【ワンピース】カゲカゲの実の能力や技まとめ!最強説や覚醒を考察
『ワンピース』のカゲカゲの実は影を操る能力ですが、応用力があることから悪魔の実の中でも最強候補として挙げられることがあります。そんな『ワンピース』のカゲカゲの実について、能力者であるゲッコー・モリアが使用した能力や技の特徴、覚醒の可能性などをまとめました。
目次
【ワンピース】カゲカゲの実とは?
『ワンピース』のカゲカゲの実について詳細を見ていく前に、まずはカゲカゲの実の基本的な特徴と使用者であるゲッコー・モリアについて見ていきましょう。
カゲカゲの実の特徴
『ワンピース』のカゲカゲの実は超人系(パラミシア)に分類される悪魔の実であり、能力の特徴としては人や物が必ず作り出す影を操れるというものです。それによって影を実体化させることが基本的な能力ですが、作中ではそれにプラスして様々な特徴を有していました。
カゲカゲの実の能力者はゲッコー・モリア
『ワンピース』でカゲカゲの実を食べたのは元王家七武海に所属していたゲッコー・モリアです。他力本願な性格をしており、敵が来ても対応は部下に任せるなど、自分では動こうとしない人物です。しかし、海賊としての胆力や頭の良さはあり、本質的には仲間を思う気持ちがあることから、部下からの人望は厚い人物です。
ワンピースの概要
尾田栄一郎作の『ワンピース』は2021年9月に単行本100巻が販売され、同年の11月にはアニメも1000話に到達した人気作品です。海賊王を目指す主人公を中心に描かれる物語は熱い冒険やバトル、友情に溢れており、日本のみならず世界中から人気を集めています。
ワンピースのあらすじ
麦わらの一味を率いるモンキー・D・ルフィは幼少期に悪魔の実を食べてゴム人間になっており、夢である海賊王を目指すため船員を集めながら航海を続けていました。そんな中、「魔の三角地帯(フロリアン・トライアングル)」でゴースト島の異名を持つ巨大船「スリラーバーク」に到着したルフィ達は、そこの主であるゲッコー・モリアによって影を奪われてしまいます。
【ワンピース】カゲカゲの実の能力者を考察!最強説や覚醒は?
『ワンピース』のカゲカゲの実はスリラーバーク編やモリアの過去における描写から最強クラスの能力ではないかと言われることがあります。そんなカゲカゲの実の強さ最強説の根拠について特徴と共に見ていきましょう。
カゲカゲの実の能力や強さ・最強説を考察
『ワンピース』のカゲカゲの実を食べたモリアは作中の23年前に、後に四皇となるカイドウと渡り合うレベルの強さであったと描写されており、その実力を支えたのがカゲカゲの実ではないかと考えられています。カゲカゲの実は単に影を支配するだけではなく、様々な応用方法があることから最強の能力候補になっているのです。
能力①自分の影を操る
『ワンピース』のカゲカゲの実はモリア自身の影を自由に操れて、その能力だけでも様々な使い方ができます。作中で自身の影を実体化させつつ、武器や生物に変化させることで攻撃したり、影で相手を包み込んで捕獲したりしています。
能力②他の人間の影を奪い取る
『ワンピース』のカゲカゲの実は他人の影を切り取れる能力もあり、影が無くなったった者は、日光を浴びると消滅してしまいます。さらに、この影を別の人や物に入れることで影の元の持ち主の特徴や強さを反映させられます。また、影を入れる側の人や物も強力である程より力が増すようになっています。この2つを合わせて過去の強者の死体に今生きている人の影を入れれば、強力なゾンビ兵士として手駒を増やせるのです。
能力③切り取った影で強化する
『ワンピース』のカゲカゲの実は他人から切り取った影をモリア自身に取り込むことも可能であり、ゾンビを作る原理と同じく強い影を取り込んだ分だけ強さを増せます。しかし、複数人の影を一気に取り込んでしまうと制御し切れなくなってしまい、スリラーバーク編におけるモリアはこの失敗を犯してしまいます。
能力④海水や塩が弱点?
『ワンピース』のカゲカゲの実は海水と塩が大きな弱点になっています。悪魔の実共通のデメリットである海の水ですが、カゲカゲの実の場合は影を入れた死体や物が海水や塩を多量に浴びてしまうと、影が持ち主の元へ戻ってしまうのです。
カゲカゲの実は覚醒している?
『ワンピース』の悪魔の実には能力を最大限に引き出す覚醒と呼ばれる状態がありますが、モリアがカゲカゲの実の能力を覚醒させていたか本編中では明かされていません。しかし、スリラーバーク編のモリアはカゲカゲの実の能力を過信しており、能力が暴走したことあって、完全に操り切れていないようにも見えます。そのことからカゲカゲの実の覚醒はまだであり、仮に覚醒すればさらに強力な能力になると考察されています。
【ワンピース】カゲカゲの実の技一覧
『ワンピース』のカゲカゲの実による能力は、作中で技名が判明しているものがいくつかあります。ここではそんなカゲカゲの実の技や特徴について見ていきましょう。
技①影法師(ドッペルマン)
影法師(ドッペルマン)はカゲカゲの実で自分の影を実体化する技です。本体と影は完全に分離しており、実体化した影がダメージを受けても本体に反映されることはありません。この性質を利用して、モリアは影法師と自分の位置を入れ替えて、影法師に攻撃を受けさせる戦術を使っています。
技②欠片蝙蝠(ブリックバット)
欠片蝙蝠(ブリックバット)は自分の影から球体の蝙蝠の影を複数作り出して、相手に攻撃する技です。欠片蝙蝠による噛み付きは強力で、複数体が当時に襲い掛かれば海賊1人を苦戦させられるほどの戦力になります。また、欠片蝙蝠から他の技に派生されることも可能で、接地面から影法師を出したり、大量の欠片蝙蝠で相手を囲んで閉じ込める影箱(ブラックボックス)を使えたりします。
技③影革命
影革命は別の影に影を入れることで、影の動きに合わせて実体を動かせる技です。本来は実体と影は同じ形でなければいけませんが、この技を使うことで影の腕が伸びれば、特徴や性質に関係なく腕も伸ばせるようになります。
技④影の集合地(シャドーズ・アスガルド)
影の集合地(シャドーズ・アスガルド)はカゲカゲの実によって切り取った他人の影を能力者本体が取り込むことで、パワーアップさせる技です。取り込んだ影の数が多いほど体は巨大化して戦闘力は上昇しますが、過剰に取り込むと本体の意識が薄れて暴走状態になってしまいます。また、ダメージを受ける度に取り込んだ影を吐き出してしまい、影の支配を解いてしまうことになります。
技⑤角刀影(つのトカゲ)
角刀影(つのトカゲ)は欠片蝙蝠を集めて大きな一本の槍のような形にして相手に攻撃する技です。作中ではマリンフォード頂上戦争で披露しており、古代巨人族のリトルオーズJrの体を貫いています。
【ワンピース】カゲカゲの実の能力者・モリアの声優
『ワンピース』のゲッコー・モリアはアニメのスリラーバーク編でも登場しており、声優によるボイスが付いています。そんなモリアのアニメ声優について紹介していきます。
モリアの声優は「宝亀克寿」
アニメ『ワンピース』でモリアを演じたのは宝亀克寿さんです。特徴的な笑い方のモリアの声を迫力ある雰囲気で演じています。また、宝亀克寿さんはアニメでジンベエの2代目声優として引き継いでおり、メインのモリアに加えて麦わらの一味の1人も演じることになりました。
宝亀克寿のプロフィール
宝亀克寿さんは長崎県出身で、1946年生まれの俳優・声優です。高校生の時に舞台俳優を目指しており、その中で声優の活動を始めました。それからは本業が声優寄りになっていき、アニメ・ゲームなど様々な作品へ出演しています。
宝亀克寿の主な出演作品
宝亀克寿さんの主な出演作品としては『ちびまる子ちゃん』の花輪くんのおじいちゃん、『コードギアス 反逆のルルーシュ』のバトレー・アスプリウス、『ひぐらしのなく頃に』の北条鉄平、『からくりサーカス』の梁剣峰『バビロン』の野丸龍一郎、『炎炎ノ消防隊』のオニャンゴなどがあります。
【ワンピース】カゲカゲの実に対する世間での評判や人気
ここでは『ワンピース』のカゲカゲの実の能力について世間での評判や人気を紹介していきます。スリラーバーク編のラスボスであるモリアの能力として印象深いようです。
『ワンピース』のカゲカゲの実はモリアが過去のカイドウと渡り合っていたことやスリラーバーク編の活躍を見て、かなり強い能力であるとファンからも見られています。ルフィとの戦いはルフィに能力を逆手に取られたこと、モリアが能力を扱い切れず暴走したことによる敗北であったことから、慢心せず戦っていれば勝てた可能性もあると考える人は複数います。
『ワンピース』のカゲカゲの実が覚醒しているかについては、人によって考え方が変わってきます。カゲカゲの実の応用性は非常に高いことから覚醒している可能性もありますが、言及されていないことから覚醒の余地があると考える人もおり、覚醒を身に付けたモリアの再登場を期待する声もあります。
『ワンピース』のカゲカゲの実について、本編の展開からモリア以外の人物が手に入れる可能性があると考察されています。本編ではモリアが黒ひげと接触しており、その後が描かれていませんが、黒ひげがヤミヤミの実によってカゲカゲの実を抜き取ってしまう展開が考えられているのです。
【ワンピース】カゲカゲの実は強い悪魔の実だった
『ワンピース』のカゲカゲの実はゲッコー・モリアが食した悪魔の実であり、影操ることで、相手の影を奪ってゾンビを作ったり、取り込んで強化したりできる特徴があります。『ワンピース』の本編ではモリアが黒ひげと接触したことで、カゲカゲの実の能力が移動する可能性も考察され始めているので、今後のカゲカゲの実の行方についても注目してみましょう。
この記事のライター
十文字猛
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