【BLEACH】猿柿ひよ里まとめ!斬魄刀や技など!死亡説や卍解なども調査
『BLEACH』の破面篇では猿柿ひよ里というキャラクターが登場します。猿柿ひよ里は仮面の軍勢の一員で、劇中ではティア・ハリベルと戦います。しかしその後戦闘中に致命傷を負ってしまいます。この記事では猿柿ひよ里の卍解の能力や技、そして死亡説の考察をまとめています。
目次
猿柿ひよ里とは
猿柿ひよ里とは『BLEACH』の破面篇から登場するキャラクターです。仮面の軍勢という組織に入っており、黒崎一護同様に虚化できます。また『BLEACH』の過去篇にも登場しており、実は藍染惣右介とは因縁がありました。藍染惣右介との戦いでは死亡説も浮上します。ここではそんな猿柿ひよ里のプロフィールや仮面の軍勢について紹介します。
猿柿ひよ里のプロフィール
『BLEACH』の猿柿ひよ里は8月1日生まれで身長133cm、体重26kgの女性です。日番谷冬獅郎と同じ身長なのでとても小柄なことが分かります。初登場時は赤いジャージに白いタンクトップでビーチサンダルを履いていました。外見は金髪をツインテールにしており、そばかすがあるのが特徴的です。普段から関西弁を話します。
仮面の軍勢(ヴァイザード)とは
仮面の軍勢(ヴァイザード)とは虚化できる死神の集団のことです。虚化すると顔に虚の仮面が現れ、虚の戦闘能力を得ることができます。例えば虚閃などの虚特有の技も虚化によって使えます。虚の力が使えるようになるとこのようなメリットもありますが、実はこの時に虚の別人格が生まれてしまいます。
虚の人格はやがて本人の意志とは関係なく出てきて、最終的には元の人格を支配します。しかし仮面の軍勢は自らの意志で虚化ができ、力を操ることができる集団です。仮面の軍勢のメンバーは元々普通の死神でした。仮面の軍勢のリーダーである平子真子は、約100年前まで護廷十三隊の五番隊隊長だったのです。
実は猿柿ひよ里も護廷十三隊十二番隊の副隊長でした。このように実力が高い死神が仮面の軍勢として現世で暮らしているのです。なぜ仮面の軍勢が現世にいるのかというと、藍染惣右介に嵌められたからです。藍染惣右介は新たな力を得るために、死神でありながらも虚の力を使う事ができないか実験をしていました。
猿柿ひよ里は、その実験に巻き込まれてしまったことが原因で虚化してしまったのです。実はその頃、流魂街ではある事件が勃発していました。その事件は九番隊が調査していました。しかし浦原喜助が気になるから調査したいと言い出し、技術開発局から猿柿ひよ里が調査に出向くことになったのです。
こうして運悪く巻き込まれてしまった猿柿ひよ里は、虚化したことで実質尸魂界を追放となりました。黒崎一護は虚の人格が自分を支配しようとしたり、暴走することに悩んでいた時に、仮面の軍勢の平子真子と出会います。
平子真子は無理矢理黒崎一護を仮面の軍勢に誘うつもりはありませんでしたが、猿柿ひよ里は問答無用で黒崎一護を連れて行こうとしました。
猿柿ひよ里のコスプレも人気?
『BLEACH』ファンの間では猿柿ひよ里のコスプレが人気で、平子真子のコスプレイヤーと併せて写真を撮る方が多いようです。猿柿ひよ里のコスプレは比較的に簡単にできます。コスプレ衣装が白のタンクトップと赤いジャージ、ビーチサンダルなど揃えやすいからです。
ただ、髪の毛はツインテールなのでセットに慣れていないと難しいかもしれません。コスプレをする場合、長いウィッグをツインテールにセットする方もいるのですが、後頭部が透けて失敗することもあるので注意が必要です。また、コスプレイベントなどに向かう時の持ち運びも難しくなります。
そこでバンスを使うことをおすすめします。ショートウィッグにバンスをつければ簡単にツインテールができます。猿柿ひよ里の場合は髪の毛がはねているので、逆毛にしてスプレーなどで固めると形状を保ちやすくなります。ちなみに猿柿ひよ里のコスプレは現世でのジャージ衣装の他に死神時代の死覇装の衣装も人気です。
猿柿ひよ里の斬魄刀や能力は?技も紹介!
『BLEACH』の猿柿ひよ里は元死神なので虚化の能力だけでなく斬魄刀も持っています。猿柿ひよ里は黒崎一護と戦った時や修行の時、またティア・ハリベルとの戦いで斬魄刀を使いました。ここでは猿柿ひよ里が使っている斬魄刀の能力や卍解について紹介します。
猿柿ひよ里の斬魄刀は馘大蛇
『BLEACH』の猿柿ひよ里が使う斬魄刀は「馘大蛇(くびきりおろち)」といいます。猿柿ひよ里はこの斬魄刀をいつも背中に背負っています。形状は普通の刀と同じですが、柄の部分が赤いのが特徴的です。
馘大蛇の解号
『BLEACH』の猿柿ひよ里の斬魄刀「馘大蛇」の始解をする時の解号は「ぶっ手切れ 馘大蛇」です。これにより斬魄刀は巨大なのこぎりのような形状になります。その形状は阿散井恋次の斬魄刀にも似ていますが、「蛇尾丸」のように刀が分裂することはありません。
馘大蛇の卍解は?
猿柿ひよ里が卍解ができるのかは不明です。『BLEACH』の過去篇では猿柿ひよ里の死神時代が描かれたのですが、その時点で猿柿ひよ里は副隊長でした。卍解ができるのは主に隊長レベルなので猿柿ひよ里は卍解ができないと考えられています。
『BLEACH』の千年血戦篇で卍解を習得した副隊長もいますが、猿柿ひよ里は破面篇の後は尸魂界に戻らずに現世で暮らしています。千年血戦篇ではほとんど戦闘に関わらなかったので、この時にもおそらく卍解は習得していません。猿柿ひよ里は始解して戦う姿も原作では1コマしか描かれなかったので、始解の能力についても不明です。
ただ同じ「蛇」という名前がついている阿散井恋次の斬魄刀と始解の形状は似ているので、卍解も同じような形状になるかもしれません。阿散井恋次の卍解は狒狒の体と蛇の尾を持つ鵺の姿をしています。一方で猿柿ひよ里の斬魄刀の名前は「馘大蛇」です。
そのため猿柿ひよ里の卍解は、阿散井恋次の卍解の姿から狒狒の要素がなくなった大蛇のような形状になるのではないかといわれています。また「馘大蛇」の「馘」には耳を切る・首を切るという意味があります。このことから、もしも卍解を会得したら、より敵を刈り取るような形状になると考えられています。
猿柿ひよ里の技一覧
猿柿ひよ里は卍解できないものの虚化の能力を使うことができます。ここでは虚化の能力やその他の技について紹介します。
技①虚閃(セロ)
虚化を操ることができるようになると「虚閃(セロ)」という虚特有の技を使うことができるようになります。「虚閃」とは虚の中でもメノスグランデ以上でないと出す事ができない霊圧を使った技です。霊圧を凝縮させて放つことで相手を消失させることができます。
霊圧が強いと一度に複数の「虚閃」を出すこともできます。「虚閃」は使用者によって放ち方や色が違います。猿柿ひよ里の場合は口から放ち、赤い閃光が出ます。
技②ガトリング地団駄
猿柿ひよ里の「ガトリング地団駄」とは敵を何度も踏みつける技です。黒崎一護と虚化の修行中に使った技で、実戦では使用しませんでした。
技③西瓜割り(すいかわり)
猿柿ひよ里の「西瓜割り(すいかわり)」は大きく振りかぶり、敵を縦に両断する技です。虚化後に使用されました。
猿柿ひよ里の強さの変化は?
猿柿ひよ里の強さは主に虚化によるものです。卍解は習得していませんが、虚化であれば斬魄刀を始解しなくても大量のメノスグランデを一気に倒すほどの強さがあります。ここで猿柿ひよ里の強さの要である虚化について解説します。
虚の仮面
『BLEACH』の過去篇では猿柿ひよ里が藍染惣右介の実験によって、死神でありながらも虚になってしまったことが判明しました。虚化した時、最初に現れたのが虚の仮面でした。虚の仮面は口や目から液体状になって吹き出し、仮面の形に形成されていきます。
六車拳西が倒した虚が先遣隊の死神だったとすると、時間が経つほど虚化が進みやがて完全な虚になってしまうようです。猿柿ひよ里はたまたま浦原喜助に命じられて現場に居ただけですが、虚化の実験に巻き込まれてしまい、藍染惣右介が現れた時にはすでに顔全面を覆う仮面ができていました。
この時点ではもっと虚寄りの姿でしたが、浦原喜助の治療によって現在のような姿になりました。もし浦原喜助の治療がなかったら、猿柿ひよ里も他の実験体と同じくそのまま虚になっていた可能性があります。
虚化
『BLEACH』ではどのようにして猿柿ひよ里達が虚化を操る事ができるようになったのかは描かれていませんが、黒崎一護の修行中の会話で仮面の軍勢は久南白以外は虚化保持訓練を受けていることが明らかになります。虚化保持訓練とは、虚化の時間を長く保つための訓練です。
ちなみに久南白は訓練を受けずに15時間保つ事ができたため訓練はしていません。猿柿ひよ里は虚化を69分2秒保つことができます。こうして卍解はできないものの虚化を保持することで様々な技を使うことができるようになりました。
スーパーひよ里ウォーカー
『BLEACH』では猿柿ひよ里によって黒崎一護の虚化の訓練が始まるのですが、戦う訓練ではなく最初は「スーパーひよ里ウォーカー」という手作りのランニングマシーンで走らされていました。この「スーパーひよ里ウォーカー」に対し、黒崎一護は意味のないことだと文句を言います。
しかしこの「スーパーひよ里ウォーカー」は虚化の訓練に重要なもので、わがままを言う黒崎一護に平子真子は激怒します。この「スーパーひよ里ウォーカー」は猿柿ひよ里が命名したもので、平子真子は黒崎一護に怒りながらも「ポンコツひよ里ウォーカー」と言っていました。
猿柿ひよ里と言えば?
『BLEACH』の猿柿ひよ里はどのような性格をしているのか、またどんな活躍シーンがあるのかをここでは紹介します。
強めなキャラ
猿柿ひよ里はとても強気な性格をしています。口癖が「ハゲ」なので言葉遣いも悪く、気にくわないことがあると関西弁でまくし立てるように文句を言うことがあります。ただ反論はするものの合理的だと思えばすぐに従うこともあります。
『BLEACH』の過去篇では、慕っていた隊長の曳舟桐生が零番隊に昇格し、代わりに浦原喜助が隊長に就任したことに納得できず暴言を吐いていました。浦原喜助のことを最初は舐めていましたが、「蛆虫の巣」に同行した時に猿柿ひよ里に襲いかかってきた大男を素手で制圧したのを見て少しは見直したようです。
ちなみに猿柿ひよ里は「ハゲ」と暴言をよく吐きますが、ハゲていない相手にも言っている口癖のようなもので普段はそこまで見た目で人を判断するような人物ではありません。そのため涅マユリや阿近とは性格は合わないものの、「蛆虫の巣」から出たからといって差別することはありませんでした。
ただ短気なので力だけを求めて仮面の軍勢を訪れた黒崎一護にキレて虚化し、斬魄刀を抜いたこともあります。このように気は強いですが、命の危機が迫ると人並みに怯えます。
ティア・ハリベルとの戦い
『BLEACH』の空座決戦篇で猿柿ひよ里はティア・ハリベルと戦うことになります。ティア・ハリベルとの戦いは『BLEACH』の48巻で描かれています。ちょうど藍染惣右介が十刃を率いて空座町を襲ってきた時です。護廷十三隊の隊長・副隊長が相手になりましたが、十刃の力が強く苦戦していました。
副隊長がほぼ戦闘不能になったところで現れたのが仮面の軍勢でした。仮面の軍勢は目の前に大量に現れたメノスグランデを虚化して一瞬で倒してしまいました。約100年前に死神だった京楽春水や砕蜂などは仮面の軍勢について知っており、久々の再会でしたが気まずそうにしていました。
一方で最年少で隊長になった日番谷冬獅郎は、死神になってまだ40年ほどしか経っていないといわれています。また黒崎一心失踪の過去回想から計算すると、隊長になって20年も経っていません。そのため仮面の軍勢が一体何者なのか、敵か味方かさえ分かりませんでした。
もちろん虚化ができる理由も知りません。仮面の軍勢が尸魂界を追われたのはかなり大きな事件でしたが、隊長の日番谷冬獅郎が知らないということは四十六室によって事件がもみ消された可能性もあります。猿柿ひよ里は矢胴丸リサとともに状況が分かっていない日番谷冬獅郎を加勢し、ティア・ハリベルと戦いました。
ティア・ハリベルとは
『BLEACH』で猿柿ひよ里と戦ったティア・ハリベルとは、十刃の中でもNo.3の実力を持つ女性の破面です。従属官も女性でミラ・ローズ、アパッチ、スンスンの3人がいます。外見は金髪で褐色肌の美しいスタイルで、男らしい性格をしています。他の破面とは違い、藍染惣右介に対して従順な姿勢を見せています。
元々虚圏の王であるバラガン・ルイゼンバーンに下る気はなく、破面になる前に藍染惣右介に助けられたことで彼に協力するようになります。その後ティア・ハリベルは従属官と共に破面になりました。
ティア・ハリベル戦の結末
『BLEACH』の空座決戦篇のティア・ハリベル戦では、日番谷冬獅郎と矢胴丸リサ、そして猿柿ひよ里の3人がティア・ハリベルと戦っていました。矢胴丸リサと猿柿ひよ里は元副隊長の実力を持ち、更には虚化の能力も使うことができます。
そんな3人を相手にティア・ハリベルは一人で戦い抜いていましたが、なかなか決着がつきませんでした。その様子を見ていた藍染惣右介が、突然戦闘に乱入してきます。そして敵も味方も驚くような行動に出ます。こうしてティア・ハリベルとの戦闘は決着がつかないまま、強制的に戦闘は終了してしまいます。
このシーンは、藍染惣右介が破面のことをただの捨て駒にしか思っていなかったことが分かるシーンです。改めて藍染惣右介の非情な性格を感じさせました。一体藍染惣右介がティア・ハリベルに何をしたのか、原作でチェックしてみてください。
ティア・ハリベル戦が漫画とアニメで違う?
『BLEACH』のティア・ハリベル戦は漫画とアニメで若干違う部分があります。猿柿ひよ里は元々ティア・ハリベルと戦っていた日番谷冬獅郎に加勢する形で戦いに参加しました。ここではティア・ハリベル戦の漫画とアニメの違いを紹介します。
漫画篇
『BLEACH』の漫画でのティア・ハリベル戦は日番谷冬獅郎と猿柿ひよ里の言い合いから始まります。日番谷冬獅郎はサボりがちな松本乱菊に対してもそこまで声を荒げて怒鳴ることはありません。しかし猿柿ひよ里から「チビ」と言われたことが癪に障り、胸ぐらを掴んで「オマエの方がチビだろうが!!!」と怒鳴ります。
ちなみに二人の身長は同じです。そんな二人の言い合いを見ていた矢胴丸リサは呆れて先にティア・ハリベルに攻撃を仕掛けました。原作はこうした人間関係はしっかり描かれていますが、アニメよりも戦闘シーンは少なく、結末はあっさりとしています。
アニメ篇
『BLEACH』のアニメのティア・ハリベル戦も猿柿ひよ里と日番谷冬獅郎の言い合いから始まります。ただ言い合う部分のセリフが追加されており、日番谷冬獅郎が猿柿ひよ里の手首を掴んだ時には「スケベ」と言われて照れるシーンがあります。また戦闘シーンが増えており、日番谷冬獅郎と猿柿ひよ里は戦闘しながら喧嘩をしていました。
矢胴丸リサからは「夫婦漫才」と言われてしまいます。漫画では藍染惣右介の乱入であっさりと戦闘が終わりますが、アニメでは突然の共闘で全く息の合わない戦闘シーンや、虚化の特性を教えるシーン、始解を使って戦うシーンが追加されています。展開的には原作に比べてとても遅く280話から始まって284話でやっと決着がつきます。
またティア・ハリベルの格好自体がアニメと漫画では違います。漫画では裸に丈の短いジャケットを着ているだけでしたが、アニメでは胸に鎧のようなものをつけています。帰刃したシーンも漫画では露出が激しいのですが、アニメでは若干規制が入り、衣装が修正されていました。
ファンの反応は?
『BLEACH』のファンの間ではアニメと原作の違いに対しての不満などはありませんでした。アニメでは猿柿ひよ里に「スケベ」といわれて日番谷冬獅郎が照れるシーンがあり、普段あまり表情を変えない日番谷冬獅郎の珍しい一面が見れて良かったという声もありました。ティア・ハリベルの衣装のデザインも漫画・アニメそれぞれで人気でした。
猿柿ひよ里死亡説
『BLEACH』の猿柿ひよ里には死亡説が浮上しました。猿柿ひよ里に死亡説が浮上したのはティア・ハリベルとの戦闘が原因ではありません。ここでは、なぜ猿柿ひよ里に死亡説が浮上したのかを紹介します。
猿柿ひよ里死亡説とは
猿柿ひよ里死亡説が浮上したのは、ティア・ハリベルが藍染惣右介に裏切られた後です。藍染惣右介が戦いに乱入してきたことで、猿柿ひよ里は必然的に藍染惣右介を相手にすることになります。側で市丸ギンと戦っていた平子真子も猿柿ひよ里の元に駆けつけました。
平子真子は藍染惣右介の斬魄刀の能力や強さを良く知っていたので、他の仲間に迂闊に近づかないように忠告します。すると藍染惣右介は平子真子に対して挑発してきました。その言葉に平子真子ではなく、猿柿ひよ里がイラつきます。この時点で、挑発に乗って死亡するのではないかと思わせるようなフラグが立っていたのです。
平子真子は挑発に乗るなと釘を刺しましたが、藍染惣右介が100年前の事件の話を持ち出したことで猿柿ひよ里は我慢ならずに一人飛び出してしまいました。この行動が猿柿ひよ里の死亡説に繋がります。
市丸ギンとの戦い
『BLEACH』の空座決戦篇では猿柿ひよ里の死亡説が浮上しましたが、その原因は市丸ギンでした。ティア・ハリベルとの戦闘後藍染惣右介と対峙していた猿柿ひよ里は怒りを抑えきれず、藍染惣右介に一人で立ち向かいます。平子真子はそれを止めようとしましたが、その瞬間猿柿ひよ里の体は両断されてしまいます。
猿柿ひよ里の体を両断したのは市丸ギンでした。市丸ギンは「神鎗(しんそう)」という斬魄刀を使っていました。「神鎗」は始解すると脇差100本分伸びるので遠くからでも猿柿ひよ里を斬ることができたのです。体を両断された猿柿ひよ里はまだ息がありました。
平子真子はハッチに治療してもらおうとしましたが、ハッチはバラガン・ルイゼンバーンとの戦いで片腕を失くしており、全力で治療することはできません。これほどの傷を治せるのはあとは井上織姫くらいしかいないと平子真子は思いますが、井上織姫は虚圏に連れ去られており空座町にはいませんでした。
市丸ギンとは
『BLEACH』に登場する市丸ギンとは、元護廷十三隊三番隊隊長で藍染惣右介と共に謀反を起こした人物です。松本乱菊とは流魂街時代からの幼馴染です。死神としての才能があり、100年前は天才が現れたと言われていました。藍染惣右介に協力した理由は、流魂街に住んでいた頃に松本乱菊を襲った時の復讐をするためです。
復讐のために藍染惣右介の仲間として徹底して敵を演じていました。そのため、空座決戦篇でも藍染惣右介への忠誠を示すために猿柿ひよ里を斬ったといわれています。
卯ノ花のおかげで死なず
『BLEACH』の44巻では涅マユリや朽木白哉の助けによって黒崎一護と卯ノ花烈が空座町に向かう様子が描かれています。一方で平子真子は瀕死の状態である猿柿ひよ里を安全な場所に寝かせ、ハッチに任せました。そして『BLEACH』の45巻ではようやく卯ノ花烈と黒崎一護が空座町に到着します。そして卯ノ花烈はすぐに猿柿ひよ里の治療にあたりました。
その後猿柿ひよ里の無事が判明したのは『BLEACH』の48巻です。卯ノ花烈は猿柿ひよ里を含め全員の治療にあたりました。この段階ではまだ完全に治りきってはいませんでしたが、その後全快した姿を見せています。『BLEACH』の読者からは死亡するのではないかと思われていましたが、無事生存することができました。
卯ノ花烈とは
『BLEACH』の卯ノ花烈とは護廷十三隊四番隊隊長で、回復系の鬼道のスペシャリストです。斬魄刀も回復系ですが、猿柿ひよ里の治療には鬼道が使われたようです。本名は卯ノ花八千流といい、元護廷十三隊十一番隊隊長で初代「剣八」でした。ただ幼い頃の更木剣八と戦ったことをきっかけに十一番隊隊長を退き、四番隊隊長となりました。
猿柿ひよ里の声優は?
『BLEACH』は2004年にアニメ化され、2012年まで放送されていました。劇場版も4作品放映されました。最終章の千年血戦篇だけ放送されていなかったのですが、2020年には製作が発表されています。猿柿ひよ里は千年血戦篇でも描かれているので、新作アニメにも登場するといわれています。
猿柿ひよ里の声優は高木礼子
『BLEACH』のアニメで猿柿ひよ里役を担当している声優は高木礼子です。高木礼子は猿柿ひよ里が登場する破面篇が放送された2007年から2008年まで出演しました。高木礼子は猿柿ひよ里の他にもオリジナルストーリーで登場した豊川翔太役や霞大路瑠璃千代役を演じています。
高木礼子のプロフィール
高木礼子とは1973年11月26日生まれの女性声優です。シグマ・セブンに所属しています。猿柿ひよ里役の時は関西弁を話していましたが、大阪府出身なので普段の生活でも関西弁を使っています。高い声質から少年感のあるハンサムな声まで出せるので一作品で複数の役を担当することもあります。
高木礼子の主な出演作品
高木礼子の主な出演作品には、『ヒカルの碁』の和谷義高役、『しゅごキャラ!』の辺里唯世役、『撲殺天使ドクロちゃん』の草壁桜役、『ラブひな』のカオラ・スゥ役、『D.C.〜ダ・カーポ〜』の朝倉純一の幼少期役、『金色のコルダ〜primo passo〜』の日野香穂子役、『宙のまにまに』の江戸川正志役などがあります。
猿柿ひよ里の世間での評判や人気
猿柿ひよ里は過去に上司がいきなり変わったり、虚化して尸魂界を追われたりと波乱万丈な人生を送っていました。そのせいで死神に恨みを持っていましたが、最終的には空座町を守るために戦いました。どんな人生を歩んでも信念を曲げないところや自分を見失わないところが人気です。
猿柿ひよ里は『BLEACH』の空座決戦編で市丸ギンの斬魄刀によって体を両断されてしまいました。このシーンにショックを受けた読者が多く、猿柿ひよ里が死亡するのではないかと心配している方もいました。
猿柿ひよ里は一度死亡フラグが立ったこともありましたが、『BLEACH』の劇中では最後まで生存して最終回にも登場しました。最終回は見えざる帝国のとの戦いから10年後が描かれていましたが、猿柿ひよ里は相変わらず身長が小さいままでした。元々死神なので成長スピードが遅いようです。
もしも猿柿ひよ里が〇〇だったら
ここでは『BLEACH』の猿柿ひよ里がもしも〇〇だったらと仮定して、お姉ちゃん、会社の上司、学校の先生のシチュエーションごとに考察していきます。
猿柿ひよ里お姉ちゃん篇
『BLEACH』の猿柿ひよ里がもしもお姉ちゃんだったら、面倒見が良くかわいがってくれると考えられます。少し乱暴なところはあるものの、何か困った時には見捨てずに助けてくれるはずです。
猿柿ひよ里会社の上司篇
『BLEACH』の猿柿ひよ里がもしも会社の上司だったら、強気な性格なので失敗した場合は容赦なく叱られます。ただいじめているわけではなく、その人のためを思ってあえて厳しくしています。また失敗してもできるようになるまでとことん付き合ってくれるので一番信頼できる上司になるかもしれません。
猿柿ひよ里学校の先生篇
『BLEACH』の猿柿ひよ里がもしも学校の先生だったら、子どもたちにとっては厳しい先生になるかもしれません。ただ曲がったことなどが嫌いなのでクラスの問題には真剣に向き合ってくれるはずです。
猿柿ひよ里は印象的なキャラで人気!
猿柿ひよ里は『BLEACH』の主人公・黒崎一護に虚化を教えた人物で、卍解は使えないものの虚化による技を使って戦います。しかし藍染惣右介や市丸ギンとの戦いでは体を両断されてしまいます。
この時に死亡説が浮上しましたがなんとか回復し、最終話まで生き延びることができました。『BLEACH』では破面篇から登場しているのでぜひ読んでみてください。
この記事のライター
rg4yd
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