【SAO】ユージオの声優を担当した島﨑信長の代表作まとめ！担当キャラも紹介

ユージオとは、SAOアリシゼーション編に登場するキャラクターです。ユージオはもう一人の主人公とも言われるほど、ストーリーの鍵を握る重要な人物でもあります。

ユージオは、仮想世界アンダーワールドの住民として作られたAIです。本人に自覚はありませんが、剣術には天賦の才があるキャラクターでもあります。ユージオにはアリスという大切な幼馴染がおり、主人公であるキリトとも親交を深め徐々にお互いが唯一無二の存在へとなっていきます。亜麻色の髪に緑色の瞳をもつ少年で、性格は温厚、友情に熱い一面もあります。

SAOアリシゼーション編とは、原作小説の9巻から18巻にかけて展開された、シリーズ最大の物語です。シリーズを通して主人公であるキリトが、ファンタジーテイストの仮想世界にフルダイブし、ユージオという少年との出会いを通して成長していくストーリーを描いています。

主人公の桐ヶ谷和人は、現実世界で襲撃され脳に大きなダメージを負ってしまいます。和人は、総務省職員を名乗る男が立ち上げたラースの研究施設に移送され、脳の機能を回復させる装置に繋がれることで、仮想世界アンダーワールドにフルダイブすることになります。そこで出会った少年ユージオはAIとは思えないほど人間らしい心配りを見せており、この世界はゲームなのか？現実なのか？と和人は困惑してしまいます。この世界の正体を探るため、和人は再びキリトを名乗り行動を開始するのです。

SAOに登場するユージオの声優は、島﨑信長が務めています。ここでは、島﨑信長のプロフィールや声優になったきっかけなどを紹介します。

島﨑信長（しまざきのぶなが）は、宮城県塩竈市出身の1988年12月6日生まれの34歳（2023年6月時点）です。青二プロダクション所属で、ファンからはノッブ・信長さんと呼ばれています。

アニメ作品では、キャラの幼少期は女性や別の声優が担当することの方が多いのですが、SAOのユージオは幼少期も島﨑信長が演じており、SAOファンからも高く評価されています。ちなみに、キリトを演じている松岡禎丞も声優を変えることなく幼少期を演じています。

アニメイトタイムズが主催した島﨑と松岡の対談では、ユージオやキリトの声を高くすることよりも、しゃべり方や雰囲気など演技の方で子供らしさを出そうとしたと話しています。また、二人の掛け合いが多いことから、バランスを意識した声にするよう努めたとも話しています。

小学校高学年の頃『新機動戦記ガンダムW』の再放送を観たことをきっかけに、主人公の演じた声優緑川光に憧れるようになります。高校2年生の頃、母親が応募したタレントオーディションでは最終選考に残るも落選しましたが、「芸能的な選択肢もあるのかも…」と意識するようになりました。

卒業後は歯科医を目指して浪人していた時期もありましたが、「一番やりたいことは声優かもしれない」と思うようになり、「第1回81オーディション」に参加し、江口拓也と共に最終選考に残ります。結果は落選でしたが、最終まで残ったことが自信となり、青二塾東京校へ入所し本格的に声優の道へと進んでいきます。

ここでは、SAOユージオ以外の島﨑信長の代表作や担当キャラを紹介します。島﨑信長は、主に女性から評価されている声優ですが、男性人気の作品も担当しており、幅広いアニメ作品に携わっています。

男子水泳部の青春を描いたスポーツアニメ作品である『Free！』では、主人公の七瀬遙（ななせはるか）の声優を担当しています。自由に泳ぐことが好き、水の中にいることを好む七瀬遙を清涼感たっぷりの声で演じています。『Free！』をきっかけに島崎信長が好きになったという女性ファンが多数いるほど、彼の代表作の1つとなっています。

魔法がすべてという世界線で、仲間たちと競い合いながら魔法使いの頂点を目指すファンタジー作品『ブラッククローバー』では、主人公アスタの幼馴染であるユノの声優を担当しています。クールな見た目のユノにぴったりな落ち着きのある声色で、ユノ推しのファンの心を掴んでいます。

異世界からの侵略者「ネイバー」と、地球を守る組織「ボーダー」との戦いを描いたアクションSF作品である『ワールドトリガー』では、仲間に裏切られボーダーに入隊するネイバー、ヒュースの声優を務めています。ヒュースは冷静沈着で戦闘能力が極めて高いキャラですが、感情を表に出さないクールな声色が「ヒュースにぴったり！」と評価されています。

主人公が地上最強と言われる父を超えるべく、様々なキャラクターとの格闘に挑み続ける「史上最強の親子喧嘩」を描いた格闘アクション作品『バキ』では、主人公である範馬刃牙（はんまばき）の声優を務めています。ストーリー序盤では爽やかな好青年として描かれていることもあり「声が爽やかさを引き立てている」「島﨑さんの演技を通して好きになった！」など、ファンから高く評価されています。

高校野球の名門校を舞台に、主人公の沢村栄純が奮闘する青春野球作品である『ダイヤのA』では、主人公と同学年のチームメイト降谷暁（ふるやさとる）の声優を務めています。降谷暁はクールな性格で協調性ない性格ですが、島崎信長の淡々とした落ち着きのある口調や声色は、降谷暁の魅力を最大限に引き出しています。

呪いと呪術師との戦いを描いた『呪術廻戦』では、主人公と敵対する特級呪霊、真人（まひと）の声優を務めています。真人はアニメ版でかなりイケメンに描かれていることもあり、「真人しゃべってもイケメン…」「島崎信長の声で真人推しになった」などアニメ版から真人が好きになったというファンも多いです。

クールでマイペースなキャラを演じることが多い島崎信長ですが、実生活でも天然を発揮するなど魅力たっぷりな人物です。ここでは、SAOユージオの声優を務める島崎信長の魅力や過去の炎上エピソードなども紹介します。

ここで言う歌い手とはニコニコ動画に一般人として「歌ってみた」のコンテンツを投稿している人を指します。島﨑信長は青二プロダクションのジュニア時代に、1年間ほどプロダクションの覆面企画として「ヘッドホン男子」という名で歌い手の活動をしていました。島﨑信長によると「表現者としての武者修をさせていただいた実りある時間」と話しており、本人にとっても良い思い出となっていることが分かります。

島﨑信長の代表的な趣味に「ゲーム」があります。『ラブライブ！』をやり込む「ラブライバー」としても有名で、Twitterにはスマホのスクリーンショットを多く投稿しています。アークナイツや原神、ツイステなど幅広いゲームをプレイしており、コラボカフェに行った写真を投稿するなど深いゲーム愛を見せています。

島﨑信長は「青二プロの飛び道具」とも言われるほど、時に強烈な天然ボケを発揮することがあります。思ったことを躊躇なく発してしまうところがあり、主にラジオ出演の際にその真っすぐな発言で他の出演者を困惑させてしまいます。しかし、「ちょっとズレた発言が可愛い」「凄まじい天然も島﨑さんの魅力」など、島﨑信長の天然ボケは声優ファンの心を鷲掴みにしています。

島﨑信長は仲良しの声優が多いことでも有名です。特に声優の松岡禎丞とは非常に仲が良く、お互いを「親友」と認めていたり、ラジオの話題にも度々上がったりなど、親交がとても深いことで知られています。声優の杉田智和によると、松岡禎丞も島﨑信長同様、天然なところがあり、そういったところで波長が合うのだろうと発言しています。

島﨑信長は、ゲームデザイナーである三田誠とTwitter上でゲームの話をしたことがきっかけで炎上したことがあります。三田誠はスマホアプリ『Fate/Grand Order』で最高レア☆5の諸葛孔明が出ないことで有名で、配信から3年経っても手に入れられないことがゲーム界隈でネタとなっていました。

その日もピックアップガチャで惨敗した三田誠に対して「孔明を引けない三田誠は一大コンテンツ」といじっており、会話中も終始三田誠を煽った発言をしていたことから、炎上へと発展してしまいます。ネット上では、「友人同士なのだから良いのでは？」という意見がある一方で、「人の不幸をいじっている」「不特定多数が見られる場所で言うべき言葉ではない」といった厳しい意見が多数見受けられました。

ここでは、SAOユージオの声優である島﨑信長に対する世間の評価や人気について紹介します。島﨑信長は主に女性から人気を集める声優であり、声だけでなくそのルックスも評価されています。

バキに限らず、「島﨑信長が声優なら見てみようかな」というツイートが多数見つかりました。透明感と落ち着きのある島﨑信長の声は、多くの女性ファンの心を掴んでいます。

声が好みでキャラクターを好きになるのは、声優ファンに限らずアニメ好きの間でもあるあるとなっています。島﨑信長はその声色からか、クール系のマイペース男子を演じることが多く、系統が似ていることも相まって、島﨑信長が担当するキャラを好きになってしまう女性が続出しています。

島﨑信長は、声だけでなく見た目も爽やか系イケメンとして知られています。笑顔が可愛いことからファンの間では「天使」と呼ばれることもあります。最近では2023年1月に結婚しており、「イケメンなのに結婚してないの不思議だった！」という意見もありました。

SAOユージオの声優である島﨑信長の代表作品や、かっこいい魅力、彼に対する世間の評価などを紹介しました。ユージオ以外にも多数の人気キャラを演じていることや、「青二プロの飛び道具」とも言われるほどの天然キャラであったことなど、島﨑信長の知られざる魅力にも触れてきました。

ユージオが登場するアニメ版SAOのアリシゼーション編は完結していますが、「ユージオの声を聴くと涙が出る」「またユージオに会いたい」など、完結から数年経った今でもユージオを愛して止まないファンがたくさんいます。この機会にアリシゼーション編を観返して、島﨑信長演じるユージオの声に癒されてみませんか。