【転生したらスライムだった件】リムルが魔王に進化!その強さはチート級?
『転生したらスライムだった件』の主人公は、スライムのリムルです。本記事では、転生したらスライムだった件のリムルの強さやスキル、人物像などをまとめています。アニメでリムルを演じた声優の岡咲美保さんについても紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
目次
【転生したらスライムだった件】リムルとは?
リムルのプロフィール
『転生したらスライムだった件(転スラ)』のリムルは、現代日本から転生してきたスライムです。前世での名前や出来事など、記憶を保持したまま転生しました。スライムに転生したことで無性になりますが、前世が男性だったことから男性的な喋り方や考え方をします。人間に擬態したときは、美少年とも美少女ともとれる中性的な外見になります。髪の毛やまつ毛、眉毛はスライムと同じ水色で、瞳は金色です。
転生したらスライムだった件(転スラ)の概要
転生したらスライムだった件(転スラ)は、主人公が異世界に転生する物語です。小説投稿サイトの「小説家になろう」で、2013年2月から連載されていました。書籍化するにあたり、内容が大幅に改訂されています。作者は伏瀬さんで、書籍版のイラストはみっつばーさんが担当しています。2014年5月から川上泰樹さんによる漫画の連載が始まり、2018年にはテレビアニメにもなりました。
転生したらスライムだった件(転スラ)のあらすじ
日本でサラリーマンをしていた三上悟は、ある日通り魔に刺されて死んでしまいます。その魂は異世界へと渡り、スライムとして転生しました。転生した洞窟で暴風竜ヴェルドラと出会った三上は、リムルという新しい名をもらいます。リムルは次々に新たなスキルを身に着け、多くの魔物を従える存在となりました。リムルは仲間たちを救うために魔王となり、平和で楽しい暮らしを目指すのでした。
【転生したらスライムだった件】リムルが魔王に進化!強さは?
リムルが魔王に進化した理由
転生したらスライムだった件(転スラ)のリムルは、それまで魔王に興味を持っていませんでした。ミリムから魔王にならないのかと訊かれたときも、「なんでそんな面倒なことしなきゃならないんだ」と言っていました。このシーンからも、リムルは魔王になる気がまったくなかったことがわかります。では、なぜリムルは「面倒だ」と言っていた魔王への進化を決意したのでしょうか?
リムルが魔王へ進化しようと決意した理由は、シオンの死でした。テンペストはリムルがいない間に、人間の国であるファルムス王国の侵攻を受けました。結界を張られたことで、シオンたち魔物はいつもの力が出せなくなっていました。そして、ファルムス軍から仲間の子供を助けようとして、シオンは命を落としたのです。失意の底にいるリムルに声をかけたのは、サリオン出身のエレンでした。
エレンは、魔導王朝サリオンに伝わるおとぎ話をリオンに聞かせます。そのおとぎ話は、人と竜の間に生まれた竜皇女の物語でした。竜皇女は父親から自分の分身体である小竜をもらい、友として大事にしていました。しかし、小竜は竜皇女を支配しようとした大国に殺され、竜皇女は王国を滅ぼして魔王へと進化します。竜皇女が魔王へ進化したことにより、小竜は復活したのでした。
この話を聞いたリムルは、自分も魔王になってシオンや仲間たちを復活させようと考えます。この計画が成功する確立は、わずか3.14%でした。しかし、リムルは「3%以上もある」と前向きにとらえ、魔王になる覚悟を決めたのでした。
リムルが魔王になる条件
転生したらスライムだった件(転スラ)のリムルは、すでに魔王に進化するための「魔王種」を獲得していました。しかし、この種を発芽させて魔王として覚醒するためには、ある条件が必要でした。その条件とは、1万人分以上の人間の魂です。あまりの数の多さに考え込むリムルでしたが、ちょうどそのときファルムス軍が進軍してきたという報告が届きます。ファムルス軍の数がおよそ2万人だと聞いたリムルは、この兵士たちの魂を使って魔王になろうと決めました。
リムルの魔王進化後の強さはチート級?
魔王にならずともかなりの強さを持っていたリムルでしたが、魔王になったことでさらに強さが増しました。リムルは魔王になったことで、いくつもの新たなスキルを獲得しました。それらのスキルはすべてラスボスクラスで、驚異的な能力を持っています。これらのスキルを手にしたリムルは、まさにチート級の強さであるといえるでしょう。
リムルが魔王に進化し強くなったスキルや能力
スキルや能力①智慧之王(ラファエル)
転生したらスライムだった件(転スラ)のリムルは、もともと「大賢者」というユニークスキルを持っていました。リムルが魔王になったとき、大賢者は進化して「智慧之王(ラファエル)」となりました。智慧之王(ラファエル)にはこれまで大賢者が持っていた能力に加え、統合分離と能力改変の能力も追加されました。大賢者のときとは比べ物にならないくらいの演算処理能力があり、リムルの強さの源になっています。
スキルや能力②暴食之王(ベルゼビュート)
転生したらスライムだった件(転スラ)のリムルには、捕食者というスキルがありました。捕食者は、対象物を体内に取り込んで解析したり再現したりする能力です。捕食者は後に獲得したスキルと統合し、「暴食者(グラトニー)」となりました。そして、この暴食者(グラトニー)にさらにスキルを統合させたものが、リムルが魔王になったときに獲得した「暴食之王(ベルゼビュート)」です。暴食之王(ベルゼビュート)のスキルは、相手の魂まで捕食することができます。
スキルや能力③誓約之王(ウリエル)
無限牢獄に下位の魔物たちのスキルを統合したことで、リムルは新たに「誓約之王(ウリエル)」のスキルを獲得しました。誓約之王(ウリエル)は無限牢獄の能力に加え、万能結界や法則操作、空間支配などの能力を保持しています。これらの能力を使うことで、転移や絶対防御、熱量操作などが可能となります。さまざまな能力を持つ誓約之王(ウリエル)ですが、特に空間管理能力に優れています。
スキルや能力④暴風之王(ヴェルドラ)
リムルが持っているスキルの「暴風之王(ヴェルドラ)」は、ヴェルドラを無限牢獄から解放したときに獲得したものです。暴風之王(ヴェルドラ)はその名の通り、暴風竜ヴェルドラと関係の深いスキルです。このスキルを得たリムルは、どこにいても好きなときにヴェルドラを召喚できるようになりました。また、暴風系の魔法の行使や、ヴェルドラの記憶をリムルの魂に複製することもできます。
リムルはその後竜種に進化する
ヴェルドラを取り込み竜種に進化
転生したらスライムだった件(転スラ)のリムルは、魔王になった後さらに竜種へと進化を遂げました。ヴェルドラは自分の姉であるヴェルグリンドとの戦いで、「正義之王(ミカエル)」による強制支配を受けてしまいました。リムルはこの強制支配を解くため、再びヴェルドラを捕食しました。ヴェルドラを捕食したことでリムルは竜種となり、アルティメットスライムへ進化したのでした。
神智核(マナス)
リムルの「智慧之王(ラファエル)」には自我があり、リムルは「ラファエルさん」というように呼びかけていました。智慧之王(ラファエル)は常にリムルの大きな力となっていましたが、正義之王(ミカエル)に支配されたヴェルドラとの戦いで判断ミスを犯します。正義之王(ミカエル)には天使系スキルに干渉する能力があり、天使系スキルである智慧之王(ラファエル)はその影響を受けてしまったのです。
リムルは調子が悪そうな智慧之王(ラファエル)に話しかけ、名前をつけようと提案します。そして、智慧之王(ラファエル)に「シエル」という名前を与えました。リムルから名前をもらったシエルはマナス(神智核)に進化し、完全なる自我を獲得したのでした。
虚空之神(アザトース)
虚空之神(アザトース)は、リムルのアルティメットスキルを統合してできたスキルです。統合されたアルティメットスキルは、「智慧之王(ラファエル)」と「暴食之王(ベルゼビュート)」です。また、生贄として、「暴風之王(ヴェルドラ)」と「灼熱之王(ヴェルグリンド)」も使われています。生贄にはされましたが、召喚以外の能力は受け継いでいます。虚空之神(アザトース)には、時空間支配や多次元結界、魂暴喰などさまざまな権能があります。
豊穣之王(シュブ・ニグラト)
豊饒之王(シュブ・ニグラト)は、虚空之神(アザトース)に取り込まれたスキル以外の、すべてのスキルを統合した結果生まれたスキルです。豊饒之王(シュブ・ニグラト)には、能力創造や能力複製、能力贈与、能力保存などの権能があります。このスキルによって、配下の魔物たちへのギフトも簡単に行えるようになりました。
【転生したらスライムだった件】リムルの人物像
リムルの転生前
転生したらスライムだった件(転スラ)のリムルは、転生前は日本のサラリーマンでした。大手ゼネコン勤務の36歳で、独身貴族としてそこそこの生活を送っていました。外見も性格も悪くないのになぜかモテず、誰とも付き合ったことがありません。頼まれると嫌と言えない性格で、何かと後輩の世話をしていたようです。後輩を助けようとして通り魔に刺されてしまったことからも、他人を思いやれる優しい人物であることがわかります。
リムルが仲間たちに慕われる理由
転生したらスライムだった件(転スラ)のリムルが慕われる理由ひとつ目は、リムルの規格外の強さです。リムルに従っている魔物のほとんどは、リムルの強さに屈服して配下となっています。ゴブリンたちは初めからリムルに敵わないと感じ、戦うことなくリムルにひれ伏していました。しかし、リムルが仲間たちから慕われている理由は、強さだけではありません。
リムルは平和主義で、仲間思いの優しい性格です。リムルはこれまでに多くの種族の魔物たちを救い、自分の仲間にしています。そして、仲間にした後は、どのような敵からも全力で守ってきました。仲間たちの平和を守るため、日々奮闘しているのです。優しく頼れるリーダーであるリムルが、仲間たちから慕われるのは当然だといえるでしょう。
リムルとシズの関係
転生したらスライムだった件(転スラ)のシズとは、日本からやってきた召喚者です。リムルはドワルゴンにある夜の蝶という店で、水晶占いをしてもらいました。そして、水晶に映し出された女性が、リムルにとっての運命の人だと言われます。その後リムルは、旅の途中でテンペストに立ち寄ったシズと出会います。リムルは彼女を見て、自分の運命の人であるとすぐに気づきました。
2人は同じ日本人だったことから、意気投合してすぐに仲良くなりました。しかし、平和な時間は長くは続かず、シズの中にいたイフリートが暴走してしまいます。イフリートはリムルが捕食したものの、シズの体は限界を迎えていました。イフリートがいなくなったことでシズは急激に老化し、間もなく寿命を迎えます。この世界を嫌っていたシズは「この世界に取り込まれたくない」と言い、リムルの中で眠らせてくれと頼みました。
リムルはその願いを聞き届け、シズを捕食しました。シズを捕食したことにより、リムルは人間の姿へと擬態できるようになりました。一緒にいた時間は短かったですが、リムルにとってシズは今でも大事な存在です。リムルはシズ亡き後もシズの教え子たちを救うなど、シズのために行動していました。
リムルに寿命はある?
転生したらスライムだった件(転スラ)のリムルは、転生したことによって人間からスライムへと生まれ変わりました。人間の寿命は長くても100年ほどですが、魔物の寿命は種族によって異なります。数百年ほどで寿命を迎える種族もいれば、数千年生きる種族もいるようです。しかし、スライムに関しては、寿命に関する記述はありません。スライムには寿命という概念はなく、討伐されない限りは生き続けると考察できます。
リムルの配下
転生したらスライムだった件(転スラ)のリムルには、数え切れないほどの配下がいます。その中でもトップクラスの強さを持っているのが、聖魔十二守護王と呼ばれている者たちです。彼らは魔王として進化しましたが、リムルの配下であるため魔王を名乗ることはできませんでした。そこで、リムルから聖魔十二守護王という名称をもらったのです。聖魔十二守護王には、物語序盤からリムルの仲間になったランガやベニマル、シオンなども入っています。
【転生したらスライムだった件】リムルの結婚相手を予想
リムルの結婚相手候補①アリス・ロンド
転生したらスライムだった件(転スラ)のアリス・ロンドはリムルの生徒の1人で、異世界から召喚された少女です。強がりでキツい性格をしていますが、リムルの前ではツンデレになります。リムルの頬にキスをしたことからも、リムルのことが大好きなことがわかります。
リムルの結婚相手候補②シオン
転生したらスライムだった件(転スラ)のシオンは、オーガ(大鬼族)の生き残りです。リムルに助けられてからは仲間とともにリムルに忠誠を誓い、秘書としての役割を果たすようになりました。シオンはリムルのことが大好きで、流れ星に「リムル様と添い遂げられますように」と願うほどです。しかし、リムルのほうは、仲間の1人としてしか見ていないようです。
リムルの結婚相手候補③シュナ
転生したらスライムだった件(転スラ)のシュナは、シオンと同じオーガの生き残りです。シオンと同じくリムルのことが大好きで、よくシオンとリオンを取り合っています。また、リムルが女性が接客するような店へ行ったときは、恐ろしいオーラ出して怒っていました。これらのことから、シュナがリムルに恋愛感情にも似た気持ちを抱いていることは確かです。しかし、シオンと同じく、リムルにとっては仲間以上の気持ちはないと推察されます。
リムルの結婚相手候補④クロエ
転生したらスライムだった件(転スラ)のクロエは、アリスと同じくリムルの生徒のうちの1人です。他の生徒がリムルを警戒する中、1人だけ最初からリムルを信じていた人物でもあります。大人しい性格ですが、リムルにははっきりと好きだと伝えています。ただ、まだ幼い少女であることからも、リムルの恋愛対象にはなっていないでしょう。
【転生したらスライムだった件】リムルの声優
TVアニメの転生したらスライムだった件(転スラ)では、リムルの声を岡咲美保さんが担当しています。転生したらスライムだった件は、岡咲美保さんにとって初めての主演作品です。男でも女でもない中性のリムルを、時には可愛く、時にはかっこよく演じていました。ここでは、転生したらスライムだった件でリムルを演じた、岡咲美保さんのプロイフィールや主な出演作品を紹介します。
リムルの声優は岡咲美保
岡咲美保のプロフィール
リムル役の岡咲美保さんは、1998年11月22日生まれの声優です。出身地は岡山県で、アイムエンタープライズに所属しています。趣味は化粧、カラオケ、少女漫画で、特技は歌や書道、ダンス、ピアノ、バトミントンなどです。書写技能検定の硬筆2級と毛筆3級を持っています。2017年に、『アイドリッシュセブン』でデビューしました。2020年には、第14回声優アワードの新人女優賞を受賞しています。
岡咲美保の主な出演作品
岡咲美保さんはこれまで、『斉木楠雄のΨ難』や『ゴールデンカムイ』、『覇穹 封神演義』などで名前のない役を演じてきました。2018年には、『音楽少女』で初めて主要キャラとなる西尾未来を担当します。その後リムル役を演じてからは、『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった...』のメアリ・ハントや『魔法使い黎明期』のロー・クリスタスなど、多くの人気キャラを演じています。
【転生したらスライムだった件】リムルに対する世間での評判や人気
転生したらスライムだった件(転スラ)のリムルに対しては、チートすぎるという感想が多く上がっていました。転生物の作品は主人公がチート級の強さを持っていることが多いですが、中でもリムルの強さは群を抜いています。リムルだけでなく仲間たちもチート級の強さであるため、安心して見ていられるというコメントもありました。
転生したらスライムだった件(転スラ)のリムルはスライム型と人型の2つの姿がありますが、どちらもかわいいと評判でした。外見はもちろんのこと、普段のゆるい雰囲気をかわいく感じる人が多いようです。また、かわいいと同じくらい、かっこいいというコメントも多く上がっていました。
転生したらスライムだった件(転スラ)のリムルは、外見だけでなく内面も人気があります。「リムルは性格がいい」といった感想や、「リムルの性格が好き」という感想が多く見られましいた。仲間たちから慕われているリムルは、ファンからも同じように親しみを持たれているようです。
【転生したらスライムだった件】魔王になったリムルはチート級に強かった
転生したらスライムだった件(転スラ)の主人公であるリムルは、チート級の強さを誇るキャラです。もともと強かったですが、魔王や竜種に進化してさらに強さを増しました。転生したらスライムだった件の小説や漫画、アニメなどで、リムルの強さを確認してみてください。
この記事のライター
NR4712
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