【ワンピース】コビーの階級の変化まとめ！現在は？ルフィとの関係も考察

ワンピースに登場するコビーは海軍でありながらルフィのことを尊敬しているキャラクターであり、本編中に登場するとその度に階級が変化していることが話題になっています。階級変化を紹介していく前に、まずはコビーのプロフィールとワンピースの作品概要、あらすじをおさらいしていきます。

コビーは海軍本部に所属する軍人です。本編初登場時は気弱で臆病な人物でしたが、ルフィとの出会いをきっかけに勇気を持つようになり憧れていた海軍に加入しました。誰が相手でも丁寧な口調を使う誠実な人柄をしており、脅しに対しても堂々と夢を語るほどの度胸を持ち合わせています。

悪魔の実の能力は持っておらず、戦闘ではガープによって鍛えられた体術と覇気（武装色・見聞色）を使用して戦います。鍛錬によって手に入れたパンチは大岩を砕くことができ、2年後には潜水艦から放たれた魚雷の軌道を捻じ曲げるといった荒業も披露していました。また、描写が少ないものの六式を会得しています。

ワンピースは尾田栄一郎によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。夢とロマンを追い求めるルフィとその仲間たちの絆を描いた作品で、1997年の初掲載から現在まで単行本105巻を刊行し、ジャンプ漫画の金字塔と呼ばれるほど絶大な人気を誇ります。累計発行部数は5億1000万部を突破しており、アニメ化やゲーム化、劇場映画化などメディアミックスも豊富に展開されています。

海賊王と呼ばれた男ゴールド・ロジャーは、死に際にひとつなぎの大秘宝（ワンピース）をどこかに遺したと言い残し海賊たちのロマンを煽りました。フーシャ村に住む少年モンキー・D・ルフィは海賊王に強い憧れを持っていると、恩師シャンクスから授かった麦わら帽子を将来立派な海賊になって返すことを決意し、旅先で仲間を集めながらワンピースを探し続けます。

コビーはワンピースの第1話から登場しているサブキャラクターで、当時は気弱でモブキャラらしい扱いをされていましたがしばらくして再登場を果たすと立派な海兵になったことが明かされました。以降も海軍の階級を上り詰めていることが判明し、その変化に注目が寄せられています。ここではコビーの階級の変化や現在についてまとめていきます。

シェルズタウンにてルフィと再会した時、そこでコビーが初めて海軍に加入したことが明かされました。その時は雑用でいわゆる階級なしの状態でしたが、ウォーターセブンにて再登場すると階級は軍曹に変わりました。

マリンフォード頂上戦争の後、コビーはロッキーポート事件で活躍し『英雄』と呼ばれるようになりました。そこでの功績が評価されたことでコビーは大佐の階級まで昇格し現在に至ります。雑用から大佐までの間には12階級が存在しており、それだけの数をわずか2年で踏破したことから天賦の才があると言えるでしょう。

SWORDは辞表を提出した海兵のみが所属できる組織で、活動内容は海軍と変わりませんが指示を待たずに自由に動けるというメリットがあります。コビーは現在このSWORDに所属していることが明らかにされており、加入した理由は不明ながらサイファーポールと関係があることが示唆されています。

第1話でコビーは「海軍将校になる」という夢を明かし、実際に階級が大佐になったことでその夢を叶えました。しかし、ウォーターセブンで再登場した時には「海軍大将の座につく」と宣言しており目標が変わっていました。1つ目の夢を果たしたコビーであれば、更なる夢を叶えることができるかもしれません。

他の海兵とコビーの違いと言えばルフィに対して好意的で親しい関係を持っているところでしょう。コビーが海軍に加入し大佐の階級まで上り詰めることができたことはルフィと出会ったからと言っても過言ではありません。ここではコビーとルフィとの関係や活躍についてまとめていきます。

当初のコビーはアルビダ海賊団の雑用として虐げられた生活をしていました。そこでルフィと初めて出会うと海軍に入りたいという夢をルフィに明かします。その思いを受けたルフィはアルビダを撃破してみせ、コビーは晴れて自由の身になりました。

海兵になるためルフィと共に海軍基地に向かったコビーでしたが、そこでモーガン大佐と対立してしまい海軍から疑いの目を向けられてしまいます。そこでルフィは機転を利かせると、コビーはルフィの顔を殴って「僕は海軍将校になる男です！」と宣言しました。その後、旅立っていくルフィとゾロに対してコビーは敬礼で見送りしばらく本編から退場しました。

扉絵連載『コビメッポ奮闘日記』ではコビーとヘルメッポの雑用の日々が描かれました。基地内の清掃から洗濯、武具の手入れなど様々な雑務をこなす日々を送っていると、ガープからヘルメッポと共に預かることを告げられ本部に異動されます。本部ではそれまで通りの雑用に加えてヘルメッポとの鍛錬に打ち込むようになりました。また、ルフィのことを友達と言ってしまった時にはガープから拳骨を受けました。

ウォーターセブンにて再登場するとまるで別人のような見た目になったことにルフィも驚きを見せました。ルフィとの再会に喜びながら軍曹になったことを明かし、同時に海軍大将になるという新しい夢、そしていつかはルフィをも捕まえるという目標を語りました。

海軍大将や四皇が入り乱れたマリンフォード頂上戦争で、コビーは軍曹として戦場に現れますがルフィに一発で倒されてしまいます。その後、白ひげとエースが死亡したにもかかわらず戦争が終わらない状況に葛藤を抱き、海軍大将の赤犬の前に立って「命がもったいない！」と終戦を訴えました。赤犬はコビーを倒そうとしますが、そこにシャンクスが現れると彼から勇気ある行動だったと称賛されました。

麦わらの一味が各所で修行していた2年の間、コビーはロッキーポート事件に巻き込まれていました。事件の詳細は描かれていませんが、ローや黒ひげが関与していることがほのめかされており、コビーの活躍によって事件が解決したとされています。

麦わらの一味がワノ国に滞在していた頃、コビーはハンコックを確保するため女ヶ島に向かいました。そこでハンコックと言い争っていると黒ひげが乱入し、三つ巴の戦いを繰り広げた結果コビーは黒ひげに拉致されてしまいました。

ゲッコー・モリアを助けにきたペローナによってコビーは牢屋から脱出し、囚われていた民間人の救出に勤しんでいました。そこでクロスギルドの賞金目当ての海賊たちに囲まれてしまいますが、SWORDのメンバーが救援に駆けつけたことで難を逃れました。

階級が変化するごとに勇ましさが増していくコビーですが、アニメ版では声優の演技にも変化が表れておりよりコビーのかっこよさが際立っています。ここではアニメ版ワンピースにてコビーの声を担当している声優についてまとめていきます。

コビーを演じている声優は土井美加（どいみか）さんです。シェイクスピアをきっかけに1975年から活動を続けているベテラン声優で、60代になった現在でも幅広く活動を続ける先輩役者を目標に演劇やナレーションなどでも活躍しています。

これまでコビーの階級の変化やルフィとの関係などについてまとめてきましたが、大佐まで昇格できた彼のことをワンピースファンはどのように思っているのでしょうか。ここではコビーに対する世間での評判や人気を探るために、SNS上に投稿されているコメントを参照しその内容をまとめていきます。

コビーが大佐まで上り詰めたことが明かされた時、ネット上では多くの人が成長しすぎていると驚いていました。また、大佐の階級はルフィが倒したモーガンと同じ階級という意見が注目を集めていました。

海軍将校を目指しているコビーですが、実際に海軍大将になった時にどんな正義を掲げるのか気にしている意見が幾つか見受けられました。海軍大将はそれぞれ固有の正義を掲げていますが、コビーは掲げる正義や将校になりたい理由を明かしていないため期待が高まるでしょう。

コビーが好きなファンからは大将よりも上の階級・元帥まで上り詰めてほしいという応援コメントが寄せられていました。現時点ではコビーと海軍大将の間に大きな差があるように見られますが、2年間で10以上の階級を上り詰めたポテンシャルを見れば元帥になる姿を想像してしまうことでしょう。

ワンピースに登場するコビーは大佐の階級まで上り詰めていました。雑用から始まりわずか2年で大佐まで上り詰めたその実力は本物で、今後の昇格にもつい期待してしまうことでしょう。コビーの活躍や今後が気になったという人はぜひワンピース本編をチェックしてみてください。