【るろうに剣心】瀬田宗次郎の縮地を徹底考察!速さや強さはどれくらい?
『るろうに剣心』の瀬田宗次郎は志々雄一派の1人で、剣心と死闘を繰り広げたキャラです。瀬田宗次郎は縮地という技を使いますが、これは一体どのような技なのでしょうか?本記事では、瀬田宗次郎が使う縮地の強さや速さについて、詳しく解説します。
目次
瀬田宗次郎とは?
瀬田宗次郎のプロフィール
『るろうに剣心』の瀬田宗次郎は、志々雄一派の十本刀の1人です。文久元年(1861年)9月生まれで、初登場時は16歳でした。志々雄真実の最側近として活躍しており、剣術に関しては天賦の才能を持っています。幼い頃に家族から虐待されていた経験から、自己防衛の手段として「楽」以外の感情が欠如してしまいます。
そのため、常に笑顔を浮かべていますが、何のためらいもなく人を殺すような残酷さがあります。身長は163cmで、まるで女の子のような可愛らしい容貌です。相模国の米問屋の子として生まれ、そこで逃亡中だった志々雄と出会います。宗次郎は志々雄からもらった小太刀で家族を皆殺しにし、そこから彼の部下となりました。
るろうに剣心の概要
るろうに剣心は週刊少年ジャンプに連載されていた漫画で、「るろ剣」の愛称で親しまれています。すでに完結していますが、2017年から続編である『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-』の連載が始まりました。作者は和月伸宏さんで、本編の他にもさまざまなスピンオフ作品を発表しています。るろうに剣心はテレビアニメにもなり、1996年から1998年まで放送されました。テレビアニメの他、OVAや劇場版アニメ、実写映画にもなっています。
るろうに剣心のあらすじ
主人公の緋村剣心は、新しい世を作るために多くの命を奪ってきました。「人斬り抜刀斎」とまで呼ばれた剣心でしたが、ある事件をきっかけにこれ以上人を殺めないことを心に誓います。人を斬れない逆刃刀を携えて全国を流浪していた剣心は、東京で神谷薫と出会います。この出会いは剣心の人生の転機となり、ここから剣心の新たな物語が始まりました。
瀬田宗次郎の縮地と瞬天殺の強さ
縮地は実在する技術?
縮地とは、るろうに剣心の作中で瀬田宗次郎が使っている技です。超高速で移動する技術で、この速さには緋村剣心も苦しめられていました。この縮地という技術ですが、現実でも古武術の技法のひとつとして存在しています。実在する縮地法は、体重移動を前進するエネルギーに代えて体を動かす技術です。体を傾けて倒れ込むときの重力を利用し、一気に相手までの間合いを詰めます。
宗次郎が使っている縮地は、足場を強く蹴ることで爆発的な加速を可能としています。そのため、実際の縮地法とはまったくの別の技術だと考えて良いでしょう。ただ、どちらの縮地も、移動手段として使っているという点は同じです。
縮地の速さはどれくらい?強さは?
るろうに剣心で瀬田宗次郎が使う縮地は、どの程度の速さがあるのでしょうか?原作では志々雄真実が「目にも写らない速さ」と称しており、まさに瞬速といえる速さです。一歩移動するときの速さは、時速187kmともいわれています。また、宗次郎は感情が欠落しているため、緋村剣心の「先読み」が通じないという利点もありました。
スピード勝負では互角の速さを誇る剣心ですが、先読みができないことで宗次郎の縮地に一度敗北しています。縮地はただ移動速度が増すだけの技術ですが、宗次郎の剣の才能と感情欠落が揃うことで、剣心にも負けない強さを発揮します。
瞬天殺の強さ
るろうに剣心に出てくる瞬天殺という技は、瀬田宗次郎が唯一自分で名前をつけた技です。宗次郎は緋村剣心の奥義である「天翔龍閃」に対抗するため、瞬天殺を使いました。瞬天殺は縮地とかけ合わせた抜刀術で、決まれば一撃で相手を葬ることができます。宗次郎の瞬天殺は天翔龍閃と互角の強さを見せましたが、剣心の破壊力が上回り敗北します。もしも宗次郎に剣心を凌ぐパワーがあれば、勝負が逆転していた可能性もあります。
瀬田宗次郎の縮地を破れる3人は誰?
縮地は破れる3人①緋村剣心
瀬田宗次郎が縮地を使ったのは、緋村剣心との戦いでのことです。最初はその縮地に敗れた剣心でしたが、最後には戦闘に勝利しました。2人の戦いの結果から見ても、剣心は宗次郎の縮地を確実に破れるといえます。宗次郎自身も、北海道編で自分の縮地を破った人がいると言っていました。
縮地を破れる3人②志々雄真実
縮地を破れる3人のうちの1人について、瀬田宗次郎は「僕の縮地を破れる人」という言い方をしています。この人物は宗次郎にとって、戦うまでもなく自分より強いことがわかっている相手だと考えられます。その条件に当てはまる人物といえば、宗次郎を剣客として鍛え上げた志々雄真実以外にいないでしょう。スピンオフ作品の『炎を統べる』では、志々雄が縮地を見極めているシーンも出てきました。
縮地を破れる3人③斎藤一
縮地を破れる最後の1人は、斎藤一ではないかと推察できます。瀬田宗次郎は最後の1人について、「差し違えても破りそうな人」という言い方をしていました。この「差し違えても」というところから、性格的に斎藤一が当てはまりそうです。宗次郎は斎藤にも会ったことがあるため、雰囲気から斎藤の強さを推し量ることもできたでしょう。
瀬田宗次郎のモデルや過去
瀬田宗次郎のモデルは沖田総司
るろうに剣心の瀬田宗次郎のモデルは、新選組一番隊組長の沖田総司です。るろうに剣心の回想シーンでは本物の沖田総司も登場しており、宗次郎とよく似た顔で描かれています。小柄な体格や笑顔を浮かべているところだけでなく、速さを活かした攻撃が得意なところも似ています。
瀬田宗次郎の過去
るろうに剣心の瀬田宗次郎には、暗い過去があります。宗次郎は裕福な米問屋に生まれましたが、母親は妾でした。幼い頃に父親も亡くなり、宗次郎は米問屋の養子として育てられました。しかし、他の家族からは奴隷のような扱いを受け、暴行や罵声などの虐待を受けるという凄惨な日々を送っていました。泣くとよけいに虐待がひどくなるため、宗次郎は何をされてもヘラヘラと笑うようになりました。
そうして常に笑うようにしていたところ、喜怒哀楽の「楽」以外の感情が抜け落ちてしまったのです。そんな辛い日々を過ごしていた宗次郎は、ある日政府から逃亡中の志々雄真実に出会います。警察隊の殺害現場を目撃された志々雄は、宗次郎を殺そうとします。しかし、そんな状況にあっても笑っている宗次郎に興味を持ち、殺すことをやめました。そして、自分を匿うことを条件に、宗次郎を生かすことを約束したのでした。
宗次郎は志々雄の食事や包帯を提供していましたが、そのせいで志々雄を匿っていることがバレてしまいます。義理の兄弟に殺されると感じた宗次郎は、志々雄からもらった小太刀で彼の首を斬ってしまいます。そのまま家族全員を斬り殺し、志々雄とともに村を去っていったのでした。
瀬田宗次郎のその後
るろうに剣心の瀬田宗次郎は、緋村剣心に負けた後行方がわからなくなっていました。しかし、北海道編に再登場し、元新選組二番隊組長の永倉新八と戦闘になります。そこに居合わせた悠久山安慈に戦闘を止められ、彼らと行動をともにします。その道中で5年ぶりに剣心と再会し、力を貸すことになりました。
瀬田宗次郎の実写キャスト
瀬田宗次郎の実写キャストは「神木隆之介」
るろうに剣心はアニメだけでなく、実写映画にもなりました。実写映画で瀬田宗次郎役を担当したのは、子役時代から活躍していた神木隆之介さんです。神木隆之介さんは童顔気味であるため、可愛らしい顔の宗次郎役にぴったりでした。神木隆之介さんはもともと宗次郎のファンで、実写映画のオファーがくる前から縮地の練習をしていたそうです。
神木隆之介のプロフィール
瀬田宗次郎役の神木隆之介さんは、1993年5月19日生まれのB型です。埼玉県富士見市出身で、現在はCo-LaVoに所属しています。赤ちゃんの頃に母親が事務所に応募して合格し、1995年にCMデビューします。鉄道が好きで写真を撮っているうちに、写真撮影自体が趣味となったようです。ドラマや映画、舞台などで活躍していますが、声優としても多くの作品に出演しています。
神木隆之介の主な出演作品
実写映画の瀬田宗次郎を演じた神木隆之介さんは、『妖怪大戦争』の稲生タダシ役で知名度を上げました。テレビドラマでは、『探偵学園Q』の連城究役で初主演を務めました。その他にも『3月のライオン』の桐山零、『バクマン。』の高木秋人、『平清盛』の源義経などを演じています。声優での出演作や担当キャラは、『千と千尋の神隠し』の坊、『君の名は。』の立花瀧、『100日間生きたワニ』のワニなどです。
瀬田宗次郎の縮地に対する世間での評判や人気
瀬田宗次郎の縮地は、誰からもかっこいいと評判でした。宗次郎は縮地をする前に片足でトントンと地面を蹴るのですが、この動作を気に入っている人が多いようです。縮地で戦うシーンは迫力があり、るろうに剣心の中でも一番好きだというコメントもありました。
瀬田宗次郎の縮地は、真似したくなるようなかっこよさです。そのため、宗次郎の縮地を本気で練習していた人もいるようです。縮地はすぐに真似できる技術ではありませんが、宗次郎に憧れて頑張って練習したというコメントが多く見られました。
瀬田宗次郎の縮地は、原作では本当に人が消えたかのように見えます。それほど速い縮地であるため、実際の速さはどのくらいか気になる人も多かったです。こちらのコメントを上げた人は、宗次郎は100mを何秒で走れるのか疑問に思っているようです。縮地を使えば、100mを2秒ほどで走れるのではないかと推察している人もいました。
瀬田宗次郎の縮地は驚異的な速さの技だった
るろうに剣心の瀬田宗次郎は、縮地という技の使い手です。縮地は爆発的な速さを出すことができる技術で、宗次郎はこの技により緋村剣心をも翻弄しました。また、宗次郎は速いだけでなく強さもあり、これからの成長が楽しみなキャラでもあります。瀬田宗次郎は北海道編で再登場しているため、今後の活躍を期待しましょう。
この記事のライター
NR4712
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