【るろうに剣心】師匠・比古清十郎について紹介!実写キャストはだれ?
『るろうに剣心』の主人公・緋村剣心の師匠である比古清十郎は、ファンの間で絶大な人気を誇るキャラクターです。ここでは、緋村剣心に剣を教えた師匠・比古清十郎の人物像や、実写版『るろうに剣心』で比古清十郎を演じたキャストについて紹介します。
目次
【るろうに剣心】師匠・比古清十郎とは?
『るろうに剣心』に登場する、緋村剣心の師匠・比古清十郎について詳しく触れる前に、まずは比古清十郎のプロフィールや漫画『るろうに剣心』について紹介します。
比古清十郎のプロフィール
- 誕生日:不明
- 年齢:43歳
- 身長:189cm
- 体重:87kg
- 血液型:O型
- 出身地:京都
比古清十郎は”飛天御剣流”(ひてんみつるぎりゅう)の十三代継承者で、緋村剣心の師匠です。黒い長髪に鋭い目が特徴で、鍛え上げられた肉体から只者ではないことが窺えます。この”比古清十郎”と言う名は”飛天御剣流”の継承者が代々襲名していく名前です。
るろうに剣心の概要
『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』は漫画家・和月伸宏による少年漫画です。週刊少年ジャンプ(集英社)で1994年から1999年まで連載されていました。明治時代を舞台にした本作品は、史実や実在した人物などを絡めた物語になっていることから、連載当初から人気を集めました。アニメ化や実写映画化など、多くのメディア展開もされ、2017年からはジャンプスクエアで続編『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-』が連載されています。
るろうに剣心のあらすじ
『るろうに剣心』の主人公・緋村剣心は、幕末の動乱期に人々から恐れられた伝説の剣客”人斬り抜刀斎”です。しかし明治維新後、”不殺(ころさず)”の誓いを胸に逆刃刀を携え、流浪人(るろうに)として旅をしていました。ある日、人違いで犯人扱いをしてきた神谷道場の師範代・神谷薫と出会い、剣心の運命は大きく変化していくのです。
【るろうに剣心】師匠・比古清十郎と剣心との関係や人物像
『るろうに剣心』に登場する比古清十郎は登場回数は少ないものの、強烈な印象から人気キャラとして有名です。ここからは、そんな比古清十郎と緋村剣心との関係や人物像に迫ります。
比古清十郎と剣心の関係
比古清十郎は緋村剣心にとって剣の師匠であり、命の恩人です。剣心(心太)は幼い頃、両親が病死したことで身寄りが無くなり、人買いの一団に引き渡されました。その道中、野盗に襲われていた所をたまたま通り掛かった比古清十郎が助け、野盗全員を殲滅します。その後、剣心は人買い達や自身と同じ身売りされた三姉妹、そして野盗達の墓を一人で作って弔っていました。その姿を見た比古清十郎は、剣心の心根の優しさと芯の強さを見抜き、飛天御剣流の継承者として育てる決意をします。
”剣心”と言う名前は、心太では飛天御剣流を継ぐ者として優しすぎることから、比古清十郎が与えた名前です。飛天御剣流は奥義を伝授する際、弟子が奥義を以って師匠を斬ることで完遂となります。つまり、比古清十郎は命懸けで剣心を教え育てる覚悟をしていたのです。比古清十郎と剣心は師匠と弟子と言う立場ですが、親子のような関係でもあります。比古清十郎は剣心に対し「バカ弟子」と厳しくしつつも、心では身を案じていたようです。
比古清十郎は陶芸家として活動?
比古清十郎は普段は陶芸家”新津覚之進(にいづかくのしん)”として活動し、その道では名の知られている新人陶芸家です。”比古清十郎”と言う名は飛天御剣流継承者の隠し名となっています。その為、比古清十郎の本名は陶芸家として名乗っている”新津覚之進”だと推測されています。
比古清十郎はナルシスト?
比古清十郎はナルシストなところがあり、自身の剣の強さを堂々と自慢していました。しかし、アニメ版『るろうに剣心』では、幼い剣心を野盗から助けた際に、自身について「剣を少々やる」と控えめに話し、原作とは違う描かれ方をしています。このことから、比古清十郎の性格をナルシストではなく、謙虚さがある人物として印象付けたかったのではないかと推測されます。
【るろうに剣心】師匠・比古清十郎の強さや能力
普段は陶芸家”新津覚之進”として活動している比古清十郎ですが、飛天御剣流十三代目としての強さとはどれ程のものなのでしょうか?ここからは、剣心の師匠・比古清十郎の強さや能力について解説します。
比古清十郎の愛刀
飛天御剣流十三代目・比古清十郎の愛刀は”桔梗仙冬月”です。白木拵えの長刀で鍔が付いていません。戦国時代以前から代々受け継がれている宝刀だと言われています。白木拵えの刀を剣心が使った際、握力に耐えられず白木が砕けてしまいました。扱いが難しいとされる白木拵えの刀を、比古清十郎は絶妙な力加減で扱うことができるのです。
比古清十郎と不二との戦い
『るろうに剣心』の作中で、比古清十郎が十本刀の一人・不二と戦うシーンが描かれています。志々雄真実によって結成された精鋭部隊・十本刀に属する”破軍(乙)の不二”は身長8mを超える巨人で、巨大な刀で剣心の仲間である明神弥彦を攻撃しようとしました。そこへ突如として現れた比古清十郎が容易く、不二の振り下ろす刀を受け止めたのです。不二の攻撃を受け止めた比古清十郎は、彼の中にある”武人”としての心を見抜きます。
今まで自分の巨大な体格から「化物」として扱われていた不二は、初めて武人として認められたことに感激して涙を流しました。そんな比古清十郎に敬意を表し正々堂々と勝負を挑みます。不二は刀を両手で持ち、凄まじい勢いで振り下ろしますがかわされてしまい、比古清十郎から九頭龍閃で反撃され敗北しました。体格差があろうと比古清十郎の強さが圧倒的に上回っていたのです。
比古清十郎は志々雄真実より強い?
比古清十郎は志々雄真実よりも強いのかについては、様々な意見が上がっています。作者の和月伸宏によると、比古清十郎は作中に登場する全キャラクターの中で最強の剣の腕を持つと語っていました。志々雄真実については、全編最強のキャラクターと語っていましたが、これは剣心と雪代縁との三者で比較した場合であり、師匠・比古清十郎は含まれていません。それに加え、志々雄真実が主人公のスピンオフには”最強の敵”と記されていたので、師匠・比古清十郎の強さが志々雄真実より上だと推測されます。
【るろうに剣心】師匠・比古清十郎の名言
『るろうに剣心』に登場する全キャラクターの中で最強と謳われている、師匠の比古清十郎は剣の強さだけではなく心に響く名言も残しています。ここでは、その中でも印象に残った師匠・比古清十郎の名言を3選紹介しましょう。
比古清十郎の名言①「飛天御剣流は…」
飛天御剣流は時代の苦難から人々を守るのが本来の理
だが、それはあくまでも どの権力 どの派閥にも属さない自由の剣としてだ出典: bibi-star.jp
人を救う為に飛天御剣流を使いたいと言った剣心に対して放った台詞です。志々雄真実と戦うという、目の前のことしか見えていない剣心に、飛天御剣流の本来の在り方について熱く語っています。飛天御剣流の使い方を誤ってしまうと、その強さによって大きな波乱を巻き起こすことに気付いてほしい師匠としての名言です。
比古清十郎の名言②「俺自身が…」
俺自身が出張れば一番てっとり早えんだが 今更そんな面倒臭え事は御免だ
出典: bibi-star.jp
飛天御剣流奥義”天翔龍閃”を会得した剣心が、京都へ出立する日に師匠の比古清十郎が掛けた台詞です。自身が志々雄真実と直接対決すれば勝てると言う余裕が窺えます。この台詞から比古清十郎のナルシストな性格が垣間見える名言となっています。
比古清十郎の名言③「お前一人が…」
お前一人が全てを背負って犠牲になるくらいで守れる程 明治という時代は軽くねえはずだ
出典: bibi-star.jp
”人斬り抜刀斎”として多くの命を殺めた剣心は、贖罪や負い目を感じて自身の命を軽視するところがあります。そんな弟子の気持ちに気付いていた師匠の比古清十郎は厳しい言葉で励まします。本当は心根が優しい剣心を心配して告げた比古清十郎の親心を感じる名言です。
【るろうに剣心】師匠・比古清十郎の実写キャスト
『るろうに剣心』は俳優・佐藤健が主人公の緋村剣心役で実写映画化して大きな話題となりました。2014年に公開された『るろうに剣心 伝説の最期編』で比古清十郎も登場しています。ここからは、実写映画版『るろうに剣心』の師匠・比古清十郎役を演じたキャストについて紹介しましょう。
比古清十郎の実写キャストは「福山雅治」
『るろうに剣心 伝説の最期編』で師匠・比古清十郎の実写キャストとなったのは、俳優の福山雅治です。映画予告で放映された、弟子である剣心役の佐藤健との白熱したアクションシーンがファンの間で反響を呼び、比古清十郎役を務める福山雅治に大きな期待が集まりました。監督の大友啓史は大河ドラマ『龍馬伝』の監督も務めており、坂本龍馬を演じた福山雅治と岡田以蔵を演じた佐藤健が再び共演することでも注目を浴びました。
福山雅治のプロフィール
福山雅治は1969年2月6日生まれで長崎県出身の俳優・歌手です。高校卒業後に母親を安心させる為に就職しますが5か月後に退職し、上京してアルバイト生活をしていました。そして「アミューズ・10ムービーズオーディション」に合格し、芸能事務所アミューズに所属します。1998年に映画『ほんの5g』で俳優デビューした後、1990年には『追憶の雨の中で』で歌手デビューし、端正な顔立ちと魅力的な甘い声で人気を集めました。
福山雅治の主な出演作品
福山雅治の主な出演作品は、『ひとつ屋根の下』柏木雅也役、『いつかまた逢える』紺野伸一役、『めぐり逢い』中田修二役、『美女か野獣』永瀬洋海役、『ガリレオ』湯川学役、『龍馬伝』坂本龍馬役、『マチネの終わりに』蒔野聡史役など、多くのドラマや映画に出演している人気俳優です。
【るろうに剣心】師匠・比古清十郎に対する世間での評判や人気
SNS上での師匠・比古清十郎についての評判や人気を調べたところ、大人になってから改めて『るろうに剣心』を読み、師匠の偉大さを痛感したと言う声がありました。親身になって育てた剣心が音信不通となり、ある日突然現れて飛天御剣流の奥義を教えて欲しいと頼む身勝手な弟子に、厳しい言葉を投げつつも教える寛大さに感服したと感想を述べています。
飛天御剣流奥義の会得シーンに感動したと言う声もありました。原作だけではなく、アニメで描かれた師匠と弟子の姿に心打たれ、何度見ても泣いてしまうシーンだと言っています。
師匠・比古清十郎の台詞の一つ一つがありがたい言葉だと言った声もあります。最強の剣士だからこそ、比古清十郎が剣術について語る言葉は重く、とても大切なものだと感じている人もいるようです。
【るろうに剣心】師匠・比古清十郎はかっこいい
『るろうに剣心』に登場する師匠・比古清十郎はかっこいいキャラクターです。剣心は師匠について「ぶっきらぼうで陰険」と言っていますが、比古清十郎は誰よりも剣心のことを心配していました。そんな師匠・比古清十郎は飛天御剣流十三代目であり、最強の剣の腕を持つ男と謳われています。2023年には新たなアニメ版『るろうに剣心』が放映予定です。今後、師匠・比古清十郎の活躍が見ることができるのか注目です。
この記事のライター
rymamimo
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