【ワンピース】ヘルメッポの成長がすごい？人物像や父・モーガンとの関係を紹介

ここでは、『ワンピース』に登場するヘルメッポの詳細や『ワンピース』の概要・あらすじについて紹介します。ヘルメッポとは『ワンピース』3話に登場する海軍大佐の息子です。当時はどうしようもないバカ息子であり、小さい女の子がゾロの為に使ったおにぎりを目の前で踏みつけるなど、腐った性格をしていました。

『ワンピース』でオールバックのサングラスが特徴のヘルメッポとは、身長179cm・年齢22歳の海兵です。登場当時は、キノコヘアでモーガン大佐の息子という権力を利用して、弱い者虐めをしたり市民にデカイ態度を取ったりと、どうしようもない人物でした。しかし、グランドラインでルフィと再会した時は心を入れ替えており、昔とは別人の人格になっていました。

『ワンピース』とは男のロマンや夢を描いた海賊漫画です。主人公ルフィが海賊王を夢見て旅をしている中で、掛け替えのない仲間と出会い共に修羅場をくぐり抜け冒険していく物語です。1997年に連載開始されて、その胸を熱くする内容から日本中で『ワンピース』が話題となりました。そして、現在でも人々の胸の熱は冷める事なく燃え続けています。

東の海「フーシャ村」に海賊王を夢見るルフィという少年が住んでいました。ある日四皇・シャンクスと出会い、ある約束を交わして麦わら帽子を預かります。そしてルフィは海へ出る為一人修行に明け暮れます。そして約束から10年後、ルフィはいよいよ海賊王を目指し第一歩を踏み出します。

ここでは『ワンピース』に登場するダメ息子、ヘルメッポの人物像や成長過程について紹介します。登場当時は誰が見てもヘタレでダメな男でした。世界中の男達はヘルメッポの姿を見て自信が付いたのではないでしょうか？しかし、ルフィ・ゾロにボコボコにされた事をキッカケに更生するのです。

ヘルメッポの初登場は『ワンピース』第3話「海賊狩りのゾロ登場」の回で登場しています。ゾロが処刑場で張りつけにされている所を嘲笑ったり、少女がゾロの為に作ってくれたおにぎりを目の前で踏み潰したりと外道を極めたような人物でした。見ている読者からもイライラするという声が多く上がっていました。

東の海でルフィにぶっ飛ばされた後は、『ワンピース』に登場するコビーと共に海軍の雑用をこなしていました。しかし、捕まっていたモーガン（親父）を逃したことからガープに目を付けられます。その後、ガープの元で海軍としての任務をこなしていく内に、人格が変わり急成長します。そして海軍本部少佐まで上り詰めます。

ここでは、ヘルメッポの夢とモーガンとの関係について紹介します。『ワンピース』に登場するガープの弟子として育てられたヘルメッポは、根っから鍛えられ人格が変わります。更生したヘルメッポは過去にやらかした失敗から、ある2つの夢を抱くようになります。

ヘルメッポの親父とは「ワンピース」に登場するモーガン大佐です。片腕に斧を移植して、顎には鉄のガードをはめています。自分の事を心底偉いと勘違いをしており、俺は偉い！などと豪語する傲慢を極めた人物です。『ワンピース』第6話でルフィに敗れ海軍に捕まっています。しかし、ヘルメッポが逃してしまい現在は終息不明です。

ヘルメッポの2つの夢とは、「モーガンを超えること・モーガンを捕まえること」です。ヘルメッポは捕まっていたモーガンを逃してしまった過去を持っており、その犯してしまった罪滅ぼしを夢に抱いています。さらにモーガンを越える夢ですが、現在のヘルメッポは既に超えていると考察されています。

ここではヘルメッポの名言を紹介します。登場時はボンボン息子で大佐の倅という権力を惜しみなく使い市民を苦しめていました。そんなヘルメッポですか、作中には数多くの名言を残しています。ここでは4つの名言に厳選して紹介します。

この名言はヘルメッポがゾロに放った言葉です。少女がゾロにおにぎりを持ってきた所にヘルメッポがこの名言を放ち現れます。その後、持ってきたおにぎりをヘルメッポが食べて、まずいと暴言を吐き踏み潰します。

この名言はヘルメッポがルフィに対して放った言葉です。ゾロは海軍に捕まっており、炎天下の中外で縛られていました。そこでヘルメッポと１ヶ月耐えれば解放するとの約束を交わします。そこでルフィがヘルメッポに約束を聞いた所、嘲笑いながら名言を口にしました。

この名言は、ヘルメッポがルフィに放った名言です。１ヶ月耐えたら解放するというゾロとの約束を守る気がないヘルメッポに対し、ルフィが顔面を殴ります。その時に涙ながらに放った言葉です。しかしその後、父モーガンにもバカ息子と罵られ殴られています。

この名言はヘルメッポがルフィ、ゾロに向かって放った言葉です。グランドラインに入りコビーとヘルメッポは再びルフィ達の前に現れました。その姿は以前とは別人となっており、海兵として逞しくなっていました。そしてコビーが「今の自分があるのはルフィ、ゾロのおかげです！」と伝え、続けてヘルメッポがこの言葉を伝えています。

『ワンピース』作中でも人気の高いヘルメッポですが、アニメ版では一体誰が声優を担当したのでしょうか？ここでは、ヘルメッポの声優を担当した人物について深掘りしていきます。

アニメ『ワンピース』でヘルメッポの声優を担当したのは「永野広一」さんです。永野さんは声優になる前はディズニーランドに勤めていた経験を持つ人物です。それでは、永野さんのプロフィールやこれまでの代表作品を見ていきます。

ヘルメッポの声優を担当した永野さんとは、1966年12月12日（55歳）の千葉県佐倉市出身の男性です。フリーで活動しており、1991年から声優として活動しています。千葉県から上京して1年の育成期間を経て、81プロデュースに所属しています。2004年からはフリーで活動しているベテラン声優です。

それではベテラン声優永野さんがこれまでに演じて来た作品をまとめていきます。

現在は海兵として出世したが昔はクズだった。との声が上がっています。ヘルメッポはガープの弟子に入ってからはスピード出世を果たし海軍本部少佐まで上り詰めました。しかし、かつては弱い者虐めや権力を振り回すクズ男であり、その印象は更生しても消えないでしょう。

ヘルメッポが更生していくストーリーが好き！との声も上がっています。当時のヘルメッポは誰が見ても手の付けようのないダメ人間でした。そんな男がコビーと共に海軍として成り上がって行く姿は心に刺さる物があります。

ヘルメッポが初めてコビーに対し弱い部分を見せたのがこの扉絵ではないか？という声が上がっています。ヘルメッポはプライドが高く、自分より弱いコビーに対しては傲慢な態度を取っていたと思います。そんなヘルメッポですが、この扉絵の表情から自分の弱さを曝け出している様に見えます。

ここまでは、傲慢で自分勝手なヘルメッポを紹介して来ました。海軍大佐の息子という権力を振るい市民を脅かして来ました。そんなヘルメッポがもしも「友達」「会社の上司」「彼氏」だったらどうなるか？という妄想を考察していきます。

もしもヘルメッポが友達だったら、他の友達よりも有利な立場になろうとし、平気で友達に嘘をつく人物になるでしょう。ヘルメッポの性格は子供の作ったおにぎりを踏み潰したり非道な性格をしています。友達に対しても裏表の顔を使い分けて、友達内でも自分が上の立場になろうとするでしょう。

もしもヘルメッポが会社の上司だったら、部下の一人を標的にして目の敵にするでしょう。作中のヘルメッポは嫌いな人間に対しては非道な行為を繰り返していました（ゾロなど）。その事から自分の嫌いな部下を見つけると執拗に虐め、皆んなの笑い物に仕立て上げるでしょう。

もしもヘルメッポが彼氏だったら、異常に嫉妬心が強くて彼女に愛想尽かされるでしょう。彼女が少し男性と話しただけでも嫉妬して、執拗にその男の事を聞いてくるでしょう。また、その男性の悪口をネチネチと話し最後には彼女に嫌われてフラれるでしょう。

今回はヘルメッポについて紹介しました。登場時は絵に描いたような外道で救いようがありませんでした。しかし、ガープの弟子になった事がキッカケで海軍の業務を真面目にこなす様になります。そして父モーガンを捕まえる夢を抱き、現在では立派な海兵として活躍しています。