【推しの子】星野アクアマリンの人物像まとめ!目の星が消えた理由とは?
本記事では『推しの子』に登場する星野アクアマリン(アクア)の人物像について解説します。アクアの闇堕ちや目の星が消えた理由、彼女候補なども考察しました。また、アニメ『推しの子』で星野アクアマリンの幼少期と青年期の声を担当した声優情報も紹介します。
目次
【推しの子】星野アクアマリンとは?
『推しの子』に登場する星野アクアマリンとは、本作における主人公の一人です。星野アクアマリンの人物像に迫る前に、大人気漫画『推しの子』の作品について、彼の簡単なプロフィールとあわせて紹介します。
星野アクアマリンのプロフィール
- 氏名:星野 愛久愛海(ほしの あくあまりん)
- ニックネームまたは芸名:アクア
- 学年:高校1年生
- 身長:172cm
- 出身地:宮崎県高千穂町
『推しの子』に登場する星野アクアマリンは、母親譲りの星の光を右目に宿したイケメンです。少しクセのある金髪で左目側は長めの前髪になっています。
【推しの子】の概要
『推しの子』は、原作・赤坂アカ、作画・横槍メンゴによる漫画です。2020年より週刊ヤングジャンプ(集英社)で連載されている「転生もの」のファンタジー作品ですが、芸能界の闇や現代社会を投影したサスペンス要素がふんだんに盛り込まれています。2023年4月~6月まで放送されたアニメは、YOASOBIによる主題歌や作画のクオリティが話題を呼び、社会現象にもなりました。
【推しの子】のあらすじ
田舎の病院で産婦人科医として働いていたゴローは、12歳で亡くなった患者のさりなの影響でドルオタ(アイドルオタク)になっていました。ある日、ゴローのもとに活動休止中のアイドル・星野アイが診察に訪れます。自分の推しが双子を妊娠していることを知ったゴローは驚愕しますが、アイドルも子供も諦めないアイの強い覚悟に心を動かされ、極秘出産を全面サポートすることにしました。しかし、アイの出産が迫るなか、ゴローはアイのストーカーに殺害されてしまったのです。
【推しの子】星野アクアマリンの人物像
『推しの子』に登場する星野アクアマリンは、初登場時から「かわいい」「かっこいい」と、読者やアニメ視聴者の注目を浴びました。ここからは『推しの子』で大人気を誇る、星野アクアマリンの人物像について解説します。
星野アクアマリンの前世はゴロー
星野アクアマリンの前世は、星野アイの担当産科医だったゴロー(雨宮吾郎)です。星野アイが出産する夜、アイのストーカーであるリョースケによって崖から突き落とされ殺害されてしまいます。星野アクアマリンは転生前のゴローの記憶を持っており、乳幼児期から会話をすることができました。転生直後は動揺するものの、アイドルとして輝くアイを見守り、応援していたのです。
星野アクアマリンの性格
星野アクアマリンは、前世の記憶が残っているため、中身は30歳前後の男性です。その影響で冷静で達観的な性格をしています。無愛想なところもありますが、相手を気遣う優しさも持ち合わせており、いざとなったら頼りになる相手です。双子の妹であるルビーに対しては心配性で、周りからシスコンと言われています。
星野アクアマリンの役者としての才能
星野アクアマリンは、幼児期にアイが出演する撮影現場で出会った五反田監督に気に入られ、子役としてデビューします。しかし、成長するにつれて役者としての才能がないと悟ったアクアは、役者の道を諦め裏方として五反田監督のところで映像制作の手伝いに通うようになりました。ところが、映像制作の経験を積んだことにより、演出の意図を汲むような演技が得意となっていたのです。
星野アクアマリンの母親はアイ
先述したとおり、星野アクアマリンの母親はアイドルグループ「B小町」のセンターで、両目に星の光を宿した星野アイです。明るく前向きな性格でアイドルとしての自分の魅せ方を研究し、周りの者たちを引き付けるカリスマ性を発揮します。出産後すぐに芸能活動に復帰し、アイドルとしての地位を確立していきました。東京ドーム公演を控えていた20歳の誕生日当日、アイはストーカーのリョースケに刺され、死亡します。
星野アクアマリンの双子の妹はルビー
- 氏名:星野 瑠美衣(ほしの るびい)
- ニックネームまたは芸名:ルビー
- 学年:高校1年生
- 身長:158cm
- 出身地:宮崎県高千穂町
星野アクアマリンの双子の妹はルビーです。本作の主人公の一人で、アクアと同じく「転生者」として前世の記憶を持って生まれました。母親であるアイと同じピンク色の瞳で、左目に星の光を宿しています。整った容姿に卓越したダンス技術で、天性のアイドルの才能を放っていました。素直で明るい性格のルビーは、憧れのアイのように、アイドルを目指して苺プロに所属し、解散した「B小町」を再結成させます。
星野アクアマリンの名言
『推しの子』は芸能界の闇の部分や人間関係のしがらみなどが緻密に描かれ、登場人物の心理描写やセリフも心に刺さる印象的なものが多いです。そこで、ここでは星野アクアマリンの印象的な名言2選を紹介します。
星野アクアマリンの名言①「だから使えるものは…」
「だから使えるものは全部使う」
出典: culcolle.online
名言1つ目は、有馬かなが主演するドラマに出演することになったアクアのセリフです。「俺はアイみたいに才能がない」と、自分は演技が上手くないことを感じていました。才能がないのならどうすべきかを、アクアは持ち前の頭脳と魅せるための工夫をして、苦しい状況を打開します。アクアはアイのようになれない分、自分ができる精一杯を考え与えられた役を演じ切ったのです。
星野アクアマリンの名言②「俺は敵…」
「俺は敵じゃない」
出典: culcolle.online
名言2つ目は、SNSの炎上騒動で自殺しようとした黒川あかねを落ち着かせるために言ったアクアのセリフです。恋愛リアリティショーで共演していた、鷲見ゆきの顔を誤って傷付けたことが理由でSNSが炎上してしまいます。収束のつかない事態にあかねは苦しみ、自殺をしようと歩道橋へ向かっていました。そこへアクアが向かい、あかねの自殺を未遂で止めることができたのです。このセリフはあかねの苦しみを和らげました。
【推しの子】星野アクアマリンの闇堕ちや目の星を考察
星野アクアマリンの闇堕ちは衝撃的なシーンで、漫画でもアニメでも話題を呼びました。ここからは『推しの子』に登場するアクアの闇堕ちした理由や、星の目について考察していきます。
星野アクアマリンの闇堕ちの理由
星野アクアマリンが闇堕ちした理由は2つあります。1つ目の理由は前世の時の推しであり、今世では自分の母であったアイの死です。心の支えでもあったアイの死に大きなショックを受けたアクアは生きる気力を失っていました。しかし、アイの死に納得ができないアクアは、アイを死に追いやった真犯人を探し出そうと決意します。そして、自分の手で殺すと復讐を誓い、アクアの右目の星は黒く輝くのでした。
2つ目の理由はアイを殺した犯人が父親で、それが誰であるのか確信したときです。一度は父親だと思っていた人物がすでに死亡したことで、アクアは復讐を諦めました。ところが、実の父親はまだ生きていることが判明します。そのとき、アクアの両目に黒く光る星が現れ、憎悪と復讐の闇へと堕ちてしまったのです。
星野アクアマリンの目的
星野アクアマリンの目的は、アイを殺した父親への復讐です。20歳になったアイは、ストーカーのリョースケによって刺殺され、犯人はその後自死しています。アイの死を受け入れられず無気力になっていたアクアですが、一つの疑問を抱きました。それは、大学生だったリョースケがどのようにして、アイが双子を出産したことや徹底して隠していた自宅を知ったのかということです。
アイは施設で育ったため、家族や親せきはいません。交友関係も狭かったので友人や会社関係者の線は薄いとアクアは考えを巡らせます。そこで一番可能性が高いと考えたのが、自分たち双子の父親です。アイは双子の父親が誰なのか、一切明らかにすることはありませんでした。つまり、父親は芸能関係者ではないかと結論を出します。アクアはアイの殺害に関与したであろう父親を必ず探し出し、この手で殺そうと決意したのです。
星野アクアマリンの父親は誰?
星野アクアマリンとルビーの父親だと考えられているのが、神木プロダクション代表取締役のカミキヒカルです。そして、アイを殺した真犯人として、アクアが探している人物でもあります。かつて劇団ララライに所属していたカミキが、そこでアイと出会い恋に落ちたと推測されていました。これが事実ならば、カミキヒカルが15歳、アイが16歳で双子を授かったということになります。
星野アクアマリンの目の星が消えた理由
『推しの子』コミックス7巻68話、アクアの右目にあった星の光は消えてしまいます。消えた理由は、復讐を誓った相手である自分の父親がすでに死んでいたからです。アイの死から10年以上、復讐のためだけにアクアは必死で生きてきました。しかし、異常なまでの執着にアクアの心は疲れ果て、いつしか普通の幸せを願うようになります。その時、DNA鑑定で姫川大輝が双子の異母兄で、父親が上原清十郎であると判明しました。
ところが、上原清十郎はすでに死亡していたことが明らかになり、アクアの復讐は終わったと結論付けたのです。アクアは姫川大輝の戸籍上の父親が別人という可能性も考えていましたが、あえて目を伏せました。それから、復讐から解放され安寧の日々を過ごしていたアクアでしたが、実の父親が生きていたこと明らかとなり、再び闇堕ちしてしまうのです。
星野アクアマリンの死亡フラグ
現時点で星野アクアマリンは死亡していません。アクアの死亡フラグとなる伏線も今のところはありませんが、ファンからは死亡してしまうのではないかと言われていました。もし、アクアが死亡するとすれば、五反田監督とアクアが脚本を書いた映画「15年の嘘」の公開後ではないかと推測されています。「15年の嘘」はアイの人生を映画にしようと五反田監督が考案したものです。想定キャストではアクアが犯人役となっています。
このことから「15年の嘘」の映画公開をしたのち、何らかの形でアイを殺害した真犯人とされる父親と対峙し、アクアは殺されてしまう可能性があると考えられているのです。
【推しの子】星野アクアマリンの彼女になるのは誰?
『推しの子』に登場する星野アクアマリンは、影のある冷めた性格をしていますが、本当は心根の優しいかっこいいキャラです。アイの死で性格が歪んでしまいますが、アクアの優しい気遣いに惹かれる女性キャラもいました。そこで、ここではアクアの彼女候補について考察してみます。
星野アクアマリンの彼女候補①有馬かな
星野アクアマリンの彼女候補1人目は有馬かなです。「10秒で泣ける天才子役」として活躍していた有馬は、子役時代に出会ったアクアの演技力に圧倒されます。その後、高校でアクアと再会した有馬は徐々に彼に惹かれていきました。しかし、恋愛リアリティショーでアクアが黒川あかねと恋人同士になったことで、ぎこちなくなってしまいます。
ところが、アクアの双子の妹・ルビーとともに、新生B小町に加入することで2人の距離は縮まったかのように見えました。それでもアクアは、アイドルになった有馬がアイの二の舞にならないよう避けていたのです。有馬に対してアクアが恋心を自覚した描写はないものの、有馬と接するときの態度がいつもと違うとルビーに指摘されていることから、有馬が本命となる可能性が一番高いと言われています。
星野アクアマリンの彼女候補②黒川あかね
星野アクアマリンの彼女候補2人目は黒川あかねです。恋愛リアリティショーで出会った2人は、あかねのSNS炎上騒動がきっかけとなりカップルになりました。あくまでビジネスカップルでしたが、あかねはアクアを本気で好きになっていきます。アクアはあかねの持つプロファイリング能力を利用するため、付き合っていましたが、アクアの復讐に気付いたあかねを巻き込まないよう、別れを告げました。今後、2人の関係がどのように動いていくのか注目されています。
星野アクアマリンの彼女候補③ルビー
星野アクアマリンの彼女候補3人目は星野ルビーです。ルビーの前世はゴローが担当していた患者の少女・さりなでした。さりなにとってゴローは初恋の人です。『推しの子』原作漫画122話でアクアの前世がゴローだと知ったルビーは、前世の自分が勝手に約束した結婚のことを話します。そこから、アクアに対して恋人のように密着するようになりました。しかし、今は血の繋がった双子の兄妹であるため、ルビーの一方通行になるのではと考えられています。
星野アクアマリンの彼女候補④MEMちょ
星野アクアマリンの彼女候補4人目はMEMちょです。人気YouTuberであるMEMちょとアクアは恋愛リアリティショーで出会いました。本当はアイドルになりたかったというMEMちょを、アクアは新生B小町に誘います。年長者のせいか、周囲の人間関係に気を遣ったり、アクア、有馬、あかねの三角関係に頭を悩ませていることもありました。アクアとも接点はありますが、彼女になる可能性は低いと考えられています。
【推しの子】星野アクアマリンの声優
大人気漫画『推しの子』は、アニメ化によってさらに話題を呼び、大きな社会現象となりました。ここからは、アニメ『推しの子』でイケメン闇堕ちキャラとして注目された、星野アクアマリンの幼少期と青年期の声を担当する2人の声優を紹介します。
星野アクアマリン(青年期)の声優は「大塚剛央」
星野アクアマリン(青年期)を演じているのは、声優の大塚剛央です。闇堕ちしたアクアの復讐に満ちた姿や不器用ながらも、有馬やあかねを気遣う姿を見事に演じ「アクア役は大塚さんで正解」と好評を得ていました。
大塚剛央のプロフィール
- 名前:大塚 剛央(おおつか たけお)
- 誕生日:1992年10月19日
- 出身地:東京都
- 所属事務所:アイムエンタープライズ
- 受賞歴:第14回声優アワード新人男優賞(2019年度)
大塚剛央の主な出演作品
- 『風が強く吹いている』:蔵原走(カケル)
- 『もののがたり』:岐兵馬
- 『ぼくらの7日間戦争』:本庄博人
- 『アイドルマスター SideM』:眉見鋭心
- 『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です』:リオン・フォウ・バルトファルト
星野アクアマリン(幼少期)の声優は「内山夕実」
星野アクアマリン(幼少期)の声を演じているのは、声優の内山夕実です。前世のゴローの記憶を持ちつつ、アイとの幸せな生活を満喫する姿や、アイを殺害した真犯人を探し出す執念を見せるシーンのギャップに、演技力が凄いと話題になりました。
内山夕実のプロフィール
- 名前:内山 夕実(うちやま ゆみ)
- 誕生日:1987年10月30日
- 血液型:A型
- 出身地:東京都
- 所属事務所:大沢事務所
内山夕実の主な出演作品
- 『咲-Saki-』:鷺森灼
- 『貧乏神が!』:紅葉
- 『結城友奈は勇者である』:犬吠埼風
- 『オーバーロード』:マーレ・ベロ・フィオーレ
- 『Re:ゼロから始める異世界生活』:パック
- 『無職転生 ~異世界行ったら本気出す~』:ルーデウス・グレイラット
【推しの子】星野アクアマリンに対する世間での評判や人気
アニメ『推しの子』で闇堕ちするアクアの作画や演出が素晴らしいと感動する声がありました。第1話からクオリティの高い作画や演出が大好評だったアニメ『推しの子』は、アクアが闇堕ちするシーンの迫力に目が離せなかったと反響を呼んでいます。
アクアの闇堕ちした顔がとても好きだと熱く感想を述べている人もいます。整った顔立ちのアクアが闇堕ちして復讐を誓うシーンは、あまりのかっこよさに息を飲んだと言った声もありました。
アクアには幸せになってほしいという気持ちと、闇堕ちしていてほしい気持ちの両方を持っている人もいます。復讐が生きる理由となってしまったアクアに、幸せをつかんでほしいと願うファンも多いですが、闇堕ちした執念深いアクアに魅力を感じているファンも多く存在していました。
【推しの子】星野アクアマリンはかっこいいキャラだった
『推しの子』に登場する星野アクアマリンは、闇堕ちしたかっこいいキャラとして人気を得ています。双子の兄として転生したアクアは、推しでもあり母でもあるアイを殺した真犯人を探し出し、復讐しようとしていました。しかし、復讐に執着することに疲れてしまうときもあったのです。それでも、諦めきれないアクアの苦悩が報われる日が来るのか、今後の『推しの子』に注目です。
この記事のライター
rymamimo
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