【ワンピース】イエティクールブラザーズは双子の兄弟!強さや人物像まとめ
『ワンピース』のイエティクールブラザーズについて解説します。『ワンピース』パンクハザード編に登場した双子の殺し屋・イエティクールブラザーズのロック&スコッチの強さについてまとめました。また、彼らの素顔やアニメ版の担当声優についても紹介します。
目次
【ワンピース】イエティクールブラザーズは双子の兄弟
100巻を超えている『ワンピース』には膨大な数のユニークなキャラクターが登場しますが、パンクハザード編に出てきた双子の殺し屋「イエティクールブラザーズ」も、かなり強烈なインパクトを放っています。謎の多い彼らの素顔や強さが気になるところですが、まずは基本的な情報からお伝えしていきましょう。
イエティクールブラザーズとは?
『ワンピース』に登場するイエティクールブラザーズは、「ロック」と「スコッチ」の双子から成る殺し屋コンビです。本編では、第655話で初めて登場しました。正式な表記は「イエティ COOL BROTHERS」で、別名「雪山の殺し屋」と呼ばれています。名前の通り全身毛むくじゃらで、巨人といってよいほどの長身が特徴です。どちらも黒い影によって素顔が見えず、ライフルを武器としています。
ワンピースの概要
かなりの強さを持つイエティクールブラザーズが登場する『ワンピース』は、国内外で絶大な人気を誇る海洋冒険アクション漫画です。原作を手掛けるのは漫画家の尾田栄一郎で、1997年から「週刊少年ジャンプ」で連載されています。累計発行部数4億部突破の単行本は、現在(2023年10月)106巻まで刊行中です。TV・劇場アニメのほか実写ドラマなども制作されており、いずれも大きな成功を収めています。
ワンピースのあらすじ
双子の殺し屋イエティクールブラザーズが興味を集める『ワンピース』は、「大海賊時代」と呼ばれる世に“海賊王”を目指し冒険の旅に出た若者・ルフィを主人公とする物語です。“赤髪のシャンクス”から海賊への夢と麦わら帽子を受け取ったルフィは、出発早々遭難するなど苦難を重ねつつも、次第に仲間を増やしていきます。そして伝説の海賊ゴールド・ロジャーの遺した「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を求めて、危険の潜む海を渡っていくのでした。
【ワンピース】イエティクールブラザーズのロックの強さや人物像
前述のように、『ワンピース』のイエティクールブラザーズはロックとスコッチの双子から成る殺し屋コンビです。それぞれ興味深いキャラをしていますが、まずはネクタイ姿が特徴のロックの強さや人物像から迫っていきましょう。
イエティクールブラザーズのロックの性格
『ワンピース』に出てくる双子・イエティクールブラザーズの片方であるロックは、元囚人という出自を持っています。それがある出来事を経て殺し屋となったようなのですが、こうしたバックグラウンドから想像するに、性格的にはかなり冷酷で容赦のない人物であると思われます。
イエティクールブラザーズのロックの強さ
『ワンピース』パンクハザード編に登場するイエティクールブラザーズは、新世界最初の地であるパンクハザードを訪れたルフィ一行の前に姿を現します。「雪山の殺し屋」の異名からも想像がつく通り、その目的は麦わらの一味の抹殺にありました。兄弟のうちロックはフランキー(体はチョッパー)、ルフィとの闘いに臨みますが、その際フランキーは敵の戦闘スタイルにかなり手を焼いていることから、ロックがかなりの強さを持っていることが推し量れます。
イエティクールブラザーズのロックとシーザーの関係
『ワンピース』のイエティクールブラザーズの片割れであるロックは、元々囚人としてパンクハザードへ連れてこられ、その後殺し屋になった過去を持つと上で述べました。その経歴と大きく関係しているのが、シーザー・クラウンです。シーザーは元海軍科学班所属の科学者でしたが、追放されてパンクハザードを根城とし、非道な実験を繰り返すようになります。その際部下として利用したのが、パンクハザードの元囚人たちなのです。つまりロックは、シーザーに部下として使われている人物ということになります。
イエティクールブラザーズのロックは死亡した?
これも上で触れたように、イエティクールブラザーズのロックとスコッチはパンクハザードへやってきたルフィらに襲い掛かり、激しい戦闘を繰り広げます。2人はナミ入りのフランキーを捕らえて連れ去りますが、結局は追ってきたルフィと、彼と同盟を組もうと現れたローの前に敗北しました。その後の死亡を含めたロックの消息については、よくわかっていません。
【ワンピース】イエティクールブラザーズのスコッチの強さや人物像
『ワンピース』のイエティクールブラザーズについて、双子それぞれの強さや人物像を紹介しています。つづいてはガスマスクのような物を付けたシルエットが特徴のスコッチですが、彼はロックと比べてどういった特徴を持つのでしょうか。以下で紹介していきましょう。
イエティクールブラザーズのスコッチの強さ
イエティクールブラザーズは、前述のようにパンクハザードを訪れたルフィらを刺客として襲撃しました。スコッチもロック同様、巨体からは想像できない素早さを見せて一味を苦しめています。このような闘いぶりから見て、スコッチもロックと同等の強さを持っているとみられます。
イエティクールブラザーズのスコッチとカイドウの関係
『ワンピース』の作中において、イエティクールブラザーズのスコッチとカイドウの間に接点は描かれていません。しかし、本作には同名のキャラクターとして、百獣海賊団傘下の“アイアンボーイ”スコッチが登場しています。彼はカイドウから冬島の番人を任されるほど信任を得ており、強さも相当のものと思われる人物です。なお、彼とイエティクールブラザーズのスコッチは、「冬島出身」という点で共通しています。
イエティクールブラザーズのスコッチとベガパンクの関係
イエティクールブラザーズのスコッチとベガパンクの関係は、やはり『ワンピース』作中では描かれていません。一方アイアンボーイ・スコッチに関しては、そのサイボーグのような見た目からベガパンクとの関係を疑う声もあります。もしスコッチがサイボーグであるとすると、パシフィスタ完成前にベガパンクが手がけた旧型かもしれないとの推測も成り立ちます。しかし、詳しいことは未だ不明です。
【ワンピース】イエティクールブラザーズの素顔や活躍
ここまで『ワンピース』イエティクールブラザーズについて、ロック&スコッチの双子の強さや人物像などを紹介してきました。ここからは、彼らの素顔の謎や作中での活躍ぶりについて解説していきます。果たして彼らの素顔は明かされているのでしょうか。
イエティクールブラザーズの素顔は判明した?
イエティクールブラザーズのロック&スコッチの特徴の1つが、顔にかかった黒い影です。そのため作中では素顔がわからなかったのですが、これについては『ワンピース展」においてすでに公開が果たされています。それによると彼らの素顔は、ロックは石像のモアイそっくり、スコッチは大きな丸い目に開いた口というものとなっています。
イエティクールブラザーズの種族
イエティクールブラザーズの種族については、『ワンピース』作中で詳しい言及はありません。「謎の巨人族」とのみ紹介されていますが、ひょっとすると「イエティ」は種族名で、グランドラインの雪国にそのような巨人の一族が存在する可能性もあります。
イエティクールブラザーズの活躍シーン
すでに上で述べましたが、イエティクールブラザーズはシーザーの命を受け、パンクハザードに上陸した麦わらの一味を襲撃しました。そしてゾロ、サンジ、ブルックをあっという間に気絶させる強さや、ナミ入りフランキーの拉致に成功する活躍を見せます。しかしこれも前述のように、最後はルフィらの前に敗北を喫することとなりました。
【ワンピース】イエティクールブラザーズの声優
上記のように実は素顔が明らかになっていた『ワンピース』のイエティクールブラザーズですが、アニメ版の担当声優についても気になるところです。ここでは、アニメ版『ワンピース』でロックとスコッチの声を当てている声優について紹介していきます。
ロック役の声優は「木下浩之」
アニメ版『ワンピース』でイエティクールブラザーズのロックを担当しているのは、木下浩之(きのしたひろゆき)です。ハイバリトンの声種を持つベテラン声優で、俳優としても活動しています。
木下浩之のプロフィール
木下浩之は埼玉県出身で現在65歳になります。1982年に演劇集団 円の劇団員昇格を果たしました。渡辺謙と同期になります。声優活動も80年代から開始しており、アニメのほかゲームや吹き替え等の作品にも出演しています。
木下浩之の主な出演作品
木下浩之の『ワンピース』以外の主な出演作品は、『ガンダム Gのレコンギスタ』(グシオン・スルガン)、『亜人』(オグラ・イクヤ)、『名探偵コナン』(コルン)などがあります。
スコッチ役の声優は「咲野俊介」
一方、スコッチの声を担当しているのは咲野俊介(さくやしゅんすけ)になります。陸上競技やプラモデル制作などを趣味とする咲野氏は、ほぼ独学で声優活動を行ってきたという人物になります。
咲野俊介のプロフィール
咲野俊介は本名を伊藤俊介(いとうしゅんすけ)といい、1965年5月20日に宮崎県で生まれました。青年座研究所を経たのち、1989年に劇団青年座に入団します。声優活動を開始したのは、90年代以降になります。2006年2月には、青年座演技部から青年座映画放送に移籍しました。
咲野俊介の主な出演作品
咲野俊介の主な出演作品は、『残響のテロル』(柴崎)、『攻殻機動隊 ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE』(イシカワ)、『pet』(桂木)、『ピンポン THE ANIMATION』(ドラゴン/風間竜一)などとなっています。
【ワンピース】イエティクールブラザーズに対する世間での評判や人気
『ワンピース』に登場するイエティクールブラザーズの素顔や強さなどにスポットを当ててきましたが、ここでは「世間の印象」という点に話題を移しましょう。Xに投稿された意見を元に探ってみました。
こちらはイエティクールブラザーズについて「好き」と述べている意見です。作中ではごく限られた場面での短い登場ながら、戦闘シーンなどいくつかの見せ場によってしっかりファンの心をつかんだ様子が見て取れます。
一方こちらの意見は、イエティクールブラザーズについて「パンクハザード編に出てきた謎キャラ」と述べています。素顔も不明なら出自もわからないことだらけという2人は、インパクトのみを残して退場となりました。その点で強く興味を覚えた人は多いもようです。
最後に紹介するのも、イエティクールブラザーズの正体不明さに心を引かれたらしい意見になります。「スッゲー気になる」という表現に関心の強さがうかがえますが、作中での唐突な出現と退場を見ると、そうした気持ちになるのもうなずけるところです。
ポジティブな意見とネガティブな意見まとめ
ポジティブな意見
ネガティブな意見
【ワンピース】イエティクールブラザーズは双子の兄弟で強かった
『ワンピース』のイエティクールブラザーズについて紹介しました。双子の殺し屋で雪山でもほぼ裸というこの双子たちは、作中でゾロらを倒しかけるなどの活躍を見せたものの、あっさり退場という結末となりました。しかし、一部の読者に強いインパクトを残したのは間違いありません。素顔を除いた詳しい正体はほぼ不明のため、できれば今後の再登場を期待したいところです。
この記事のライター
だいじろう
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。