【BLEACH】瑠璃色孔雀の能力や強さは?解放シーンや世間の評判なども
『BLEACH』に登場する綾瀬川弓親は「瑠璃色孔雀」という二段階の始解がある珍しい斬魄刀を持つ死神です。この記事では、卍解にも間違えられた綾瀬川弓親が使う「瑠璃色孔雀」は解放するとどのような能力や強さがあるのかを紹介します。
瑠璃色孔雀(るりいろくじゃく)とは
『BLEACH』に登場する綾瀬川弓親は「瑠璃色孔雀」という斬魄刀を持っています。しかし初登場時に志波岩鷲と戦った時にはこの「瑠璃色孔雀」は使わず、「藤孔雀」という名前で斬魄刀を解放しました。ここではまず「瑠璃色孔雀」とはどんな斬魄刀なのか、また斬魄刀の使用者である綾瀬川弓親について紹介します。
綾瀬川弓親の斬魄刀「瑠璃色孔雀」
綾瀬川弓親の斬魄刀「瑠璃色孔雀」は鬼道系の斬魄刀です。解放した瞬間に刀身から孔雀の羽根のつるが伸びます。しかし綾瀬川弓親は『BLEACH』の尸魂界篇で初めて斬魄刀を解放した時、「藤孔雀」と言っていました。「咲け 藤孔雀」で解放すると刀身が四枚になり、ショーテル状に変形します。
実はこの「藤孔雀」は解放を途中で中断している状態で、綾瀬川弓親は「瑠璃色孔雀」を使うことはほとんどなく主にこの「藤孔雀」を使って戦います。このように綾瀬川弓親の斬魄刀は二段階の始解があるのが特徴的です。
綾瀬川弓親のプロフィール
『BLEACH』に登場する綾瀬川弓親とは護廷十三隊十一番隊第五席の男性死神です。9月19日生まれで身長169cm、体重56kgです。斑目一角とは流魂街に居た頃からの付き合いで今でも一緒に行動することが多くあります。四席の実力があるものの、四の数字は美しくないという理由で断り五席に在位しています。
劇中では尸魂界篇から登場し志波岩鷲と戦って敗北しました。その後は黒崎一護達に協力しています。破面篇では我儘を言って日番谷先遣隊のメンバーに参加し、現世に滞在して黒崎一護と同じ学校に通います。
空座決戦篇では従属官であるシャルロッテ・クールホーンと戦って勝利を収めました。千年血戦篇ではマスク・ド・マスキュリンやジゼル・ジュエルと戦いますが戦闘不能になってしまいました。
鬼道タイプの斬魄刀として知られる瑠璃色孔雀
『BLEACH』で描かれている斬魄刀には特殊能力を持つ鬼道系の斬魄刀が存在します。例えば日番谷冬獅郎の「氷輪丸」や山本元柳斎重國の「流刃若火」も鬼道系です。「藤孔雀」の時はショーテル状に変形するだけの直接攻撃系の斬魄刀になりますが、「瑠璃色孔雀」の時は鬼道系の能力を使うことができます。
瑠璃色孔雀の能力と強さ
『BLEACH』の空座決戦篇では初めて綾瀬川弓親の「瑠璃色孔雀」が使用されました。ここでは「瑠璃色孔雀」の能力や強さについて紹介します。
解号は「裂き狂え瑠璃色孔雀」
綾瀬川弓親の「瑠璃色孔雀」の解号は「咲き狂え 瑠璃色孔雀」です。この解号によって斬魄刀は解放され、刀身が孔雀の羽根のような長いつるに変化します。
瑠璃色孔雀の能力
「瑠璃色孔雀」の主な能力は、出現したつるで相手を拘束して霊力を吸い取る能力があります。霊力を吸い取る能力を持つ斬魄刀は他にも檜佐木修兵の卍解「風死絞縄(ふしのこうじょう)」があります。「風死絞縄」の場合は自分と相手の霊力を吸い取り、均等にするのですが「瑠璃色孔雀」の場合は一方的に相手の霊力を奪うことができます。
攻撃以外に回復能力もある
「瑠璃色孔雀」は始解するとつるが伸びて相手に絡みつき、霊力を奪います。そして完全に霊力を吸い尽くすとつるにたくさんの花が咲きます。この花を咥えることで自分の霊力を回復させる事ができます。「瑠璃色孔雀」は攻撃・回復共に優れた能力です。
瑠璃色孔雀の強さは卍解に引けを取らない
『BLEACH』で綾瀬川弓親と戦い、「瑠璃色孔雀」によって霊力を吸いつくされて敗北したシャルロッテ・クールホーンはこの時卍解を使ったと勘違いをしました。このことから綾瀬川弓親の「瑠璃色孔雀」の能力は卍解に引けを取らない強さを持っているのではないかといわれるようになりました。
綾瀬川弓親の強さに関しては様々な評価があり、卍解に間違えられるほどの強さがあると評価される一方で副隊長ほどの強さはないという酷評もあります。素の戦闘力に関しては斑目一角や檜佐木修兵よりも弱いといわれており、本人もそれは自覚しています。
実際に『BLEACH』の尸魂界篇で檜佐木修兵と戦った時、相手は始解していないにも関わらず綾瀬川弓親は追い詰められてしまいます。この時は周りに十一番隊隊士がいなかったので「瑠璃色孔雀」を使用して勝ちましたが、元の戦闘能力は檜佐木修兵が圧倒的に上であることが分かります。
このことから、もし本人の戦闘能力が高ければ卍解に引けを取らないほど「瑠璃色孔雀」を使いこなせるのではないかといわれています。また相手が戦闘不能になるほど霊力を吸い取るのに少し時間がかかる点や刀身がつるになるので確実に相手を捕縛しないと攻撃される危険性がある点などが挙げられています。
ちなみにつるがどの程度の耐久性があるのか、どれほどのスピードで相手に絡みつくのかは詳しく描かれていません。もし瞬歩でも逃げられないスピードで絡みつき、檜佐木修兵の「風死絞縄」のように切っても再生して逃げられないのであれば卍解にも匹敵するほどの強さがあるといえます。
そもそもこの「瑠璃色孔雀」は霊力を全て吸い取るので相手は確実に死亡します。この確実に敵を倒せる点は卍解にも引けを取らないと評価されています。
瑠璃色孔雀の解放名シーン
ここでは『BLEACH』で綾瀬川弓親が「藤孔雀」と「瑠璃色孔雀」を解放するシーンを紹介します。それぞれのシーンを見ると「藤孔雀」の時に比べて「瑠璃色孔雀」がどれだけの強さを持っているのかが分かります。
瑠璃色孔雀を藤孔雀と名乗り発動
綾瀬川弓親は『BLEACH』の尸魂界篇では、「瑠璃色孔雀」ではなく「藤孔雀」を使用しました。なぜ「藤孔雀」で始解しているのか、その理由を紹介します。
藤孔雀として使用していた理由①十一番隊の存在
『BLEACH』の護廷十三隊の中でも十一番隊は武闘派で、鬼道系の斬魄刀はタブーでした。なぜなら自分の力で戦わないのは恥じだと言われるからです。しかし綾瀬川弓親は鬼道系の斬魄刀を持っています。
なぜ綾瀬川弓親が十一番隊に在籍しているのかというと「瑠璃色孔雀」の能力を隠しているからです。それも斑目一角や更木剣八の元を離れたくないからでした。
藤孔雀として使用していた理由②本来の強さを隠す策
十一番隊にいるために能力を隠す綾瀬川弓親ですが、どのように能力を隠していたのかというと「藤孔雀」という名前で解放を制限していたのです。実は「藤孔雀」は綾瀬川弓親がつけた名前です。
「瑠璃色孔雀」は綾瀬川弓親ととてもよく似ている性格をしているのですが、同族嫌悪してしまい仲は良くありません。そんな「瑠璃色孔雀」は色を判別できる珍しい斬魄刀で、藤色を嫌っていました。
そこで綾瀬川弓親が嫌味をこめて「藤孔雀」と呼ぶと拗ねて途中までしか解放しないのです。「藤孔雀」の状態では刀身が四枚刃のショーテルの形に変化するだけで霊力を吸い取る能力はありません。だから綾瀬川弓親は鬼道系の斬魄刀を持っていても十一番隊に所属できたのです。
シャルロッテとの死闘
『BLEACH』の空座決戦篇では、戦闘に優れた隊士達が破面から柱を守るために派遣されました。その一人に綾瀬川弓親も選ばれ、そこに登場したシャルロッテ・クールホーンと戦いました。シャルロッテ・クールホーンは従属官で綾瀬川弓親とは違う方向性の美を極める者でした。
綾瀬川弓親も美しさを追求する人物ですが、シャルロッテ・クルーホーンの求める美しさは理解できませんでした。二人はしばし互いを罵り合いながら戦っていました。しかしシャルロッテ・クルーホーンとの戦闘は、次第に激しさを増していきます。そして綾瀬川弓親に「瑠璃色孔雀」を使わせるきっかけを与えました。
始解をした理由は、シャルロッテ・クルーホーンが一撃で左腕が三箇所も折れるほどの強さの力を持っていたからです。始解なしの状態では勝ち目がありませんでした。しかし綾瀬川弓親は、本当の始解を他の死神に見られるわけにはいきません。ところが、綾瀬川弓親にとって幸運な出来事が起こります。
ついに瑠璃色孔雀を発動
『BLEACH』の空座決戦篇でシャルロッテ・クールホーンに追い詰められた綾瀬川弓親ですが、ここからどんでん返しが始まります。先程も幸運な出来事が起こると書きましたが、それはシャルロッテ・クルーホーンの帰刃のことでした。帰刃すると、さらに強い能力を引き出すことができるので、普通なら絶望的な状況になるはずです。
そうならなかった理由は、帰刃によって使った技「白薔薇丿刑」がシャルロッテ・クルーホーンと綾瀬川弓親を、周囲から覆い隠すような技だったからです。これには黒い荊が相手を覆い、白い花弁に包まれながら死に至らしめるという能力があります。恐ろしい技ですが、綾瀬川弓親にとってこの状況は好都合でした。
この技によって、周囲から自分の技を見られることはありません。綾瀬川弓親は、満を持して「瑠璃色孔雀」を発動させることができたのです。このシーンを見るだけでも、「瑠璃色孔雀」がどれだけ強力な技なのか分かります。だからこそ、読者からは実は隊長クラスの実力があるのではないかと考察されているのです。
鬼道系の斬魄刀でもこれだけ強いのであれば、十一番隊の隊士から認められてもおかしくはありません。しかし、シャルロッテ・クルーホーンとの戦いを見ると、ボロボロになるまで追い込まれても「瑠璃色孔雀」の名前を呼びませんでした。特に斑目一角には、絶対に気づかれたくないという執念さえ感じさせます。
ちなみに『BLEACH』で綾瀬川弓親が「瑠璃色孔雀」を使ったのは、この時と檜佐木修兵と戦った時だけです。『BLEACH』の千年血戦篇でゾンビ化した日番谷冬獅郎と戦った時も「瑠璃色孔雀」を使おうとしていましたが、名前を言っている途中でみぞおちを殴られたので始解する余裕もありませんでした。
瑠璃色孔雀を使用する綾瀬川弓親の性格
「瑠璃色孔雀」の使用者は綾瀬川弓親です。綾瀬川弓親と「瑠璃色孔雀」の性格は似ており、斬魄刀と対話をすると必ず「瑠璃色孔雀」と喧嘩します。ここでは綾瀬川弓親がどのような性格をしているのか、また外見や評判についてもまとめています。
綾瀬川弓親はナルシストキャラ
綾瀬川弓親は『BLEACH』に登場するキャラクターの中でも美しさを極めるナルシストキャラです。美しさにこだわりがあり、醜いものを徹底的に嫌悪します。そのため、シャルロッテ・クールホーンをひと目見た時には自分の美的感覚とは合わず目を瞑ってしまいました。また自分よりも美しい者には嫉妬心を抱きます。
このような性格から志波岩鷲からは「変態おかっぱナルシスト」といわれました。そして斬魄刀「瑠璃色孔雀」も同じようなナルシストな性格をしています。自分が一番美しいと考える二人は相容れない存在のようでよく喧嘩しているのです。
しかし松本乱菊など周辺の人々からは高飛車な性格がそっくりだといわれています。また「瑠璃色孔雀」は色の判別ができる珍しい斬魄刀なので、色の美しさにはこだわりが強いようです。毎回喧嘩してしまうほど互いにナルシストですが、綾瀬川弓親は「瑠璃色孔雀」をあと一歩で卍解できるほど使いこなしています。
髪型やエクステなど外見にも注目が
綾瀬川弓親の美しさのこだわりには外見にも現れています。初登場時には綺麗なおかっぱヘアにしており、眉頭と目尻に羽根のようなエクステをつけています。おしゃれといえば平子真子もそうですが、平子真子とはまた違ったジャンルのおしゃれな人物です。
そして『BLEACH』の千年血戦篇で再登場した時には前下がりのおかっぱになっており、耳には羽根のイヤーカフのようなものをつけていました。初登場時は右目だけにエクステをつけていましたが、千年血戦篇では両目の目尻につけており、眉頭のエクステはなくなっていました。そして右サイドの髪は編み込んでおり、以前よりも派手な格好になっています。
綾瀬川弓親の評判
『BLEACH』の読者から綾瀬川弓親は人気のキャラクターです。美しく強いところが特に女性から人気のようです。『BLEACH』の尸魂界篇では志波岩鷲にほぼネタキャラとしてやられてしまいました。しかし空座決戦篇ではではネタキャラのイメージを覆すほどの活躍を見せました。
元々「瑠璃色孔雀」を使わなくても五席に在位しているので、副隊長クラスに敵わなくてもそれだけの強さがあることが分かります。また綾瀬川弓親は美しさにこだわる性格をしているので相手が醜いと使う言葉が強くなります。その言葉がネットで話題になり、印象に残っている方も多いようです。
また敵とよく口論するのですがその掛け合いも面白いといわれています。特にシリアスなシーンが多い『BLEACH』の尸魂界篇では綾瀬川弓親とシャルロッテ・クールホーンのやり取りに久々に笑ったという声もありました。
瑠璃色孔雀に対する世間での評判
綾瀬川弓親の始解「瑠璃色孔雀」の隠された能力は『BLEACH』の読者からも人気です。ここではSNSでの「瑠璃色孔雀」の評判をまとめています。
世間での評判①
『BLEACH』の始解の中でも綾瀬川弓親が「瑠璃色孔雀」を始解するシーンはとてもかっこいいと評判です。綾瀬川弓親は顔立ちが美しく、始解した瞬間に綺麗な孔雀の模様が出現するので綺麗な斬魄刀ともいわれています。
世間での評判②
『BLEACH』のシャルロッテ・クールホーンと綾瀬川弓親の戦闘はとても人気です。綾瀬川弓親の本当の能力が明らかになる重要シーンでもあるのですが、美しさについて言い争う二人が面白いといわれています。途中までコミカルなものの、本当の力を明かした後圧倒的な強さを見せつけ、読者に衝撃を与えました。
世間での評判③
『BLEACH』の読者からは「瑠璃色孔雀」がもし卍解したらどうなるのか考察されている方がいました。考察では「袖白雪」のような美しさと圧倒的な強さを持つと考察されていました。
瑠璃色孔雀惑わしがち
綾瀬川弓親の始解「瑠璃色孔雀」は実は鬼道系の斬魄刀で、その能力を十一番隊の仲間には隠していました。そのため『BLEACH』の劇中では周りから見えなくなった状態でしか「瑠璃色孔雀」を使いませんでした。
「瑠璃色孔雀」の強さについては読者によって評価が分かれていました。「瑠璃色孔雀」は『BLEACH』の37巻で描かれているので、実際に読んで能力や強さなどを見てみてください。
この記事のライター
rg4yd
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