰種の強さを示すランクで上位のSレートに指定されていたり、美食家の喰種が集まるレストランで、巨大な体の解体屋タロちゃんを一瞬で仕留めたりしていました。このことから、月山は相当な強さを持つ喰種であると推察できます。
【東京喰種】月山習の生態が分かる名言
ファンから美食家で変態といわれている月山習は、『東京喰種』の作中で多くの名言を残してきました。ここでは、月山習の生態が分かる名言を3つ紹介します。
月山習の名言①「新しいご馳走の発見は…」
「新しいご馳走の発見は人類の幸福にとって星の発見以上のものだ」
出典: bibi-star.jp
アニメ『東京喰種』4話にて、カフェで金木研と神代利世の話をしていた月山習は、彼女に食へのこだわりを馬鹿にされたことを思い出し、持っていたコーヒーカップを割ってしまいます。この時、金木は月山が割ったカップの破片で指を怪我してしまいました。月山は怪我した金木の指の血をハンカチで拭き取ると、トイレに行き彼の血の匂いを嗅ぎます。上記のセリフは、今まで嗅いだことのない金木の匂いに興奮した月山が発した言葉です。
月山習の名言②「カネキくんが喰べながら…」
「カネキくんが喰べながらカネキくんを喰べたい!そうしたい!」
出典: bibi-star.jp
アニメ『東京喰種』5話より、金木研をより美味しく味わうため、人間を食べている彼を食べようと考えた月山習は、西尾錦の恋人である西野貴未を誘拐します。貴未を助けに来た金木、錦、霧島薫香の前で月山は興奮しながら上記のセリフを叫びました。月山の狂気と変態さが分かるシーンです。
月山習の名言③「君はなんというスパイスを…」
「エッセンシャル! 金木君……ああ! 君はなんというスパイスを……共喰い! それは喰種にとって禁断のリンゴ。君はさらなる力を欲したんだね!」
出典: animemanga33.com
アニメ『東京喰種√A』3話より、好戦的な喰種集団「アオギリの樹」に入った金木研の行方を探るため、月山習はアオギリの樹に潜入します。上記のセリフは、隊員から「金木がアオギリの樹の幹部であるヤモリを共喰いした」と聞いた月山が、驚きと感動が入り混じった表情で発した言葉です。また、上記のセリフの後、月山は共喰いして強くなった金木の味を想像して興奮し、早く彼を食べたいと話していました。
【東京喰種】月山習の声優
『東京喰種』は2014年にアニメ化されました。豪華声優陣がキャラクターの声を務めましたが、月山習役を担当した声優は誰なのでしょうか。ここでは、アニメ『東京喰種』で月山習役を演じた声優情報を紹介します。
月山習の声優は「宮野真守」
アニメ『東京喰種』で月山習役を務めたのは、声優の宮野真守(みやのまもる)さんです。宮野真守さんは声優だけでなく、俳優や歌手としても活動しています。SNSでは「宮野さんの声が月山のキャラにぴったり」という声が数多くみられました。
宮野真守のプロフィール
- 名前:宮野真守(みやのまもる)
- 誕生日:1983年6月8日
- 所属事務所:劇団ひまわり
子どもの頃から人前で表現するのが好きだった宮野真守さんは、7歳の時に劇団ひまわりに入団します。入団後は俳優として活動していましたが、18歳の頃にNHK教育の海外ドラマのオーデションを受けて合格し、声優デビューを果たしました。2002年にアニメデビューしてからは、数々の吹き替えや有名アニメ作品に出演し、活躍しています。
宮野真守の主な出演作品
- 『DEATH NOTE』夜神月
- 『Free!』松岡凛
- 『鬼滅の刃』童磨
宮野真守さんは2002年にアニメデビューして以降、様々なアニメやゲーム作品でメインキャラクターの声を務めてきました。爽やかで透き通った声が特徴の宮野真守さんは、少年やクールな青年役をアニメでよく演じています。また、SNSには「宮野真守さんは声だけでなく演技力も素晴らしい」というファンからの声が数多く挙がっていました。
【東京喰種】月山習の活躍
月山習は『東京喰種』の続編にあたる『東京喰種√A』や『東京喰種:re』、OVAの『東京喰種PINTO』にも登場します。彼はそれぞれの作中でどのような活躍をみせたのでしょうか。ここでは、東京喰種シリーズでの月山の活躍をまとめました。
月山習の活躍①東京喰種
『東京喰種』での月山習は、あんていくで出会った半喰種の金木研に執着し、彼を罠に嵌めて食べようとしますが失敗します。その時に死亡したと金木達から思われていましたが、月山は自分の体を食べて復活します。その後、アオギリの樹に捕まった金木を芳村達と協力して救出しました。以降は金木に稽古をつけたり、アオギリの樹やCCGの動きを調査したりして彼を献身的に支えています。
月山習の活躍②東京喰種√A
『東京喰種√A』はアニメ『東京喰種』の続編です。原作とは違い、金木研がアオギリの樹に所属しているという設定で物語が進んでいきます。月山習は前作と同様、金木に執着しており、彼が行方不明になった後も、アオギリの樹の元隊員である万丈数壱達と共に金木の所在を探っていました。また、CCGからSSSレート指定されている喰種、隻眼の梟の討伐作戦では、戦いに参加する金木を止めようとしますが彼に敗れ失敗します。
月山習の活躍③東京喰種:re
『東京喰種:re』は原作漫画『東京喰種』の続編で、隻眼の梟討伐作戦から2年後の東京を舞台にストーリーが展開していきます。また、主人公も金木研からCCGに所属する青年、佐々木琲世に変わっています。この作品での月山習は、隻眼の梟討伐作戦で金木が死亡したことにより、心身共に憔悴し、喰種と人間を大量に食べる「暴食」を繰り返していました。ある日、堀ちえから佐々木の写真を渡された月山は彼に接触し、佐々木が記憶を失った金木だと確認します。
金木の生存を確認できた月山は、驚異的な早さで回復し、復活を遂げました。その後、月山家が喰種だとCCGに特定され、月山は捕まりそうになりますが、父親や使用人が囮となり、逃亡に成功します。この時、月山は月山家の次期当主として覚悟を決めました。逃亡後は全ての記憶を思い出した金木と和解し、喰種と人間が協力し合える社会をつくるため、彼が設立した組織「黒山羊(ゴート)」に入り、彼を支えています。
月山習の活躍④東京喰種PINTO
『東京喰種PINTO』は、月山習と堀ちえの出会いを描いた『東京喰種』のスピンオフ作品です。この作品で登場する月山習は高校生で、同級生の堀ちえに人間を捕食する瞬間を盗撮され、最高の写真が撮れたと喜ぶ彼女に興味を持ちます。その後、月山は堀ちえの素性を調べたり、積極的に関わったりして、彼女の本質を見極めようとしていました。
【東京喰種】月山習に対する世間での評判や人気
食に対してこだわりが強く、他の喰種達から変わり者といわれている月山習ですが、SNSでは「月山の癖の強さも含めて好き」や「変態だけどかっこいい月山が好き」といったファンからのコメントが数多く挙がっていました。
金木研に執着する月山習は、作中で彼の血が付いたハンカチの匂いを嗅いだり、金木の血を舐めた時に美味しさのあまり興奮して跳び上がったりしています。SNSでは「金木のことになると興奮する月山が面白い」「月山の動作一つ一つが面白い」という声が多くみられました。
金木研を最高の食材と捉え執着していた月山習ですが、物語が進むにつれて彼を大切な友人と思うようになります。SNSでは「月山と金木の何ともいえない関係が好き」「物語を通して月山と金木の関係性が変化していくところが面白い」という意見がみられました。
【東京喰種】月山習は美食家で変態キャラだった
月山習は甲赫の赫子を持つ喰種で、月山財閥の御曹司です。食事へのこだわりが強く、CCGから「美食家」と呼ばれ危険視されています。また、作中では金木研に対して異常な執着をみせ、彼から変態といわれていました。ただ、ストーリーが進むと金木との関係性も変化し、最後はお互い大切な友人として接するようになります。『東京喰種』の連載は終了しましたが、アニメや漫画を見返して月山習の活躍をチェックしてみてください。
この記事のライター
dokusyoko
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