【東京喰種】リゼの正体について徹底考察!最後や強さも調査
リゼこと神代利世は東京喰種に登場する女性キャラクターです。リゼは作中で登場こそ少ないものの、主人公カネキが喰種化する要因を作るなど大きな影響を与えたキャラクターです。本記事では、東京喰種作中でのリゼの活躍や謎に包まれた正体、強さ、最後などについて紹介します。
目次
【東京喰種】リゼとは?
リゼ(神代利世)のプロフィール
神代利世(リゼ)は東京喰種作中の初期から登場するキャラクターで、眼鏡をかけて知的で謎めいた雰囲気を持つ女性です。しかしその正体は人を食う種族である「喰種(グール)」であり、同族の中でも「大喰い」と呼ばれるほどの貪欲な食欲を持ち、特に若い男を好んで食べていました。リゼは物語序盤で一旦退場しますが、その後も主人公カネキに影響を与え続け、物語の最後のほうで再登場するなど重要な役割を果たしています。
神代利世と金木の出会い
神代利世(リゼ)は主人公カネキと同じく「あんていく」という喫茶店の常連客でした。当初は大人びた雰囲気を持つリゼにカネキは好意を抱いており、小説好きという共通の趣味から意気投合してデートするまでに至りました。しかし、これはリゼの罠であり、カネキを人気のないところに連れ込んで捕食しようと襲撃しました。リゼはカネキに瀕死の重傷を負わせましたが、偶然にもリゼ目掛けて鉄骨が落下してきたことでカネキは命拾いしました。
東京喰種の概要
東京喰種は大人気のサスペンス・ホラー漫画作品で、続編の「東京喰種:re」も含めて2011年から2018年の7年間連載されていました。単行本は全世界の累計発行部数4700万部(2021年1月現在)を誇り、アニメも3期まで放映されていました。メディア化としては他にも舞台化、実写映画化もされており、世間からの注目度の高い作品です。
東京喰種のあらすじ
東京喰種の世界では、人を喰らう謎の種族「グール(喰種)」が暗躍しています。主人公の金木研(カネキ)は普通の大学生でしたが、ある日グールである神代利世(リゼ)に襲われ死にかけてしまいます。瀕死のカネキはグールの内臓を移植された事で命拾いしますが、その影響でカネキは半喰種となってしまいます。カネキは自身の境遇に苦しみながらも信頼できる仲間を得ていき、時に敵対するグール達との戦闘も繰り広げながら成長していきます。
【東京喰種】リゼの正体や謎を考察
リゼの使用する赫子や強さ
東京喰種に登場するグール達は「赫子」という特殊能力を使い、これがグール達の強さの要因の一つとなっています。リゼはその中でも「鱗赫」と呼ばれる力を使います。「鱗赫」は鱗に覆われた触手のようなものを伸ばす能力で、その硬度などから攻撃力が高く、また再生力にも優れた強い能力です。この能力には謎が多いものの、再生力は様々な赫子の能力の中でも特別とされ、これがリゼの強さの一因となっています。
リゼは事故の後も生きていた?
東京喰種作中で、リゼはカネキに重傷を負わせて追い詰めましたが、最後は鉄骨が上から落ちてきたことで阻まれ、その時死亡したかに見えました。しかし、実はリゼは培養液の中で辛うじて生かされており、物語の終盤でカネキと再会することになります。また、リゼはカネキの心の中に登場し、人を喰うことを唆したりするなど、半グールである彼を苦しめたり、カネキが覚醒するきっかけを与えるなど様々な影響をおよぼしていました。
リゼの正体はVの元メンバー?
東京喰種作中の初期は、神代利世(リゼ)の出自や経歴などの正体は謎に包まれていましたが、実は彼女は日本国内の喰種を統括するCCGという組織のトップ、和修家の出身でした。この和修家の中には、喰種の子供を作るための母胎役(子産み)や喰種にとって邪魔な者達を始末するといった役割が存在し、それらの役割を担う組織を総称してV(ヴァスケイ)と言います。リゼもVの一員として、子産みの役割を担っていました。
リゼに鉄骨を落とした人物は旧多二福
リゼがカネキを襲撃した時、リゼの頭上から鉄骨が落下してきたことでカネキは命拾いしましたが、実はこの鉄骨を落としたのは旧多二福という人物でした。旧多は前述した和修家の人間にして半人間でしたが、和修家の中では不良品扱いされ、あまり良い待遇を受けていませんでした。
リゼと旧多二福の過去
リゼは幼少期から将来子産みになるべく育てられていましたが、そんな自分の未来を悲観的にとらえていました。そんな時、リゼは旧多と出会います。旧多はリゼに好意を抱き、その愛情のあまりリゼを和修家から逃がしてしまいます。リゼを思う旧多は彼女の行方を追いかけ、遂に見つけ出すことに成功しましたが、当のリゼは旧多のことはお構いなしに自由奔放に生きていました。
そんなリゼを見た旧多は、リゼが自分のことに見向きもしないことを悲観し、彼女を自分のものとし手の内に収めるために、カネキを襲撃していたリゼに対し鉄骨を落とし、瀕死の状態にして再び連れ去ったのでした。
リゼと鯱の関係
また、リゼは鯱と呼ばれる人物とも深い繋がりがありました。鯱は「コクリア」という名前の喰種収容所から脱走した喰種の呼び名で、本名を「神代叉栄」と言います。鯱はV(和修家)を脱走し行き倒れていたリゼを偶然見つけ、行くところのないリゼを保護して育て親となりました。この時リゼは神代姓を名乗り、「神代利世」という偽名を与えられて生きていくこととなりました。
リゼの最後はどうなった?
リゼは旧多に落とされた鉄骨により死亡したと思われていましたが、実はこの時点では一命をとりとめており、旧多によって培養液入りのカプセルに入れられ実験体として生かされていました。これは、和修家の血を引くリゼを利用し、強力な半喰種を生み出すためでしたが、長期間閉じ込められたことでリゼは衰弱し、昏睡状態にまで陥ってしまいました。
その後リゼは竜化と呼ばれる覚醒状態で目覚め、物語の終盤でカネキと再会しますが、あまりに変わり果てた姿にカネキは驚愕します。その後戦いとなり、最後はカネキにとどめを刺され、命を落とすこととなりました。
【東京喰種】リゼの名言
リゼの名言①「一方を捨ててでも…」
一方を捨ててでも、何かを守らなくちゃいけない時があるの
出典: ciatr.jp
このセリフは、カネキがヤモリによる拷問に苦しめられている時に、カネキの心の中のリゼが言ったセリフです。カネキは根本的には他人に対し優しい人間であり、それ故に戦いや他人を傷つけることに抵抗感を持っていました。しかし、リゼはそんなカネキを否定するようなセリフを発することでカネキを奮い立たせ、カネキが強くなるきっかけを与えていました。
リゼの名言②「生きるというのは…」
それで良いのよカネキ君。生きるというのは他者を喰らうこと。食べて…
出典: ciatr.jp
このセリフも、苦悩するカネキに対し、カネキの心の中に登場するリゼが言い放ったものです。場面としては、カネキが覚悟を決めて、強くなるためにリゼを喰らおうとしていた時に、その覚悟を後押しするような形で言ったものです。このセリフの後、カネキは奮起し、リゼを喰らい、覚醒することとなりました。
リゼの名言③「この世のすべての不利益は…」
この世のすべての不利益は当人の能力不足。その通りじゃない?
このセリフも、カネキの心の中(精神世界)でリゼが言ったものです。前述のセリフと同じく、カネキが覚醒する前でまだ覚悟を決め切れず、言い訳して戦うことをためらっている彼に対するものであり、カネキが言い訳などをする余地をなくして前に進ませるための発言でした。
【東京喰種】リゼの声優
リゼの声優は「花澤香菜」
リゼこと神代利世をアニメで演じた声優は花澤香菜さんです。花澤さんは声優だけでなく歌手活動もしており、マルチに活躍しています。声優としての知名度・人気も高く、これまでも様々な有名作品に出演し、主演・ヒロイン級やメインキャラを多く演じてきました。
花澤香菜のプロフィール
花澤さんは東京都出身の34歳(2023年12月現在)で、子役オーディションをきっかけに芸能活動を開始し、幼稚園の頃からバラエティやドラマに出演していました。声優としては2003年に放送された「LAST EXILE」というアニメでデビューしています。また、プライベートでは同じ声優の小野賢章さんと結婚しています。
花澤香菜の主な出演作品
花澤さんはその特徴的な透き通った声質を活かして様々な人気作品に出演し、主演やメインキャラを数多く演じてきました。花澤さんが東京喰種以外で出演してきた主な作品と、演じたキャラは以下の通りです。
- ToLOVEるーとらぶるー:結城蜜柑
- 寄生獣:村野里美
- ニセコイ:小野寺小咲
- 山田くんと7人の魔女:飛鳥美琴
- 鬼滅の刃:甘露寺蜜璃
- 五等分の花嫁:中野一花
【東京喰種】リゼに対する世間での評判や人気
東京喰種の読者の中には、謎めいた魅力を持つリゼを可愛いと思う人もいるようです。リゼは当初カネキにとっての想い人であり、物語のヒロインのような振る舞いもしていました。このため、そのルックスや雰囲気と合わせてこのように考えた人もいるようです。
同じように、リゼのミステリアスな魅力と、その強さに魅了された東京喰種の読者もいるようです。リゼの能力は喰種の中でも特別とされていて、非常に強力な力を持っていたため、このように感じる人もいました。
他にも、リゼのキャストを人気声優である花澤香菜さんが務めたことを喜ぶ東京喰種アニメの視聴者もいました。アニメの東京喰種では、花澤さん以外にも有名な声優が多数出演しており、アニメ好きな人からは好評の声があがっていたようです。
【東京喰種】リゼの正体はVの元メンバーだった
本記事では、東京喰種におけるリゼこと神代利世の強さの秘密や謎に包まれた出自や正体、どのような最後をむかえたかなどを紹介してきました。リゼは登場こそ少なかったものの、主人公カネキに覚醒のきっかけを与えたり、物語の最後で敵として立ちはだかるなど作品中で重要な役目を果たしていました。また、強さの秘密や生い立ちなども明らかになり、世間の声からもとても魅力あふれるキャラクターであることも明らかになりました。
この記事のライター
tera_yuuki56
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