【ワンピース】テキーラウルフの橋を造る理由とは？巨大な橋の謎を考察

ワンピースの物語のメインでもある"麦わらの一味"の一人であるロビンが、シャボンディ諸島で王下七武海の一人である"バーソロミュー・くま"により飛ばされた先にあったのがイーストブルーに属している"テキーラウルフ"と呼ばれる場所です。テキーラウルフとは島と島を結ぶ巨大な橋の名称で、橋の上には国が築かれています。

ワンピースのストーリーが始まるの場所"東の海(イーストブルー)"にて700年前から建設が続いているテキーラウルフは、島と島を結ぶ事を目的として建設されている橋です。テキーラウルフは橋全体の事ではなく、建設中の所だけがテキーラウルフと呼ばれています。建設が終わったら何故廃墟になるのか、どこまで伸びたら完成するのか、何が目的で島と島を繋ぐ橋が建設されているのか等のような沢山の謎に包まれています。

『ワンピース』で伝説の海賊団として登場する"ロジャー海賊団"は"記録指針(ログポース)"が最終地点と示していた水先星(ロードスター)島に到達する事を目的としていました。ロジャー達はロードスター島に辿り着く事に成功しましたが、ここが目的としていた最後の島ではない事を悟ります。ロードスター島が目的の島ではない事が分かったロジャー達は旅の方針を考え直し、ポーネグリフの解読が出来る者が必要という結論に至りました。

ロジャー海賊団は新たな目的の島を目指す為に航海をしている最中、ロジャー海賊団と同じく最強クラスの海賊団である白ひげ海賊団と戦闘になります。当時白ひげ海賊団に所属していた"光月おでん"がポーネグリフを読む能力を持っていた為、戦闘終了後に引き抜きを行います。そのおでんが加入した後の航海で、ロジャー海賊団はテキーラウルフに遭遇しました。

テキーラウルフが登場する『ONEPIECE(ワンピース)』は、1997年から始まり現在も週刊少年ジャンプに連載が続いている尾田栄一郎原作の少年漫画です。コミックは2022年6月現在102巻まで発行されています。2015年には世界で一番発行部数が多い作品として、ギネス世界記録に認定されています。アニメでは2021年に1000話の配信を達成していて"スーパー歌舞伎Ⅱワンピース"等舞台化もされ、多くの人たちに親しまれている作品です。

『ワンピース』の主人公"モンキー・D・ルフィ"は"東の海(イーストブルー)"のフーシャ村に住む7歳の少年です。ある日ルフィはゴムゴムの実を食べてしまい、体がゴムのように伸び縮みする"ゴム人間"になります。そんなルフィが偉大なる海賊シャンクスと出会い交流を深めた事をきっかけとして、ルフィも海賊に憧れます。

シャンクスがフーシャ村に滞在していた時に、村で騒動を起こした山賊に連れ去られ海に放り込まれたルフィは、シャンクスに助けられ命拾いをします。シャンクスとの別れの際に贈られた麦わら帽子を手にしたルフィは、海賊になって再会を誓います。10年後海賊王を目指してルフィは村を旅立ち、仲間を集めて"麦わら一味"を結成した後に長い航海へと旅立ちました。ここからワンピースの物語が始まります。

『ワンピース』の作中に残されている謎の一つに"テキーラウルフが建設される理由"というものが存在します。テキーラウルフが建設されている理由は、建設している現場の労働者達も理解しておらず、命令している天竜人も理由は分かっていない可能性が考察されています。ここではそのようなテキーラウルフの建設理由についての様々な考察を紹介していきます。

『ワンピース』の世界において圧倒的な権力を所持している天竜人の命令によって、制作が進行するテキーラウルフが建築されている理由は作中で明確に紹介がされておらず、『ワンピース』の中でも有名な謎となっています。考察の中には、"陸路で巨大な兵器を運ぶ為"、"世界政府に抵抗する人々への罰としての労働"、"とある国を守る為の壁"、"グランドラインと島々を結ぶ目的"等の様々な考察が飛び交っています。

テキーラウルフ700年前から建設が始まっています。なぜ700年前から建設が始まり、いつ完成になるのかは不明となっています。テキーラウルフには、700年もの間資材はどこから調達されているのか、なぜ建設が終わった所は廃墟になるのか、ワンピースの物語にどのような影響があるのか等の不明な点が多々存在しています。

テキーラウルフの建設を担当している労働者達は、世界政府の加盟を拒む国民や犯罪者がから成り立っています。麦わらの一味の一人であるロビンは、シャボンディ諸島でのバーソロミュー・くまの能力によりテキーラウルフに飛ばされました。ロビンは労働者達のように扱われる寸前に革命軍によって助けられ、その後は革命軍と行動を共にします。

テキーラウルフは700年という長期に渡って、天竜人が指示を出す事で建設が続いています。テキーラウルフは島から島を結ぶ橋で労働者が活動している場所だけがテキーラウルフと呼ばれているという不思議な国となっています。どのような目的があって橋の建設を続けているのか、『ワンピース』の最終章で答えが出るのか等、テキーラウルフという存在は不明な点が多い建設物となっています。

ワンピースの物語の謎の一つでもあるテキーラウルフは。世界政府の王の末裔と言われている天竜人の命令によって700年にも渡り造られていますが、その目的等は不明となっています。ここではテキーラウルフと天竜人や世界政府との関係性について、また『ワンピース』で実際にテキーラウルフが登場した時の謎ついての考察を紹介していきます。

テキーラウルフは世界政府に加盟しない国民と犯罪者を奴隷にして、建設が進められています。近年の建設技術を駆使すれば、橋を完成させるだけの重機があるにも関わらず700年前からの方法での建設をすることで、テキーラウルフは世界政府に反発する者に橋の建設で奉仕をさせて、主従関係を奴隷に知らしめる事が目的の一つなのではないかと考察されています。

ロジャーは海賊団にとっての最終地点と言われるロードスター島に到着します。ロードスター島が最終地点と言われる理由は"偉大なる航路(グランドライン)"を航海するために必要な、特殊なコンパスであるログポースの指針が乱れてしまう事で、ここから先に進めないと判断されるからです。ロジャー海賊団がロードスター島から航海をやり直す時にテキーラウルフを発見したので、グランドラインと繋がってると考えられています。

テキーラウルフは700年建設が続いています。最近では"ワンピース最終章"の連載が始まるとニュースにも上がっているので、これから2、3年の間に完成する可能性があります。また同時に、『ワンピース』の物語が完結してもテキーラウルフは完成しないのではないかといった考察も登場しています。

テキーラウルフには、ワンピースの物語では歴史上ただ一人の海賊王と呼ばれたゴール・D・ロジャーも訪れました。ロジャー海賊団は海賊団にとっての最終地点ラフテルを目指し旅をするために必要となるロードポーネグリフを集めてました。テキーラウルフで労働者が運んでいた石こそが、ロードポーネグリフだった為にロジャーはテキーラウルフを訪れたのではないかと考察されています。

『ワンピース』で麦わらの一味に所属している、幼いころから考古学者だったロビンは歴史に詳しいですが、テキーラウルフが700年前から建設が続いていることを知らなかったと推測されます。考古学者であるロビンが知らない事から、テキーラウルフの存在は世間にも公開されてないものと推測できます。バーソロミュー・くまはテキーラウルフの存在を知らせる為にロビンを飛ばしたのではないかと考察されています。

『ワンピース』には、長い間解明されていない謎が沢山存在しています。テキーラウルフのような過去に登場した謎が残ったままになっている建造物等が、物語が進んだ後に突然登場するシーンに魅力を感じている読者もいます。

テキーラウルフは最弱の海とも呼ばれているイーストブルーで登場しています。『ワンピース』の物語との深い関係が一見感じられない地域ですが、そんなイーストブルーに謎が解明されていない建造物がある事によって様々な考察をする楽しみが存在しています。

『ワンピース』ではテキーラウルフを含めた謎の残っている地域が登場します。このように残されている謎は多々ありますが、この先の『ワンピース』ではどのように謎が解明されていくのかについての考察をしている読者や、本当に全ての謎を解明する事ができるのかという事に不安を持っている読者が存在します。

『ワンピース』にとって大きな謎の一つであるテキーラウルフは、天竜人の命令によって世界政府に反発するものや、犯罪者を奴隷にして700年間建設が続けられています。テキーラウルフには謎が多く存在し、城壁のような何かを守るために建てたのではないか、移住のために建てたのではないか、等の様々な考察が行われている建造物である事が分かりました。