【ワンピース】タマゴ男爵の強さや能力とは？過去や声優情報も調査

『ワンピース』に登場するタマゴ男爵とは、卵の殻を身に着けた見た目にインパクトのあるキャラクターです。そんなタマゴ男爵について紹介します。

『ワンピース』に登場するタマゴ男爵は足長族でビッグ・マム海賊団の戦闘員。同じ戦闘員のペコムズとコンビを組んで行動しています。誕生日は5月14日、血液型はXF型です。「偉大なる航路（グランドライン）」の出身で年齢は46歳。身長は301cmあり、好物はロイヤルミルクティーとバロットです。魚人島編で初登場します。長い脚と卵の殻が特徴のキャラクターです。

『ワンピース』のビッグ・マム海賊団の戦闘員タマゴ男爵の特徴は、なんといっても長い脚。足長族特有の長い脚を持っています。さらに長くて立派な口髭と頭の上にはティーカップを乗せています。タマゴ男爵の名前の通り、卵の殻を身に着けており、全身ピンクのスーツに身を包んでいます。笑い方は「ムハハハ」で語尾に「ボン」「プレ」などフランス語のような言葉をつけて話す特徴があります。「タマタマの実」の能力者です。

『ワンピース』とは『週刊少年ジャンプ』にて連載中の大人気少年漫画。1997年より連載開始し、単行本は2022年4月時点で102巻が発刊されています。『ワンピース』は漫画だけでなく映画やゲーム、歌舞伎など幅広いジャンルで大人気の作品。ハリウッドでの実写ドラマ化も決定しており、世界的にも人気の作品です。

『ワンピース』の主人公ルフィは海賊に憧れる少年。村に滞在していた海賊のシャンクスと出会い親しくなります。ある日ルフィは「悪魔の実」を食べてゴム人間になってしまいます。泳げない体になったルフィをシャンクスに恨みを持つ者が海へ放り投げてしまいますが、シャンクスが自分の腕を犠牲にして助けてくれます。ルフィは立派な海賊となってシャンクスと再会することを約束し、シャンクスの麦わら帽子を預かります。成長したルフィは海へと旅立ちます。

『ワンピース』に登場するタマゴ男爵の強さや能力について紹介します。

タマゴ男爵の「悪魔の実」の能力は「タマタマの実」です。「タマタマの実」の能力の特徴は致命傷を受けるごとに形態が変化するという能力です。形態が変わると致命傷は治りますが、致命傷でない傷は治りません。タマゴ→ヒヨコ→ニワトリの順で変化し、成長すると戦闘力が上がります。

「タマタマの実」は攻撃を受けるごとに形態が変化し、名前も変わります。名前はタマゴ男爵→ヒヨコ子爵→ニワトリ伯爵と変化します。ニワトリ伯爵が致命傷を受けるとまたタマゴ男爵へと戻ります。「タマタマの実」のように形態によって名前が変わるキャラクターは『ワンピース』では初めてです。

ヒヨコ子爵の能力は、タマゴ男爵より戦闘力が上がります。タマゴ男爵の足技に加え、2つの短剣を使って攻撃を繰り出す二刀流となります。足長族の特徴である長い脚から繰り出される足技も相当強く、「タマタマの実」の能力でさらに戦闘力が上がります。

ニワトリ伯爵に変化すると、見た目もニワトリのように変化します。「タマタマの実」の最も成長した形態となる為、戦闘力は一番高くなります。しかし致命傷にならない傷は形態が変化しても治らないようです。その証拠として左目の傷は治っていません。

タマゴ男爵に懸けられている懸賞金は4億2900万ベリーです。この懸賞金額は、『ワンピース』内の懸賞金額トップ30に入るほどの額。近い懸賞金が懸けられているのは、ジンベエの4億3800万ベリーや、ベロ・ベティの4億5700万ベリーです。四皇たちには及びませんが、『ワンピース』の登場人物の中でも高額な懸賞金が懸けられています。 

『ワンピース』に登場するタマゴ男爵の過去や、活躍したシーン、関係が深い人物について紹介します。

タマゴ男爵は、過去にノックス海賊団のペドロと戦っています。その際にペドロに敗北し、左目を失います。ペドロも同様にビッグ・マムに捕まった際、生き延びる為に左目を差し出しています。タマゴ男爵とペドロには因縁があるのです。

タマゴ男爵はぺコムズと共に、魚人島へみかじめ料の変わりのお菓子を回収に来ていました。しかしお菓子はルフィが全部食べてしまいありません。お菓子がないのであれば魚人島を壊滅させると脅します。ルフィは変わりに財宝を渡すと言いますが断られます。しかしタマゴ男爵の説得とルフィの挑発もあって、タマゴ男爵たちが財宝を持って帰ることで魚人島は守られました。

万国篇では、再びペドロと対峙することとなります。ペドロは5年前と同様にポーネグリフを探しにやってきます。再びペドロと対峙したタマゴ男爵は、ペドロに勝利し因縁の対決に決着を着けます。その後、ビッグ・マムを殺そうとした麦わら一味を追いかけます。タマゴ男爵はビッグ・マムの子供ではないものの、ビッグ・マムの子供たちと同等に話しているあたり、ビッグ・マムにかなり信頼されている人物であることがわかります。高額な懸賞金が懸けられているのもうなずけます。

ビッグ・マムの戦闘員であるペコムズとタマゴ男爵はコンビでした。ペコムズはミンク族で、高い戦闘力を持っています。タマゴ男爵とペコムズはいいコンビで、タマゴ男爵が形態変化しているときは無防備になる為、ペコムズが戦闘をカバーする役割を担います。反対にペコムズが月を見て狂暴化しそうになった時はタマゴ男爵が抑える役割を担っていたと考えられます。ペコムズとタマゴ男爵はお互いを補うためにコンビを組んでいたようです。

タマゴ男爵とペドロには深い因縁があります。かつてポーネクリフを求めて島を訪れた際にペドロを迎え撃ったのもタマゴ男爵。その際には左目を潰されてしまいます。ペドロもビッグ・マムから生き延びる為に左目を失います。お互い左目を失ったもの同士、深い因縁がありますが、タマゴ男爵は自分に深い傷を負わせたペドロを敬う部分も見せています。

『ワンピース』に登場するタマゴ男爵の声を担当した声優を紹介します。

『ワンピース』に登場するビッグ・マム海賊団の戦闘員、タマゴ男爵の声を担当しているのは声優の麦人さん。渋くカッコいい声が特徴のベテラン声優です。

麦人さんは1944年8月8日生まれ、東京都出身の声優です。血液型はA型。俳優としても活躍中で、俳優の際は寺田誠の名前で出演しています。父親は歌舞伎俳優の五代目嵐芳三郎。自身も6歳の時に初舞台を飾ります。声優としては1980年代に入ってから本格的に活動を開始しています。悪役や首謀者を演じることが多く、圧倒的な存在感で人気の声優です。『ワンピース』のタマゴ男爵も麦人さんの声でより魅力的になっています。

麦人さんの主な出演作品1つ目は、『新世紀エヴァンゲリオン』のキール・ローレンツです。キール・ローレンツは作中に登場する秘密組織ゼーレの中心人物で、人類補完計画の議長です。怪しい雰囲気の漂う役柄ですが、麦人さんの渋い声がより重厚感を出しています。

麦人さんの主な出演作品2つ目は、『グラップラー刃牙』の愚地独歩です。『グラップラー刃牙』は『週刊少年チャンピオン』にて連載された格闘漫画です。麦人さんは「虎殺し」の異名を持つ空手の達人、愚地独歩を演じています。

麦人さんの主な出演作品3つ目は、『サイボーグ009』のギルモア博士です。『サイボーグ009』は石ノ森章太郎著のSF漫画です。ギルモア博士は作品の重要人物で、ゼロゼロナンバーたちのよき理解者です。

ビッグ・マム海賊団の中でも権力者である三将星でもタマゴ伯爵の意見を聞き入れるので、タマゴ伯爵すごいという声が上がっていました。

冷静沈着でビッグ・マム海賊団のブレイン的立ち位置のタマゴ男爵を、カッコいいという声もたくさん上がっていました。

頭もよくて戦いにも強いタマゴ伯爵を好きという方もたくさんいました。独特な語尾も好かれる要素のようです。

タマゴ男爵の独特な能力と、特徴的すぎる姿がおもしろいという声もたくさん上がっていました。 特徴的なキャラクターの多い『ワンピース』の中でも見た目と性格にギャップのあるキャラクターです。

タマゴ男爵とペドロの闘いがカッコいい、好きという方もたくさんいました。魅力的な対戦の多い『ワンピース』ですが、この2人の因縁の対決は見物です。

『ワンピース』に登場する特徴的なキャラクター、タマゴ男爵がもしも〇〇だったら・・・を想像してみました。

タマゴ男爵がもしも父親だったら・・・冷静沈着な性格で、適格なアドバイスをくれる父親になるでしょう。困った時は一緒に考えてくれるいい父親になるはずです。語尾が独特なので一緒にいて楽しい父親です。

タマゴ男爵がもしも先生だったら・・・生徒からも他の先生からの信頼も厚い、いい先生になるでしょう。先生にとどまらず、校長先生にもなれるはずです。頭がいいので、わからないこともちゃんと教えてくれる先生でしょう。

タマゴ男爵がもしも旦那だったら・・・きっとスマートな対応で頼りになる旦那になるでしょう。トラブルが起きても持ち前の頭の良さと回転の速さで冷静に解決してくれそうです。きちんと相手を尊重してくれるので、良きパートナーとなれるはずです。

『ワンピース』のホールケーキアイランド編に登場するタマゴ男爵は、大きな卵の殻を身に着けている一見変わった見た目の人物。しかしビッグ・マム海賊団の中でも皆から厚い信頼を集めています。戦闘員の一人でありながら、ビッグ・マムの子どもたちとも対等に話せる、幹部のような存在です。今後の登場に期待しましょう。